ジョシュア・イ・シャオシン
2017年01月08日
『ストームブレイカーズ 妖魔大戦』をシネマート新宿1で観て、西遊記であって西遊記でないぞふじき★★
「アルティメット・ムービーフェスタ2016」の一本。
五つ星評価で【★★西遊記+コメディー】
この取り合わせはチャウ・シンチーが二回ほどトライしてて、死ぬほど面白いのだが、こちらはお手軽な笑いを散りばめて、ちょっとチャウ・シンチー世界との地続きを感じさせるものの、徹底感に乏しく、やはりチャウ・シンチーって独特な個性なのだなあーと納得させられる。ただ、監督・脚本のジョシュア・イ・シャオシンについては全く知らないのだが、ひょっとするとこれからグーンと伸びて大成するかもしれない。
一応、西遊記らしい体裁は整えているが、孫悟空自体が映画の大半のシーンで妖力を失っており、主に傍観者の位置を勤める。ムリムリ西遊記とくっ付けなくてもこの話を成立させる事は可能だろう。
主人公は小妖怪。大した魔力もないまま、俗物精神で自己のステイタスを田舎の寒村に確立させようとするところは、前向きなねずみ男といったところ。
それにしても悪い奴が単に本当に悪い「悪が凝り固まった存在」みたいなのはゲームとか、マンガとか、ライトノベルの影響なのだろうか。その悪に関する出自も何も必要なく、登場だけで「悪」と言い張れるのは、書く側から考えたら簡単だから(読む側目線では手抜きちゃうんかなあ)。
【銭】
映画ファンサービスデーに見たので1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ストームブレイカーズ 妖魔大戦|映画情報のぴあ映画生活
五つ星評価で【★★西遊記+コメディー】
この取り合わせはチャウ・シンチーが二回ほどトライしてて、死ぬほど面白いのだが、こちらはお手軽な笑いを散りばめて、ちょっとチャウ・シンチー世界との地続きを感じさせるものの、徹底感に乏しく、やはりチャウ・シンチーって独特な個性なのだなあーと納得させられる。ただ、監督・脚本のジョシュア・イ・シャオシンについては全く知らないのだが、ひょっとするとこれからグーンと伸びて大成するかもしれない。
一応、西遊記らしい体裁は整えているが、孫悟空自体が映画の大半のシーンで妖力を失っており、主に傍観者の位置を勤める。ムリムリ西遊記とくっ付けなくてもこの話を成立させる事は可能だろう。
主人公は小妖怪。大した魔力もないまま、俗物精神で自己のステイタスを田舎の寒村に確立させようとするところは、前向きなねずみ男といったところ。
それにしても悪い奴が単に本当に悪い「悪が凝り固まった存在」みたいなのはゲームとか、マンガとか、ライトノベルの影響なのだろうか。その悪に関する出自も何も必要なく、登場だけで「悪」と言い張れるのは、書く側から考えたら簡単だから(読む側目線では手抜きちゃうんかなあ)。
【銭】
映画ファンサービスデーに見たので1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ストームブレイカーズ 妖魔大戦|映画情報のぴあ映画生活