2014年03月16日
『小さいおうち』をトーホーシネマズ府中8で観て、黒木華ええのうふじき★★★★
五つ星評価で【★★★★黒木華だなあ】
もちろん、断然タキちゃん派です。
器量が悪いなんて本人に言わせるのは酷なシナリオだなあ。
確かに整っていると言うよりは、昔風の「おかめ」な顔立ちであるのだが、
愛嬌があって可愛い………けど、それが現代になって
物言いが粗暴な倍賞千恵子になっちゃうのには軽く落胆する。
納得はするものの、間がなく一足飛びである事も確かだ。
どちらかというと揺れ動いてしまう奥様、松たか子より、
立ち位置がはっきりしていて、常に甲斐甲斐しく動きながら笑顔を絶やさない黒木華にベルリンを初めとする世界は大和撫子を強く感じたのかもしれない。
「あんなに美しく」という美しさを個人的に松たか子から感じないのは私だけ?
そして、その二人が一瞬だけ対立するあの場面での、
松たか子の猛獣のような息づかい。
後に分かる黒木華のきっと自分を騙しながらの裏切り、
そして戦後、伝わってくる消息から受ける松たか子の静かな安寧。
画面に映る物、映らない物も含めて、いろいろ予想が出来る。
予想を成立させるほど、キャラや世界観が出来上がっているという事だろう。
他、キャストなどの覚え書き
片岡幸太郎。何だか昔の小林薫みたいな「ちょうどいい普通の人」を演じられる人。
片岡鶴太郎と一文字しか違わないが大違いだ。
妻夫木聡 「妻夫木聡」を知ってるから、そんなに若く見えない。
「お婆ちゃん」と言ってるが血は遠そうで、系図的な関係が見えないので、
二人の関係が掴みづらかった。
普通「お婆ちゃん」と言えば「祖母−孫」と思うだろう。
中島朋子 中島朋子登場シーンだけ百合っぽくて、空気が違う。
キャラとしてはいらなかったのではないか。
ラサール石井 いつも同じだけど、この人はこれで良し。
林家正蔵 松村邦弘かと思ったけど、この人はこれで良し。
蛍雪次朗 成人映画時代の蛍雪次郎なら、奥様に関係を迫った筈だ。
ついでにタキちゃんも言いくるめて、みたいな『地獄のちいさいおうち』も
ちょっとだけなら見たい気がする(気が重いから滝田洋二郎のコメディーで)。
木村文乃 山田洋二映画に似つかわしくなさげに見える現代美人
(と言うほどキッチリ山田洋二を見てないけど)。
ボンクラに見える妻夫木聡とどうしていい関係なのかが分からない。
妻夫木聡のチンチンがでかいのかな。
笹野高史 あれだけ納得して嫌われる役柄も凄い。
モグラだかネズミだかに嫁入れさせられそうになる親指姫の気持ちを
タキちゃんで追体験する。どう考えても松金よね子の姑も嫌だし。
笹野高史の方が松金よね子より年上でも何らおかしくないけど。
そんな可哀想なタキちゃんもちょっとだけなら見たい気がする
(気が重いから滝田洋二郎のコメディーで(でも濡れ場付きで))。
【銭】
チケット屋で前売券を600円でGET(底値は350円というのを見かけた)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・小さいおうち@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・小さいおうち@ノラネコの呑んで観るシネマ
・小さいおうち@迷宮映画館
・小さいおうち@映画的・絵画的・音楽的
・小さいおうち@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS 超解釈
引越屋が「これ、どうしますか?」と声をかける絵。
イタクラショウジのものである。
戦前、この絵が描かれたり、贈呈されたりの描写はない。
すると、戦後、タキとイタクラは会っていた、という疑惑が沸く。
更に推し進めて、クロッキーの絵と発表した絵は画風が全く異なる。
実はタキはイタクラのゴーストライターだったのだ。
「私は長く生きすぎた」、なるほど、ゴーストの方が長生きしてしまったのである。
えーと、嘘です。
もちろん、断然タキちゃん派です。
器量が悪いなんて本人に言わせるのは酷なシナリオだなあ。
確かに整っていると言うよりは、昔風の「おかめ」な顔立ちであるのだが、
愛嬌があって可愛い………けど、それが現代になって
物言いが粗暴な倍賞千恵子になっちゃうのには軽く落胆する。
納得はするものの、間がなく一足飛びである事も確かだ。
どちらかというと揺れ動いてしまう奥様、松たか子より、
立ち位置がはっきりしていて、常に甲斐甲斐しく動きながら笑顔を絶やさない黒木華にベルリンを初めとする世界は大和撫子を強く感じたのかもしれない。
「あんなに美しく」という美しさを個人的に松たか子から感じないのは私だけ?
