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2014年05月09日

『ムード・インディゴ うたかたの日々』をギンレイホールで観て、小ネタは後回しだふじき★★

五つ星評価で【★★枝葉は茂っているが、幹は細い】
原作未読。

ボリス・ヴィアンのぶっ飛んだ小説をぶっ飛んだ内容のまま、
ぶっ飛んだ映像が得意なミシェル・ゴンドリーが映画化した1本。

だけど、変な映像化に関しては面白いけど、
それはあくまで話を彩る小ネタにすぎない。

基本となる恋愛話をちゃんと描いてほしい。
それなしには、小ネタのオンパレードなんてどうでもいい事なのだ。
小説のインクの色が何色で刷られているかより、
その小説の内容の方がずっと大事だと思わないか、諸君。
何か、堤の『ケイゾク』『トリック』みたいでねえ。
という事で、小ネタに気を取られすぎて、
本来の、恋愛のウキウキ感や、のしかかる生活、
もっとも重くのしかかってくる死の絶望なんかが
スタイルとしてしか描かれてなかったと思う。

要は、見た目の表現に現を抜かすあまり、
ゴンドリーは俺の心に突き刺さる物を作ってはくれなかった。

これよりずっとずっと小品だけど、ともさかりえの出てた
『クロエ』の方が好きな筈だ、
と言いながらもう、今では「好きだ」という印象しか残っていない。
ググったら2001年、13年観ても触れてもいなけりゃ忘れるわな。
映像があまりにも変だから、ゴンドリーさんのは
細々覚えていられるかもしれないが、それも含めてどうでもいいなあ。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜@いやいやえん
ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜@映画的・絵画的・音楽的


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2. ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜  [ いやいやえん ]   2014年05月09日 14:51
人生は泡のよう。消えないうちに、愛して。 ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ主演。ミシェル・ゴンドリー作品らしい、ファンタジックな作品でした。 難病ものではあるのですが、この監督の手にかかるとラストはキュートに終わるのでは、といった甘い考えは打ち砕か
1. ムード・インディゴ  [ 映画的・絵画的・音楽的 ]   2014年05月09日 06:17
 『ムード・インディゴ うたかたの日々』を渋谷のシネマライズで見ました。 (1)なんの予備知識もなく、単に『タイピスト!』に出演していたロマン・デュリスとか、『最強のふたり』のオマール・シーが本作に出演しているというので見てみようかと映画館に行きました。 ...

この記事へのコメント

1. Posted by クマネズミ   2014年05月09日 06:20
おはようございます。
「見た目や技法の華麗さにばかり目を効かしてい」て「ちゃんと落ちが付いて」いないアニメを「うわあ、いかさねえ」と断じられた「ふじき78」さんだからこそ、「基本となる恋愛話をちゃんと描いてほしい」とおっしゃるのではと思いました。
それに対し、件のアニメを面白いと思ったクマネズミは、本作についても「小ネタのオンパレード」(原作のシュールさをどう映像化しているのか)こそが面白さの源泉ではと思ったところです。
「小説のインクの色が何色で刷られているかより、その小説の内容の方がずっと大事」な場合が本来であるにしても、世の中には「小説のインクの色」こそが大事な場合だってあるのではないでしょうか?
2. Posted by maki   2014年05月09日 14:52
こんにちは

たぶん好きな人はキッチュな世界観にはまるんだと思うんですが、「恋愛睡眠のすすめ」はまだよかったのだけれど、シュールすぎてついていけなかったです
確かに小ネタ・ギミックに踊らされてる作品かもしれないですね
3. Posted by ふじき78   2014年05月09日 21:58
こんちは、クマネズミさん。
「SHORT PIECE」かあ。言った言った。
小説のインクの色は、それを活かしたいと思うなら、大長編小説とかには向かない。手頃に短い方が効果が活きる。そして、色が使えるからと言って、一頁に何色もコッテリ使いすぎるのも効果を弱める。もっとうまい使い方があるんじゃないかな?
4. Posted by ふじき78   2014年05月09日 22:00
こんちは、makiさん。
小ネタ、ギミックがある事を否定はしないけど、そっちばっかってのはどうも……
5. Posted by imapon   2014年05月10日 00:27
原作未読でしたか。
原作の方はシュールな小ネタがさりげなくて良かったですよ。だから私も映画が始まった当初は戸惑いました。
でもオドレイ・トトゥが良かったので、それなりに楽しめましたけど。
ギンレイはディレクターズ・カット版ですよね。私もDC版でしたが、インターナショナル版だと小ネタ制限されてるのかしら。
フランス以外でDC版公開は日本のみっていう配給の事情が面白いんじゃないでしょうか。いかにも日本のマーケットには合いそう。


6. Posted by ふじき78   2014年05月10日 23:44
こんちは、imaponさん。
ディレクターズカット版131分、インターナショナル版95分、という事で版違いがある時は短い方を見たいんだけどなー(私が観たのはDC版です)。
私はオドレイ・トトゥよりともさかりえ派なので。

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