宇宙戦艦ヤマト2199
2014年12月16日
『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』をトーホーシネマズ六本木1で観て、キャラはいいけど話運びが今一ふじき★★★(基本ネタバレです)
五つ星評価で【★★★ガトランティスは好きだけど】
蛮族と言われるガトランティスの描き方は、
オリジナルと全く違っているけど面白い。
モンゴリアンと言うか、ともかく独自の文化で、
話が通じない相手であって、芝居がかってるのはご愛嬌。
しかし、この民族もタイトルの「星巡る方舟」も、
中途半端な顔出しで、カタが付いてないので、
まだ続きがありそうにしか見えず、そういう話の作りには賛成しかねる。
2199前作を引きずっている続編としての部分はまだ許せるが、
一本の映画として、観終わった後の「観終わった感=独立度」が低いのは問題だ。んー、だって、ラストに次回の予告編が付きそうだったでしょ。なかったのがちょっと不満だったってのは観客としての自分の質が低いと思うけど。
いろいろあるけど、「ヤマッテ」って言い方はいいなあ。
みんな方舟の惑星に集まってきちゃうのは説得力がない。
三丁目とか四丁目で宇宙戦やってる訳じゃないんだから。
集まってしまうからには理由が欲しい。
みんなスタンド能力持ってて引き寄せあって集まっちゃったのか?
というか、そもそも幻想の話はあまり好きじゃないのだ。
かなり自由に何でもありにできちゃうから。
なのに、そこを活かしきってなかった気がするけど。
沢村穴に何の意味もなかったのはどうなの?
男の人が必死に穴を掘るってSEXの暗喩か?
ヤマトなラブホで7日間SEXし放題?
いや、それじゃあ、仲良くなるよなあ。
女性クルーは妙に水を供給してたけど、命の象徴っていうか、
え、愛液? いやいやいやいや。
そんな話だったらきっともっと好きだった(そらダメだろ、俺)。
調査メンバーのメンツに幻想の利かないアナライザーを入れたりしたら
話がもっと複雑に出来ていたんじゃないだうか。
アナライザーって便利な時しか出てきてない気がするな。
幻想部分が長いから、宇宙戦に時間が避けなくて
戦いが単調になってしまったのでは? という怨みもある。
ガトランティス、ガミラスともども駆逐艦が異様にヤラレキャラ化。
それは2199全体でもそうなんだけど、
あんなにポイポイ爆発する戦艦にはみんな乗りたくないだろう。
あれでは「駆逐され艦」である。
バーガーいい役だなあ。
ゲール様だったらコメディーになりつつも、
分かりあえはしないだろうなあ(笑)。
ゲール様(揉み手)と分かりあえてしまうヤマト・クルーもイヤだし。
マダムなガミラスのお姉さまがステキ。
むりむりヤマト服を着せるようなシチュエーションで
「こんな恥ずかしい服が着れるか」とか赤面させたい。
女子キャラ桐生が下着姿まで見せておきながら
なんか別に実にどうでもいい。
可愛さがなくガサツなだけみたいで、惹かれる所がない。
ガミラスの姉御より惹かれないのはともかく、
サーベラーと同等程度にしか惹かれないのは明らかに
製作陣も俺もダメだろう。
ヘアバンド男子に激昂はしないもののちょっとイライラしている自分。
ガトランティスは悪い時のジャイアン(話が通じない暴力装置)。
のび太(ひ弱なテロン)とスネ夫(そこそこうまくやってるガミラス)は
共同戦線を張って対抗だ。
最終的にしずかちゃん(アクエリアス)の出現によって
争いがなくなるという話に持って行くのではないか。
そう、意見具申いたします。
てなとこかな。
【銭】
毎月14日のトーホーシネマズデーで1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@映画のブログ
・宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@西京極 紫の館
・宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@だらだら無気力ブログ
・宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@はらやんの映画徒然草
蛮族と言われるガトランティスの描き方は、
オリジナルと全く違っているけど面白い。
モンゴリアンと言うか、ともかく独自の文化で、
話が通じない相手であって、芝居がかってるのはご愛嬌。
しかし、この民族もタイトルの「星巡る方舟」も、
中途半端な顔出しで、カタが付いてないので、
まだ続きがありそうにしか見えず、そういう話の作りには賛成しかねる。
2199前作を引きずっている続編としての部分はまだ許せるが、
一本の映画として、観終わった後の「観終わった感=独立度」が低いのは問題だ。んー、だって、ラストに次回の予告編が付きそうだったでしょ。なかったのがちょっと不満だったってのは観客としての自分の質が低いと思うけど。
いろいろあるけど、「ヤマッテ」って言い方はいいなあ。
みんな方舟の惑星に集まってきちゃうのは説得力がない。
三丁目とか四丁目で宇宙戦やってる訳じゃないんだから。
集まってしまうからには理由が欲しい。
みんなスタンド能力持ってて引き寄せあって集まっちゃったのか?
というか、そもそも幻想の話はあまり好きじゃないのだ。
かなり自由に何でもありにできちゃうから。
なのに、そこを活かしきってなかった気がするけど。
沢村穴に何の意味もなかったのはどうなの?
男の人が必死に穴を掘るってSEXの暗喩か?
ヤマトなラブホで7日間SEXし放題?
いや、それじゃあ、仲良くなるよなあ。
女性クルーは妙に水を供給してたけど、命の象徴っていうか、
え、愛液? いやいやいやいや。
そんな話だったらきっともっと好きだった(そらダメだろ、俺)。
調査メンバーのメンツに幻想の利かないアナライザーを入れたりしたら
話がもっと複雑に出来ていたんじゃないだうか。
アナライザーって便利な時しか出てきてない気がするな。
幻想部分が長いから、宇宙戦に時間が避けなくて
戦いが単調になってしまったのでは? という怨みもある。
ガトランティス、ガミラスともども駆逐艦が異様にヤラレキャラ化。
それは2199全体でもそうなんだけど、
あんなにポイポイ爆発する戦艦にはみんな乗りたくないだろう。
あれでは「駆逐され艦」である。
バーガーいい役だなあ。
ゲール様だったらコメディーになりつつも、
分かりあえはしないだろうなあ(笑)。
ゲール様(揉み手)と分かりあえてしまうヤマト・クルーもイヤだし。
マダムなガミラスのお姉さまがステキ。
むりむりヤマト服を着せるようなシチュエーションで
「こんな恥ずかしい服が着れるか」とか赤面させたい。
女子キャラ桐生が下着姿まで見せておきながら
なんか別に実にどうでもいい。
可愛さがなくガサツなだけみたいで、惹かれる所がない。
ガミラスの姉御より惹かれないのはともかく、
サーベラーと同等程度にしか惹かれないのは明らかに
製作陣も俺もダメだろう。
ヘアバンド男子に激昂はしないもののちょっとイライラしている自分。
ガトランティスは悪い時のジャイアン(話が通じない暴力装置)。
のび太(ひ弱なテロン)とスネ夫(そこそこうまくやってるガミラス)は
共同戦線を張って対抗だ。
最終的にしずかちゃん(アクエリアス)の出現によって
争いがなくなるという話に持って行くのではないか。
そう、意見具申いたします。
てなとこかな。
【銭】
毎月14日のトーホーシネマズデーで1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@映画のブログ
・宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@西京極 紫の館
・宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@だらだら無気力ブログ
・宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@はらやんの映画徒然草
2014年10月14日
『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』を新宿ピカデリー1で観て、満腹ふじき★★★★
五つ星評価で【★★★★総集編も大作だなあ】
宇宙戦艦ヤマト2199は緻密な脚本によって作られたOVAであり、その膨大な記録を総集編化する事で、何かしら失われてしまうものがあるのは分かっていた。映画として成立するあの長さにまで尺を縮める事が土台、無理な話なのだ。だから、とってもよく出来ているし、見応えもあるが、決してこれがベストだとも思えない。思えないでいいだろう。
「♪みんなその気でいればいい」なのである。
わっはっは。どっちかというとOVAで出来上がりであり、もう、切り込む所はどこもない、という感じである。
さて、観終わって、戦史として、ザックラバンに描きながら、背景に様様なキャラクターの動きをチョイ見せする事でアルバム化してるように見えた。最後のデスラー襲来がエンドロール見せみたいになってるのはちょっと残念。って、この感覚、実はオリジナル劇場版の第一作見た時にこんな風に感じたんじゃなかったか?
いやあ、流石に37年も昔の話でライブな感想は全くといって覚えてない。
徹夜で観て、寝ちゃってたかもしれない。何て言ってもまだ子供だった。
何か「ずっと戦ってばっかだな」と思ってた気がする。
そして、オリジナル劇場版一作目にはデスラー襲来がないのである。
そもそもオリジナル劇場版の第一作はTVで放映してしまった不備部分を直した上でのファンに向けての慰労上映のような物が企画の最初だったらしい。今回はOVAその物が不備部分の全面建て直しみたいな意味もあるので、ちょっと事情が違う。実は今回のOVA、イベント上映で不備だった部分をTV放映時に直した経緯もあるが、それはオリジナル劇場版第一作で省かれているデスラー襲来の部分だったから、経緯としてはややこしい。まあ、そういう部分の考えは考えなくてもいいんだろ。
なので、今回の総集編はオリジナル劇場版第一作のイベントとしてのパロディーでありながら、ヤマト2199初見の人にも、オリジナルの映画がそうであったように、アウトラインが分かるようにちゃんと作ってあるのだと思う。
思うよ。
分からんよ。
初見じゃないんだから。
それにしても、今回のヤマトにはいっぱい美女が出てたなあ。
ヒスさんと山本のの一枚絵は味があってよかったなあ。
そして、次はガトランチスが来るのかあ。
収容所惑星で緑の人がいたから、世界観的にはおかしくないけど。
新しいポスターの緑の人、実は収容所惑星からガトランチスに渡った藪が
宇宙ガンマ線を大量に浴び、激怒すると巨大なガトランチス帝国皇帝に!