そして、その二人が一瞬だけ対立するあの場面での、
松たか子の猛獣のような息づかい。
後に分かる黒木華のきっと自分を騙しながらの裏切り、
そして戦後、伝わってくる消息から受ける松たか子の静かな安寧。
画面に映る物、映らない物も含めて、いろいろ予想が出来る。
予想を成立させるほど、キャラや世界観が出来上がっているという事だろう。
他、キャストなどの覚え書き
片岡幸太郎。何だか昔の小林薫みたいな「ちょうどいい普通の人」を演じられる人。
片岡鶴太郎と一文字しか違わないが大違いだ。
妻夫木聡 「妻夫木聡」を知ってるから、そんなに若く見えない。
「お婆ちゃん」と言ってるが血は遠そうで、系図的な関係が見えないので、
二人の関係が掴みづらかった。
普通「お婆ちゃん」と言えば「祖母−孫」と思うだろう。
中島朋子 中島朋子登場シーンだけ百合っぽくて、空気が違う。
キャラとしてはいらなかったのではないか。
ラサール石井 いつも同じだけど、この人はこれで良し。
林家正蔵 松村邦弘かと思ったけど、この人はこれで良し。
蛍雪次朗 成人映画時代の蛍雪次郎なら、奥様に関係を迫った筈だ。
ついでにタキちゃんも言いくるめて、みたいな『地獄のちいさいおうち』も
ちょっとだけなら見たい気がする(気が重いから滝田洋二郎のコメディーで)。
木村文乃 山田洋二映画に似つかわしくなさげに見える現代美人
(と言うほどキッチリ山田洋二を見てないけど)。
ボンクラに見える妻夫木聡とどうしていい関係なのかが分からない。
妻夫木聡のチンチンがでかいのかな。
笹野高史 あれだけ納得して嫌われる役柄も凄い。
モグラだかネズミだかに嫁入れさせられそうになる親指姫の気持ちを
タキちゃんで追体験する。どう考えても松金よね子の姑も嫌だし。
笹野高史の方が松金よね子より年上でも何らおかしくないけど。
そんな可哀想なタキちゃんもちょっとだけなら見たい気がする
(気が重いから滝田洋二郎のコメディーで(でも濡れ場付きで))。
【銭】
チケット屋で前売券を600円でGET(底値は350円というのを見かけた)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・小さいおうち@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・小さいおうち@ノラネコの呑んで観るシネマ
・小さいおうち@迷宮映画館
・小さいおうち@映画的・絵画的・音楽的
・小さいおうち@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS 超解釈
引越屋が「これ、どうしますか?」と声をかける絵。
イタクラショウジのものである。
戦前、この絵が描かれたり、贈呈されたりの描写はない。
すると、戦後、タキとイタクラは会っていた、という疑惑が沸く。
更に推し進めて、クロッキーの絵と発表した絵は画風が全く異なる。
実はタキはイタクラのゴーストライターだったのだ。
「私は長く生きすぎた」、なるほど、ゴーストの方が長生きしてしまったのである。
えーと、嘘です。
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7. 映画 小さいおうち [ こみち ] 2015年03月22日 21:18
JUGEMテーマ:邦画
昭和初期の不倫を扱ったちょっと暗い感じのする映画でした。
見ているだけでちょっと滅入ってしまうのが難点ですね。
暗い時代が舞台なので当たり前かもしれませんが
もう少し華やかな部
6. ショートレビュー「小さいおうち・・・・・評価額1650円」 [ ノラネコの呑んで観るシネマ ] 2014年03月18日 16:33
彼女が、本当に隠していた事。
ある老女の心の内に70年間秘められていた秘密を巡る、ミステリアスな心理ドラマだ。
山田洋次にとっては、挑戦的な新境地と言っても良いと思う。
舞台は昭和10年代、東京山の手の住宅地に建つ赤い屋根の小さな洋館。
山形の寒村から上京
5. 『小さいおうち』 (2014) [ 相木悟の映画評 ] 2014年03月18日 01:36
激動の時代、中流家庭のひみつが投げかけるメッセージ!
新しい視点で過去に切り込み、現代を照射する意欲的な一作ではあるのだが…。
本作は、直木賞を受賞した中島京子女史の同名小説の映画化。メガホンをとったのは、82作(!)もの作品を連綿と紡いできた生ける伝..
4. 小さいおうち [ 映画的・絵画的・音楽的 ] 2014年03月17日 17:58
『小さいおうち』を、吉祥寺バウスシアターで見ました。
(1)山田洋次監督の新作ということで映画館に行ってきました(注1)。
本作は、中島京子氏が直木賞(2010年上期)を受賞した同名の小説(文春文庫)に基づくもの。
戦前の山の手(注2)の丘の上に建てられた...
3. 小さいおうち [ 迷宮映画館 ] 2014年03月17日 17:57
え?なかなかよくできてるじゃありませんか。素直に面白かった。
2. 小さいおうち [ 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 ] 2014年03月16日 23:39
小さいおうち (文春文庫) [文庫]名匠・山田洋次監督が、中島京子の同名小説を映画化したラブストーリー「小さいおうち」。戦前のモダンライフが魅力的に描かれている。現代。健史は ...
