私たちのハァハァ
2015年10月28日
『私たちのハァハァ』をHTC渋谷3で観て、その青春には乗れずふじき★★
五つ星評価で【★★★甘さを押し通すのがどうにも】
女子高生がバンド追っかけの為、家出して九州から東京へ。
ひと夏の青春と狂騒と現実と。
バカな彼女たちが嫌いだ。
抑制できず自分たちの欲望を満たすため騒いで甘えるメスガキを好きになれない。
それがどんなに「青春」なんだから許せ、と言われても、「『青春』を御旗に仰ぎさえすれば、アウシュビッツのガス室のスイッチ押す奴でも、あなた方は許すのか?」とレベル感の異なる疑問を呈したくもなってしまう、心の小さな私だ。でも、大小のレベルは違っても本質論は変わらないとも思う。
自分達が代償を払う事もなく、欲望のみ誇大化させて、それを享受できるのが当たり前だと思う。愛される事が当たり前と信じて、映画内でそれなりにいい目を見てしまう彼女たちに嫉妬しているのかもしれない。「そんなの趣味の違いだ」と言われる事を承知で、私は映画の主人公には大事な何かの為に自己を律してやせ我慢をしてほしいタイプなのだ。
だから、これはこういう生き物がいる、という普段お目にかかれない動物に目を向けるようなドキュメンタルチックな感覚で見るといいのかもしれない。彼女達みたいなのと多少なりとも分かりあえるきっかけの一端として。別に分かりあえなくても全くもって構わんのだけど。
【銭】
テアトル系の会員割引+曜日割引で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・私たちのハァハァ@ぴあ映画生活
女子高生がバンド追っかけの為、家出して九州から東京へ。
ひと夏の青春と狂騒と現実と。
バカな彼女たちが嫌いだ。
抑制できず自分たちの欲望を満たすため騒いで甘えるメスガキを好きになれない。
それがどんなに「青春」なんだから許せ、と言われても、「『青春』を御旗に仰ぎさえすれば、アウシュビッツのガス室のスイッチ押す奴でも、あなた方は許すのか?」とレベル感の異なる疑問を呈したくもなってしまう、心の小さな私だ。でも、大小のレベルは違っても本質論は変わらないとも思う。
自分達が代償を払う事もなく、欲望のみ誇大化させて、それを享受できるのが当たり前だと思う。愛される事が当たり前と信じて、映画内でそれなりにいい目を見てしまう彼女たちに嫉妬しているのかもしれない。「そんなの趣味の違いだ」と言われる事を承知で、私は映画の主人公には大事な何かの為に自己を律してやせ我慢をしてほしいタイプなのだ。
だから、これはこういう生き物がいる、という普段お目にかかれない動物に目を向けるようなドキュメンタルチックな感覚で見るといいのかもしれない。彼女達みたいなのと多少なりとも分かりあえるきっかけの一端として。別に分かりあえなくても全くもって構わんのだけど。
【銭】
テアトル系の会員割引+曜日割引で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・私たちのハァハァ@ぴあ映画生活