燃える命

2017年01月10日

『甲鉄城のカバネリ 総集編 後編 燃える命』を新宿ピカデリー10で観て、今回も一瞬たりとも目を離せない面白さだふじき★★★★★

五つ星評価で【★★★★★やけくそ気味に後編も星五つでもええやろ】
大画面で展開される殺戮や情感の雨霰に酩酊しまくった。
私はこの物語の主人公・生駒の青臭くて不器用で無様なところが好きなのだ。
勿論こういう正論野郎は身近にいると煙たいのだが、
社会が乱れている今のような世にはちょっと遠くに居続けてほしい。
「頭悪いんじゃないの?」と思うくらい言動が直線なのも分かりやすくて好き。
感情直結なのだな。うん、やっぱり頭悪いんだな。
そして感情直結だからこそ、無様に泣きながら正しい事をする。
こんな分かりやすいキャラはいない。
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▲鬱陶しい正義漢だが、必ずしもかっこよくなく無様なところに惹かれる。

ヒロインの無名は生駒とは逆で感情を秘めてしまうタイプ。
殊更、本当の感情を表に出さないのだが、それでも零れだしてしまう
感情をみずみずしく表現した作画が素晴らしい。
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▲可愛くて強くて実は弱い。

この物語の一番の悪役、美馬。この男がTV頃から嫌いだった。無駄に美形。
そして世界を再生できる力を持ちながら、それを破壊にしか使わない男。
彼の部下の忠義が彼に盲目的に追従する事なのが痛々しい。
美馬には美馬なりの理由があっての蜂起だが、それはやはり彼の我儘にしか見えない。
息子も親父もトップにいるべきでない小物だったという事だろう。

後編の後半、全てを奪われ、約束一つを守るために自分も捨てて化け物への道を選ぶ生駒が良い。

あと融合群体の核に使われたホロビ、ムメイの外観の奇観ぶり無双ぶりに反比例した、神経剥き出しを思わせる内面のナイーブ表現が凄かった。
ホロビの人から踏み外れる時の絶叫も
無名の無数の死を背後につき従えた蝶の群舞も、
こういうのを絵や音で見せきるセンスが凄いなあ。
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▲融合群体、症状加速薬、超カバネリみたいな設定が後編でドンドン開いて目を見張った。

いやあ、満足満足。
エンディングにかかる御木本晴彦画伯の手によるイラスト。
えーと、アニメの絵の方が好き。


【銭】
松竹会員カードの前回有料入場割引+ネット購入割引で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
甲鉄城のカバネリ 総集編 後編 燃える命@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
甲鉄城のカバネリ 総集編 後編 燃える命@だらだら無気力ブログ
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