鬼灯さん家のアネキ

2015年01月06日

『鬼灯さん家のアネキ』を新宿武蔵野館1で観て、ギャップでダメだったふじき★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★そうは言ってもビジュアルも大事】  

原作4巻のうち3巻まで読んでる。
ともかくビックリしたのが原作では一応イケメン枠でもおかしくないビジュアルの吾朗役を前野朋哉がやっている事だ。前野朋哉は演技的に間違えてないし、映画の中で殊更浮かび上がったりおかしくもない。でも、前野朋哉をキャスティングした事で、台本から伐採したエピソードも多々あると思う(前野朋哉では成立しないから)。
アネキのハルを演じる谷桃子は適役だろう。但し、主要キャラクター吾朗と三人で1セットになる水野を演じる佐藤かよと比べるとちっちゃい。逆に佐藤かよがでっかいのかもしれないが、大人のハル、子供の吾朗、子供の水野というトライアングルを成り立たせるため、水野がムチムチに発育してしまっていてはやはり違和感がある(ムチムチと言うより背丈いや水野のガタイがバレーボール選手チックにでかいのだ)。

元はストーリー性のある4コママンガで話は上手いこと掬いあげられている。
でも、どうしてもキャラに違和感を覚えてしまう。
例えば、一本の映画として違和感がなかったとしても、
デビルマンの主役・不動明を蛭子能収が演じてたりしたらイヤでしょ。
そんなイライラが残る映画だった。

なんで多分、一見さんの方がOKだろう。


【銭】
新宿武蔵野館、水曜日1000円均一。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


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