2015年02月16日
『ムーミン 南の海で楽しいバカンス』をトーホーシネマズ府中6で観て、全員大人だふじき★★
五つ星評価で【★★淡々】
ムーミン一家が旅に出かけるがみんなマイペース。
「楽しいバカンス」という副題が霞む感じで「楽しい感」が伝わってこない。
「バカンスをしなくてはいけない」から「仕方なくしている」みたいな。
もともと原題は『リヴィエラのムーミン』なので「楽しい」というニュアンスはない。
私、物知らずなので「リヴィエラ」って観光地の固有名詞かと思ってたけど、元々はイタリア語で「浜辺」とかの普通名詞だったのが「観光地、景勝地」という意味で使われるようになり、最終的に「リヴィエラ」と言えばイタリアのあそこ、という具合に特定地方を指すようになったらしい。あっ、固有の場所でもあるのか。ややこしいな。「リヴィエラ」なんて、森進一の『冬のリヴィエラ』ぐらいしか知らんからな。
脱線脱線。
「楽しいムーミン一家」だから「楽しい」はキーワードとして、どこかに付けたかったんでしょうね。個人的には冒頭の焚火のシーンが一番「楽しい」。
それにしても妙に醒めてる映画だったな。
フローレンがビッチでエロい水着を着用してる。
カジノで儲かったからいいものの、あれはアニメじゃなかったらソープに沈められるパターンだ。元々、アンクレット(日本での別名は「ヤリマン・チェーン」)だけ付けてる姿がいやらしいんだけど、黒の水着付けた姿は「こういう太った熟女みたいなのが好きなマニアいるよな」みたいな感じ。
紆余曲折はあっても最終的に家に帰ってきて、元の生活を取り戻して「これが一番」などと言うのだけど、どうもその「これが一番」に心がこもっていない。いや、心がこもっていないと言えば、全てのシーンに心がこもっていない様にさえ見える。何故だろうと考えたら、ムーミンパパ、ムーミンママはともかくとして、ムーミンとフローレンのメンタリティーがTVアニメより大人なのだ。私の中でのムーミンは無邪気な子供タイプなので、「わーい」とか言ってるのだけど、この映画の中ではきっとそこに置いてあったら、ドラッグくらい摂取するだろう。「心がこもっていない」と言うより、「心の成熟具合」が期待している物とくい違っていたのだ。
個人的な意見として、この映画のムーミン、フローレンには魅力を感じない。主人公、ヒロインとしての感情起伏が大人すぎて乏しいから。ムーミンは嫉妬や怒りを見せるけど、別にその感情を克服するでもなく、何となく呑み込んでしまう。実に大人だ。社会性高い。そういう社会性高くて疲れる行動から解放されたくて私は映画を観に来るのに。
という事で、あまり登場しない3人のサブキャラがいつも通りでよい。
スナフキンはいつも通り、正しい無宿人で、単に放浪してるし、
ミーはいつも通り、全てに目を光らせながら反発してケチを付けてるし、
ミムラ姉さんはいつも通りかどうか知らないけど、
美人に胡坐をかいて不思議ちゃんだったりする。ええな、この人。
【銭】
トーホーシネマズデーで1100円に割引。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@ここなつ映画レビュー
・劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼関連記事。
・日本の、ムーミン谷の彗星@死屍累々映画日記
・フインランドのムーミン谷の彗星@死屍累々映画日記
ムーミン一家が旅に出かけるがみんなマイペース。
「楽しいバカンス」という副題が霞む感じで「楽しい感」が伝わってこない。
「バカンスをしなくてはいけない」から「仕方なくしている」みたいな。
もともと原題は『リヴィエラのムーミン』なので「楽しい」というニュアンスはない。
私、物知らずなので「リヴィエラ」って観光地の固有名詞かと思ってたけど、元々はイタリア語で「浜辺」とかの普通名詞だったのが「観光地、景勝地」という意味で使われるようになり、最終的に「リヴィエラ」と言えばイタリアのあそこ、という具合に特定地方を指すようになったらしい。あっ、固有の場所でもあるのか。ややこしいな。「リヴィエラ」なんて、森進一の『冬のリヴィエラ』ぐらいしか知らんからな。
脱線脱線。
「楽しいムーミン一家」だから「楽しい」はキーワードとして、どこかに付けたかったんでしょうね。個人的には冒頭の焚火のシーンが一番「楽しい」。
それにしても妙に醒めてる映画だったな。
