マンガ『怪獣のテイル 第一巻』F4U、ヤングジャンプコミックス・ウルトラを読書する男ふじき『MUD』をギンレイホールで観て、ああそんな映画なのかふじき★★

2014年05月28日

『LIFE!』をHTC渋谷1で観て、何でこれに惹かれないんだろうふじき★★

五つ星評価で【★★幻想と現実の隙間が少ない事を評価する人もいるが、私はそうは思わない】
毎日毎日同じ仕事をしているウォルター、ある日、仕事をやり遂げるために思いもかけない冒険の旅に。
日常と妄想と冒険の間が希薄なので、後半の冒険部分を妄想ととらえる人もいると聞く。私は、冒険は普通に冒険として解釈した。何の予備知識もなしに見た時、その方が自然だからだ。わざと不自然な解釈をする事で、作品内容を浮かび上がらせるような遊びもチョコチョコするが、それは理由があって後付けで行う操作であって、作為なしで映画を観れるなら、それはそれで何の問題もない。

この映画の中の冒険は行き当たりばったりだ。
さしたる努力や大きな工夫もなく、持ち合わせている運の強さで、
ウォルターの冒険は成功してしまう。
それは冒険の軽視ではないか?
理由もなしに、物事がうまく進むのは、
それを専門の生業としている人がいるのだから、失礼な気がしてしまう。

だとすると、後半の冒険は彼特有の妄想なのか。それはそれで、ちょっとイヤだ。
妄想ばかりのリストラ男の未来を信じる事は難しい。

何はともあれ、ウォルターの冒険は成功するが、
それで得たものは、今までにやってきたウォルターの仕事の肯定だった。
え、本当? 
今までの仕事で解決できなかったから冒険せざるをえなかったのに。
色々な仕事をする人がいる。
その全ての人がそれぞれの仕事において神様だって結論だと
『食神』みたいだけど、リストラする人たちに容赦ない事からも、
全ての仕事に対して、そうだという訳でもないらしい。
リストラ屋さんたちの仕事に対する姿勢がチャランポランに見えるから、
肯定されないという面もあるかもしれないが、
全身リストラに全力を傾けてる奴が出てきたら、それはそれで抵抗あるしなあ。


【銭】
テアトル系会員更新時の1000円で映画観れる券使用。1000円

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この記事へのコメント

1. Posted by クマネズミ   2014年05月28日 06:41
おはようございます。
NHK連続TV小説『花子とアン』で“想像の翼”が頻出するせいもあってか、クマネズミは「後半の冒険部分を妄想ととらえる人」の一員となっております。確かに、おっしゃるよう、「妄想ばかりのリストラ男の未来を信じる事は難しい」かもしれないとはいえ、安東はな(吉高由里子)にしてもたえ(伊藤真弓)にしても、“想像の翼”によって苦難を乗り越えている面もありますし、仕事を「肯定」されたウォルターも、「妄想」を“想像の翼”と“肯定的”に捉え直して、なんとかうまくやっていくのではないでしょうか?
2. Posted by ふじき78   2014年05月28日 10:26
私が人事部部員だったら、あの年で所構わず(ここが大事)想像の翼を広げるウォルターを雇いはせんな。

「母ちゃん、父ちゃんが又、想像の翼を広げてるよ」
「職にも就かないで、この穀潰し!」

いかん、哀しい連想しか浮かんでこなくなった。
3. Posted by ヒロ之   2014年08月04日 02:59
主人公の母ちゃんナイスフォロー。
吹き替えに芸人使っちゃって作品台無し!
4. Posted by ふじき78   2014年08月05日 00:22
こんちは、ヒロ之さん。
芸人といっても色々いて、プロの声優ばりの人もいるんで一緒くたにしたくはないですが、単純に普通の役者として起用できない、演技ができない人を声優にしてはいかんでしょう。
5. Posted by maki   2014年08月14日 10:29
あの素晴らしい社標を信じ真面目に取り組む姿を、
きっとみていないようで誰かがそっとみているのだと、ラストの写真でそう思いました
写真家はもともと彼の仕事ぶりを気に入っていたし、LIFE誌との接点も彼でしたので、自然とLIFE誌スタッフの代表としての彼の熱心な姿を「最高傑作」と25番ネガにしたのでしょうね
確かにとんとん拍子ってのもあるのかもしれないけど、後半は空想を飛び越えての大冒険で、色んな意味で気持ちのよい作品になっていました
6. Posted by ふじき78   2014年08月16日 23:50
こんちは、makiさん。
私はバリバリの社畜としての人生を歩んできた人間なので、どうもあの自分の妄想を制御できない主人公に感情移入ができませんでした。
おま、そんなん場所が軍隊やったら全隊全滅すんぞ。

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