武田梨奈
2016年04月12日
『ドクムシ』を新宿ピカデリー4で観て、武田梨奈ちゃんに唇を奪われたいようなそうでないようなふじき★★★
五つ星評価で【★★★ラストはちょっとポカーンとした】
原作マンガ全体の2/3強くらい読んでる。マンガのラストは知らない。
完全密閉された廃校で、閉じ込められた7人の男女が
[毒虫同士を争わせて最強の毒虫を決める=蠱毒]のように殺し合いを始める。
驚いたのはラストが映画独特だったこと。
まあ、そういうラストに持って行く事も出来るね、とちょっと感心した。
マンガだと、中盤の展開で、もうこのラストはありえない事が分かる。
ただ、このラストがベストの選択かと言うと疑問が残る。
「思いきった」事は確かだが、こんな雑な思い切りで果たしていいのか?
いくら何でも説得力ないよというラストである
(あと、最後のあのパスタは何が言いたいのか全く分からない)。
主演の村井良大のとても小人物チックなところよし。
W主演の武田梨奈のおとなし気な顔立ちでビッチなところもよし。
顔立ちがガツガツしてないから下品に見えない所が美点でもあり、欠点でもある。
常に上から目線の秋山真太郎も異彩な感じでよし。
▲村井良大
▲武田梨奈(目つきがヤバい)
▲秋山真太郎
朝倉加葉子監督、監督作品の傾向が見えないなあ。
『クソすばらしいこの世界』ではおとなしく脱帽したのに
『女の子よ死体と踊れ』は呆れてしまったし。
今回のはちゃんと飽きずに見てられるけど明らかに雑い。
脚本が監督自身じゃないから雇われ仕事なんだろうけど、
こういうので評判さげるのは惜しい。
【銭】
2週間限定特別上映に脅されて劇場へ。松竹系の前回有料入場割引で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ドクムシ@ぴあ映画生活
原作マンガ全体の2/3強くらい読んでる。マンガのラストは知らない。
完全密閉された廃校で、閉じ込められた7人の男女が
[毒虫同士を争わせて最強の毒虫を決める=蠱毒]のように殺し合いを始める。
驚いたのはラストが映画独特だったこと。
まあ、そういうラストに持って行く事も出来るね、とちょっと感心した。
マンガだと、中盤の展開で、もうこのラストはありえない事が分かる。
ただ、このラストがベストの選択かと言うと疑問が残る。
「思いきった」事は確かだが、こんな雑な思い切りで果たしていいのか?
いくら何でも説得力ないよというラストである
(あと、最後のあのパスタは何が言いたいのか全く分からない)。
主演の村井良大のとても小人物チックなところよし。
W主演の武田梨奈のおとなし気な顔立ちでビッチなところもよし。
顔立ちがガツガツしてないから下品に見えない所が美点でもあり、欠点でもある。
常に上から目線の秋山真太郎も異彩な感じでよし。
▲村井良大
▲武田梨奈(目つきがヤバい)
▲秋山真太郎
朝倉加葉子監督、監督作品の傾向が見えないなあ。
『クソすばらしいこの世界』ではおとなしく脱帽したのに
『女の子よ死体と踊れ』は呆れてしまったし。
今回のはちゃんと飽きずに見てられるけど明らかに雑い。
脚本が監督自身じゃないから雇われ仕事なんだろうけど、
こういうので評判さげるのは惜しい。
【銭】
2週間限定特別上映に脅されて劇場へ。松竹系の前回有料入場割引で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ドクムシ@ぴあ映画生活
2015年12月27日
『ドラゴンブラック』をシネ・リーブル池袋2で、『木屋町DARUMA』を渋谷シネパレス2で観て、武田梨奈ちゃん頑張ってるのうふじき★★,★★★
◆『ドラゴンブラック』
