アラン・ドロン

2014年03月05日

『ボルサリーノ』をシネマート六本木1(B2)で観て、後半退屈ふじき★★

五つ星評価で【★★前半は青春、後半は殺戮】

デジタル・リマスター版が出来た事で40年ぶり1週間のみの再上映。
にしては、誰にも知られないようにコッソリ、アリバイ工作のように上映してる。
劇場ポスターに貼紙がしてあって、経年してるので画質がよくありません、だって。
特にひどさは感じなかったが、激怒する人もいるのかもしれない。大変だなあ。
当初、入場料は1800円取る予定だったが、1000円均一になったのもこの辺りが原因か?
昔、『フリークス』で物凄く質が悪いデジタル・リマスターを見たのに比べれば、全くどうとも思わなかった。フィルムなんて劣化して当たり前って常識が通用しないマニアが怒ったりするのか。まあ、劣化にも限度があるけど。


アラン・ドロンとジャンポール・ベルモンドの初共演作。
マルセイユのチンピラ、ドロンとベルモンドが最初、女を取り合って殴り合いの喧嘩。
これが少年ジャンプかよって流れでダブルノックダウンで親友に。
二人はチンケな詐欺で凌ぎながら徐々にマルセイユの裏街道をのし上がっていく。


何かキラキラした青春っぽい前半が過ぎると、
人員整理みたいに、ただ撃ちあいで人が死んでく後半の中だるみでウトウトして中だるみ長えなあと思ってたら、あっという間にバタンと終わってしまった。
好みは前半。後半ラストの話の閉じ方は悪くないけど、後半その物をちゃんとやってればもっと盛り上がったと思う。


アラン・ドロンは美しい。ホモじゃないから抱かれたいとか一切思わないが、フォーマルな服装で蝶ネクタイをした時のダンディーさったらない。蝶ネクタイなんて、日本人が付けたら宴会芸の司会かウェイターにしか見えないってのに。
ベルモンドは男受けする。勿論、ホモじゃないから抱かれたいとか一切思わない。
変な顔なんだけど笑顔が憎めない。こいつが軽くって軟派で、事を起こすのにいい加減だけど行動派で目を引かれる。なので、話を進めていくのはベルモンドなんである。

青背広のルパンとかはこの辺の映画の血が確実に流れてる。
ラストのセリフを多分、PART2を作る事で裏切ってる。


【銭】
均一料金1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ボルサリーノ@ぴあ映画生活

PS 劇場公開は2014年3月1日〜7日、シネマート六本木にて。


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2012年12月16日

『地下室のメロディー』『特攻サンダーボルト作戦』を新橋文化で観て、ドロン・ギャバン・ブロンソンだふじき★★★,★★★★

新橋文化の特選クラシック週間。

「よくかけてくれました」に見合ってお客が多かったのが良かった。


◆『地下室のメロディー』

五つ星評価で【★★★渋いけど爽快じゃない】


ギャバン渋いぜ。
宇宙刑事じゃないぜ。
きっとジャン・ギャバンが蒸着したらかっこ悪いぜ。

ドロン若いぜ、細いぜ。

カジノ金庫を狙うジャン・ギャバンとドロン。
ノアール物はモノクロ画面に映えるぜ。

ラストは「ノアール物らしい」んだけど、
ルパン三世とタランティーノが通り過ぎた今となっては、
別に「らしい」事が美徳じゃなくなってしまったので、
何かスッキリが今一つに思えてしまう。




◆『特攻サンダーボルト作戦』

五つ星評価で【★★★★アミンいいなあ、いい加減で】

1976年の作品だが、
B級映画公開パッケージ「ヘラルド・ベストアクション」の一本なので
理由は分からんが10年くらいオクラになってた映画。
だから、チャールズ・ブロンソン出演映画としては多分、
一番最後の日本公開作品じゃないだろうか。

普通におもろいです。


ハイジャックされてウガンダに運ばれた乗客を救出する
イスラエル軍の活躍(実話)を、
乗客、テロリスト、イスラエル政府、イスラエル軍、
それぞれから描いた集団劇映画。
ブロンソンもその中の一人で、主役と言うのとは違う。

飛行機パニックの王道を踏襲して、いろんな人間が搭乗してて、
いろんな人間ドラマが繰り広げられる。
誰か一人と言ったら乗客の一人マーティン・バルサム辺りだろう。

ウガンダの大統領アミンが面白い。
せいぜい部族の族長くらいの器なのに
世界の衰勢を占うような位置に立ってしまう。
そして、大統領夫人も何かウガンダの娼婦宿から見繕ってきたみたいな、
単に粗野な女性だったのが印象的でした。



【銭】
前売券700円で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
地下室のメロディー@ぴあ映画生活
特攻サンダーボルト作戦@ぴあ映画生活


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