るろうに剣心
2014年09月24日
『るろうに剣心 伝説の最期編』をトーホーシネマズ渋谷3で観て、それにしても監督ディスられすぎふじき★★★
五つ星評価で【★★★面白いけど話としては予定調和すぎないか?】
前篇で海に投げ出された剣心と薫。
そこで、二人とも死んで話が終わるという事は勿論なく、剣心は師匠と再会し、パワーアップを求めて修行する。今回の話の閉じ方として、最後は東京に行って剣心が志々雄と対決するのは分かっている。対決しないラストなんてありえないでしょ。あと、四乃森蒼紫との因縁を解く為の話が挿話されるだろう。と思ってたら、まんま基本それだけの話だった。それで2時間半は長い筈だけど、後半のアクションは相変わらず燃える。その代わりなのか何なのか、後編の前半部分は流石にだれた。
興行としては前後編2本の映画になったが、御庭番あたりバッサリ斬り落としたら1本の映画に縮められたんじゃないだろうか?
今回、後編の引き込まれたキャラクターは3人。
瀬田、駒形、志々雄。
神木隆之介の瀬田宗二郎の表面と内面の乖離具合の気持ち良さ、気持ち悪さ、そしてその異常性をバックアップして無化する圧倒的な剣客としての力量。
いいぞ、いいぞ。かっこいいぞ。
負けてアイデンティティを破壊されるところがたまらない。
表面上、充分に余力を持ったキャラだったので、あの崩れ方は魅力だ。
全力での絶望は観客に響く。
それはこのキャラクターが一生に一度味わうであろう
今までの自己を完全否定するような敗北なのだ。
高橋メアリージュンの駒形由美は武闘しないキャラだ。
武闘もしないのに、最後までその場に居続ける事を許された存在感と美貌。
彼女だけが条件が整えば死に向かう事を躊躇しない。
彼女のような力のない者は力のある者に夢や愛を仮託する。
幕末には彼女のような存在が多かったのではないか。
そしてその弱さゆえに幕末に悉く駆逐されていった。
志々雄は死ななかったが、死んでしまった数多の志々雄の代表者が彼女なのだ。
そして、生き残った志々雄と駒形由美の絆は、
幕末の地獄から抜け出してしまった剣心には
志々雄からの一方的に利己的な利用にしか見えなかったのかもしれない。
あの場の剣心への志々雄の反論はムチャクチャかっこよかった。
この3人の前ではガリレオ師匠は割とどうでもよかった。
あ、佐之助が1作目と同様、
得体のしれないドツキアイだけが強い相手と、
まるで無駄な時間を潰すかのごとくボコリあいをしてるシーンは
心が温まる感じがして、好きです。
それにしても、これくらい殺陣がめっちゃリスペクトされて、
監督がダメ出しされてる映画って他にない。
私は映画に対して目利きじゃないので、
演出の優劣とかよっぽどのポカをやられない限り
ほとんど気にならないんだけど、皆さんお怒りっすね。
何か『プラチナデータ』の監督だから、
安心して叩いても大丈夫みたいに見えなくもない。
あれはひどかったから、まあ、監督としての力量は低いのかもしれないけど、
2時間30分二本をそんなに飽きさせずに見せたのだから、
今回は褒めてもいいんじゃないかと思う。
唯一、音楽の使い方とかが、泣かせ、盛り上がらせ、
みたいなカットでジャンジャンかけるのが下品で鼻に付くなと思ったけど、
それってとっても分かりやすい演出で、
物凄く広範囲な客が見にくる映画だったから、
下品と思われてもやるべき演出だったんじゃないだろうか。
初代林家三平が普通の落語もできるのに
TVではずっと軽いネタで通したみたいなもんで、
そういう覚悟でわざとやったのならかっこいいと思うな。
何となくやったのなら、鈍くて悲しいけど。
【銭】
トーホーシネマズデーで1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・るろうに剣心 伝説の最期編@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・るろうに剣心 伝説の最期編@映画のブログ
・るろうに剣心 伝説の最期編@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・るろうに剣心 伝説の最期編@to Heart
・るろうに剣心 伝説の最期編@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
▼関連記事
・るろうに剣心@死屍累々映画日記
・るろうに剣心 京都大火編@死屍累々映画日記
前篇で海に投げ出された剣心と薫。
そこで、二人とも死んで話が終わるという事は勿論なく、剣心は師匠と再会し、パワーアップを求めて修行する。今回の話の閉じ方として、最後は東京に行って剣心が志々雄と対決するのは分かっている。対決しないラストなんてありえないでしょ。あと、四乃森蒼紫との因縁を解く為の話が挿話されるだろう。と思ってたら、まんま基本それだけの話だった。それで2時間半は長い筈だけど、後半のアクションは相変わらず燃える。その代わりなのか何なのか、後編の前半部分は流石にだれた。
興行としては前後編2本の映画になったが、御庭番あたりバッサリ斬り落としたら1本の映画に縮められたんじゃないだろうか?