と踏んでいる。
最後の最後のラスボスが藪ってのはちょっと面白いと思うけどそうはなるまい。
【銭】
正規料金1500円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海@徒然なるままに
宇宙戦艦ヤマト2199は緻密な脚本によって作られたOVAであり、その膨大な記録を総集編化する事で、何かしら失われてしまうものがあるのは分かっていた。映画として成立するあの長さにまで尺を縮める事が土台、無理な話なのだ。だから、とってもよく出来ているし、見応えもあるが、決してこれがベストだとも思えない。思えないでいいだろう。
「♪みんなその気でいればいい」なのである。
わっはっは。どっちかというとOVAで出来上がりであり、もう、切り込む所はどこもない、という感じである。
さて、観終わって、戦史として、ザックラバンに描きながら、背景に様様なキャラクターの動きをチョイ見せする事でアルバム化してるように見えた。最後のデスラー襲来がエンドロール見せみたいになってるのはちょっと残念。って、この感覚、実はオリジナル劇場版の第一作見た時にこんな風に感じたんじゃなかったか?
いやあ、流石に37年も昔の話でライブな感想は全くといって覚えてない。
徹夜で観て、寝ちゃってたかもしれない。何て言ってもまだ子供だった。
何か「ずっと戦ってばっかだな」と思ってた気がする。
そして、オリジナル劇場版一作目にはデスラー襲来がないのである。
そもそもオリジナル劇場版の第一作はTVで放映してしまった不備部分を直した上でのファンに向けての慰労上映のような物が企画の最初だったらしい。今回はOVAその物が不備部分の全面建て直しみたいな意味もあるので、ちょっと事情が違う。実は今回のOVA、イベント上映で不備だった部分をTV放映時に直した経緯もあるが、それはオリジナル劇場版第一作で省かれているデスラー襲来の部分だったから、経緯としてはややこしい。まあ、そういう部分の考えは考えなくてもいいんだろ。
なので、今回の総集編はオリジナル劇場版第一作のイベントとしてのパロディーでありながら、ヤマト2199初見の人にも、オリジナルの映画がそうであったように、アウトラインが分かるようにちゃんと作ってあるのだと思う。
思うよ。
分からんよ。
初見じゃないんだから。
それにしても、今回のヤマトにはいっぱい美女が出てたなあ。
ヒスさんと山本のの一枚絵は味があってよかったなあ。
そして、次はガトランチスが来るのかあ。
収容所惑星で緑の人がいたから、世界観的にはおかしくないけど。
新しいポスターの緑の人、実は収容所惑星からガトランチスに渡った藪が
宇宙ガンマ線を大量に浴び、激怒すると巨大なガトランチス帝国皇帝に!
と踏んでいる。
最後の最後のラスボスが藪ってのはちょっと面白いと思うけどそうはなるまい。
【銭】
正規料金1500円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海@徒然なるままに
2013年08月27日
『宇宙戦艦ヤマト2199 第七章そして艦は行く』を新宿ピカデリー1で観て、大絶賛ふじき★★★★★(ネタバレ)
五つ星評価で【★★★★★そんな展開に持っていくのかに前回から変わらずにワクワク】
個人的に今、社会人として終電まで残業が続いたり、代休が貰えない休日出勤が続いたりという厳しい状況なので、他の映画を差し置いてわずかに空いた時間に鑑賞した。劇場で見れて良かった。ヤマト2199がTVでもやってるので、待ってりゃ見れるじゃんと言われるかもしれないが、実はTVで見るより劇場で見た方が確実絶対に楽しめる事が分かっている。それだけでかい画面は魅力だし、TVモニターと比べて画面の明るさ(というよりコントラスト)も違うし、音響もかっちょいい。初見と再見の違いはあるのかもしれんけど、劇場で見てゾクゾクワクワクしたシーンが冷静に見れてしまったりするのにはちょっと愕然としている最中なのである。
まあ、これはヤマトに限らず映画全般がそういうもんだと思っている。
だから、映画館が好きなのだ。
いや、全くもって映画館で見ようが見まいが変わらん映画もあるけどね。
さて、本題。
すげえよかった。すげえよかったぞ、諸君。
諸君と一文字しか違わない君にも言ってやろう。
すげえよかったぞ、ショパン(関係ないって)。
前回の驚愕のラスト、そこで引くのかの続きを早く見たいって、
あ、そうか、最初はダイジェストからか。
そして、いさお節。
やはり、いさお節がいいなあ。
ここには、変な歌、突っ込んで「ちょっと商売させてもらいますよ」って論理がない。
いや、全くない訳でもないんだろうけど(そもそも製作その物が商品作成だ)、
それより「俺たち自身が見たいヤマトを作る」意欲が勝ってると思う。
なかなか、こんな風には作れないものだ。
それはとても単純で、アニメ制作が集団作業だからだ。
一人が熱していても、全体が熱している事は少ない。
今回制作の状況がどうだったかは分からないが、
ともかく、これほどの完成度のリメイク、リブートは類を見ない。
みんな、忙しさや生活に負けてしまうのだ。
だから、これを作った馬鹿者に感謝する。
うっ、前置きなげーよ、俺。
以降、ネタバレで
いつも通り四つに割ると
一つ目、ヤマト対デスラー。
二つ目、イスカンダル。
三つ目、ヤマト対地獄から帰って来た男。
四つ目、死神対森雪。
ヤマト到着と同時に攻撃が仕掛けられる。
これ、前回見て勘違いしていた。
デスラーが高エネルギー砲により攻撃したのは
イスカンダル本星その物かと思っていた。
かくして、ヤマトはコスモリバースシステムを手に入れられずに
・・・という驚愕展開が来るかと思っていたのだ。
さにあらず。
それはそれで残酷すぎる。
ぶんちゃかヤマトめちゃ狂いバージョンが気持ちよくなり響くなか、
辛うじて敵エネルギー波をかわしたヤマトはガミラスの総統府に突っ込む。
実のところ、これは何をしたいのかがよく分からん。
ヤマトにはメルダがいるので、ガミラス(≒イスカンダル)上陸にあたって、
何案かある素案の中に、総統府(統治中枢)を革命派と息を合わせて叩いて、
ガミラス政権そのものを手中に収めるという計画があったりしたのかもしれない。
とにもかくにも、ここで「みんながやらなければならない事」をやり出す展開。
こ、これは軍隊組織の崩壊じゃないのか?
とりあえずむくれるユリーシャが可愛い。
けど姫様的に「むくれる」があまり似合わないような気もする。
んで、バタバタしてる中、古代は自分の女の為に外出し、
その女を好きだった南部は、後任に就いて仕事に精を出す。
男だ南部。女だったらやだけど。
キレキレデスラーが総統府にコロニー落としを仕掛ける。
天井落としのような圧倒的な絶望感が本当は欲しかった。
ここで、今まで「何一つできない男」として描写されていたヒスが復権する。
ボタンさえきちんとはめられないみたいなイメージのキャラだったのに。
いわばデスラー(モーッアルト)、ヒス(サリエリ)な関係なのだろう。
能力は劣っても善悪は分かる。
あ、ヒルダちゃんと花を渡した女の子じゃないか。
ぶっこんでくるなあ。
デスラーに捨てられて半狂乱セレステラ。中島みゆきの『わかれ歌』が似合いそうだ。
親衛隊のスペース糸目男の方が自分よりデスラー寄りだってのはショックだろう。
ヤマト、コロニー落としを未然に防ぐ。
すったもんだの挙句、デスラとスペース糸目男退場。
ヤマト側からすると、何で勝ったのか全く分からないであろう。
沖田「・・・・神風が吹いたに違いない」
・・・おいおい(註:本当は言ってません)。
ヤマト、イスカンダルにGO。
さあ、旅の疲れをいやす風俗街はどこだ。
サービスエリアでアメリカンドックも食いたいぞ。
って、イスカンダル旧作と相変わらず墓ばかりなのである。
・・・墓参りをビジネスとする惑星か(違うよ)
地球人がコスモリバースシステムを渡すに足る存在であるかの
審議が入る部分が新しい。
で、審議の間、水着なんである。
ヤマトの倉庫に大量の水着が備蓄してあるとは思えんので、
急遽、縫製チームが作ったんだろう。
グッジョブ。
そして割とエロいデザインだ。
急遽つくる為に隊員の正確な身体データを測るシーンとか欲しかった。
であるか、イスカンダルの海水が特殊な海水で、5分で繊維が溶けるとか、
人体の穴と言う穴に入り込むアマゾン産の怪魚に似た魚がいるとか、
そういうイベントが欲しかった。
そうこうしてるうちにヒスさんがいい人パワー全開。
この人はカリスマ性はないけど、事務屋で仕事が硬い人なのだろう。
もうちょっとハゲで目が血走ってさえいなければ。
そしてコスモリバースシステムその物を届けられなかった理由が明らかになる。
う、うーん。
まあ、スターシャさんがそう言うならそうなのかなあ。
誰かがイケニエになるのかと思ったらそうでもなかった。
そして、古代守の納得いく再登場。
どう見てもスターシャは妊娠してるっぽいので、
セレステラ→デスラー→スターシャ→古代守←新見
凝った人間関係というよりは一時期のトレンディードラマみたである。
あ、イスカンダルに着いたらユリーシャが普通の人になって
「ぽわん」とした部分がなくなってしまったのは残念だ。
そしてヤマトは帰る。
ヤマト自身がコスモリバースシステムになって。
「リバース」ってゲロっぽくて、やじゃね?
