2014年05月23日
『シンプル・シモン』をユーロスペース2で観て、可愛い事作りやがるなふじき★★★
五つ星評価で【★★★寓話だと思う】
一見リアルでにありそうに見える話なのだが、
主人公のアスペルガー症候群持ちのシモンが
ちょっとほっとけない系のイケメン分類という所が寓話だと思う。
リアルにアステカイザーもとい、アスペルガー症候群の人間と
付き合った事もなければ、目にした事も、触れた事も、食べた事もないので、
どんな外見とか、どんな印象とかってのは想像の範疇でしかない。
彼らを特徴づけるのは、優れた特性は持つが、コミュニケーション障害があり、
ある決まったルールへの執着が顕著で、それらの変更を嫌がる。
つまり、病気で治し難いので、同居者のライフスタイルを
彼ら向けに合わせる必要が出てくる「究極の自己中」と思えばよいだろう。
この同居者が彼らに合わせなくてはならない辛さは
映画内でも描かれていたか、実際はもっと厳しいものだろう。
映画内の兄弟はまだコミュニケーションが取れているからだ。
いいよな。
ああいう風に自分を世界の中心に据えて、
全く変わらない暮らしをしてみたいよな。
私なんかはそう思う性質である。
なかなかそうは出来ないのは、相手の事も考えてしまうし、
軋轢を起こすのがしんどいからだ。
だから、シモンが周りから何一つスポイルされず、
好かれたり、みんなか手を貸したりしてくれるのは
ちょっと夢見がちに見えてしまう。
例えば、シモンが金子信夫だったらイヤだろう。
要はそういう問題だと思う。いや、バリ外見の話ではなく、
暮らしているうちにイケメンではなく、
悪魔のように見えてしまうのではないか、と言っているのだ。
だって、彼らは自分の生活に関するルールを定めるのに、
彼ら自身は他のルールに従ってくれないのだから。
そんなんイライラするに決まってる。
イライラするのに口答えも成立しないのだ。
そんな悪魔にも思える自己中シモンに対峙して
コミニュケーションを図ろうとするイェニファーがステキすぎる。
あんなステキな彼女がそんなにいいタイミングで
たまたまフリーになるなんて、いいなあ、絵空事は。
絵空事に蹂躙されたいよなあ、俺も。
イェニファーいいなあ。外見も好みだけど、内面が素晴らしい。
にしても、こんなに口当たりがいいなんてたまらんなあ。
あまりに口当たりが良かったので躊躇して浸れなかったよ。
こんな気持ちいいのに身を任せちゃダメだってシグナルが点灯した。
だから星三つまでで四つはあげなかった。
普通の劇映画としての終り方とオオトリの落とし方も
なかなか気が利いててようございました。
【銭】
ユーロスペース会員制度の前年の有料入場9回分のポイントを使った。もうこれでユーロで使える分は打ち止めか?
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・シンプル・シモン@ぴあ映画生活
一見リアルでにありそうに見える話なのだが、
主人公のアスペルガー症候群持ちのシモンが
ちょっとほっとけない系のイケメン分類という所が寓話だと思う。
リアルにアステカイザーもとい、アスペルガー症候群の人間と
付き合った事もなければ、目にした事も、触れた事も、食べた事もないので、
どんな外見とか、どんな印象とかってのは想像の範疇でしかない。
彼らを特徴づけるのは、優れた特性は持つが、コミュニケーション障害があり、
ある決まったルールへの執着が顕著で、それらの変更を嫌がる。
つまり、病気で治し難いので、同居者のライフスタイルを
彼ら向けに合わせる必要が出てくる「究極の自己中」と思えばよいだろう。
この同居者が彼らに合わせなくてはならない辛さは
映画内でも描かれていたか、実際はもっと厳しいものだろう。
映画内の兄弟はまだコミュニケーションが取れているからだ。
いいよな。
ああいう風に自分を世界の中心に据えて、
全く変わらない暮らしをしてみたいよな。
私なんかはそう思う性質である。
なかなかそうは出来ないのは、相手の事も考えてしまうし、
軋轢を起こすのがしんどいからだ。
だから、シモンが周りから何一つスポイルされず、
好かれたり、みんなか手を貸したりしてくれるのは
ちょっと夢見がちに見えてしまう。
例えば、シモンが金子信夫だったらイヤだろう。
要はそういう問題だと思う。いや、バリ外見の話ではなく、
暮らしているうちにイケメンではなく、
悪魔のように見えてしまうのではないか、と言っているのだ。
だって、彼らは自分の生活に関するルールを定めるのに、
彼ら自身は他のルールに従ってくれないのだから。
そんなんイライラするに決まってる。
イライラするのに口答えも成立しないのだ。
そんな悪魔にも思える自己中シモンに対峙して
コミニュケーションを図ろうとするイェニファーがステキすぎる。
あんなステキな彼女がそんなにいいタイミングで
たまたまフリーになるなんて、いいなあ、絵空事は。
絵空事に蹂躙されたいよなあ、俺も。
イェニファーいいなあ。外見も好みだけど、内面が素晴らしい。
にしても、こんなに口当たりがいいなんてたまらんなあ。
あまりに口当たりが良かったので躊躇して浸れなかったよ。
こんな気持ちいいのに身を任せちゃダメだってシグナルが点灯した。
だから星三つまでで四つはあげなかった。
普通の劇映画としての終り方とオオトリの落とし方も
なかなか気が利いててようございました。
【銭】
ユーロスペース会員制度の前年の有料入場9回分のポイントを使った。もうこれでユーロで使える分は打ち止めか?