今回、後編の引き込まれたキャラクターは3人。
瀬田、駒形、志々雄。
神木隆之介の瀬田宗二郎の表面と内面の乖離具合の気持ち良さ、気持ち悪さ、そしてその異常性をバックアップして無化する圧倒的な剣客としての力量。
いいぞ、いいぞ。かっこいいぞ。
負けてアイデンティティを破壊されるところがたまらない。
表面上、充分に余力を持ったキャラだったので、あの崩れ方は魅力だ。
全力での絶望は観客に響く。
それはこのキャラクターが一生に一度味わうであろう
今までの自己を完全否定するような敗北なのだ。
高橋メアリージュンの駒形由美は武闘しないキャラだ。
武闘もしないのに、最後までその場に居続ける事を許された存在感と美貌。
彼女だけが条件が整えば死に向かう事を躊躇しない。
彼女のような力のない者は力のある者に夢や愛を仮託する。
幕末には彼女のような存在が多かったのではないか。
そしてその弱さゆえに幕末に悉く駆逐されていった。
志々雄は死ななかったが、死んでしまった数多の志々雄の代表者が彼女なのだ。
そして、生き残った志々雄と駒形由美の絆は、
幕末の地獄から抜け出してしまった剣心には
志々雄からの一方的に利己的な利用にしか見えなかったのかもしれない。
あの場の剣心への志々雄の反論はムチャクチャかっこよかった。
この3人の前ではガリレオ師匠は割とどうでもよかった。
あ、佐之助が1作目と同様、
得体のしれないドツキアイだけが強い相手と、
まるで無駄な時間を潰すかのごとくボコリあいをしてるシーンは
心が温まる感じがして、好きです。
それにしても、これくらい殺陣がめっちゃリスペクトされて、
監督がダメ出しされてる映画って他にない。
私は映画に対して目利きじゃないので、
演出の優劣とかよっぽどのポカをやられない限り
ほとんど気にならないんだけど、皆さんお怒りっすね。
何か『プラチナデータ』の監督だから、
安心して叩いても大丈夫みたいに見えなくもない。
あれはひどかったから、まあ、監督としての力量は低いのかもしれないけど、
2時間30分二本をそんなに飽きさせずに見せたのだから、
今回は褒めてもいいんじゃないかと思う。
唯一、音楽の使い方とかが、泣かせ、盛り上がらせ、
みたいなカットでジャンジャンかけるのが下品で鼻に付くなと思ったけど、
それってとっても分かりやすい演出で、
物凄く広範囲な客が見にくる映画だったから、
下品と思われてもやるべき演出だったんじゃないだろうか。
初代林家三平が普通の落語もできるのに
TVではずっと軽いネタで通したみたいなもんで、
そういう覚悟でわざとやったのならかっこいいと思うな。
何となくやったのなら、鈍くて悲しいけど。
【銭】
トーホーシネマズデーで1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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▼関連記事
・るろうに剣心@死屍累々映画日記
・るろうに剣心 京都大火編@死屍累々映画日記
2014年08月26日
『るろうに剣心 京都大火編』を109シネマズ木場3で観て、困った顔見世興行だなふじき★★★
五つ星評価で【★★★面白いけど進まない話】
基本、色々なタイプの剣豪が出てきて、
あっちでチャンチャン、こっちでバラバラ、
大活劇を繰り広げる。
活劇やキャラクターショーとしては破格の面白さ、
ただ、物語は進んでいない。
きっと今回の最終前篇の中で大事な箇所は
志々雄の印象付けと、折られた逆刃刀の回復くらいで10〜30分。
それ以外はバッサリ切っても話としてはそんなに支障がない。
そんなくらいしか話が進んでないのに面白いのである。イビツな事この上ない。
在学生チームはちゃんとキャラが固まってるから盤石。
佐藤健はちょっと「オロ」って言ってるような軽いシーンが少ないのできつそうだ。でも、本当によく動く。
あと、みんなが酷評する武井咲の事が妙に好きだ。キンキン声で身体が重い感じがリアルに「女子」っぽいからかもしれない。役者としてそんな見方されるのは不本意かもしれないけど。
転校生チームは藤原竜也はクズの総まとめみたいな役。本当にもう普通の役のオファーが来ないな、この人。
伊勢谷友介と田中泯もよし。田中泯は凄く褒められてたので期待しすぎてしまった。いや、ちゃんと凄いのだけど、自分の中では『たそがれ清兵衛』の時の鬼気迫る剣豪の方が評価高い。
土屋太鳳は今回の儲け役。あまり一人で何かをやるという役ではないのだけど、周りが変なのが多いので、どこにいてもバッと目に飛び込んでくる。
神木隆之介くんはいい位置づけ。ヒールの中では志々雄藤原の次にいい役。
