日本インターネット映画大賞・外国映画2013年分の投票記事だ、ふじき『陸軍登戸研究所』をUPLINK ROOMで観て3時間は長いよふじき★★

2014年01月16日

『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』をトーホーシネマズ渋谷2で観て、ええのんと悪いのんふじき★★

五つ星評価で【★★ラストの曲はいいけど、全体、作画が雑】

映画とTVシリーズが同時連動なんだそうな。
映画のみ鑑賞。

仙台ローカルを中心に育成される7人組ユニットのアイドル誕生物語アニメ。

難点は二つ。
(1) 作画が一定せず、かなり雑な部分がある。
(2) 輪郭を変えるような作画上のキャラ分けが乏しいので、誰が誰だか分かりづらい。
 キャラクターの性格分けもまだ観客にアピールしきれていない。
 7人いる中で抜き出てて明確なのは、リーダー、ラーメン屋。
 中間地点は、アイドル崩れ(主人公)、その友人、メイド。
 いなくてもそんなに変わらなそうなのが、民謡歌手、ピアノ。
 『七人の侍』だって、全員は頭に浮かばない。
 7人って結構、話を作る上では大所帯なのだ。

逆にいい点を二つ。
(1) ラストでかかるデビューライブの歌はアイドルらしくて、凄く多幸感を感じる。
(2) アイドルとは何か、という規定を大真面目に考えている。

話の真面目さと笑いを取ろうとするボケに絵や演出が付いていってない感じ。

話が続く中で明らかになる引きの部分があるんだけど、それは劇場ではなくTVでやるに違いない。そういう仕掛けであるなら、劇場に来た人にTVの告知(映像であれ、紙媒体であれ)をすべきだけど、そういうのは一切なかった。「情報弱者には何もやるな」なのか? いや、情報提供者が出し惜しみして得になる事はこの場合、何一つないだろ。アイドルを売り出す話なのに、その映画の売り出しがマルチメディア展開に失敗してていいのか。製作と配給は別だろうから、そんなん縦割りで無関係って言ってしまえば終わりだけど、そういうのをトータルで見る目がないと「金の匂いがする」大きな商売は出来ない、という事なのだと思うよ。
えーと、この映画自身も映画内同様、金主が逃げちゃったとかならせんないけど。


【銭】
一般入場料1200円均一だが、前売券を1000円でGET。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
Wake Up, Girls! 七人のアイドル@ぴあ映画生活
▼関連記事。
Wake Up, Girls! 青春の影@死屍累々映画日記
Wake Up, Girls! Beyond the Bottom@死屍累々映画日記

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この記事へのコメント

1. Posted by 太川陽介   2014年01月17日 23:36
スレ違いだけど

「わしはこのスパイクを履いて、
魔送球を
魔送球を
魔送球を・・・

がーん!

ヒュ〜ウルル〜(魔送球を投げる音)

ご冥福をお祈りいたします。


2世代くらい下は「トランスフォーマー」なんだな。
2. Posted by タケヤ   2014年01月18日 08:15
最近のふじきさんのレビューの
作品、全然知らないけどコメしたくて
してしまいました(笑)

いわゆるこれは興業的にダメだろー
という作品ですね?
3. Posted by ふじき78   2014年01月18日 23:54
こんちは、先輩。

わははははは元スレも分からないし。
スパイクと魔送球もよう思い出せんぞ(一徹の現役時代か)

あっ、そうか。
一徹の声優さんがお亡くなりになったのか。

一徹と飛雄馬は世界一面白いキャラだったなあ。
4. Posted by ふじき78   2014年01月18日 23:58
こんちは、タケヤさん。

これ、メチャクチャつまんなくはないんですけど、どちらかというとこれから面白くなる可能性を秘めたアニメです。

「継続は力なり」っていう。

で、映画としては継続する気持ちがなさそうなんで(継続先のTVへの橋渡しも)、何か、そういうのってどうよ、と思って書きました。

「プロデュース」がテーマの映画のプロデュース自体が何も考えられてなくてどうする!

みんな忙しいんでしょうけどねえ。

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