赤いアフロ少年をゲロゲロ吐くのね。
そして、ゲール登場だ。
ゴキブリと同じくらい強い生命体ゲール。
わはははははは。
でも、出番はちょっとだ。
そして、あいつが攻めてくる。
セレステラの登場はちょっとご都合っぽい。
そして、こんな時に限って、又、森雪がウロウロしてるのである。
原宿のスカウトに声かけられるのを待つかの如く不幸待ちってどうよ。
そして残30分かけて、古代進一世一代の泣き節だ。
こんなウジウジするだけの話で一話作って、それが面白いのだから、
ヤマト恐るべし。
でも、子供だったらチャンネル回しちゃうかもしれんな。
あの突き飛ばされてフラフラの古代が凄い。
もう、泣けて、泣けて。
大団円もよかった。よくやった。流石に後半駆け足だ。
ごめん森雪。再生した後は性格悪くなるとか、
『ペット・セメタリー』をちょっと思い出してしまった。
【銭】
正規料金1500円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・《『宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く』イベント上映》@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く@徒然なるままに
・宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く@映画のブログ
▼前の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第一章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第二章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第三章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第四章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第五章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第六章@ふじき78死屍累々の記事
個人的に今、社会人として終電まで残業が続いたり、代休が貰えない休日出勤が続いたりという厳しい状況なので、他の映画を差し置いてわずかに空いた時間に鑑賞した。劇場で見れて良かった。ヤマト2199がTVでもやってるので、待ってりゃ見れるじゃんと言われるかもしれないが、実はTVで見るより劇場で見た方が確実絶対に楽しめる事が分かっている。それだけでかい画面は魅力だし、TVモニターと比べて画面の明るさ(というよりコントラスト)も違うし、音響もかっちょいい。初見と再見の違いはあるのかもしれんけど、劇場で見てゾクゾクワクワクしたシーンが冷静に見れてしまったりするのにはちょっと愕然としている最中なのである。
まあ、これはヤマトに限らず映画全般がそういうもんだと思っている。
だから、映画館が好きなのだ。
いや、全くもって映画館で見ようが見まいが変わらん映画もあるけどね。
さて、本題。
すげえよかった。すげえよかったぞ、諸君。
諸君と一文字しか違わない君にも言ってやろう。
すげえよかったぞ、ショパン(関係ないって)。
前回の驚愕のラスト、そこで引くのかの続きを早く見たいって、
あ、そうか、最初はダイジェストからか。
そして、いさお節。
やはり、いさお節がいいなあ。
ここには、変な歌、突っ込んで「ちょっと商売させてもらいますよ」って論理がない。
いや、全くない訳でもないんだろうけど(そもそも製作その物が商品作成だ)、
それより「俺たち自身が見たいヤマトを作る」意欲が勝ってると思う。
なかなか、こんな風には作れないものだ。
それはとても単純で、アニメ制作が集団作業だからだ。
一人が熱していても、全体が熱している事は少ない。
今回制作の状況がどうだったかは分からないが、
ともかく、これほどの完成度のリメイク、リブートは類を見ない。
みんな、忙しさや生活に負けてしまうのだ。
だから、これを作った馬鹿者に感謝する。
うっ、前置きなげーよ、俺。
以降、ネタバレで
いつも通り四つに割ると
一つ目、ヤマト対デスラー。
二つ目、イスカンダル。
三つ目、ヤマト対地獄から帰って来た男。
四つ目、死神対森雪。
ヤマト到着と同時に攻撃が仕掛けられる。
これ、前回見て勘違いしていた。
デスラーが高エネルギー砲により攻撃したのは
イスカンダル本星その物かと思っていた。
かくして、ヤマトはコスモリバースシステムを手に入れられずに
・・・という驚愕展開が来るかと思っていたのだ。
さにあらず。
それはそれで残酷すぎる。
ぶんちゃかヤマトめちゃ狂いバージョンが気持ちよくなり響くなか、
辛うじて敵エネルギー波をかわしたヤマトはガミラスの総統府に突っ込む。
実のところ、これは何をしたいのかがよく分からん。
ヤマトにはメルダがいるので、ガミラス(≒イスカンダル)上陸にあたって、
何案かある素案の中に、総統府(統治中枢)を革命派と息を合わせて叩いて、
ガミラス政権そのものを手中に収めるという計画があったりしたのかもしれない。
とにもかくにも、ここで「みんながやらなければならない事」をやり出す展開。
こ、これは軍隊組織の崩壊じゃないのか?
とりあえずむくれるユリーシャが可愛い。
けど姫様的に「むくれる」があまり似合わないような気もする。
んで、バタバタしてる中、古代は自分の女の為に外出し、
その女を好きだった南部は、後任に就いて仕事に精を出す。
男だ南部。女だったらやだけど。
キレキレデスラーが総統府にコロニー落としを仕掛ける。
天井落としのような圧倒的な絶望感が本当は欲しかった。
ここで、今まで「何一つできない男」として描写されていたヒスが復権する。
ボタンさえきちんとはめられないみたいなイメージのキャラだったのに。
いわばデスラー(モーッアルト)、ヒス(サリエリ)な関係なのだろう。
能力は劣っても善悪は分かる。
あ、ヒルダちゃんと花を渡した女の子じゃないか。
ぶっこんでくるなあ。
デスラーに捨てられて半狂乱セレステラ。中島みゆきの『わかれ歌』が似合いそうだ。
親衛隊のスペース糸目男の方が自分よりデスラー寄りだってのはショックだろう。
ヤマト、コロニー落としを未然に防ぐ。
すったもんだの挙句、デスラとスペース糸目男退場。
ヤマト側からすると、何で勝ったのか全く分からないであろう。
沖田「・・・・神風が吹いたに違いない」
・・・おいおい(註:本当は言ってません)。
ヤマト、イスカンダルにGO。
さあ、旅の疲れをいやす風俗街はどこだ。
サービスエリアでアメリカンドックも食いたいぞ。
って、イスカンダル旧作と相変わらず墓ばかりなのである。
・・・墓参りをビジネスとする惑星か(違うよ)
地球人がコスモリバースシステムを渡すに足る存在であるかの
審議が入る部分が新しい。
で、審議の間、水着なんである。
ヤマトの倉庫に大量の水着が備蓄してあるとは思えんので、
急遽、縫製チームが作ったんだろう。
グッジョブ。
そして割とエロいデザインだ。
急遽つくる為に隊員の正確な身体データを測るシーンとか欲しかった。
であるか、イスカンダルの海水が特殊な海水で、5分で繊維が溶けるとか、
人体の穴と言う穴に入り込むアマゾン産の怪魚に似た魚がいるとか、
そういうイベントが欲しかった。
そうこうしてるうちにヒスさんがいい人パワー全開。
この人はカリスマ性はないけど、事務屋で仕事が硬い人なのだろう。
もうちょっとハゲで目が血走ってさえいなければ。
そしてコスモリバースシステムその物を届けられなかった理由が明らかになる。
う、うーん。
まあ、スターシャさんがそう言うならそうなのかなあ。
誰かがイケニエになるのかと思ったらそうでもなかった。
そして、古代守の納得いく再登場。
どう見てもスターシャは妊娠してるっぽいので、
セレステラ→デスラー→スターシャ→古代守←新見
凝った人間関係というよりは一時期のトレンディードラマみたである。
あ、イスカンダルに着いたらユリーシャが普通の人になって
「ぽわん」とした部分がなくなってしまったのは残念だ。
そしてヤマトは帰る。
ヤマト自身がコスモリバースシステムになって。
「リバース」ってゲロっぽくて、やじゃね?
