2015年06月15日
『私の少女』をユーロスペース1で観て、おおおおおふじき★★★★(ネタバレ)
五つ星評価で【★★★★主人公二人を信じる事】
ペ・ドゥナとキム・セロンにビックリするくらい、引き込まれる。
ネタバレ感想です。
観客には意地悪な事を考える余地が残されている。
それはこの物語の中で意図的に語られていない部分があるのではないか、という事だ。ペ・ドゥナはキム・セロンに性的に手を出したのではないか。キム・セロンは彼女の祖母を明確な意思を持って殺害したのではないか。これらは映画の中では一応、表層的に否定される。だがしかし、それを簡単にそう受け取らない私のようなイカレ客もいる。
映画の冒頭で、ペ・ドゥナは都会から大量の水を宿舎に運び込む。
観客は「ふーん」と思う。
少し時間が経過すると、それは水ではなく、ドリンクサーバーに詰め込まれたアルコールで、彼女がアルコール依存である事が分かる。
観客に突きつけられる「登場人物を信用してはならない。それは主人公ですら」というメッセージ。
キム・セロンはラスト近く、彼女の父を罠にかけ、逮捕させる。
それは意図して語られる悪意のある嘘である。
そして、男性警察官に「彼女は薄気味悪い」と言わせる。
一度悪意のある嘘を付いた人間が過去にも悪意のある行動をしていないと言いきれるだろうか? 彼女は保護司の女性にペ・ドゥナとの間に性的な関係があったであろう事をほのめかす。これは嘘であるか本当であるかは分からない。客観的な証拠が映像では語られない。もしかしたら、映画として切り出されていないだけかもしれない。
そこで、観客はふと我にかえる。
この、ペ・ドゥナやキム・セロンを信頼してもいいのだろうか?
監督が切り取った物だけを信用してもいいのだろうか?
そして、又、こうも思うのだ。
仮に彼女たち二人が罪を犯していたとしても、彼女たち二人の結びつきに嘘はない。
映画外の話で、キム・セロンちゃんがふと気づくと幼女から少女に変わっていた。ゴツゴツした痩せた脚が役にピッタリすぎ。
ペ・ドゥナはウォシャウスキー映画に出て、変な顔強調されて撮られるより、普通に韓国映画に出てた方が全然いいと思う。
【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・私の少女@ぴあ映画生活
ペ・ドゥナとキム・セロンにビックリするくらい、引き込まれる。
ネタバレ感想です。
観客には意地悪な事を考える余地が残されている。
それはこの物語の中で意図的に語られていない部分があるのではないか、という事だ。ペ・ドゥナはキム・セロンに性的に手を出したのではないか。キム・セロンは彼女の祖母を明確な意思を持って殺害したのではないか。これらは映画の中では一応、表層的に否定される。だがしかし、それを簡単にそう受け取らない私のようなイカレ客もいる。
映画の冒頭で、ペ・ドゥナは都会から大量の水を宿舎に運び込む。
観客は「ふーん」と思う。
少し時間が経過すると、それは水ではなく、ドリンクサーバーに詰め込まれたアルコールで、彼女がアルコール依存である事が分かる。
観客に突きつけられる「登場人物を信用してはならない。それは主人公ですら」というメッセージ。
キム・セロンはラスト近く、彼女の父を罠にかけ、逮捕させる。
それは意図して語られる悪意のある嘘である。
そして、男性警察官に「彼女は薄気味悪い」と言わせる。
一度悪意のある嘘を付いた人間が過去にも悪意のある行動をしていないと言いきれるだろうか? 彼女は保護司の女性にペ・ドゥナとの間に性的な関係があったであろう事をほのめかす。これは嘘であるか本当であるかは分からない。客観的な証拠が映像では語られない。もしかしたら、映画として切り出されていないだけかもしれない。
そこで、観客はふと我にかえる。
この、ペ・ドゥナやキム・セロンを信頼してもいいのだろうか?
監督が切り取った物だけを信用してもいいのだろうか?
そして、又、こうも思うのだ。
仮に彼女たち二人が罪を犯していたとしても、彼女たち二人の結びつきに嘘はない。
映画外の話で、キム・セロンちゃんがふと気づくと幼女から少女に変わっていた。ゴツゴツした痩せた脚が役にピッタリすぎ。
ペ・ドゥナはウォシャウスキー映画に出て、変な顔強調されて撮られるより、普通に韓国映画に出てた方が全然いいと思う。
【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・私の少女@ぴあ映画生活
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3. 私の少女 [ いやいやえん ] 2015年11月07日 09:51
【概略】
海辺の村に赴任してきた警官のヨンナムは、少女・ドヒと出会う。ドヒは継父・ヨンハと暮らし、日常的に暴力を受けていた。
ドラマ
孤独なエリート女性警官と残酷な世の中に放り出された少女。二人は出会い、生きる意味を見つける―。
ペ・ドゥナとキム・
2. 私の少女 ★★★.5 [ パピとママ映画のblog ] 2015年08月03日 18:02
『クラウド アトラス』などで国際的に活躍するぺ・ドゥナと、『冬の小鳥』などのキム・セロンが共演した社会派ドラマ。元エリートの女性警察官と一人の少女との交流を、家庭内暴力や性的マイノリティー、外国人の不法就労といった社会問題を織り交ぜて描く。『オアシス』...
1. 「私の少女」 [ お楽しみはココからだ〜 映画をもっと楽しむ方法 ] 2015年06月22日 00:03
2014年・韓国配給:CJ Entertainment Japan 原題:A Girl at My Door 監督:チョン・ジュリ脚本:チョン・ジュリ撮影:キム・ヒョンソク製作:イ・チャンドン、イ・ジ
この記事へのコメント
1. Posted by maki 2015年11月07日 09:53
継父にハニートラップをかけられるほど考えられる知能がある少女が、人形の下腹部をあんなに触るだろうかと言うのは、気にはなりましたね
ただ、少女が祖母を殺した事は無言の事実でしたし、この手足が棒のような魔少女役にセロンちゃんはぴったりでした
一度は断った役だったようですが。
ただ、少女が祖母を殺した事は無言の事実でしたし、この手足が棒のような魔少女役にセロンちゃんはぴったりでした
一度は断った役だったようですが。
2. Posted by ふじき78 2015年11月07日 23:21
こんちは、makiさん。
私もボンヤリ見てるので、絶対と断言はできないのだけど、セロンちゃんの祖母殺しは事件か事故か分からないよう描かれてたんじゃなかったっけ?
私もボンヤリ見てるので、絶対と断言はできないのだけど、セロンちゃんの祖母殺しは事件か事故か分からないよう描かれてたんじゃなかったっけ?