五つ星評価で【★★昔からあるリベンジをベースにしたアクション映画。悪玉のカス具合が絶妙。難点は主役の設定とアクション】
心の嫁、武田梨奈ちゃんが出てるから見に行った。
え、おい、そんな扱いかい。まあ、いいか。いろんな役を演じて偉いね。
全体として目を引いたのは悪玉のカス具合だ。光る、光る。
ボブ鈴木と、あの男(秘密💛)が良い。あとやたら騒ぐ組長も安いけど良い。ボブ鈴木って演技幅ないけどピタリと嵌る映画だと、やっぱあの彼にしかない風貌がいいのだよなあ。
一本調子な脚本かと思っていたら、中盤からはかなりちゃんと話を引っ繰り返していて、感心した。まあ、頭のいい人は最初から騙されないかもしれないが。
大きな問題点が二つ。
一つ目は主人公にシンパシーを抱けない事。
主人公が猪突猛進過ぎて、何も考えずに突っ走ってしまう。でも、それはもっと若い役者の役だろう。家族に危険が生じるかもしれないくらい察しないと、只の自己中中年になってしまう。又、主人公の人相が良くない為に爽快なリベンジ劇になる筈の単純な映画が、さして強くない素人が悪あがきしながら他者を道連れにズブズブ泥沼に嵌っていくみたいな話になってしまった。主人公は悩み苦しんでるが、悩み苦しんでいるだけで、解決の糸口が主人公自身にないので、どうにも騒ぎを大きくした悪い奴に見えてしまう。
もう一つはアクションシーンの爽快さの欠如。アクションシーンは多い。この映画の見せ場であるし、「あっ、あそこは褒めたい」みたいな場面もあるが(武田梨奈・亜紗美戦とか)、時間が長いだけに問題も多い。
まず主人公の強さの規定がよく分からない。各戦いで強さがバラバラだ。一応、物凄く強い事になっているみたいだが(セリフで言わせてる)、最初の戦いで弱く規定しすぎたせいで、ただそれぞれの戦いを長く戦ってるだけみたいに見える。強ければキレの良い技で戦いはそう長引かないだろう。肉弾戦の効果音が強く大きすぎてアクションカットと合ってない事が多い。すると、打突がバチっと決まって見えない。こんなとこにも強そうに見えない一因がある。カメラワークは安定していて悪くないが、照明が暗い中で、インテリアが暗色ばかりの中、戦ってる登場人物もみな暗色系の衣装を着ている。これではどんなアクションをしているのか身体の動きがあやふやにしか見えない。何故、こんなハンデマッチを背負いながらアクションシーンを撮ったのか? これじゃ、主人公がバタバタ長く格闘を長引かせているだけで引き立って強く見えたりはしないだろう。これを役者のアクションの資質の問題にしては可哀想だと思う。
虎牙光揮は上の一つ目の理由で良いとは思えなかった。
武田梨奈は好きだけど、テロップの二番目に乗るような大きな役ではない。
亜紗美も今一つ強く見えなかった。目がクリクリして可愛いような不気味なような。
斎藤洋介のベシャリ速度が妙にラリってるようで遅い。
まあ、現場で飲んでいるんだろうなあ。引退直前の老人役だからギリセーフか。
六平直政は『クーデター』のピアーズ・ブロスナンみたいな
ジョーカー・カード役なのだが、存在感でどうにかなくもなさそうな感じ。
名前分からないけど虎牙光揮の警察学校時代の同期二人はいい演技してる。
見終わった後、ハッピーエンドでもビターエンドでもない、
中途半端宙ぶらりん状態だな、これ。
◆『木屋町DARUMA』
五つ星評価で【★★★うわあ、見たなあという感じの一本】
心の嫁、武田梨奈ちゃんが出てる奴もう一本。
いわゆるキワモノ系ではありますが、下品な見世物ショーだけに終わらないよう遠藤憲一を初めとする役者陣が強いスクラム組んでいる。下品な見世物ショー的な露悪趣味部分もありながら、見終わればそれなりに納得できる映画。
