大巨獣ガッパ

2014年08月03日

『プルガサリ』『大巨獣ガッパ』をキネカ大森2で観て、まあまあまあまあふじき★★,★★★

◆『プルガサリ』
五つ星評価で【★★北朝鮮の怪獣映画】

ファーストラン興行以降久々の二回目。
そんなに面白い映画ではないのだけど、珍品だから食指は動いたのだな。
日本の特撮スタッフが技術供与してるので、ミニチュア破壊シーンなんてかなりの物を見せてくれる。

怪獣の力によって権力者を打ち取ったが、
残った怪獣の餌代の為に他国侵略を念頭に浮かべなくてはいけないというのは、実に今日的な思考方法だ。プルガサリは軍事費用のメタファーに見える。

姉弟が出てきて、姉の名前がアミ。弟の名前がアナ。
プルガサリの力を制御できない姉って意味ではちょっとだけ『アナ雪』だけど、弟のアナがほとんど出てこないので、どうにも冗談として歯切れが悪いのだ。


◆『大巨獣ガッパ』
五つ星評価で【★★★エレキエレキ】

劇場では2回目。
オープニングとエンディングのエレキ歌謡にやられる。
いやあ、かっけー。
もう、あれだけでいいよ。中身いらないくらいだよ。

川地民雄はロンブー敦にちょっと似。
山本陽子は高梨臨にちょっと似。
山本陽子が船で読んでるのは少年マガジン。まだまだ薄い。

着ぐるみに対して、ミニチュアが大きいので、壊す時の迫力が大きい。
特撮パートなかなかいい仕事をしている(但し、ガッパの造形デザインを除く)。


【銭】
キネカ大森3回使える名画座専用回数券を使って1000円で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
プルガサリ 伝説の大怪獣@ぴあ映画生活
▼関連記事。
ガッパ初見記事@死屍累々日記

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2012年03月11日

『大巨獣ガッパ』『宇宙大怪獣ギララ』をシアターN渋谷2で観て、うふふぐーぐーふじき★★★,★★

……45周年記念って中途半端な

『大巨獣ガッパ』

五つ星評価で【★★★おばけだ、おばけ】

TVでチラ見した事はあるけど、映画館では初見。
思ったより、かなりちゃんと面白い(大人には)。

しかし、これが子供に受けないのはよく分かる。
ガッパかっこ悪いんだもの。
怪獣で親子人情物ってのも、当時、凄く抵抗があった事を覚えてる。
怪獣は「人間」じゃない所が魅力だから。
あと、仕事にかける大人のプライドと恋愛みたいな要素が
入ってて大人は「へえ」とか思うけど、子供には邪魔だな、あれ。

ともかく、ガッパのデザインが悪い。
頭でかすぎる。時代劇役者じゃないのだ。
そんな「四頭身ってマンガかよ」みたいなデザイン力のなさ。
翼が小さいのは諸事情からしょうがないかもしれないけど、
常に前に出してる前足はハイハイ赤ちゃんみたい。
アップにするとゴジラっぽいから肌汚いし……そこは違う路線目指そうよ。
顔も、顔の怖さ誤魔化そうとしたようにでかくて濃い。
江守徹似(=ジャイガー似)。

「ガッパ撃退」の方法は単に希望であって、行き当たりバッタリだ。
そうそう、主題歌がエレキでテケテケテケテケなのも違うと思った。

ちゃんと作ってると思うけど、ニーズを掴んでないと映画は当たらないのだ。



◆『宇宙大怪獣ギララ』

五つ星評価で【★★物質だ、物質】

機会がなかったので、こちらも初見。

ギララって物質だ。
物質の癖して、あのデザインはかっこよくって好きだ。
鳴き声も何かはっきりしない政治家の答弁みたいで、ちょっと好きだ。
でも話は糞が付いてつまらん。
怪獣映画に要らない恋愛がラストいきなりくっついてきたりする。

「(恋愛について)ギララが教えてくれたの」

どっかーん。

いつ、どこで、何時何分何曜日?

唐突さからいったらリリー・フランキーが
「ぴあ」のコラムに書いたことでカルト映画化した
『幻の湖』とさして、変わらん。

岡田英次が出る映画って、けっこう変なのが多い気がする。

で、そんな万人受け(特に子供受け)しない事をやってたので、
松竹ではこれ一本で怪獣映画が打ち止めになってしまった。
やっぱり地道にコツコツ真面目にやらなくっちゃいかんよね。

ちなみに、主題歌「ギララのロック」を歌うのは倍賞千恵子。
流石、松竹と言おうか、無駄だ松竹と言おうか。


【銭】
シアターN正規料金、二本立て1500円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
大巨獣ガッパ@ぴあ映画生活
宇宙大怪獣ギララ@ぴあ映画生活
▼関連記事
ガッパ2回目記事@死屍累々映画日記


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