高橋メアリージュンいまのところ綺麗だけで役を持たせてるのが凄い。
【銭】
火曜109シネマズの会員デーで1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・るろうに剣心 京都大火編@ぴあ映画生活
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・るろうに剣心 京都大火編@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・るろうに剣心 京都大火編@映画のブログ
・るろうに剣心 京都大火編@ペパーミントの魔術師
・るろうに剣心 京都大火編@映画的・絵画的・音楽的
・るろうに剣心 京都大火編@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
・るろうに剣心 京都大火編@迷宮映画館
▼関連記事
・るろうに剣心@死屍累々映画日記
基本、色々なタイプの剣豪が出てきて、
あっちでチャンチャン、こっちでバラバラ、
大活劇を繰り広げる。
活劇やキャラクターショーとしては破格の面白さ、
ただ、物語は進んでいない。
きっと今回の最終前篇の中で大事な箇所は
志々雄の印象付けと、折られた逆刃刀の回復くらいで10〜30分。
それ以外はバッサリ切っても話としてはそんなに支障がない。
そんなくらいしか話が進んでないのに面白いのである。イビツな事この上ない。
在学生チームはちゃんとキャラが固まってるから盤石。
佐藤健はちょっと「オロ」って言ってるような軽いシーンが少ないのできつそうだ。でも、本当によく動く。
あと、みんなが酷評する武井咲の事が妙に好きだ。キンキン声で身体が重い感じがリアルに「女子」っぽいからかもしれない。役者としてそんな見方されるのは不本意かもしれないけど。
転校生チームは藤原竜也はクズの総まとめみたいな役。本当にもう普通の役のオファーが来ないな、この人。
伊勢谷友介と田中泯もよし。田中泯は凄く褒められてたので期待しすぎてしまった。いや、ちゃんと凄いのだけど、自分の中では『たそがれ清兵衛』の時の鬼気迫る剣豪の方が評価高い。
土屋太鳳は今回の儲け役。あまり一人で何かをやるという役ではないのだけど、周りが変なのが多いので、どこにいてもバッと目に飛び込んでくる。
神木隆之介くんはいい位置づけ。ヒールの中では志々雄藤原の次にいい役。
高橋メアリージュンいまのところ綺麗だけで役を持たせてるのが凄い。
【銭】
火曜109シネマズの会員デーで1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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・るろうに剣心 京都大火編@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・るろうに剣心 京都大火編@映画のブログ
・るろうに剣心 京都大火編@ペパーミントの魔術師
・るろうに剣心 京都大火編@映画的・絵画的・音楽的
・るろうに剣心 京都大火編@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
・るろうに剣心 京都大火編@迷宮映画館
▼関連記事
・るろうに剣心@死屍累々映画日記
2012年09月10日
『るろうに剣心』をユナイテッドシネマ豊洲4で観てチャンバラるんるん♪ふじき★★★
五つ星評価で【★★★星一つ少なくしたのは当日「フェアリーテイル」を観て満腹しちゃったからです】
原作未読なので、似てる似てないは分からない。
でも、あのチャンバラは燃える。
ああ、普通に売りがある映画ってそれだけで幸せだ。
キャラがみんなちゃんと立ってるのも素晴らしい。
佐藤健いい。あの殺陣をちゃんとこなせるのは偉い。
彼がこの映画の屋台骨を背負っている。
武井咲は武井咲のままだけど、別にあれでいいでしょ
いい大人なのに初めてのお使いが似合いそうなキャラであればOKなんだろうから。
吉川晃司はこういうのにピッタリの役者にいつの間にかなってしまった。
警察襲撃はターミネイターを思い出してニヤニヤ。
あの目が底知れなくて怖い。
香川照之はこの映画で演出上、
身長伸ばして見せるという話があったらしいけど、
別にいつも通りの香川照之だったよ。
一人だけ竹馬みたいな脚だったら面白かったろうな。
吉川晃司と逆で「トコトン底が知れてる役」がいつも通りに適役。
後一つ要素加えたらギャグになっちゃうギリギリのキャラだなあ。
例えば髭とか、眼帯とか、前歯欠けとか、波平ハゲとか。
綾野強・・・・・・・・・・・・・・・・あれか!
