麻生久美子

2016年03月05日

『俳優 亀岡拓次』をテアトル新宿で観て、安田顕に頼り過ぎじゃないかなふじき★★★

五つ星評価で【★★★もちろん、つまらなくはない。でも、山場で「どーん」と笑ったり「どーん」と泣いたりしたい。そういうのってオシャレじゃなくって下品とか言われちゃうけど、単に観客に近い所にある映画だと思うのだ】

安田顕を最初に俳優として意識したのはTVドラマ『ハケンの品格』
篠原涼子(主人公)の派遣会社側のマネージャー役。
涙目でオロオロする紳士なサラリーマンが凄く目を引いた。

あの涙目と、けっこう他がダメ出ししそうな役でもヒョイと演じてしまう事から
今では、脇役専門俳優・亀岡拓次よりはステータスの高い役者になってると思う。
チャーミングで無様なんですな。見ていて目を引く。
なので、安田顕の出てるシーンはどれもたいそう面白い。
安田顕の魅力全開。
逆に安田顕が嵌りすぎてて、映画が安田顕に依存してるように見えてならない。

そして、麻生久美子。もう、こんな麻生久美子好きに決まってる。
麻生久美子って手が届きそうなマドンナなんだよなあ。

あと三田佳子には驚きました。こんな役を演じる事が出来る人なのね。
いやー、知らなかった。

映画はエピソードが色々ありなんだけど、ずっと平坦で、
でも、安田顕の様様な可能性をドンと見せつける、
安田顕にとって名刺代わりになるいい映画を作ってもらって良かったなと思う。
ただ、山場がない映画は私自身はそんなに好まない。


【銭】
テアトル系で水曜鑑賞だったので1100円均一。

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俳優 亀岡拓次@ぴあ映画生活
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俳優 亀岡拓次@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
俳優 亀岡拓次@映画的・絵画的・音楽的

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2013年12月14日

『ばしゃ馬さんとビッグマウス』を丸の内TOEI△粘僂董断腸の思いで三ツ星だふじき★★★

五つ星評価で【★★★素晴らしい事は重々承知】

いい映画だ。
そして、あざとい。
世の中のほとんどの誰もが人生の中で「ばしゃ馬さん」の時期を通り越した末に、今を生きているに違いないと確証しながら、その誰にも響く作り方をしている。
対する「ビッグマウス」も誰もが通る道の一つである。
つまり、「ばしゃ馬さん」と「ビッグマウス」は映画の中で別々のキャラクターを与えられているが、どちらも普通の一人の人間が通る一工程なのだ。
何かに取り掛かる前の逡巡が「ビッグマウス」であり、
取り掛かった後の逡巡が「ばしゃ馬さん」だ。
「ビッグマウス」の時期の長い短いはあれ、ゼロという事はないだろう。
「ビッグマウス」直後の大成功により、「ばしゃ馬さん」時期がゼロというケースもあるかもしれないが、ほとんどの人は「ばしゃ馬さん」で自分をすり減らした後、荷台から荷物を下ろす人生を迎えているのに違いない。

なんて盤石に観客に共感を強いるシナリオワーク。

そして、もう麻生久美子が「ばしゃ馬さん」をやる為に生まれてきたような痩せ馬っぷりなのだ。そして、ああ、胸を揉まれたりもするし。揉みたいなあ、痩せ馬の胸(いや、リアルな馬の胸じゃなくって)。

もとい
それでいて、星三つってなんじゃいと言う状態なのだが、
それはこの映画が吉田恵輔監督作品だからに他ならない。

秘かに、もっと行儀の悪い展開を期待していた。
吉田恵輔監督のフィルモグラフティー的に
『なま夏(プロデビュー前)』『机のなかみ』『純喫茶磯辺』『さんかく』『ばしゃ馬さんとビッグマウス』という順番になるのだが、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』前の四作は物語のターニングポイントに決して社会から認められない「異常な性」が地雷のように埋められている。『なま夏』は主人公がそもそも異常だし、『机のなかみ』は主人公が可愛いけど異常なことをするし(秘密)、『純喫茶磯辺』は麻生久美子が通常の麻生久美子の100倍ビッチだし、『さんかく』は二股の片っ方がロリだ。

実際、その地雷はどんどん薄れていって、薄れていくにつれて吉田恵輔監督作品は社会から受け入れられていってる気がするのだが、ついに今作ではゼロになってしまった。ゼロにしないためには介護施設の汚物に興奮を隠しえない麻生久美子とか書くしかないけど、そんなことすると全部ぶち壊しになってしまうものなあ。でも、何か自分が知ってる吉田恵輔監督が遠くに行ってしまったようで寂しかった(ストーカーとかじゃないんで監督の事をリアルには知りません)

ちなみに、試写会で先行して観せてもらった『麦子さんと』にも、そういうのはないです。うん、そういうのありの堀北真希を見たかったけど、それは如何ともしがたいよなあ。社会は一定のルールで動いてるのだから。

なので、吉田恵輔監督がバリバリの大人になったことを祝いつつ、星は一つ減で三つだ、ちきしょー。何か嫌いじゃないけど、喉に匕首つきつけられてるみたいで好きになりきれない。いやらしければ好きになったかどうかは出来てみないと分からない所ではあるけど。………誰もが認める大監督になって、誰も文句を付けられなくなったりしたら、こっそり、又、元の路線に戻ってきてもらいたいものである。


【銭】
東映の株券4回分を2500円で買ってそのうち1回分。

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PS 麻生久美子の元彼役の岡田義徳のリアル感がなかなかいい。
PS2 井上順と松金よね子の夫婦ってバランスが凄く完璧。


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2013年01月20日

『グッモーエビアン!』をHTC有楽町1でクリスマスのイブ近辺に観て、君たちはそれでいいのかふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★映画は快作】
  
これは確か『悪の教典』を観ようと思ってたんだけど、
満席入場不可の獄刑に会い、食事時間をずらして、こっちを観たって映画だ。
映画面白かったから結果オーライだけど、
クリスマスイブ近辺にカップルで『悪の教典』満席にすな!
ふんふんふん、ベッドのお前、彼女が興奮してるのは目の前のお前ではなく、
シャワーシーンのハスミンの尻だぜ!

