森村あすか

2013年05月15日

上野オークラ劇場で加藤ツバキ、時任歩、森村あすか

上野オークラに森村あすかの見てない(であろう)旧作がかかったのでイソイソと出向く。改装してから初だ。昔あった場所ではなく、奥まったところにある。ホモ映画専門館、上野傑作劇場を改装したのかな。ロビーにカップ麺の自販機がある。なるほど、年中オールナイトやってる映画館だからだな。

◆『人妻エロ道中 激しく乗せて』

五つ星評価で【★★★★拾った拾ったおもろいおもろい】

田中康文脚本、監督。
加藤ツバキ主演。
主役の加藤ツバキはピンク初出演らしい。
凄いな。エロいし、しっとりしてて、いい人そうな空気感がとてもよし。

持ち主に車を帰す旅のロードムービーで、
そこに旅ならではの出会いや冒険が盛り込まれる。
いいなあ。健さんの『あなたへ』より旅な感じだよ。
(健さんその物に揺らぎがないので、旅はあまり似合わないのだと思う)

旅に同乗する若いカップルの女の方、桜瀬奈もほどよい軽さ具合。
あと、役者としての荒木太郎はいい感じで年取ってると思う。

演出は真面目で誠実。
一応、これは「面白い映画を観た」と言い張っても全く恥ずかしくない映画。



◆『黒タイツの制服 内緒の蕾』

五つ星評価で【★★わははははは】

森村あすか主演、佐藤寿保監督。

これ目当てで来たのに寝てしまった。
あるある、そういう事。

痛いAV女優、森村あすかはスクリーンの中で相変わらず可愛かった。
映像派、佐藤寿保の絵も綺麗だ。
でも話はつまらん、割とよくある感じだし、オチてない。

ちなみに森村あすかは黒タイツを穿いてないし、
共演女優が穿いてるのは黒タイツというよりは黒のストッキングである。

ちぇっ



◆『濡れた人妻秘書 肉体妄想』

五つ星評価で【★★★わははははは】

時任歩主演、渡邊元嗣監督。

ライトコメディー。
リストラされた夫の代わりに働く社長秘書、時任歩の夫婦生活見直しドラマ。
林由美香も出てるって事は結構昔だ。
時任歩ってクールでさっぱりツルンゆで卵顔が好きだ。
化粧品の宣伝に似合うオスマシフェイスなのだが、
意外と百面相でコメディーにも向いている事が分かった。
今一つ身体からムンムンの色気を感じ辛いのは腰のくびれがないからかなあ。
まあ、普通。


【銭】
正規料金1600円。


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2012年07月28日

浅草世界館でめくるめく荒木太郎新作を世界的に鑑賞 @asakusasekaikan

森村あすかの主演作(および佐藤寿保監督作)と荒木太郎、池島ゆたかの監督作という中々期待の持てる組み合わせをツイッター発信タイムテーブルで見かけて浅草まで足を運んだ。こっ恥ずかしい話だが、森村あすかが好みなんである。性格が痛い所も含めて。


◆『美熟女の昼下がり もっと、みだらに』

五つ星評価で【★★★★★いやあ、いいモノ見たよお】

荒木太郎監督の新作。
荒木太郎監督、面白いんだけど、
一般映画やとんがったアーートな映画を撮らないから
一般的には勿論、映画ファンの中でも知名度は低いと思う。
でも、見ると、外れがないんだよなあ。

林由美香の映画でも荒木太郎のキャラバン野郎シリーズとか
後期林由美香の代表作だと思うんだけどなあ。
林由美香の遺作を撮った吉行由美ともども、
普通に娯楽系の成人映画を撮る人って一般的には凄く評価が低いと思う。
それは、とても残念だ。

という事で、ダメ男と強い女とそれを蝕む悪い男が出て来る
今回の新作も、なんか良かったあ。誉めづらいんだよね。

だって、今時、成人映画で「純愛」を描こうとするなんて、
そんな、そんな、こっばすがしい事、しかも、それがちゃんと実を結んでる。
ああ、ええのう。
愛田奈々ちゃん、かーいーのう。
ダメ男(役者しらない)も、いい味、出してるのう。
客演してる池島ゆたかもいい味。
そう言えば、この映画の脚本は五代暁子。池島ゆたかの奥さんだ。
家族ぐるみで、暖かくて濃密な映画。

突っ込むところは多多あっても、
撮ってる人、出てる人の気持ちが伝わってくる映画は良い映画だ。
そう、思うから、見て見て見てね、見る機会があるならね。



◆『盗撮 レイプの瞬間(制服盗撮魔 激写・なぶる!)』

五つ星評価で【★★★★森村あすかの可愛さが異常】

森村あすか、かーいーなー。
映画内のキャラには全く共感しないけど(はっきりうぜー)、
あの、どう見てもJCみたいなロリボディーが凄い。
裸よりセーラー服で、ただ立ってるとかの方が可愛いのだ、
成人映画なのに。

高名なセラピストの女医(滝沢薔)と弟、
その弟の秘密を握るカメラ女子(森村あすか)の間の
コンプレックスと愛と確執という物語。

滝沢薔も「ゆったり感」が出てる感じでよかった。
多分、女優が綺麗に撮れているのは佐藤寿保監督の腕がいいからだろう。

女優と言えば「中村京子」。
セラピストの元に通う潔癖症の女性を演じるが、
目がいっちゃってて、マジ怖い。これはいいキャスティングだ。
冒頭、その潔癖症の女性のセラピー内容を聞いた弟が
中村京子をゴミ集積所で生ゴミだらけにしながらレイプする。
こんな壮絶なレイプシーンは滅多にない。

反社会的な言動を承知で書くなら、
成人映画で描かれるレイプシーンには爽快感が伴われる。
一切、爽快感がなかった。
いやらしいし、エロいんだけど、単に嫌なレイプ。
小学生くらいで、これ見たらトラウマになって、
生ゴミの中でしかSEXできない人とかになってしまいそう。

1990年の『制服盗撮魔 激写・なぶる!』を改題して
『盗撮 レイプの瞬間』として公開してるけど、
前のタイトルの方が全然いいなあ。


◆『痴女天使 あふれる愛汁』

五つ星評価で【★★すんません。寝てしまいました】

池島ゆたか監督の2008年コスプレ物。
神様や天使、悪魔、ロボットとか出て来るマンガチックな1本。
なんか寝ちゃったけど
出て来る女優さんがみんな蛍光色のヅラ(ウィッグっちゅーんか)を
付けてるのはまあ、珍しいと言えよう。
なかみつせいじが、もう爺さんの役を普通にスでやるんだなあ。

体力がある時に見たら、面白そうだけど、
これも五代暁子脚本だし。
でも、うんまあ、いいか。体調不良には勝てない。



【銭】
3本立て1200円、正規料金で入場。


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