四肢切断した芋虫状態で生きながらえ、その身障具合を生活の糧にするヤクザに遠藤憲一。凄い役をサラリとやったもんだ。この芋虫がセーラー服姿の武田梨奈ちゃんにサンドバックにされるのがこの映画の・・・違う違う。うぶな女子高生役の武田梨奈ちゃんを身体障害口責めでなぶる。遠藤憲一がスカートの中に頭突っ込もうとしてるのはアドリブで、監督指導でブルマとか穿くのは認めん、いつもの生パン穿いとけとの事から武田梨奈ちゃんのパンツは生パンなんだそうです。何だ、そのエロプレイ。そんなエロプレイ、握手会の代わりにやらせてくれよ。んで、凄い勢いで武田梨奈は身を持ち崩す役を演じてます。なかなか良い演技でした。
あと、武田梨奈の父ちゃん役の寺島進が滅多にない「弱い役」で、役幅の広さを見せつけます。実際、寺島進って上手いんだよなあ。コワモテのバカ刑事みたいなテンプレートな役ばかりオファーが来て、黙々とそれを演じてるけど。
【銭】
『ドラゴンブラック』:テアトルの会員割引+曜日割引で1000円。
『木屋町DARUMA』:渋谷シネパレス木曜メンズデーで1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・DRAGON BLACK ドラゴンブラック@ぴあ映画生活
・木屋町DARUMA@ぴあ映画生活
五つ星評価で【★★昔からあるリベンジをベースにしたアクション映画。悪玉のカス具合が絶妙。難点は主役の設定とアクション】
心の嫁、武田梨奈ちゃんが出てるから見に行った。
え、おい、そんな扱いかい。まあ、いいか。いろんな役を演じて偉いね。
全体として目を引いたのは悪玉のカス具合だ。光る、光る。
ボブ鈴木と、あの男(秘密💛)が良い。あとやたら騒ぐ組長も安いけど良い。ボブ鈴木って演技幅ないけどピタリと嵌る映画だと、やっぱあの彼にしかない風貌がいいのだよなあ。
一本調子な脚本かと思っていたら、中盤からはかなりちゃんと話を引っ繰り返していて、感心した。まあ、頭のいい人は最初から騙されないかもしれないが。
大きな問題点が二つ。
一つ目は主人公にシンパシーを抱けない事。
主人公が猪突猛進過ぎて、何も考えずに突っ走ってしまう。でも、それはもっと若い役者の役だろう。家族に危険が生じるかもしれないくらい察しないと、只の自己中中年になってしまう。又、主人公の人相が良くない為に爽快なリベンジ劇になる筈の単純な映画が、さして強くない素人が悪あがきしながら他者を道連れにズブズブ泥沼に嵌っていくみたいな話になってしまった。主人公は悩み苦しんでるが、悩み苦しんでいるだけで、解決の糸口が主人公自身にないので、どうにも騒ぎを大きくした悪い奴に見えてしまう。
もう一つはアクションシーンの爽快さの欠如。アクションシーンは多い。この映画の見せ場であるし、「あっ、あそこは褒めたい」みたいな場面もあるが(武田梨奈・亜紗美戦とか)、時間が長いだけに問題も多い。
まず主人公の強さの規定がよく分からない。各戦いで強さがバラバラだ。一応、物凄く強い事になっているみたいだが(セリフで言わせてる)、最初の戦いで弱く規定しすぎたせいで、ただそれぞれの戦いを長く戦ってるだけみたいに見える。強ければキレの良い技で戦いはそう長引かないだろう。肉弾戦の効果音が強く大きすぎてアクションカットと合ってない事が多い。すると、打突がバチっと決まって見えない。こんなとこにも強そうに見えない一因がある。カメラワークは安定していて悪くないが、照明が暗い中で、インテリアが暗色ばかりの中、戦ってる登場人物もみな暗色系の衣装を着ている。これではどんなアクションをしているのか身体の動きがあやふやにしか見えない。何故、こんなハンデマッチを背負いながらアクションシーンを撮ったのか? これじゃ、主人公がバタバタ長く格闘を長引かせているだけで引き立って強く見えたりはしないだろう。これを役者のアクションの資質の問題にしては可哀想だと思う。