フローレンがビッチでエロい水着を着用してる。
カジノで儲かったからいいものの、あれはアニメじゃなかったらソープに沈められるパターンだ。元々、アンクレット(日本での別名は「ヤリマン・チェーン」)だけ付けてる姿がいやらしいんだけど、黒の水着付けた姿は「こういう太った熟女みたいなのが好きなマニアいるよな」みたいな感じ。
紆余曲折はあっても最終的に家に帰ってきて、元の生活を取り戻して「これが一番」などと言うのだけど、どうもその「これが一番」に心がこもっていない。いや、心がこもっていないと言えば、全てのシーンに心がこもっていない様にさえ見える。何故だろうと考えたら、ムーミンパパ、ムーミンママはともかくとして、ムーミンとフローレンのメンタリティーがTVアニメより大人なのだ。私の中でのムーミンは無邪気な子供タイプなので、「わーい」とか言ってるのだけど、この映画の中ではきっとそこに置いてあったら、ドラッグくらい摂取するだろう。「心がこもっていない」と言うより、「心の成熟具合」が期待している物とくい違っていたのだ。
個人的な意見として、この映画のムーミン、フローレンには魅力を感じない。主人公、ヒロインとしての感情起伏が大人すぎて乏しいから。ムーミンは嫉妬や怒りを見せるけど、別にその感情を克服するでもなく、何となく呑み込んでしまう。実に大人だ。社会性高い。そういう社会性高くて疲れる行動から解放されたくて私は映画を観に来るのに。
という事で、あまり登場しない3人のサブキャラがいつも通りでよい。
スナフキンはいつも通り、正しい無宿人で、単に放浪してるし、
ミーはいつも通り、全てに目を光らせながら反発してケチを付けてるし、
ミムラ姉さんはいつも通りかどうか知らないけど、
美人に胡坐をかいて不思議ちゃんだったりする。ええな、この人。
【銭】
トーホーシネマズデーで1100円に割引。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@ここなつ映画レビュー
・劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼関連記事。
・日本の、ムーミン谷の彗星@死屍累々映画日記
・フインランドのムーミン谷の彗星@死屍累々映画日記
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
8. 劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス [ 象のロケット ] 2015年03月04日 17:02
ムーミン一家とムーミンのガールフレンドのフローレンは、小舟に乗り地中海沿岸のリビエラへやって来た。 そこはたくさんの人々が優雅にバカンスを楽しむリゾート地。 高級ホテルに足を踏み入れた彼らは、世間知らずなため逆に貴族の一家と勘違いされてしまう。 フローレ
7. 『ムーミン/南の海で楽しいバカンス』(2014) [ 【徒然なるままに・・・】 ] 2015年03月03日 20:12
アニバーサリーイヤーなので、イベントやら旧作映画やら新作映画やら活発な動きを見せている「ムーミン」ですが、これは昨年ヤンソン女史の母国フィンランドで製作された長編アニメーション映画です。小説版ではなくコミック版をベースにしたものだそうですが、キャラクター
6. [映画][☆☆☆★★]「劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス」感想 [ 流浪の狂人ブログ〜旅路より〜 ] 2015年02月28日 22:11
「ムーミン」シリーズの生みの親である作家トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念して、母国フィンランドで初めて製作された長編劇場アニメーション作品。 お馴染みムーミン一家が、小さなボートでムーミン谷を飛び出し、南の海まで旅行に行く様子を描いた本作。そもそも
5. 劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス/高山みなみ [ カノンな日々 ] 2015年02月25日 09:25
「ねえムーミン、こっち向いて♪はずかしがらないで♪モジモジしないで♪おねんねネ♪」故・岸田今日子さんがムーミンの声を演じたTVアニメで育った私としては母国フィンランドで ...