赤いアフロ少年をゲロゲロ吐くのね。
そして、ゲール登場だ。
ゴキブリと同じくらい強い生命体ゲール。
わはははははは。
でも、出番はちょっとだ。
そして、あいつが攻めてくる。
セレステラの登場はちょっとご都合っぽい。
そして、こんな時に限って、又、森雪がウロウロしてるのである。
原宿のスカウトに声かけられるのを待つかの如く不幸待ちってどうよ。
そして残30分かけて、古代進一世一代の泣き節だ。
こんなウジウジするだけの話で一話作って、それが面白いのだから、
ヤマト恐るべし。
でも、子供だったらチャンネル回しちゃうかもしれんな。
あの突き飛ばされてフラフラの古代が凄い。
もう、泣けて、泣けて。
大団円もよかった。よくやった。流石に後半駆け足だ。
ごめん森雪。再生した後は性格悪くなるとか、
『ペット・セメタリー』をちょっと思い出してしまった。
【銭】
正規料金1500円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・《『宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く』イベント上映》@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く@徒然なるままに
・宇宙戦艦ヤマト2199 第七章 そして艦は行く@映画のブログ
▼前の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第一章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第二章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第三章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第四章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第五章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第六章@ふじき78死屍累々の記事
2013年06月16日
『宇宙戦艦ヤマト2199 第六章到達!大マゼラン』を新宿ピカデリー1で観て、意気上がるふじき★★★★(ネタバレ)
五つ星評価で【★★★★不満はあるが「そう来やがったか」な展開にワクワク】
ピカの一番でかい劇場が、毎回満席か、満席近く。よきかなよきかな。
まず、ピカデリーに午前11時に21時回のネット予約したら17時までの回が売切になってた。ネット販売と別に当日券用座席を取ってるかどうかは知らないが、満席になったと思って間違いないだろう。未確認だが19時回も普通に考えれば満席。21時回は「△」のかなり入ってます状態。満席までは至らなかったが前方脇の席がザックリ空いてるくらいで素人の目換算で8、9割といった感じ。よきかなよきかな。よいコンテンツで人が集まるのはよきかな。毎回、通常料金を支払っているが、基本、この出来なら惜しくない。今、そう言えるコンテンツが他にどれほどある事か。
と言う訳で、まず全体感想としては面白かった。
対ドメル戦。そして、イスカンダル到着を前にあの人があんな事に。
そして、あの人がああなって、あの人がまたまたあんな事に。
以降、ネタバレで
書けん、書けんよ。
ネタバレなしには色々ありすぎる。
いつも通り四つに割ると
一つ目、ヤマト、ドメル交戦前夜。
二つ目、ヤマト、ドメル交戦。
三つ目、補給の為、立ち寄った収容所惑星でのガミラス冒険譚。
四つ目、ガミラスとイスカンダルの政治劇を中心に据えた驚愕の展開。
流石にこれは話さないが、あの引きは凄い。
星飛雄馬が運命の一球を投げたところで「最終第七部を待て」である。
(もちろん飛雄馬は出て来ないよ、念の為)
ヤマト討伐を命じられたドメルに大した艦隊は与えられない。
兵隊も若年か老人ばかり。
特殊任務にシュルツと同じ星の者が付く。
こいつらが泣かせる。もう、どこからどう見ても軍隊組織でさげずまれてるのである。
この構造が太平洋戦争のアメリカの最強部隊である日系人部隊を思わせるのである。
「信用できるのか」と言われ、自らの血と同胞の死を注ぎ込む事で最強たりえた(致死率が凄く高い)日系人部隊と彼等は全く同じだ。彼等は生き残るためにガミラスを自分の国とする事を選んだのである。自分たちの家族が勝ち取らなければならない生活の為に、前線では全ての同胞が死に追いやられても止まる事は許されない。
一つの目的の為に個人を捨てる彼らは実に日本人に近い。
彼等がガミラスの国歌を歌いブーイングを跳ね飛ばす姿が泣けた。
ドメルはここで、部下をたしなめなかった事で、ちょっと株を下げた。
「シュルツと同じ星の出です」と言われていたから、
シュルツはそれなりにいい活躍をしていたのだろう。
なら、寄せ集め軍隊であるがゆえに、
ドメルの過去戦歴を知らない者が来てしまった事を強調すればよかったのに。
このガミラス国歌が流れる所が今回一番良かったシーンだ。
ガミラスの元気な爺さんがとってもいいキャラ、
去り際をもうちょっと取り上げてやりたかった。
爺さん何か他人に教える前に勝手に散っちゃいかんよ。
ってか、宇宙空間での戦争は勝てないと全滅になるから後腎がほぼ育たん。
こんなのを広い戦域全体でやってたら軍隊が疲弊もするだろう。
そして交戦、激戦。
ここから息を切らす間もなく、ずっと激戦なのだが、
旧ヤマトの分かりやすさが失われたのは痛い。
旧ヤマトでは三色空母の一つ目に戦闘機、二つ目に爆撃機、三つ目にドリルミサイルが搭載されていたが、これが色を極端に近づける事で敵勢力の大きさがぼやけてしまった。ヤマト側は敵戦闘機にボロボロにされながらも、爆撃機空母を発見し、ヤマト攻撃の為に全機離艦する前に射出用カタパルトを辛くも機の自由が利かなくなったブラックタイガー特攻によって破壊、とかにすればスムーズだったのに。
爆撃機が撃退できたのが古代進が激怒していたからというのは理由にならないだろう。
超人ハルクじゃないんだから。
ドリルミサイルも波動砲が撃てないというジレンマ、
艦の中央で爆発するという恐怖感がバタバタの中、語られずに行き過ぎてしまった。
後、艦隊が直接ヤマトを叩きに来るのはいいのだけど、
ここでも艦隊の散り際が分かりづらい。
もっとも旧作の空母三艦同時にというのは嘘くさいから
一艦は戦闘機攻撃で、二艦がドリルミサイルの煽りを食らって、
お付きの戦艦が戦闘環境の悪化に飲み込まれてというのは
バランスが良くなったと思う。
ただ、バタバタ片づけたので、何かあれよあれよと言う間にヤマトが勝ってしまった。
いや、俺はドメルさんに納得して墓場に入ってもらいたいだけなんす。
単に、負けなくてはならない運命の人だから負けるのではなく、
結果として、負けるべくして負けたという裏付けをちゃんとしてやりたいだけです。
その点、単純だけど、旧作の方がヤマトが一つ一つ障害を乗り越えた感が強い。
あと、ドメルが一矢報いられなかったのはあまりに可哀想だ。
第三艦橋をなくして次の週には復活という非論理性を排除したかったのだろうが、
何かドメルの為に、顔を立てるような事もしてあげたいじゃないか。
という辺りが残念に思った部分なのだが、
真田が全てに対処せず、技術分野を新見と分担したり、
新見がそれとなく長屋のおかみさんのようにブラチラしたり、
新見とアナライザーがいい空気で、新見のちょっといい笑顔が見れたり、
南部が自分を「大砲屋」と言って、
成程交戦大口径傾向があるのはそれでかと納得させられたり、
いい所が色々あった。
新見にはアナライザーを使って自分を慰めてもらいたい(とまで書くな俺)
という激戦の裏で行われるもう一つのイスカンダル強奪計画。
なるほど。
これは、魔女妹がやってきた事に対する長い伏線になっているのか。
しかし、このやり方で1日に一人ずつスパイを送り込む方が、
ヤマトに与えるダメージは大きいんでないの?
今回のヤマトで備え付けの機械みたいな地位に甘んじてる
佐渡さんの酒に毒を盛るのが効果的だ。
看護婦がいても軍医のいない長期間独立した戦艦はとてもきつそうだぞ
(というか佐渡さんがBJなみのスーパー軍医なので皆、大ケガしても治療可能
みたいな精神的な安定感を保っていられる、というのが
今回のヤマトのバックボーンとしてあると思う)
そして、ここでイスカンダルの血として間違えられて誘拐されてしまう森雪。
「宇宙人の親戚とかいる」という超長い伏線がここでまた一つ回収された。
そして、森雪のガミラス見聞録と言う凄まじい新しいエピソードが付け加えられる。
唸った。
そんな展開を持って来るとは思わなかった。
油断できない。
戦場に散ったみんなご苦労様でした。
そう言えば、誘拐される前から、
不良のようにぶらぶら艦内をうろつく森雪の代わりに
レーダー席に黒髪の女の子が座ってて、これはこれで問題ないのだけど、
この娘に関しては本当に事務的に仕事をさせられるだけだなあ。
さて、ここまでで半分。ちょっとはしょって行こう。
収容所惑星。ここの偉いさんが、かなり最低。
なんか青いガミラスさん、ひどい奴率が高すぎるんだが大丈夫か。
ガトランチスさんを山のように収容して、自由に撃ち殺してたりする。
青と緑って同系色だから分かりづらいな。
ここで出てくるガトランチス人が妙に屈強でみんなトラック野郎みたいな感じ。
トラック野郎帝国は敵に回したくないな。
色々あって反乱が起こるのだけど、
ここで「さらば」のガトランチス一斉攻撃のテーマがかかって
「おおお」と意気上がる。
糸目がちょっといい奴になって退場し、
藪が何だかバタバタとコメディーのように退場。
藪はもう一回ちゃんとした役割として立派に出てきそうな気がする。
そうでないなら、緑のドーランを塗って大帝になったりするのかもしれない。
