『ディアスポリス 異邦警察』をUCT6で観て、かっけーけどつまんなくてオラはあかんふじき★『植物図鑑』『全員、片想い』『秘密』『青空エール』をまとめてレビュー

2016年09月25日

『コープスパーティー Book of shadows アンリミテッド版』をキネカ大森3で観て、凄い駄作だふじき★(ネタバレ)

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▲生駒ちゃんこんなん出てちゃあかんて。

ネタバレ注意
五つ星評価で【★壮絶にダメ】
何が最低と言って、怖くないのはともかくとして(とりあえず置いておく)、
論理的な整合性が物凄く踏みにじられている事だ。

『コープスパーティー』という世界観の二作目なのだが、
前作はホラー描写の合間に痴情のもつれが見え隠れし、
それが生死を分かつ条件になってしまう所に新しさがあった。

今作は前作で助かった2人の生存者が自分たち以外の犠牲者を
時を遡って助けようとする話。時を遡るのに必要なアイテムは
前回、祟りから悪霊となり、主人公たちを斬殺した「サチコ」の骨。
そして、いともあっさりと現場に到着した二人は仲間を見つけ、
前作同様の被害を踏襲しながらサチコの霊を鎮める事に成功。
だが、サチコの霊が鎮まった事により、サチコが抑制していた
生まれなかったサチコの双子の姉妹サチの邪念が覚醒する。
サチはサチコの如く、斬殺を繰り返す。
とりあえず皆集まって帰ろうとするが儀式が通じず帰れない。
再度サチが襲ってきて別れ別れになる。
時を遡ってアイテムを渡してくれた姉が助けにくる。
時空の裂け目が開いているうちは行き来できるらしい。
別れ別れになった友達と一緒に帰ろうとグズグズしてるうちにみんな死んで、
生駒ちゃんだけになって、よく分らんけど帰れて終わり。

もう全く訳が分からない(1作目もそんなに分かっていた訳ではないが)
なんなんねと思う点を羅列。
・サチコの骨ってそんな簡単にGETできんやろ。あっさり手元にあるけど。
・そのサチコの骨を使うと何故、時を遡れるのかが全く不明。
 都合がいいからという理由しかない。
・そのサチコの骨が通路を作って、元の世界との行き来が出来るようになった、
 という事であるなら、高校生でもない姉が、確信もなく学校に来て、
 サチコのいる世界に来ることがたいそう不自然。
・サチコの骨が作った通路が「そんなに長く持たない」事を姉が指摘するが、
 姉が何故そんな事を指摘できるのかが不明。万能かよ、姉。
・この姉は誰も信じない妹の言説を信じ、サチコの事を文献等で調べるのだが、
 文献で調べる事から始まってサチコの骨をGETし、
 サチコの世界全ての物理原則や怨念の階層構造(でいいのか)が分かるらしい。
 何者だよ。有能すぎるだろ。単なる姉ちゃんにしか見えんかったぞ
・人を殺すような化け物のいる世界に出向くのに、みんな着の身着のまま。
 事前に危険が分かっているなら準備とかしろよ。
 準備したら(防具とか付けたら)服が変わってしまうとかあるんだろうけど、
 戻った2人は過去の自分と入れ変わっている素振りがある
 (戻る前の2人の姿が見えない/二重に存在はしない)。
 そういう遡って前の自分と置き換わる状態であるなら、
 前回、その世界にいなかった姉がホイホイやってこれてしまえるのは不自然。
・前回の犠牲者は今回も全て犠牲になる。
 前回の死因が身体に痣のように現われるが、これが何であるかは特に説明されない。
 時を遡ったなら映画鑑賞者以外には「前回」という枠組みはない筈だから意味不明。
・サチコにしても、双子のサチにしても、外見は小学生低学年くらいの女子であり、
 それが斧を振り回しているに過ぎない。
 被害者は泣きながら逃げ回っているが、
 男子高校生たちなんかは普通に立ち向かえば勝てるんじゃないか?
 前作では圧倒的な力の格差があるみたいな表現(壁にバラバラ死体が貼り付くとか)
 があったので、ギリ成立するが、今回は単に女の子が近づいてくると
 みんな叫びながら逃げるだけだから、何がそんなに怖いのかが全く分からない。
・「サチコ」が成仏して、生まれなかった双子の「サチ」が現れる。
 そんな設定を被害者たちが知る事はどう考えても出来ない
 (霊が語りかけでもしない限り)。
 仮に文献的にそういう事になる条件が整っていたとしても、
 それを組み合わせ、ストーリーを紡ぐのには難しすぎるだろう。
・唐突に現れる「影の本」。
 これ、単なる無敵アイテムなんだけど、学校との関連性が全く感じられない。
・帰り道について、儀式とか、通路とか、本の力とか、整理されていずグチャグチャ。
・姉ちゃんの服がピンクハウスみたいなゴテっとした服で役柄と合わない。

出るわ出るわ。

生駒ちゃんは圧倒的に良くないが、これは映画の中で怯える場面と叫ぶ場面しかなく、メリハリ付けられないからだろう。最終的な出来上がりは良くないが、この悪さを彼女の責任にするのは可哀想だ。前作同様セーラー服にブローチが付いたデザインの制服はなかなか可愛いんじゃないかと思う。

新規参入組の青木玄徳くん(おそらく悪い奴の方)は好き勝手やってる感じが良い。


【銭】
ユナイテッドの会員ポイント2ポイント使って800円割り引いて1000円で鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
コープスパーティー Book of Shadows@ぴあ映画生活
▼関連記事。
コープスパーティー@死屍累々映画日記

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【概略】 女子校生の直美は怨霊の棲む異空間で多くの仲間を失った。半年後、あゆみと直美は死んだ友だちを取り戻そうとする。 ホラー 死んだ友達っていうか彼でしょ?真ん中のぶつ切りにされた幼馴染の彼を生き返らそうって事でしょ? 相変わらずヒロインの直美さ
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この記事へのコメント

1. Posted by ヒロ之   2017年01月17日 20:35
こんばんは!
TBありがとうございました。
これもAKBGファン目線としての★3つでした。
坂道シリーズの先輩と後輩が共演したて事が先ず大きな一つ目で、前作同等のグロさが楽しめたてのが一つ。
もう一つは男子高生の狂いっぷりが良かった点。
ただ映画そのものは1作目と比べたら何もかもが無茶苦茶に感じてツッコミ所があり過ぎでした。
その辺はふじきさんが挙げてらっしゃる要素に強く頷けちゃいます。
同じバッドエンドでも2作目の方は突拍子もないものだから好みではなかったですねぇ。
2. Posted by ふじき78   2017年01月17日 21:41
こんちは、ヒロ之さん。
時代劇でもSFでも恐怖映画でも、大きな嘘を付く作品ほど、背景はリアルに徹しないとダメだと思うんですよ。嘘がほころぶと2倍のつまらなさに変わるから。その見方で言うと、この映画はもう全然ダメダメでしたね。
グループ目線は全くない。こんなんで共演して喜んでるようではいかんでしょう。バーター出演みたいな物だとしたら、そういう行為が映画自体つまらなくする可能性高めちゃうし。
3. Posted by maki   2017年03月17日 15:40
なんかもうキャラが変わったような設定がダメ
一作目で終わらせておけばそこそこ見れるホラーだったのに、と思わざるを得ないです
4. Posted by ふじき78   2017年03月17日 23:05
こんちは、makiさん。
一作目はそれなりに拾える場面もあったという認識です。増やした設定がみんな如何にも「増やしました」って外付けっぽい物ばっかだしねえ。

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