2014年04月12日
『少女は自転車にのって』『もうひとりの息子』をギンレイホールで観て、日本とは違う国二態ふじき★★★,★★★
◆『少女は自転車にのって』
五つ星評価で【★★★イスラム圏の国に女性として生まれ育つってのはNHKの朝ドラが物凄く簡単にできそうな感じで大変だ】
なんつうか、大変なんだね。
男の目の付く所にいたり、
往来で専用の布で顔を隠さなかったり、
運動靴を履いたり、
自転車に乗ったりするだけで、
アバズレって言われてしまう。
そういう事を全て守って夫一筋に敬虔に暮らしている母親は、
それにも関わらず、夫から手痛い仕打ちを受けてしまう。
ストレス社会だなあ。
戦前日本の「非国民」も、他国から見るとこんなんかもしれない。
どんな国のどんな人であれ、きっつい締め付けが緩和されるといいよね。
物凄く厳しい掟や戒律は歴史を見ると人間を幸せにしないと思う。
物凄い自由というのも眉唾だと思うけど。
物語は主人公のワジダがちょっとだけ自由な薫風を受けて、
ちょっとだけ自由な薫風を周囲に吹かせる形で爽やかに終わる。
この爽やかなラストのように社会も動いてほしい。
基本、関係ない国の話ではあるけど。
◆『もうひとりの息子』
五つ星評価で【★★★イスラエルとパレスチナの神様も元の起源はきっと変わらないのに難儀やなあ】
イスラエルとパレスチナの少年二人が出生時、
病院のミスで取り違えられ、成人になった際に発覚する。両家族の苦悩を描く。
これは上手い設定だ。
赤ん坊の取り違えは異端同士の間で行われてこそドラマが盛り上がる。
日本だったら、貧乏人と金持ちの間で取り違えられる。
民族・宗教問題が緩い日本では経済力の差がもっとも大事な相違という事だろう。
この映画と同じような設定だったら
「ドイツ人とユダヤ人」「白人と黒人」とかが効果的だろう。
生きる意味として宗教を持たない日本はやはり特殊な国なのだろうか?
ちなみに『そして父になる』は未見。
家族の混乱がどうやら収まりかけたところで物語は終わるが、
本当のところ、家族が属するコミュニティーの混乱の方が恐ろしい気がする。
政情不安な土地においては、命にかかわる問題だから。
【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・少女は自転車にのって@ぴあ映画生活
・もうひとりの息子@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・もうひとりの息子@ノラネコの呑んで観る映画
・もうひとりの息子@映画のブログ
五つ星評価で【★★★イスラム圏の国に女性として生まれ育つってのはNHKの朝ドラが物凄く簡単にできそうな感じで大変だ】
なんつうか、大変なんだね。
男の目の付く所にいたり、
往来で専用の布で顔を隠さなかったり、
運動靴を履いたり、
自転車に乗ったりするだけで、
アバズレって言われてしまう。
そういう事を全て守って夫一筋に敬虔に暮らしている母親は、
それにも関わらず、夫から手痛い仕打ちを受けてしまう。
ストレス社会だなあ。
戦前日本の「非国民」も、他国から見るとこんなんかもしれない。
どんな国のどんな人であれ、きっつい締め付けが緩和されるといいよね。
物凄く厳しい掟や戒律は歴史を見ると人間を幸せにしないと思う。
物凄い自由というのも眉唾だと思うけど。
物語は主人公のワジダがちょっとだけ自由な薫風を受けて、
ちょっとだけ自由な薫風を周囲に吹かせる形で爽やかに終わる。
この爽やかなラストのように社会も動いてほしい。
基本、関係ない国の話ではあるけど。
◆『もうひとりの息子』
五つ星評価で【★★★イスラエルとパレスチナの神様も元の起源はきっと変わらないのに難儀やなあ】
イスラエルとパレスチナの少年二人が出生時、
病院のミスで取り違えられ、成人になった際に発覚する。両家族の苦悩を描く。
これは上手い設定だ。
赤ん坊の取り違えは異端同士の間で行われてこそドラマが盛り上がる。
日本だったら、貧乏人と金持ちの間で取り違えられる。
民族・宗教問題が緩い日本では経済力の差がもっとも大事な相違という事だろう。
この映画と同じような設定だったら
「ドイツ人とユダヤ人」「白人と黒人」とかが効果的だろう。
生きる意味として宗教を持たない日本はやはり特殊な国なのだろうか?
ちなみに『そして父になる』は未見。
家族の混乱がどうやら収まりかけたところで物語は終わるが、
本当のところ、家族が属するコミュニティーの混乱の方が恐ろしい気がする。
政情不安な土地においては、命にかかわる問題だから。
【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・少女は自転車にのって@ぴあ映画生活
・もうひとりの息子@ぴあ映画生活
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・もうひとりの息子@ノラネコの呑んで観る映画
・もうひとりの息子@映画のブログ
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10. 少女は自転車にのって [ 映画の話でコーヒーブレイク ] 2015年05月20日 23:59
サウジアラビアの映画です。
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サウジアラビ...