森雪がイスカンダル人になる世界観なら、ない選択でもあるまい。
ガミラスの収容所惑星がガミラス反政府勢力により陥落したが、
基本、ここは戦時下のガトランチス人収容が主要な用途じゃないのか。
反政府ガミラス人をいっぱい集められないんではないだろうか。
要人を回収して、ガトランチスと捕虜交換とか別途やってくのかな。
まあ、その辺が語られる事はあるまい。
森雪の機転と虐げられるシュルツの星の人とドメルの奥さんと、
驚くような化学変化を見せるキャラのぶつけあい。
で、ディッツさんが帰って来た。
あはははははは。
色々ようやるわ。
もう、この、山本とディッツとユリーシャという旧作にいない3人組が
JKみたいにパフェ食べるシーンとかが面白くてたまらない。
そうだよな、旧作、野郎ばっかだから、
加藤と島と藪がパフェ食べて喋っても面白くないよな。
陸上とかのバリ体育系女子(ディッツ)と、
ラクロスとかの球技系女子(山本)と、深窓のお嬢様(ユリーシャ)みたいな
三人のトンチンカン・トークが今作2番目の見どころだと思う。
この3人が喋ってる所で古代に壁ドンしてもらいたい。
そうそう古代が壁ドンしまくり。
古代のキャラは壁ドンすることである、みたいな感じ。
うん、気持ちは分かるが、物が傷むから、壊れた電化製品(特にTV)を
いっぱい持ってきて古代の横とかに置いておくといいと思う。
美しいデスラー総統がガミラスとイスカンダル大統合とか言い出す。
こ、これはイスカンダル人に扮する森雪の帯紐を
デスラーがクルクル巻き取りながらあーれー手籠めにするみたいな、
大奥の将軍様プレイみたいなシーンが見れるのか。
ええと、動画でいいから回してください(おいおい)。
その動画を古代が見て壁ドン。
ガミラス、もう人材が全然いなくなってる。
バラン星近辺に軍人を集めたので、いい人材はそこに集まってるんだろうけど、
大雑把な説明しかされないんで、
貧乏な演劇集団がアルバイト優先の結果ゴッソリ人が減って困ってるみたいに見える。
いやいやいや、デスラー総統が穴に落としすぎたのか。
耳の尖ったエルフみたいな姉ちゃんの元にメイド姿のヒルデちゃん。
わははははは。
ヒルデちゃん、レズ姉ちゃんの魔の手にいる感じだよなあ。
エルフ姉ちゃんのエピソードがちょっと入る。
でも特殊能力があったとしても藪だったらデスラーも檻から出さないだろう。
ピンク映画脳的には、ヒルデちゃんのレズもあるが、
森雪が自分の身元を隠すために次から次へとというのが、
ありそうな展開だ。
それが動画で回って来て古代が壁ドン。
そして着いた着いたよイスカンダル。
ラストあの展開は流石にネタバレ宣言しててもここでは書かんけど、
いやあ、ビックリした。
やるなあ。
最後に大ネタ持ってこられたんで、いやあああああああああ。
読後感が凄く良くなった。エンディングはそれらしい曲がかかってたからまあ普通。
次回イベントの予告。大ネタの結果がどうかは分からんように上手く作ってある。
ああ、早く次を見たい。
【銭】
正規料金1500円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・《『宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン』 イベント上映》@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン@徒然なるままに
・宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン@真・天文台
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・宇宙戦艦ヤマト2199 第一章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第二章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第三章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第四章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第五章@ふじき78死屍累々の記事
ピカの一番でかい劇場が、毎回満席か、満席近く。よきかなよきかな。
まず、ピカデリーに午前11時に21時回のネット予約したら17時までの回が売切になってた。ネット販売と別に当日券用座席を取ってるかどうかは知らないが、満席になったと思って間違いないだろう。未確認だが19時回も普通に考えれば満席。21時回は「△」のかなり入ってます状態。満席までは至らなかったが前方脇の席がザックリ空いてるくらいで素人の目換算で8、9割といった感じ。よきかなよきかな。よいコンテンツで人が集まるのはよきかな。毎回、通常料金を支払っているが、基本、この出来なら惜しくない。今、そう言えるコンテンツが他にどれほどある事か。
と言う訳で、まず全体感想としては面白かった。
対ドメル戦。そして、イスカンダル到着を前にあの人があんな事に。
そして、あの人がああなって、あの人がまたまたあんな事に。
以降、ネタバレで
書けん、書けんよ。
ネタバレなしには色々ありすぎる。
いつも通り四つに割ると
一つ目、ヤマト、ドメル交戦前夜。
二つ目、ヤマト、ドメル交戦。
三つ目、補給の為、立ち寄った収容所惑星でのガミラス冒険譚。
四つ目、ガミラスとイスカンダルの政治劇を中心に据えた驚愕の展開。
流石にこれは話さないが、あの引きは凄い。
星飛雄馬が運命の一球を投げたところで「最終第七部を待て」である。
(もちろん飛雄馬は出て来ないよ、念の為)
ヤマト討伐を命じられたドメルに大した艦隊は与えられない。
兵隊も若年か老人ばかり。
特殊任務にシュルツと同じ星の者が付く。
こいつらが泣かせる。もう、どこからどう見ても軍隊組織でさげずまれてるのである。
この構造が太平洋戦争のアメリカの最強部隊である日系人部隊を思わせるのである。
「信用できるのか」と言われ、自らの血と同胞の死を注ぎ込む事で最強たりえた(致死率が凄く高い)日系人部隊と彼等は全く同じだ。彼等は生き残るためにガミラスを自分の国とする事を選んだのである。自分たちの家族が勝ち取らなければならない生活の為に、前線では全ての同胞が死に追いやられても止まる事は許されない。
一つの目的の為に個人を捨てる彼らは実に日本人に近い。
彼等がガミラスの国歌を歌いブーイングを跳ね飛ばす姿が泣けた。
ドメルはここで、部下をたしなめなかった事で、ちょっと株を下げた。
「シュルツと同じ星の出です」と言われていたから、
シュルツはそれなりにいい活躍をしていたのだろう。
なら、寄せ集め軍隊であるがゆえに、
ドメルの過去戦歴を知らない者が来てしまった事を強調すればよかったのに。
このガミラス国歌が流れる所が今回一番良かったシーンだ。
ガミラスの元気な爺さんがとってもいいキャラ、
去り際をもうちょっと取り上げてやりたかった。
爺さん何か他人に教える前に勝手に散っちゃいかんよ。
ってか、宇宙空間での戦争は勝てないと全滅になるから後腎がほぼ育たん。
こんなのを広い戦域全体でやってたら軍隊が疲弊もするだろう。
そして交戦、激戦。
ここから息を切らす間もなく、ずっと激戦なのだが、
旧ヤマトの分かりやすさが失われたのは痛い。
旧ヤマトでは三色空母の一つ目に戦闘機、二つ目に爆撃機、三つ目にドリルミサイルが搭載されていたが、これが色を極端に近づける事で敵勢力の大きさがぼやけてしまった。ヤマト側は敵戦闘機にボロボロにされながらも、爆撃機空母を発見し、ヤマト攻撃の為に全機離艦する前に射出用カタパルトを辛くも機の自由が利かなくなったブラックタイガー特攻によって破壊、とかにすればスムーズだったのに。
爆撃機が撃退できたのが古代進が激怒していたからというのは理由にならないだろう。
超人ハルクじゃないんだから。
ドリルミサイルも波動砲が撃てないというジレンマ、
艦の中央で爆発するという恐怖感がバタバタの中、語られずに行き過ぎてしまった。
後、艦隊が直接ヤマトを叩きに来るのはいいのだけど、
ここでも艦隊の散り際が分かりづらい。
もっとも旧作の空母三艦同時にというのは嘘くさいから
一艦は戦闘機攻撃で、二艦がドリルミサイルの煽りを食らって、
お付きの戦艦が戦闘環境の悪化に飲み込まれてというのは
バランスが良くなったと思う。
ただ、バタバタ片づけたので、何かあれよあれよと言う間にヤマトが勝ってしまった。
いや、俺はドメルさんに納得して墓場に入ってもらいたいだけなんす。
単に、負けなくてはならない運命の人だから負けるのではなく、
結果として、負けるべくして負けたという裏付けをちゃんとしてやりたいだけです。
その点、単純だけど、旧作の方がヤマトが一つ一つ障害を乗り越えた感が強い。
あと、ドメルが一矢報いられなかったのはあまりに可哀想だ。
第三艦橋をなくして次の週には復活という非論理性を排除したかったのだろうが、
何かドメルの為に、顔を立てるような事もしてあげたいじゃないか。
という辺りが残念に思った部分なのだが、
真田が全てに対処せず、技術分野を新見と分担したり、
新見がそれとなく長屋のおかみさんのようにブラチラしたり、
新見とアナライザーがいい空気で、新見のちょっといい笑顔が見れたり、
南部が自分を「大砲屋」と言って、
成程交戦大口径傾向があるのはそれでかと納得させられたり、
いい所が色々あった。
新見にはアナライザーを使って自分を慰めてもらいたい(とまで書くな俺)
という激戦の裏で行われるもう一つのイスカンダル強奪計画。
なるほど。
これは、魔女妹がやってきた事に対する長い伏線になっているのか。
しかし、このやり方で1日に一人ずつスパイを送り込む方が、
ヤマトに与えるダメージは大きいんでないの?
