乃木坂

2014年12月24日

『超能力研究部の3人』をシネマート新宿2で観て、こら上手い事詐欺してる映画だわふじき★★★

五つ星評価で【★★★映画通じゃない人は普通にアイドル映画として、映画通の人はモキュメンタリー構造を逆手に取ったメタ映画として、いい具合に(あくまで言い具合にであって、それ以上ではない)楽しめるんじゃないだろうか?】

話の内容が、超能力研究部の3人に触れながら、
話の主題が、超能力研究部の3人にない、この構造、
なんか覚えがある。『Wの悲劇』だ。
  
乃木坂の皆さんの顔と名前は一致しない。唯一、顔の見分けが付くのは今回の映画に出ていない「生駒ちゃん」というショートカットの子だけだ。
出てくるのは3人。

・秋元真夏=緩いアイドルの立ち位置。だから、演技しごきのシーンにリアリティーがあるのだが、OKテイクがあまり上手くなったように感じないのはおでの心が汚れているからだろうか?

・生田絵梨花=努力して芝居とか一生懸命、ピアノとかも弾ける出来る系アイドル。緩い秋元真夏に慰められて、逆切れする構造は実に自然。頭で考えて、微妙に強弱を付けたような演技は「上手い」のかもしれないが、他の乃木坂二人がナチュラルな素人演技なので、バランスが悪い。周りを見ずに一人でひた走る様は醜悪な感じさえうかがわせてしまう。それもコミで演技してるのなら、この映画の中で一番損な役割を受け持ってる事になる。そして、その損な役割は本来のキャラとおそらく一致しているのだ。メタ構造やねえ。

・橋本奈々未=自然にそこにいる三人目。この人の凄くハッキリした顔立ちは好み。傍にいると気持ちいい感じがするのははっきりしてて男っぽくサバサバして見えるからだろう。

三人一緒にいると、秋元と生田が「小さめの女の子で眼鏡」というビジュアル被りがあって、分かりづらい。オカッパ、おさげと髪型を分けてはいるものの、あまり大きな差異には見えず。

キスのパートは全部あからさまにフェイクでなんだけど、楽しくてしかたない。

女の子三人割とミニ制服なのに可愛い感じがしないなあ。どっちかっていうと足の太さが目立つって言うか、制服で可愛らしさが引き立ってない。


【銭】
新聞屋系の招待券を貰う。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
超能力研究部の3人@ぴあ映画生活

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