1. 『小さいおうち』 原作を離れて「失敗作」を撮る理由 [ 映画のブログ ] 2014年03月16日 19:07
【ネタバレ注意】
山田洋次監督の『小さいおうち』を鑑賞して、こんなことがあるのかと驚いた。
本作は中島京子氏の小説に基づいて山田洋次監督と平松恵美子氏が脚本を書き、山田洋次監督みずからメガホンを取った作品だ。決して山田洋次監督のオリジナル企画では
この記事へのコメント
1. Posted by ナドレック 2014年03月16日 19:38
こんにちは。
>戦前、この絵が描かれたり、贈呈されたりの描写はない。
>すると、戦後、タキとイタクラは会っていた、という疑惑が沸く。
戦後の恭一の言葉からすると、観客の知らないところでタキと板倉が会っていたこともあるようなので、あるいは戦前に受け渡しの機会があったのかも。
タキがゴーストライダーならかっこいいな。
>戦前、この絵が描かれたり、贈呈されたりの描写はない。
>すると、戦後、タキとイタクラは会っていた、という疑惑が沸く。
戦後の恭一の言葉からすると、観客の知らないところでタキと板倉が会っていたこともあるようなので、あるいは戦前に受け渡しの機会があったのかも。
タキがゴーストライダーならかっこいいな。
2. Posted by ふじき78 2014年03月16日 21:34
こんちは、ナドレックさん。
戦前に二人が合っていたとしても、タキちゃんの女中部屋に油絵を人知れず保管しておくのは難しいんじゃないでしょうか?
> ゴーストライダー
そら、分からしまへんけど、タキちゃんバイク乗れそうにないよね。
戦前に二人が合っていたとしても、タキちゃんの女中部屋に油絵を人知れず保管しておくのは難しいんじゃないでしょうか?
> ゴーストライダー
そら、分からしまへんけど、タキちゃんバイク乗れそうにないよね。
3. Posted by sakurai 2014年03月17日 17:54
笹野さんは、庄内(あたしの故郷)出身。。。やなやつはそんなにいない・・と思ってください。
タキちゃんと奥さんの違いは、見た目じゃなくて、持って生れた品の違いかなと思いました。
綺麗と言うよりは、品がある。ああいうのを本来の別嬪って言うんでしょうね。
でもって、タキちゃんは、こっち側の人。
いやいや、先日、高校生の華ちゃんを見ましたが、おそるべしです。
タキちゃんと奥さんの違いは、見た目じゃなくて、持って生れた品の違いかなと思いました。
綺麗と言うよりは、品がある。ああいうのを本来の別嬪って言うんでしょうね。
でもって、タキちゃんは、こっち側の人。
いやいや、先日、高校生の華ちゃんを見ましたが、おそるべしです。
4. Posted by クマネズミ 2014年03月17日 18:02
今晩は。
倍賞千恵子と妻夫木聡の「二人の関係が掴みづらかった」とありますが、まさにそう思いました。おっしゃるように、「普通「お婆ちゃん」と言えば「祖母−孫」と思」ってしまいますが、でも倍賞千恵子は結婚しなかったようでもあり、とても混乱します。
さらに言えば、小林稔侍の「系図的な」位置づけも、映画からはよくわかりません。
それに、「愛嬌があって可愛い」はずの黒木華が、なぜ片岡幸太郎から迫られないのか(昔はよくあったそうですが)、などなど人間関係が極めて複雑に設定されている作品のように思われます。
倍賞千恵子と妻夫木聡の「二人の関係が掴みづらかった」とありますが、まさにそう思いました。おっしゃるように、「普通「お婆ちゃん」と言えば「祖母−孫」と思」ってしまいますが、でも倍賞千恵子は結婚しなかったようでもあり、とても混乱します。
さらに言えば、小林稔侍の「系図的な」位置づけも、映画からはよくわかりません。
それに、「愛嬌があって可愛い」はずの黒木華が、なぜ片岡幸太郎から迫られないのか(昔はよくあったそうですが)、などなど人間関係が極めて複雑に設定されている作品のように思われます。
5. Posted by ふじき78 2014年03月17日 20:41
こんちは、sakuraiさん。
じゃあ、私はタキちゃん派で、sakuraiさんは笹野派という事で。
高校生の華ちゃんって馬乗ってる成金娘だべか?
じゃあ、私はタキちゃん派で、sakuraiさんは笹野派という事で。
高校生の華ちゃんって馬乗ってる成金娘だべか?
6. Posted by ふじき78 2014年03月17日 20:47
こんちは、クマネズミさん。
誰一人、気づかなかったけど、単なる「大きな婆ちゃん」=「大婆ちゃん」だったりして。
誰一人、気づかなかったけど、単なる「大きな婆ちゃん」=「大婆ちゃん」だったりして。