虎牙光揮は上の一つ目の理由で良いとは思えなかった。
武田梨奈は好きだけど、テロップの二番目に乗るような大きな役ではない。
亜紗美も今一つ強く見えなかった。目がクリクリして可愛いような不気味なような。
斎藤洋介のベシャリ速度が妙にラリってるようで遅い。
まあ、現場で飲んでいるんだろうなあ。引退直前の老人役だからギリセーフか。
六平直政は『クーデター』のピアーズ・ブロスナンみたいな
ジョーカー・カード役なのだが、存在感でどうにかなくもなさそうな感じ。
名前分からないけど虎牙光揮の警察学校時代の同期二人はいい演技してる。
見終わった後、ハッピーエンドでもビターエンドでもない、
中途半端宙ぶらりん状態だな、これ。
◆『木屋町DARUMA』
五つ星評価で【★★★うわあ、見たなあという感じの一本】
心の嫁、武田梨奈ちゃんが出てる奴もう一本。
いわゆるキワモノ系ではありますが、下品な見世物ショーだけに終わらないよう遠藤憲一を初めとする役者陣が強いスクラム組んでいる。下品な見世物ショー的な露悪趣味部分もありながら、見終わればそれなりに納得できる映画。
四肢切断した芋虫状態で生きながらえ、その身障具合を生活の糧にするヤクザに遠藤憲一。凄い役をサラリとやったもんだ。この芋虫がセーラー服姿の武田梨奈ちゃんにサンドバックにされるのがこの映画の・・・違う違う。うぶな女子高生役の武田梨奈ちゃんを身体障害口責めでなぶる。遠藤憲一がスカートの中に頭突っ込もうとしてるのはアドリブで、監督指導でブルマとか穿くのは認めん、いつもの生パン穿いとけとの事から武田梨奈ちゃんのパンツは生パンなんだそうです。何だ、そのエロプレイ。そんなエロプレイ、握手会の代わりにやらせてくれよ。んで、凄い勢いで武田梨奈は身を持ち崩す役を演じてます。なかなか良い演技でした。
あと、武田梨奈の父ちゃん役の寺島進が滅多にない「弱い役」で、役幅の広さを見せつけます。実際、寺島進って上手いんだよなあ。コワモテのバカ刑事みたいなテンプレートな役ばかりオファーが来て、黙々とそれを演じてるけど。
【銭】
『ドラゴンブラック』:テアトルの会員割引+曜日割引で1000円。
『木屋町DARUMA』:渋谷シネパレス木曜メンズデーで1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・DRAGON BLACK ドラゴンブラック@ぴあ映画生活
・木屋町DARUMA@ぴあ映画生活
2015年05月25日
『原宿デニール』をUCT9で観て、映画以前の問題としてあれはいかんふじき★★
五つ星評価で【★★おそらく安い撮影機材のデジタルはいかんということだろう】
映画の出来以前に、1カットの中で露出(明暗)が安定しないカットが幾つもある。『バードマン』のような超長回しとかではなく、ごくごく普通のカットだ。デジタル映写機のせいとは思いづらいので、撮影の時に自動露光がオン(不安定)の状態のまま、撮り続けたという事ではないだろうか。ごくごく最近までのフィルム撮影では撮影時間中照明を焚いていたので、露光は一定していた。仮に屋外での自然照明での撮影をするにしても人工照明でのノウハウがあるから一定の採光になるよう意図して撮影したに違いない。デジタルで小さなカメラで誰もが撮れるようになった事から、安い映画では撮影機材の性質を掴み切れず、気持ち悪い映像を撮ってしまう事が多いように思う。デジタルモアレだったり、ピント異常だったり。それは撮影失敗だから誠実に対処するなら再撮影すべきだが、撮影素材をPCの小さいモニターで確認するのだから、ミスに気が付かない。最後にスクリーン試写を行う段階で気づいても、どうにもならない。そんな事象が多くなってそうだ。プロなんだから、ちゃんとしてほしい。