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・シンプル・シモン@ぴあ映画生活
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1. シンプル・シモン [ いやいやえん ] 2015年04月06日 16:37
【概略】
アスペルガー症候群のシモンは気に入らないことがあると自分だけの“ロケット”に籠ってしまう。そんなシモンが兄の新しい恋人探しを始め…。
コメディ
他人の感情がわからない!触られるのが大嫌い!アスペルガー症候群のシモンが大好きなお兄ちゃんのた
この記事へのコメント
1. Posted by RYU 2014年05月23日 08:33
管理人さん。
アスペルガー疑惑の首相もお遍路に往くご時勢ですから、そうした、理解は重要だと思います。
先天的な病気ですから、本人の責任ではないですね。家族であったり、組織であったり、コンプレックスがあって、それを解消する事によって、改善するかも知れません。
自己中というのは有りますね。
アスペルガー疑惑の首相もお遍路に往くご時勢ですから、そうした、理解は重要だと思います。
先天的な病気ですから、本人の責任ではないですね。家族であったり、組織であったり、コンプレックスがあって、それを解消する事によって、改善するかも知れません。
自己中というのは有りますね。
2. Posted by ふじき78 2014年05月23日 23:54
こんちは、RYUさん。
本人に責任はなくても、周りは引っ掻き回されるから、ないのだとしても責任を感じてもらいたいですなあ(それでチャラになるかどうかは又、パーソナリティ次第だけど)。まあ、赤ちゃんに泣くなと言うのと同じような理屈だから、きっと強要は出来ないんでしょうが。
本人に責任はなくても、周りは引っ掻き回されるから、ないのだとしても責任を感じてもらいたいですなあ(それでチャラになるかどうかは又、パーソナリティ次第だけど)。まあ、赤ちゃんに泣くなと言うのと同じような理屈だから、きっと強要は出来ないんでしょうが。
3. Posted by 太川 陽介 2014年11月16日 22:47
アラシ見参!
>絵空事に蹂躙されたいよなあ、俺も。
血が出ても、放出するとか?
>イケメン分類という所が寓話だと思う。
イケメン分類+部屋の色彩も寓話の要素を強めているな。
こういう映画は日本じゃもう作れないんだろうなと思った。
>絵空事に蹂躙されたいよなあ、俺も。
血が出ても、放出するとか?
>イケメン分類という所が寓話だと思う。
イケメン分類+部屋の色彩も寓話の要素を強めているな。
こういう映画は日本じゃもう作れないんだろうなと思った。
4. Posted by ふじき78 2014年11月17日 00:24
> こういう映画は日本じゃもう作れないんだろうなと思った。
もう5年も経つんだけど、佐藤二郎が監督した『memo』が自分の強迫性障害をかなり大胆にエンターテイメント化してて凄いと思った。もちろん映画は小規模公開で多くの人に知られずに公開は終わった。
うんでも、北川景子が記憶障害で車椅子の花嫁を演じた映画も出来てるから、何かキャッチーな要素があれば作れるんじゃないかな。それにしても、ここまでファンタジーには作れないだろうけど。
もう5年も経つんだけど、佐藤二郎が監督した『memo』が自分の強迫性障害をかなり大胆にエンターテイメント化してて凄いと思った。もちろん映画は小規模公開で多くの人に知られずに公開は終わった。
うんでも、北川景子が記憶障害で車椅子の花嫁を演じた映画も出来てるから、何かキャッチーな要素があれば作れるんじゃないかな。それにしても、ここまでファンタジーには作れないだろうけど。
5. Posted by maki 2015年04月06日 16:42
こんにちは
まあ実際には現実として兄貴が素晴らしい人物でなければ、成り立たない話でもあるのですよね。
いくら兄弟愛があってもイライラするのは間違いないでしょうし。
全部あわせていかない辛さというのは、あると思います。
アルペルガーではないですが、知的障害の姪っ子をもつ私ですら、理解していても彼女にイライラすることがあるのですから、家族ならそれ以上でしょう
物語はファンタジーにポップに色付けされてて、とても良かったです。
監督も病気ものとしてではなく、ありのままの自分というものを描きたかったとのことなので、これでいいのではないでしょうか。
あんまり病気の事をいうのもね〜
まあ実際には現実として兄貴が素晴らしい人物でなければ、成り立たない話でもあるのですよね。
いくら兄弟愛があってもイライラするのは間違いないでしょうし。
全部あわせていかない辛さというのは、あると思います。
アルペルガーではないですが、知的障害の姪っ子をもつ私ですら、理解していても彼女にイライラすることがあるのですから、家族ならそれ以上でしょう
物語はファンタジーにポップに色付けされてて、とても良かったです。
監督も病気ものとしてではなく、ありのままの自分というものを描きたかったとのことなので、これでいいのではないでしょうか。
あんまり病気の事をいうのもね〜
6. Posted by ふじき78 2015年04月07日 00:48
こんちは、makiさん。
出来上がりがこれで良しなのは間違いのない選択だと思うんですが、そこをあえて間違えて一本、踏み外してもらいたかった。踏み外さなかったから日本で公開されたんでしょうけど。
出来上がりがこれで良しなのは間違いのない選択だと思うんですが、そこをあえて間違えて一本、踏み外してもらいたかった。踏み外さなかったから日本で公開されたんでしょうけど。
