ニコラス・ツェー

2014年11月16日

『ファイアー・レスキュー』をシネマート六本木1(B2F)で観て、消防士物なのに残念ふじき★★

五つ星評価で【★★大変感が伝わってこない】
  
個人的に消防士物(火災救助関係)は好き。
それは主人公たちが劣悪な環境にいながらも、
人を救うという使命の為に自分を切り刻みながらも前進する
何よりも誰よりも強い男たちだからだろう。

なので、期待が大きかったというのはあるのだけど、
観終わって「あれ、あれれ」という感じで残念だった。

中心6人くらいの群像劇(過去の因縁3人、新人2人、軍曹役1人)なのだが、多くのシーンでヘルメットを被っているので外見的なメリハリが乏しく、ぱっと見誰が誰だか分かりにくい。
こういう場合、チーム活躍の中でそれぞれの我を通させる事によってキャラクターのメリハリを付けるのが王道だと思うが、火災現場が複数に分かれてチームが分断、それぞれの場所で精いっぱいの消火活動を行う事によって個性も何もなくなってしまった。
又、その複数に分かれた火災現場の因果関係がはっきりせず、それぞれが影響を与えあう現場にした為、各現場でのミッション(クリアする目標)が分からず、隊員があてもなく現場をウロウロしてるようにしか見えなくなってしまった。

火事で色々な物が破壊されたが、よく分からないうちに、死ぬ人は死んで、生き残った人は生き残った。ただ、それだけの話になってしまった。残念だけど、ダメだろ、それじゃ。


【銭】
シネマート六本木、木曜メンバーズデー割引で1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ファイアー・レスキュー@ぴあ映画生活

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2012年06月04日

『密告・者』『引き裂かれた女』を新橋文化で観て、男泣きした後、熟睡ふじき★★★★,★

◆『密告・者』

五つ星評価で【★★★★男は男である為に自らの人生すら捨てる】

ニコラス・ツェーがいい。
グイ・ルンメイがいい。
そして、ニック・チョン。

『孫文の義士団』でもバリバリに燻銀だったニコラス・ツェーが、
ここでも運命に抗えずに密告者になってしまうすこぶる有能な男を演じる。
こういう「不運だけど、できる男」に男は弱い。
自らの人生とか被せちゃうのだ(自分が真に有能かどうかは問わない)。
そうせざるをえない選択肢のチョイスがこの映画は実に巧みだ。

グイ・ルンメイ、風船に厚化粧書いたみたいな、
純なのに落ちちゃった感が素晴らしい。
これは元がちゃんとしてないと、
ただただ、だらしない女みたいになっちゃうから
実にいいキャスティングだ。

そして、ニック・チョン。
心も身体も満身創痍。
痛みが分かっていながら全ての運命の誤りを
自分の身体への果てしない厳罰で補おうとする。
こんな男にも男は弱い。
ひたすら官僚的な外見が地で汚され、
街のチンピラ同様に崩れていく様に目が釘付けになった。

PS ニコラス・ツェーの昔の仲間で、ガタイのいい副参謀が
 何気に「彦麻呂」に似てたと思う。



◆『引き裂かれた女』

五つ星評価で【★眠い】

リュディヴィーヌ・サニエの美しいお顔を見ながら眠りに落ちました。
それ以上でもそれ以下でもなく、ただそんな事実があるだけの映画。



【銭】
前売券700円で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
密告・者@ぴあ映画生活
引き裂かれた女@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
密告・者@LOVE Cinemas調布
密告・者@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評


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