原宿を舞台にしたライトな群像劇はそこそこ面白い。
ただ、指輪屋と耳かきが同じだとかは分からなかった。
登場人物が多いのに整理が行き届いていない感はある。
市井に巣食う一介の変態として「デニール」という単語くらいは知ってる。
ちなみにデニールが大きい方が好み。
女の子はそこそこ出てるけど、あまり可愛く撮れてない気がする。
照明が適当だからしょうがないか。
単純に晴れの日と曇りの日だったら、女の子は晴れの日の方が綺麗に映る。
原宿がジメジメしてる訳でもないだろうけど、
この映画の中でカラっと晴れてたって印象はない。
お目当てで見に行った武田梨奈の脚は、武器としてはいいけど、
失礼ながらそんなに綺麗じゃないと思う。
ホモじゃないけどパンスト屋の男はかっこいいと思うな。
あと、寿司屋のオヤジの一喝はよし。
【銭】
太っ腹にも1800円均一料金をそのまま払った。見終わってムカムカする事も知らずに。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・原宿デニール@ぴあ映画生活
映画の出来以前に、1カットの中で露出(明暗)が安定しないカットが幾つもある。『バードマン』のような超長回しとかではなく、ごくごく普通のカットだ。デジタル映写機のせいとは思いづらいので、撮影の時に自動露光がオン(不安定)の状態のまま、撮り続けたという事ではないだろうか。ごくごく最近までのフィルム撮影では撮影時間中照明を焚いていたので、露光は一定していた。仮に屋外での自然照明での撮影をするにしても人工照明でのノウハウがあるから一定の採光になるよう意図して撮影したに違いない。デジタルで小さなカメラで誰もが撮れるようになった事から、安い映画では撮影機材の性質を掴み切れず、気持ち悪い映像を撮ってしまう事が多いように思う。デジタルモアレだったり、ピント異常だったり。それは撮影失敗だから誠実に対処するなら再撮影すべきだが、撮影素材をPCの小さいモニターで確認するのだから、ミスに気が付かない。最後にスクリーン試写を行う段階で気づいても、どうにもならない。そんな事象が多くなってそうだ。プロなんだから、ちゃんとしてほしい。
原宿を舞台にしたライトな群像劇はそこそこ面白い。
ただ、指輪屋と耳かきが同じだとかは分からなかった。
登場人物が多いのに整理が行き届いていない感はある。
市井に巣食う一介の変態として「デニール」という単語くらいは知ってる。
ちなみにデニールが大きい方が好み。
女の子はそこそこ出てるけど、あまり可愛く撮れてない気がする。
照明が適当だからしょうがないか。
単純に晴れの日と曇りの日だったら、女の子は晴れの日の方が綺麗に映る。
原宿がジメジメしてる訳でもないだろうけど、
この映画の中でカラっと晴れてたって印象はない。
お目当てで見に行った武田梨奈の脚は、武器としてはいいけど、
失礼ながらそんなに綺麗じゃないと思う。
ホモじゃないけどパンスト屋の男はかっこいいと思うな。
あと、寿司屋のオヤジの一喝はよし。
【銭】
太っ腹にも1800円均一料金をそのまま払った。見終わってムカムカする事も知らずに。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・原宿デニール@ぴあ映画生活
2014年09月28日
『少女は異世界で戦った』を新宿バルト9-6で観て、こん畜生、でも観てあげてねふじき★★★
五つ星評価で【★★★生き様の物語に帰結するのは大変好き】
