若くして死ぬ

2016年07月14日

『TOO YONG TO DIE! 若くして死ぬ』をトーホーシネマズ日本橋2で観て祭だワッショイ雑でもワッショイふじき★★★

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▲ジャニーズさんが許可しないので長瀬がいないバージョンの絵があるんだな。

五つ星評価で【★★★いつものクドカンらしく惜しい映画】
クドカンって決してつまらなくはないし、
見ていて「グッ」と来る部分も散りばめてくれたりもする。
ただ、自分が監督の時は何でも詰め込んでしまって、
もっといらん所切れるだろうと思わされる。
凄くいいカットを平凡なギャグ乱発で間延びさせてしまう。
監督作後半のテンポは基本いつも悪い。

今作で特に悪いのは女優が可愛く撮れてない事だ。
ホモかよ、お前!
ふじき「お気に」の森川葵はある人に寄せる必要があるからか、何か良くない。
抜ける抜けないで言うと抜けなくはないが、積極的に抜きたい気分にならない。
死神の尾野真千子は普段と違うイメージなのはいいが、まあそこだけだ。
あの死神でも抜く気にはならん。
尾野さんが手伝ってくれるなら抜けるだろ(そらそうだろ)。
この映画ではそういうのないけど、尾野さんって「凄く嫌な顔」ができる女優なので、
尾野さんに「このカス!」みたいに詰られたいという人は隠れていっぱいいそうだ。
一番、抜く対象として頑張ってるのは悪魔コスプレバリバリの清野菜名なのだが、
あれで抜けるなら桐谷健太でも抜ける気がしてならない。そら、まずい。
皆川猿時ではもちろん抜かない。
シシドカフカなんて皆川猿時と同列に並んじゃったから抜かない寄りだよ。
抜かない寄りで行くなら、閻魔大王の古田新太も抜かない寄りなのだけど、
閻魔大王と皆川猿時のメイクや存在感がさほど変わってない気がする。
髭を生やしながらはマズいけど、
「古田新太=女子高生」がなくもないというのは流石、地獄。
全てを抜く抜かないで判断するのも何なんだけど、
古舘寛治と宮沢りえは抜かない寄り。
古舘寛治なんて『受難』で女性性器を演じた俳優だから(本当)、
宮沢りえよりはよっぽどメスの匂いがしてきそうなもんだが、
宮沢りえがあんな普通に「お母さん」で、
「お母さん」なだけにしか見えない役ってどうなのよ。
別に本当に古舘寛治では抜かないけれど、「お母さん」でも抜く気はないよ。
こう見えても鬼畜でもなければ、雌雄共有のギャオスでもないんだから。

長瀬と神木隆之介はいい感じで適当。芸達者だなあ、流石に。
長瀬は現世で貸スタジオ経営みたいな事をやってたけど、
地獄と構造を対にするなら用務員か何かがいいんじゃないかと思う。

天国が管理下にあるドラッグ供給施設で、
地獄が主人公が体験していない責め苦を延々与えられる場所なら、
現世が一番天国だなあ。

ラルフ・マッチオの『クロスロード』みたいでもあり。

曲が気持ちいいから星一つサービスだ。

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▲こんなエロイ設定汚いわ。


【銭】
映画ファン感謝デーに見たから1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
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