今回のヤマトで備え付けの機械みたいな地位に甘んじてる
佐渡さんの酒に毒を盛るのが効果的だ。
看護婦がいても軍医のいない長期間独立した戦艦はとてもきつそうだぞ
(というか佐渡さんがBJなみのスーパー軍医なので皆、大ケガしても治療可能
みたいな精神的な安定感を保っていられる、というのが
今回のヤマトのバックボーンとしてあると思う)
そして、ここでイスカンダルの血として間違えられて誘拐されてしまう森雪。
「宇宙人の親戚とかいる」という超長い伏線がここでまた一つ回収された。
そして、森雪のガミラス見聞録と言う凄まじい新しいエピソードが付け加えられる。
唸った。
そんな展開を持って来るとは思わなかった。
油断できない。
戦場に散ったみんなご苦労様でした。
そう言えば、誘拐される前から、
不良のようにぶらぶら艦内をうろつく森雪の代わりに
レーダー席に黒髪の女の子が座ってて、これはこれで問題ないのだけど、
この娘に関しては本当に事務的に仕事をさせられるだけだなあ。
さて、ここまでで半分。ちょっとはしょって行こう。
収容所惑星。ここの偉いさんが、かなり最低。
なんか青いガミラスさん、ひどい奴率が高すぎるんだが大丈夫か。
ガトランチスさんを山のように収容して、自由に撃ち殺してたりする。
青と緑って同系色だから分かりづらいな。
ここで出てくるガトランチス人が妙に屈強でみんなトラック野郎みたいな感じ。
トラック野郎帝国は敵に回したくないな。
色々あって反乱が起こるのだけど、
ここで「さらば」のガトランチス一斉攻撃のテーマがかかって
「おおお」と意気上がる。
糸目がちょっといい奴になって退場し、
藪が何だかバタバタとコメディーのように退場。
藪はもう一回ちゃんとした役割として立派に出てきそうな気がする。
そうでないなら、緑のドーランを塗って大帝になったりするのかもしれない。
森雪がイスカンダル人になる世界観なら、ない選択でもあるまい。
ガミラスの収容所惑星がガミラス反政府勢力により陥落したが、
基本、ここは戦時下のガトランチス人収容が主要な用途じゃないのか。
反政府ガミラス人をいっぱい集められないんではないだろうか。
要人を回収して、ガトランチスと捕虜交換とか別途やってくのかな。
まあ、その辺が語られる事はあるまい。
森雪の機転と虐げられるシュルツの星の人とドメルの奥さんと、
驚くような化学変化を見せるキャラのぶつけあい。
で、ディッツさんが帰って来た。
あはははははは。
色々ようやるわ。
もう、この、山本とディッツとユリーシャという旧作にいない3人組が
JKみたいにパフェ食べるシーンとかが面白くてたまらない。
そうだよな、旧作、野郎ばっかだから、
加藤と島と藪がパフェ食べて喋っても面白くないよな。
陸上とかのバリ体育系女子(ディッツ)と、
ラクロスとかの球技系女子(山本)と、深窓のお嬢様(ユリーシャ)みたいな
三人のトンチンカン・トークが今作2番目の見どころだと思う。
この3人が喋ってる所で古代に壁ドンしてもらいたい。
そうそう古代が壁ドンしまくり。
古代のキャラは壁ドンすることである、みたいな感じ。
うん、気持ちは分かるが、物が傷むから、壊れた電化製品(特にTV)を
いっぱい持ってきて古代の横とかに置いておくといいと思う。
美しいデスラー総統がガミラスとイスカンダル大統合とか言い出す。
こ、これはイスカンダル人に扮する森雪の帯紐を
デスラーがクルクル巻き取りながらあーれー手籠めにするみたいな、
大奥の将軍様プレイみたいなシーンが見れるのか。
ええと、動画でいいから回してください(おいおい)。
その動画を古代が見て壁ドン。
ガミラス、もう人材が全然いなくなってる。
バラン星近辺に軍人を集めたので、いい人材はそこに集まってるんだろうけど、
大雑把な説明しかされないんで、
貧乏な演劇集団がアルバイト優先の結果ゴッソリ人が減って困ってるみたいに見える。
いやいやいや、デスラー総統が穴に落としすぎたのか。
耳の尖ったエルフみたいな姉ちゃんの元にメイド姿のヒルデちゃん。
わははははは。
ヒルデちゃん、レズ姉ちゃんの魔の手にいる感じだよなあ。
エルフ姉ちゃんのエピソードがちょっと入る。
でも特殊能力があったとしても藪だったらデスラーも檻から出さないだろう。
ピンク映画脳的には、ヒルデちゃんのレズもあるが、
森雪が自分の身元を隠すために次から次へとというのが、
ありそうな展開だ。
それが動画で回って来て古代が壁ドン。
そして着いた着いたよイスカンダル。
ラストあの展開は流石にネタバレ宣言しててもここでは書かんけど、
いやあ、ビックリした。
やるなあ。
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読後感が凄く良くなった。エンディングはそれらしい曲がかかってたからまあ普通。
次回イベントの予告。大ネタの結果がどうかは分からんように上手く作ってある。
ああ、早く次を見たい。
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・《『宇宙戦艦ヤマト2199 第六章 到達!大マゼラン』 イベント上映》@ぴあ映画生活
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・宇宙戦艦ヤマト2199 第四章@ふじき78死屍累々の記事
・宇宙戦艦ヤマト2199 第五章@ふじき78死屍累々の記事
2013年04月26日
『宇宙戦艦ヤマト2199 第五章望郷の銀河間空間』を新宿ピカデリー1で観て、もう一回息抜きふじき★★★★
五つ星評価で【★★★★面白いんだけど、今回は30分一話のそれぞれ個別の話が目立たなかったのが寂しかったかな/まあそら贅沢な話だ】
劇場が更に大きくなって、ピカの一番でかい劇場へ。よきかなよきかな。
今回、明確に四つの話を見た感じがしない。よく言えばそけだけスムーズに話が繋がっていたと言えるが、駄々をこねるように泣き言を書くなら短いスパンでの山場の設定が少なかったかもしれない。前回同様四つに割ると
一つ目、ヤマト、ドメルとロングレンジで交戦中。
遂に補給先で大軍団の待ち伏せに合い絶体絶命のピンチを迎える中、
ガミラスでも内紛が起き、その余波により、ヤマトは辛うじて逃げ延びる。
二つ目、補給惑星ビーメラ上空で出雲計画派によるクーデターが起きるが、鎮圧。
三つ目、ビーメラからの資料により長距離ワームホール設備の存在が分かり、
真田、古代、森は設備に調査に出向く。
四つ目、設備のワームアウト地点はガミラス艦隊が密集していた。ヤマト強行突破。
今回、特にぐっと来たのは話の内容とそんな深く関係ない
ガミラスの植民惑星殲滅カット。
かっけーなー。
一つの惑星の生命を気まぐれで滅ぼしてしまえる
圧倒的な火力と統率力に野郎は魂から痺れるのであります。
そして、次はドメルと沖田が対峙するカット。
うん、男同士だなあ。
ビーメラは何か住めない根本的な理由があるんじゃなかったっけ?
あの追っかけてきた生物かな。アナライザー無双はいい感じだ。
最終的には手足が生えた変形ヤマトをアナライザーがユニットとして操縦すれば、
ガンダムとのタイアップも可能になるかもしれない。
その時、ヤマトは「戦艦」ではなく「超巨大モビルアーマー・ヤマトング」
としてガンプラ・ラインナップに並ぶ。
ヤマト内での革命の炎は潰えてしまったのか?
ただ武装蜂起が起きたから潰しましたではなく、
その理想を捨て去るに足るだけの理由が欲しい。
この後、出雲計画による波乱がないのなら、藪はもう出番がないな。
ビーメラに置き去りにされたら・・・とりあえず毎日セックスだな。
今回の対ドメル戦と対大艦隊ガミラス戦は戦法で言うと
「精神論で逃げ切る」の同型なので
簡単でもいいから目先を変える為の戦略が欲しかった。
あの、イライラさせられるゲールくんが初めていい仕事をしてくれました。
【銭】
正規料金1500円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・《『宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 望郷の銀河間空間』 イベント上映》@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 望郷の銀河間空間@映画のブログ
・宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 望郷の銀河間空間@徒然なるままに
・宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 望郷の銀河間空間@『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
・宇宙戦艦ヤマト2199 第五章 望郷の銀河間空間@カノンな日々
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劇場が更に大きくなって、ピカの一番でかい劇場へ。よきかなよきかな。
今回、明確に四つの話を見た感じがしない。よく言えばそけだけスムーズに話が繋がっていたと言えるが、駄々をこねるように泣き言を書くなら短いスパンでの山場の設定が少なかったかもしれない。前回同様四つに割ると
一つ目、ヤマト、ドメルとロングレンジで交戦中。
遂に補給先で大軍団の待ち伏せに合い絶体絶命のピンチを迎える中、
ガミラスでも内紛が起き、その余波により、ヤマトは辛うじて逃げ延びる。
二つ目、補給惑星ビーメラ上空で出雲計画派によるクーデターが起きるが、鎮圧。
三つ目、ビーメラからの資料により長距離ワームホール設備の存在が分かり、
真田、古代、森は設備に調査に出向く。
四つ目、設備のワームアウト地点はガミラス艦隊が密集していた。ヤマト強行突破。
今回、特にぐっと来たのは話の内容とそんな深く関係ない
ガミラスの植民惑星殲滅カット。
かっけーなー。
一つの惑星の生命を気まぐれで滅ぼしてしまえる
圧倒的な火力と統率力に野郎は魂から痺れるのであります。
そして、次はドメルと沖田が対峙するカット。
うん、男同士だなあ。
ビーメラは何か住めない根本的な理由があるんじゃなかったっけ?
あの追っかけてきた生物かな。アナライザー無双はいい感じだ。
最終的には手足が生えた変形ヤマトをアナライザーがユニットとして操縦すれば、
ガンダムとのタイアップも可能になるかもしれない。
その時、ヤマトは「戦艦」ではなく「超巨大モビルアーマー・ヤマトング」
としてガンプラ・ラインナップに並ぶ。
ヤマト内での革命の炎は潰えてしまったのか?