蒼井優の演技には全幅の信頼を置いている。
おそらく、並大抵の元のマンガに似てるだけの女子より、
蒼井優を起用した時点で成功しているに違いない。
それにしても物凄いアクションが行われているというのに
カメラアングルが微動だにしなかったのが気持ち良かったなあ。
【銭】
映画ファン感謝デーで1000円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・るろうに剣心@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・るろうに剣心@新・映画鑑賞★日記
・るろうに剣心@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS
「るうろう飯に点心ください」
「うちは映画館です。中華料理屋じゃありません」
PS2 人斬りバッター斉。ああ、なるほど。
ピョンピョン跳ねるし、健くんはバッタ男が出世作だし。
PS3 人斬り八宝菜。人斬りが肉料理作るの禁止。
PS4 ちなみにエンディングの日本語ロックがかっこよくって、
これだったら『アメイジング・スパイダーマン』のEDに付けても
怒らないかもしれないとか無責任に思った。
原作未読なので、似てる似てないは分からない。
でも、あのチャンバラは燃える。
ああ、普通に売りがある映画ってそれだけで幸せだ。
キャラがみんなちゃんと立ってるのも素晴らしい。
佐藤健いい。あの殺陣をちゃんとこなせるのは偉い。
彼がこの映画の屋台骨を背負っている。
武井咲は武井咲のままだけど、別にあれでいいでしょ
いい大人なのに初めてのお使いが似合いそうなキャラであればOKなんだろうから。
吉川晃司はこういうのにピッタリの役者にいつの間にかなってしまった。
警察襲撃はターミネイターを思い出してニヤニヤ。
あの目が底知れなくて怖い。
香川照之はこの映画で演出上、
身長伸ばして見せるという話があったらしいけど、
別にいつも通りの香川照之だったよ。
一人だけ竹馬みたいな脚だったら面白かったろうな。
吉川晃司と逆で「トコトン底が知れてる役」がいつも通りに適役。
後一つ要素加えたらギャグになっちゃうギリギリのキャラだなあ。
例えば髭とか、眼帯とか、前歯欠けとか、波平ハゲとか。
綾野強・・・・・・・・・・・・・・・・あれか!
蒼井優の演技には全幅の信頼を置いている。
おそらく、並大抵の元のマンガに似てるだけの女子より、
蒼井優を起用した時点で成功しているに違いない。
それにしても物凄いアクションが行われているというのに
カメラアングルが微動だにしなかったのが気持ち良かったなあ。
【銭】
映画ファン感謝デーで1000円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・るろうに剣心@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・るろうに剣心@新・映画鑑賞★日記
・るろうに剣心@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS
「るうろう飯に点心ください」
「うちは映画館です。中華料理屋じゃありません」
PS2 人斬りバッター斉。ああ、なるほど。
ピョンピョン跳ねるし、健くんはバッタ男が出世作だし。
PS3 人斬り八宝菜。人斬りが肉料理作るの禁止。
PS4 ちなみにエンディングの日本語ロックがかっこよくって、
これだったら『アメイジング・スパイダーマン』のEDに付けても
怒らないかもしれないとか無責任に思った。
