僕らのワンダフルデイズ

2017年05月25日

『くちづけ』『僕らのワンダフルデイズ』を目黒シネマで観て、良いけど悪しふじき★★★,★★★

目黒シネマの「俳優竹中直人特集」で未見2本がカップリングされてたので見ました。

◆『くちづけ』
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▲うーやんを演じた宅間孝行(左)は舞台版の演出家。

五つ星評価で【★★★貫地谷しほりの熱演が見たかった】
どっちかと言うとこっちを見たくて来た。
貫地谷しほりの熱演が評判が良かったが見逃してしまっていたので。
でも、堤幸彦なのである。そうだ、だから見逃したのだ。

とりあえず貫地谷しほりの凄さを再確認。この人はいい女優になったよなあ。
堤幸彦は舞台のように演劇的に撮るという方法に固執していたようだが、
それは空間を演劇的にしてフィクションの通り道を大きくするような効果もありながら、
映画である事、映画としてのダイナミズムを失ってしまうという当たり前の結果にも
繋がった。それでも、最終的には貫地谷しほりが全てどうにかしてみせた。


◆『僕らのワンダフルデイズ』
五つ星評価で【★★★なかなかいい話なんだけど】
いい話なんだけど主演の竹中直人の余計な演技がうるさい。
他はそのままで主役だけ変えて撮ったのを見たかった。
映画内のイベントが盛り沢山で飽きない。

こっちの映画でも親子をやっている貫地谷しほりの恋人役はAのT(秘密にする)。
今までのどんな映画で言われる親から娘への「あんな奴はダメだ」の最上級。
キャスティング担当偉い。うん、そら、いやだろう。普通の常人だったら必ずいやだよ。


【銭】
目黒シネマ一般入場料金1500円からチラシ割引で100円引いて1400円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
くちづけ@ぴあ映画生活

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