ただ武装蜂起が起きたから潰しましたではなく、
その理想を捨て去るに足るだけの理由が欲しい。
この後、出雲計画による波乱がないのなら、藪はもう出番がないな。
ビーメラに置き去りにされたら・・・とりあえず毎日セックスだな。
今回の対ドメル戦と対大艦隊ガミラス戦は戦法で言うと
「精神論で逃げ切る」の同型なので
簡単でもいいから目先を変える為の戦略が欲しかった。
あの、イライラさせられるゲールくんが初めていい仕事をしてくれました。
【銭】
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・宇宙戦艦ヤマト2199 第四章@ふじき78死屍累々の記事
2013年01月15日
『宇宙戦艦ヤマト2199 第四章 銀河辺境の攻防』を新宿ピカデリー3で観て、ちょっと息抜き★★★★
五つ星評価で【★★★★面白いんだけど、古代VS島がちょっと長くて、潜水くんと催眠ちゃんは話が細切れっぽい】
劇場が大きくなった。そして、日曜昼の回だからだろうか、親子連れがチラホラ確認できる。良いコンテンツを若い人が見るのはとてもいい事だ。そして、それが作品をマニアが墓場に持っていくだけでなく、次世代に繋げる事になる。そういう意味でTV放映が休日昼の時間帯に決まったのもとても良い事だ
短編四つの趣きで、今回は話として好き嫌いがちょっと別れてしまった。但し、それは別に作品として出来が悪い訳ではない。
一つ目は、山本とガミラス士官のケンカの決着。
二つ目は、古代と島のケンカの決着。
三つ目は、ガミラスの次元潜航艇とヤマトとの死闘。
四つ目は、ガミラスの催眠女VSヤマト。
一つ目と二つ目の話にそんなに関心はない。
書かれるべき話ではあるのだろう。
どっちかってえと、こういう戦争ドラマ青春ドラマもヤマトでは
書かない訳にもいかないが、そんなに好みの話ではない、というだけの事だ。
その中でホモに人気がありそうなドメル将軍の登場。
しょうがねえなあ。かっこいいよ。
ガミラス帝都の退廃ぶり。何となくテロリストとして、
二級市民ガンツの子女など強制労働させられていそうである。
ドメルに花束あげる女の子可愛いな。
ドメルに嫁さんいるのか。
そうだよな、ホモじゃないんだよな。
なんかゲールは出世の為に突っ込まれてそうだ、うん、どうでもいい。
ガミラスにもいっぱい墓はあり。
但し、対地球人戦争の墓は微小であろう。
地球側から仕掛けてしまったというのはいい追加だ。
だが、女士官について戻らせっぱなしにしちゃったのはちょっとつまらん。
テロンの船から戻って来てからの女士官のガミラスでの扱いを見てみたかった。
で、次元潜航艇の話は好き。
こういう戦場でしか生きられないキチガイの描写は楽しい。
ヤマト大勝利でなく、どうにか逃げおおせただけという幕引きも上手かった。
ゲール以外のドメルの部下がヤマトの為に来ちゃって大丈夫なのか?
ドメル将軍だけの移動じゃないんか?
まあいいや、面白いから。
で、催眠。
なんかいきなりだ。
雪が降ってるで、いきなり侵攻されてる。
これはもちっと噂等で裏付けしておくべきだったろう。
あまりに無防備に見えすぎる。
そして夢描写。
エヴァンゲリオンっぽくも見えるが、
ヤマト上での押井守という方がらしい。
森雪の伏線にちょっとほころび、まだ何が何だか。
あ、この話辺りの古代と森のラブコメ展開はちょっとニヤニヤ。
今回、島にもラブラブ見込みありそうだし。
「あいつだったら」
・・・ヤマトのメインコンピューターに意識を残してたりしてないよね。
それをイスカンダルの科学力で人間そっくりのボディに入れて、
スターシャとラブラブとか。・・・・や、やりかねんなあ。
あと佐渡先生はどうしようもなく真面目な先生になってしまった。
これはいたしかたないだろうなあ。
実写の高島礼子みたいな中途半端な変キャラになっても良くないし。
風呂のシーンはどこからどう考えてもサービスカットだ。
いや、もっとサービスしてくれて構わんよ。
【銭】
正規料金1500円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・《『宇宙戦艦ヤマト2199 第四章 銀河辺境の攻防』イベント上映》@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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劇場が大きくなった。そして、日曜昼の回だからだろうか、親子連れがチラホラ確認できる。良いコンテンツを若い人が見るのはとてもいい事だ。そして、それが作品をマニアが墓場に持っていくだけでなく、次世代に繋げる事になる。そういう意味でTV放映が休日昼の時間帯に決まったのもとても良い事だ
短編四つの趣きで、今回は話として好き嫌いがちょっと別れてしまった。但し、それは別に作品として出来が悪い訳ではない。
一つ目は、山本とガミラス士官のケンカの決着。
二つ目は、古代と島のケンカの決着。
三つ目は、ガミラスの次元潜航艇とヤマトとの死闘。
四つ目は、ガミラスの催眠女VSヤマト。
一つ目と二つ目の話にそんなに関心はない。
書かれるべき話ではあるのだろう。
どっちかってえと、こういう戦争ドラマ青春ドラマもヤマトでは
書かない訳にもいかないが、そんなに好みの話ではない、というだけの事だ。
その中でホモに人気がありそうなドメル将軍の登場。
しょうがねえなあ。かっこいいよ。
ガミラス帝都の退廃ぶり。何となくテロリストとして、
二級市民ガンツの子女など強制労働させられていそうである。
ドメルに花束あげる女の子可愛いな。
ドメルに嫁さんいるのか。
そうだよな、ホモじゃないんだよな。
なんかゲールは出世の為に突っ込まれてそうだ、うん、どうでもいい。
ガミラスにもいっぱい墓はあり。
但し、対地球人戦争の墓は微小であろう。
地球側から仕掛けてしまったというのはいい追加だ。
だが、女士官について戻らせっぱなしにしちゃったのはちょっとつまらん。
テロンの船から戻って来てからの女士官のガミラスでの扱いを見てみたかった。
で、次元潜航艇の話は好き。
こういう戦場でしか生きられないキチガイの描写は楽しい。
ヤマト大勝利でなく、どうにか逃げおおせただけという幕引きも上手かった。
ゲール以外のドメルの部下がヤマトの為に来ちゃって大丈夫なのか?
ドメル将軍だけの移動じゃないんか?
まあいいや、面白いから。
で、催眠。
なんかいきなりだ。
雪が降ってるで、いきなり侵攻されてる。
これはもちっと噂等で裏付けしておくべきだったろう。
あまりに無防備に見えすぎる。
そして夢描写。
エヴァンゲリオンっぽくも見えるが、
ヤマト上での押井守という方がらしい。
森雪の伏線にちょっとほころび、まだ何が何だか。
あ、この話辺りの古代と森のラブコメ展開はちょっとニヤニヤ。
今回、島にもラブラブ見込みありそうだし。
「あいつだったら」
・・・ヤマトのメインコンピューターに意識を残してたりしてないよね。
それをイスカンダルの科学力で人間そっくりのボディに入れて、
スターシャとラブラブとか。・・・・や、やりかねんなあ。
あと佐渡先生はどうしようもなく真面目な先生になってしまった。
これはいたしかたないだろうなあ。
実写の高島礼子みたいな中途半端な変キャラになっても良くないし。
風呂のシーンはどこからどう考えてもサービスカットだ。
いや、もっとサービスしてくれて構わんよ。
【銭】
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『宇宙戦艦ヤマト2199 第三章 果てしなき航海』を新宿ピカデリー5で観て、ビリビリ大興奮★★★★★
五つ星評価で【★★★★★珠玉】
アナライザーに泣いた。
短編四つの趣きで、どれも甲乙付けがたい面白さ。
一つ目は、太陽系にさよならを言う回。静かに漂う男のセンチメンタリズム。
加えて森雪の謎がここから広がり始める。えええええ?
デスラーのパレードシーンで二等市民のガンツの娘がガミラスに酔いしれてる
シーンが映るのも確かこの回。やるせない。
二つ目は、デスラーが寄越したガス生命体(ガスのバルンガだな)と
恒星との間でヤマトが窮地に追いやられる話。ここでガンツ退場。
華はないが男らしい散り際だった。
逆に敵のドタバタ要員ゲールは必要なんだけどうるさい。
三つ目はガミラスの捕虜アンドロイドとアナライザーの友情編。
泣ける。
そして今回の物語内でもっともあとあと物議をかもしそうな公安部隊が
クローズアップされる。
ガミラスの捕虜にも、アナライザーにも、
意思はないとしてもヤマトのメインコンピューターにも、
魂はこもると信じたい立場のおそらく身体が機械で出来ている真田の立場が
また、泣ける。
四つ目は亜空間のサルガッソーから逃れる為にガミラスと手を組む話。
ヤマトに一人で乗りこんでくるガミラス士官が実によく出来た巨乳士官であるのは
出来過ぎだろう。
全体の話に後からかかってきそうな伏線が張り巡らされていく。
それは森雪の過去であったり、
内部で誰をも信用しない公安部隊であったり、
他惑星への移住計画が以前、計画されていた事だったり。
ガミラスの偉いさんがいっぱい出てきて力関係が一様でないのも凄いところだ。
【銭】
正規料金1500円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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アナライザーに泣いた。
短編四つの趣きで、どれも甲乙付けがたい面白さ。
一つ目は、太陽系にさよならを言う回。静かに漂う男のセンチメンタリズム。
加えて森雪の謎がここから広がり始める。えええええ?