4. 映画 『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』 [ こみち ] 2015年02月24日 23:50
JUGEMテーマ:映画館で観た映画
ノスタルジックに溢れる映画だったので
子供にはちょっと厳しい映画でした。
案の定、映画観内の子供連れは少なく
大人が殆どでした。
ミーのお姉
3. 『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』 [ beatitude ] 2015年02月24日 00:19
ムーミン谷を離れて地中海に面したリゾート地リビエラにやってきたムーミン一家。しかしムーミンのガールフレンド、フローレンが現地で知り合ったプレイボーイに熱をあげ、ムーミンはやきもちを焼く。さらにムーミンパパは貴族と親しくなり、ムーミン伯爵と自称するように...
2. 劇場版ムーミン 南の島で楽しいバカンス [ ここなつ映画レビュー ] 2015年02月17日 17:15
ほのぼの。しみじみ。ユーモア。そしてエスプリ。フランス人監督がムーミンの母国フィンランドで製作したアニメーション作品である。丸っこくて色彩鮮やかな日本のアニメを見慣れている身としては、ちょっと驚く位シンプルで、古臭い感じさえあるのだが、これが原作の世界観
1. 劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス [ 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 ] 2015年02月17日 00:17
別冊spoon. Vol.60 『劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス』最速総力特集号 62485-70 (ムック) [ムック]ムーミン一家が南仏リビエラで巻き起こす騒動をほのぼのとしたタッチで描く「劇場 ...
この記事へのコメント
1. Posted by ここなつ 2015年02月16日 07:14
こんにちは、いつもお世話になっております。
私は逆にこの大人な感じのムーミンが好きでした。全体を通してエスプリ感があったので、子供っぽい彼らだとホントに子供をバカにする事になっちゃうので。
でも確かに「楽しい」感じはなくて副題は無理矢理感がありますよね。あ、文章「感じ」ばかりだ。つまり、原作の「雰囲気」に浸った、ということなんですかね。
私は逆にこの大人な感じのムーミンが好きでした。全体を通してエスプリ感があったので、子供っぽい彼らだとホントに子供をバカにする事になっちゃうので。
でも確かに「楽しい」感じはなくて副題は無理矢理感がありますよね。あ、文章「感じ」ばかりだ。つまり、原作の「雰囲気」に浸った、ということなんですかね。
2. Posted by ふじき78 2015年02月16日 22:14
こんちは、ここなつさん。
お道化ていないから分かりにくいのだけど、ちょっとクレヨンしんちゃんみたいなムーミンかもしれない。
それも極端な話だけど、横町の小学生だったムーミンが横町の中学生になってしまったような違和感をちょっと感じました。コアなファンとかじゃないので、反論には耐えられないんですけど。
お道化ていないから分かりにくいのだけど、ちょっとクレヨンしんちゃんみたいなムーミンかもしれない。
それも極端な話だけど、横町の小学生だったムーミンが横町の中学生になってしまったような違和感をちょっと感じました。コアなファンとかじゃないので、反論には耐えられないんですけど。
3. Posted by ここなつ 2015年02月18日 18:53
反論しませんよ〜
そう、ムーミン、マセちゃったのね。
何といっても「黒いビキニ」にアンクレットだし。
「そんな裸みたいな格好…」とムーミンが反対していたけれど、「裸の意味」を問い質したいような発言でしたね。
まあ、「裸にエプロン」の第一号はムーミンママだからやむを得ないんですけど。
そう、ムーミン、マセちゃったのね。
何といっても「黒いビキニ」にアンクレットだし。
「そんな裸みたいな格好…」とムーミンが反対していたけれど、「裸の意味」を問い質したいような発言でしたね。
まあ、「裸にエプロン」の第一号はムーミンママだからやむを得ないんですけど。
4. Posted by ふじき78 2015年02月19日 23:04
再度こんちは、ここなつさん。
> 裸の意味
ヌーディスト・ビーチにガーターベルトとストッキングだけ付けて出向いたら物凄く卑猥だと思うんですよ。
全裸がベースのアダムとイブが葉っぱで性器を隠した途端「裸みたいな恰好」になるというのは奥深いパラドックスです。
> 裸の意味
ヌーディスト・ビーチにガーターベルトとストッキングだけ付けて出向いたら物凄く卑猥だと思うんですよ。
全裸がベースのアダムとイブが葉っぱで性器を隠した途端「裸みたいな恰好」になるというのは奥深いパラドックスです。