9. ワタシの名前はワジダ ハイファ・アル=マンスール 『少女は自転車に乗って』 [ SGA屋物語紹介所 ] 2014年04月23日 10:31
サイクリング・サイクリング・ヤッホー・ヤッホー なんとサウジアラビア初!となる記
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昨年の東京国際映画祭で最高賞の東京サクラグランプリ、監督賞の二冠に輝いた作品が、ようやく劇場一般公開である。
大ヒット中の是枝裕和監督の「そして父になる」と同じ、新生児の取り違えをモチーフとした作品で、時節柄どうしても比較
6. 映画・もうひとりの息子 [ 読書と映画とガーデニング ] 2014年04月14日 15:44
原題 La fils de l’Aute英題 The Other Sun2012年 フランス
テルアビブに暮らすフランス系イスラエル人の家族
18歳になった息子が兵役検査を受ける
その結果、息子が実の子ではないという信じ難い事実が明らかになる
その真実は相手側の家族にも伝...
5. 映画・少女は自転車にのって [ 読書と映画とガーデニング ] 2014年04月14日 15:43
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サウジアラビアの首都リヤド郊外に住む10歳のお転婆少女ワジダ(ワアド・ムハンマド)ある朝、近所の少年アブドゥラ(アブドゥルラフマン・アル=ゴハニ)と喧嘩になるが、アブドゥラは「男に勝てるわけがないだろ...
4. 映画:少女は自転車にのって WADJDA イスラムの保守的な風習との、女の子の静かな闘い。 [ 日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜 ] 2014年04月13日 23:41
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って! まず驚く。
サウジアラビアは、中東の国でも保守的なイメージがある。
家庭内でDVDはOKだが、「映画館」の設置が法律で禁じられている国(!)
当ブログは、中東へはかなり行っている事を何度ものアップでもおわかりいただ...
3. 『少女は自転車にのって』 (2012) [ 相木悟の映画評 ] 2014年04月13日 22:26
晴々しい感動を呼ぶ社会派ムービー!
紛うことなき爽やかな青春モノながら、重いメッセージを放つ良心作であった。
本作は、世界各国の映画祭で話題をふりまいた珍しきサウジアラビア映画。映画館の設置が法律で禁じられている当国で全編ロケされた初の映画というだけ...
2. 少女は自転車にのって ★★★ [ パピとママ映画のblog ] 2014年04月13日 21:11
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1. 『もうひとりの息子』 映画のマジカルな力 [ 映画のブログ ] 2014年04月12日 04:15
上手いタイミングで公開したものだ。
子供の取り違えが発覚したことで、無風で暮らしてきた二家族が波乱に巻き込まれる。
カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、大ヒットした『そして父になる』と同じタイミングに、良く似たシチュエーションの家族を描いて東
この記事へのコメント
1. Posted by ノラネコ 2014年04月15日 22:33
同じような設定の話が比較的違い時期に日本とイスラエルで作られたのは面白い。
あちらは宗教、日本は経済というのも、なんか社会を色濃く反映してますねえ。
国によって学歴とか、職業とか、一番重要な相違点が見つかりそう。
白人と黒人はさすがに取り違えないと思うけどw
2. Posted by ふじき78 2014年04月15日 23:49
こんちは、ノラネコさん。
以前、新書で読んだんですが、牧場主が黒人女をたくさん孕ませちゃったのでアメリカの混血化は進んでいて、黒人の血がちょっとでも混じっていると肌の色は白人でも黒人になります。なので、可能性として黒人の血を引く見た目白人、もしくはもっと簡単に片親が黒人の息子と白人の息子を取り違えるのは十分ありえます(見た目は白人同士というのがマストですが)。
以前、新書で読んだんですが、牧場主が黒人女をたくさん孕ませちゃったのでアメリカの混血化は進んでいて、黒人の血がちょっとでも混じっていると肌の色は白人でも黒人になります。なので、可能性として黒人の血を引く見た目白人、もしくはもっと簡単に片親が黒人の息子と白人の息子を取り違えるのは十分ありえます(見た目は白人同士というのがマストですが)。
3. Posted by SGA屋伍一 2014年04月23日 10:30
ここのところロボコップ、仮面ライダー、キャプテンアメリカと二輪アクションの映画を続けて見ましたが、ワジダちゃんが自転車に乗るシーンも同じくらいスリリングでした。
嘘です。
ここよりはもう少しおおらかですが『花子とアン』の女学校も似た雰囲気がありますね
嘘です。
ここよりはもう少しおおらかですが『花子とアン』の女学校も似た雰囲気がありますね
4. Posted by ふじき78 2014年04月23日 20:42
こんちは、伍一どん。
「花子とアン」の校長と、ともさかりえを足して2で割るとサウジアラビアの校長っぽくなる、かな。
話が飛ぶんですが、ロボコップのバイクシーン、慣れない体でバイクを操るんだから、補助輪を付けてやるのが優しさじゃないんですかね(倒れてボディーに傷を付けたりしたら姑が嫁を叱るように怒られそう)
「花子とアン」の校長と、ともさかりえを足して2で割るとサウジアラビアの校長っぽくなる、かな。
話が飛ぶんですが、ロボコップのバイクシーン、慣れない体でバイクを操るんだから、補助輪を付けてやるのが優しさじゃないんですかね(倒れてボディーに傷を付けたりしたら姑が嫁を叱るように怒られそう)