デスラーのパレードシーンで二等市民のガンツの娘がガミラスに酔いしれてる
シーンが映るのも確かこの回。やるせない。
二つ目は、デスラーが寄越したガス生命体(ガスのバルンガだな)と
恒星との間でヤマトが窮地に追いやられる話。ここでガンツ退場。
華はないが男らしい散り際だった。
逆に敵のドタバタ要員ゲールは必要なんだけどうるさい。
三つ目はガミラスの捕虜アンドロイドとアナライザーの友情編。
泣ける。
そして今回の物語内でもっともあとあと物議をかもしそうな公安部隊が
クローズアップされる。
ガミラスの捕虜にも、アナライザーにも、
意思はないとしてもヤマトのメインコンピューターにも、
魂はこもると信じたい立場のおそらく身体が機械で出来ている真田の立場が
また、泣ける。
四つ目は亜空間のサルガッソーから逃れる為にガミラスと手を組む話。
ヤマトに一人で乗りこんでくるガミラス士官が実によく出来た巨乳士官であるのは
出来過ぎだろう。
全体の話に後からかかってきそうな伏線が張り巡らされていく。
それは森雪の過去であったり、
内部で誰をも信用しない公安部隊であったり、
他惑星への移住計画が以前、計画されていた事だったり。
ガミラスの偉いさんがいっぱい出てきて力関係が一様でないのも凄いところだ。
【銭】
正規料金1500円
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2012年07月13日
『宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘』を新宿ピカデリー6で観て、バリバリ大興奮★★★★★
五つ星評価で【★★★★★普通に戦争映画として面白いよ】
すんごい面白い。
ビックリだ。最初っから2時間の映画として作ったかのようにピッチリ嵌ってる。
対浮遊大陸惑星戦
対補給惑星戦
対冥王星戦(前・後)
三つの戦いそれぞれに攻める方も守る方も戦いの理念があり、戦術が見えた。
そして、今回はやはりシュルツだ。
このシュルツの扱いがオリジナルより格段に良い。
シュルツはガミラス生え抜きでなく、辺境星系の二級市民という扱い。
見た目、肌の色が違う事で、能力以前に差別されている風だ。
地球(テロン)に対しても降伏してガミラスに従えばいいのに、と言う。
つまり、彼等は降伏を選んだ異星の地球人なのだ(比喩よ)。
ドメルと一緒に戦っていた戦歴を漏らす。やる奴感上昇。
あと、服が妙にかっこ悪いのがガミラスと対比して、とてもいい。
モグラみたいな服だなあ。
そして、デスラー。
イケメンでBLの標的になりそうだけど、キャラが立ってて良い。
声は山ちゃん、デスラーとアンパンマンのチーズが一緒って凄い演技幅だ。
そして、その幅、両極端の役に全く違和感がないのがムチャクチャ凄い。
かまめしどんも山ちゃんの持ちキャラなので、
そのうち、デスラーが
「 ♪ かまかまどんどん、かまどんどーん」
と歌ってくれるかもしれない(歌わねえよ)。
そういや、初ワープ。
「森雪まっぱ」はなし。
まあ、しゃあないか。
喋ったアナライザーも個性なし。これはこれからだろう。
医務室のアホ毛の子が過剰にお色気要員。
従軍慰安看護婦。ああ、もっと欲しい。
という事は佐渡先生は従軍慰安医か。
いやいや、沖田艦長こそは従軍慰安艦長に違いない。
なんて艦なんだ、ヤマト!
ヤマトの曲を使ってるから当たり前なんだけど、
音楽がヤマトっぽくていいな。
ただ一つ、ガミラスのやられ戦艦があまりに簡単にやられてしまうのが
ちょっと気になる。
【銭】
正規料金1500円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・《『宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘』イベント上映》@ぴあ映画生活
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・宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘@映画のブログ
・宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘@甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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すんごい面白い。
ビックリだ。最初っから2時間の映画として作ったかのようにピッチリ嵌ってる。
対浮遊大陸惑星戦
対補給惑星戦
対冥王星戦(前・後)
三つの戦いそれぞれに攻める方も守る方も戦いの理念があり、戦術が見えた。
そして、今回はやはりシュルツだ。
このシュルツの扱いがオリジナルより格段に良い。
シュルツはガミラス生え抜きでなく、辺境星系の二級市民という扱い。
見た目、肌の色が違う事で、能力以前に差別されている風だ。
地球(テロン)に対しても降伏してガミラスに従えばいいのに、と言う。
つまり、彼等は降伏を選んだ異星の地球人なのだ(比喩よ)。
ドメルと一緒に戦っていた戦歴を漏らす。やる奴感上昇。
あと、服が妙にかっこ悪いのがガミラスと対比して、とてもいい。
モグラみたいな服だなあ。
そして、デスラー。
イケメンでBLの標的になりそうだけど、キャラが立ってて良い。
声は山ちゃん、デスラーとアンパンマンのチーズが一緒って凄い演技幅だ。
そして、その幅、両極端の役に全く違和感がないのがムチャクチャ凄い。
かまめしどんも山ちゃんの持ちキャラなので、
そのうち、デスラーが
「 ♪ かまかまどんどん、かまどんどーん」
と歌ってくれるかもしれない(歌わねえよ)。
そういや、初ワープ。
「森雪まっぱ」はなし。
まあ、しゃあないか。
喋ったアナライザーも個性なし。これはこれからだろう。
医務室のアホ毛の子が過剰にお色気要員。
従軍慰安看護婦。ああ、もっと欲しい。
という事は佐渡先生は従軍慰安医か。
いやいや、沖田艦長こそは従軍慰安艦長に違いない。
なんて艦なんだ、ヤマト!
ヤマトの曲を使ってるから当たり前なんだけど、
音楽がヤマトっぽくていいな。
ただ一つ、ガミラスのやられ戦艦があまりに簡単にやられてしまうのが
ちょっと気になる。
【銭】
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2012年04月15日
『宇宙戦艦ヤマト2199 第一章』を新宿ピカデリー5で観て、リメイク心に打たれっぱなしふじき★★★★
五つ星評価で【★★★★みんなが正しい作品を作らんとしているその熱意に打たれる】
「いいらしい」という噂は聞いていたが、あまり信用はしていなかった。
それはヤマトという作品が、新作を作る事に関して、信用させるに足るだけの実績を今まで毛ほども摘んでこなかったからだ。
ちゃんと「よくやったね」と言ってあげたいと思う。
気になる部分はあるが、こんなちゃんとした物を提示されるとは思わなかった。
それだけでも賞賛に値する。
気になった点
・キャラの線が細い。
うーん、イケメンイケ女チックで、綺麗なリファインなんだけど、
松本零士の「漢」らしさは薄まった。
もっとも原ヤマトも松本の「大四畳半的な漢」感が希薄な作品ではあるが。
・森雪の服がエッチい。ま、まあ、いいか。いいんじゃない。
「襲ってください」みたいな服だよな。
それは原ヤマトもそうだけど。
・声がちょっとヤマトの人物ではなく、ヤマトの人物を演じてるっぽい。
しょうがないよなあ。みんな別人だものなあ。
佐渡先生が千葉茂とは思わんかった。
・沖田艦長の顔がマペットっぽい(ぽくない?)
・ガミラス艦速い。
あの速さは魅力。
・全体的に重厚感がちょっと削げてるのは残念な部分。
・えっ、イスカンダル三姉妹!
スターシャ声がえっちくってイカス。
あああああ、イスカンダル三姉妹。
学生女王三姉妹が、恋と友情と政治と冒険とって、
スピンオフできたりしないかなあ。
マイナス部分もあるけど、トータルで全然OKです。
【銭】
正規料金1000円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・《『宇宙戦艦ヤマト2199 第一章 遥かなる旅立ち』イベント上映》@ぴあ映画生活
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・宇宙戦艦ヤマト2199 第一章 遥かなる旅立ち@映画のブログ
「いいらしい」という噂は聞いていたが、あまり信用はしていなかった。
それはヤマトという作品が、新作を作る事に関して、信用させるに足るだけの実績を今まで毛ほども摘んでこなかったからだ。
ちゃんと「よくやったね」と言ってあげたいと思う。
気になる部分はあるが、こんなちゃんとした物を提示されるとは思わなかった。
それだけでも賞賛に値する。
気になった点
・キャラの線が細い。
うーん、イケメンイケ女チックで、綺麗なリファインなんだけど、
松本零士の「漢」らしさは薄まった。
もっとも原ヤマトも松本の「大四畳半的な漢」感が希薄な作品ではあるが。
・森雪の服がエッチい。ま、まあ、いいか。いいんじゃない。
「襲ってください」みたいな服だよな。
それは原ヤマトもそうだけど。
・声がちょっとヤマトの人物ではなく、ヤマトの人物を演じてるっぽい。
しょうがないよなあ。みんな別人だものなあ。
佐渡先生が千葉茂とは思わんかった。
・沖田艦長の顔がマペットっぽい(ぽくない?)
・ガミラス艦速い。
あの速さは魅力。
・全体的に重厚感がちょっと削げてるのは残念な部分。
・えっ、イスカンダル三姉妹!
スターシャ声がえっちくってイカス。
あああああ、イスカンダル三姉妹。
学生女王三姉妹が、恋と友情と政治と冒険とって、
スピンオフできたりしないかなあ。
マイナス部分もあるけど、トータルで全然OKです。
【銭】
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