まあ、それはそれとして、
『グッモー・エビアン!』爽快。

キャラいいすねえ。
ヤグ(大泉洋)、アキ(麻生久美子)、ハツキ(三吉彩花)、トモちゃん(能年玲奈)
みんないそうで、いなそうで。

ヤグなんて大泉さんにしか見えない。
いや、外見、大泉さんだから、それはそうなんだけど、
普段の大泉さんそのままって感じだ。

アキのフラフラしてそうだけど、ちゃんと生きてきた感とてもよし。

それに反抗してしまうハツキの生っぽい硬さもちょっとうざげだが微笑ましい。
そして、あのスカートをあと20センチばかし膝上にずりあげたい。

トモちゃん、かーいーな。さらって、もとい、お友達になりたい。

あと、さりげなく脇役チョイ役で出て来る
小池栄子、土屋アンナ、塚地武雅の安定感が揺るぎない。

特にアキに好対照である小池栄子の
正しいけどつまらなそうな人生がぱっと一目で分かるビジュアルは
何気にこの映画を底から成立させている。

土屋アンナの大人な許容力あるいい加減さも魅力。



【銭】
前売券を事前に買った1300円。

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グッモーエビアン!@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS 以前、「鋼力彩芽」と同じくらいインパクトのある名前は
 「能年玲奈」だとツイッターで呟いた。
 理由は明白。「脳年齢7」と文字遊びできるから。
 うん、でも、割とそんな感じ。
 そんな感じでもいいと思う。かーいーから。


fjk78dead at 18:30|個別記事コメ(8)トラバ(6)

2012年06月24日

『宇宙兄弟』をHTC渋谷2で観て、麻生さん一択ふじき★★★

  

五つ星評価で【★★★ドラマの構築方法が普通とは違うので面食らうが、悪い訳ではない。試験に残る6人のアンサンブルはおもろいし、うまい】

これが女中を目指す『女中兄弟』だったらやだなあ。
いや、小学生の頃、UFOに悪戯されて
おかしくなっちゃったら、ありえん話じゃないじゃん。

という訳で、これもマンガ未読。
基本的にアウェー。
劇場で配布してた販促マンガ読んだだけ。

下馬評で評判悪かったけど、
思ったより小栗旬ムッタ似てるじゃん、と思った。
アフロはあれより大きくすると、
『アフロ田中』みたいになっちゃうからギリOK。
ヒビトはウェイト低いというか、
兄弟なのにそんなに絡まないのが作劇上、意外だった。

一応、ヒビト・パートでも大きな事件はあるが、
ムッタ・パートの試験や対人関係が面白くて霞んでしまう。
W主演と言いながら、かなりムッタ寄りだ。

普通のドラマ構築なら、ヒビトの事件を中心に
事件解決までの兄弟の心情を山場に持ってくるのだろうが、
この映画はあっけらかんとそんな事に興味がないんですよ、と盛り上げない。
うん、変わってる。
けど、居心地は悪くない。
多分、原作へのリスペクトがその山場への回避を成立させているのだろう。

そんな中で麻生久美子がいつも通りステキだ。
麻生久美子の麻生久美子ならではの眩しくない輝きがステキ。
ああもう、技術に一途で行き遅れたって雰囲気がバリバリ鉄板♡

あ、ホモじゃないからムリムリ誉めないけど、
試験に残った麻生さん以外の5人の個性がとてもよかった。



【銭】
HTC渋谷、テアトル会員証提示で1300円。

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PS 府中を目指せ「府中兄弟」
PS2 『エースをねらえ』で宇宙夫人とか結び付けようとしたけど、
 ネタにまで到達できず。
PS3 yukarinさんの映画鑑賞★日記のコメントに
 この映画の素晴らしいラスト改造案を提案したよ。
PS4 ヒビト(ヒビ)、ムッタ(六)、ダミアン(ダミアン)
 なんか縁起の悪い名前ばっかじゃ。
PS5 また宇宙においでよ


fjk78dead at 03:26|個別記事コメ(4)トラバ(11)

2012年03月08日

『幸運の壺』をシネマート六本木で観て、トホホふじき★★

五つ星評価で【★★すげえキャストにぬるい脚本】


すんげえつまんない訳ではない。

でも、なんかバラエティ枠のドラマ見せられたような感じで
得した気分に何かなれないのだ。
佐津川愛美ちゃんがベタにおもしれーのが救い。

ともかく、キャストが豪華。豪華すぎ。
そこに全て取られてる訳でもないだろうけど、
何か話がみずぼらしくさえ感じる。

ほっしゃん。、麻生久美子、佐津川愛美、戸田恵子、渡辺哲、
ヨネスケ、オリラジ藤森、雨上がり蛍原、麿赤児、長江英和、逢沢りな、

すんげえ一歩間違えると大作みたいなキャスティングだ。

その中で主役やる「ほっしゃん。」がちょっとね。
別に下手ではないけど、ミスキャストだ。

「ほっしゃん。」の役は暗いダメ人間。
リアルに演じれば演じるほどいたたまれない。
バラエティーでのニコニコ笑顔は「ほっしゃん。」に必要なのだ。


【銭】
月曜メンズデーで1000円。

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幸運の壺〜Good Fortune〜@ぴあ映画生活


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