すいません。大いにディスります。
若い女の子の頑張りをスタッフが潰しちゃいかん。
少女たち4人が物凄く高度なアクションを頑張っているというのにボンクラなおっちゃんどもが鼻糞でもほじくってたのか、効果的にフィルムに収められていないというのが悔しくて(×3)たまらない。
アクションシーンは結構長くて、これを売りにしようという気迫が伝わってくるのだが、撮影の技術が伴っていない。アクションの撮影はプロの技術が必要で、素人に「そんなのできそうだよ」程度の思い付きで撮ってもらっては迷惑なのだ。では、どんな所がダメだったのか。
・まず、手ぶれが多い。
アクションの撮影は上手くなればなる程、カメラが安定する(私見)。
動いているもの、もしくは動きそのものを見せるには、
基準となる視点が落ち着いて定位置に収まっていないと見づらい。
と言うか、手ぶれは見てて脳が疲弊するし、効果的じゃない。
意図的な手ぶれがアクションの激しさを演出するなんてのは
効果がわかってない人の戯言に過ぎない。
勿論、超高度な演出での意図的な手ぶれもあるのだが、
それは短時間で撮りたい主体がフレーム中心に奇麗に収まってるという
条件をクリアしないと効果は得られない。
手ぶれアクションには無知か、傲慢か、誤魔化してやろう
という悪意しか感じない(勿論、深作監督みたいに稀な成功例は除く)。
・次にアングルが悪い。
角度を付けたり、かっこよく撮ろうと工夫しているのは
分からなくもないのだが、トリッキーな絵面にされると、
そもそもどういうアクションが行われているのかを観客が把握しづらい。
どんなアクションがどう行われてるかを観客に把握させた上で、
ラストの決めの部分などでザクっと効果を入れるやり方が好ましい。
・アクションしてる少女たちに寄り過ぎている。
もう少し、引きで撮らないと、アングル同様、何をやっているのか
観客にわかりづらい。近すぎて動きが見えない状態。満員電車かよ。
遊園地でやるアクションショーを四畳半のスペースに観客詰め込んで
やっても観客の満足が得られないみたいなもんだ。
アクションにはスクリーンで映される適正な大きさがある。
寄りでの少女たちの美しさを撮りたいなら、無精せず、
ロングとアップ両方を撮って必要に応じて繋げるべきだろう。
・あと寄り過ぎてるのと、少女たちそのもののアクションでの個性付けが
不明確なのが相まって、誰が誰だかわかりづらい。
最低、髪型は四人四様で分けるべきだろう。
ポニーテール、ツインテールはよしだが、ショートカットが被って混乱する。
アクション振り付けも四人四様、分けているのかもしれないが、
クッキリと違いが分からない。
全員ソードアクションではなく、剣、槍、ナイフ二刀流、手鉤みたいな形で
分ければよかったのに。
・テンポを出すためか、カット割りが細かすぎるところがあった。
ごくごく単純に目が追い付かない。 元から条件が悪くて
アクションが見づらいのと相乗効果を上げてダメになってる。
こんなにバンバン、ダメな点を素人観客にあげられてはダメだろう。
物語は大雑把に嘘っぽいし、アラを探せばいっぱい探せるけど、
実はそのアラを飲み込んで嫌いじゃないと断言できる。
大きなハッタリと大きな悪巧みは、好感が持てる。
そして、あの武田梨奈の泣き顔と怒りのないまぜの表情にグっとくる。
女の子はそれぞれ可愛いが、一人一人の演技で見せる映画ではないので、
大きく時間が割かれてるアクションシーンでの差別化が上手く行ってないのが、
カウンターパンチのようにダメ側に効いてしまっている。
キャラとしては加弥乃のポワンとした感じがいい意味で突出してる。
花井瑠美と清野菜名はペアで一人扱い。
花井瑠美は演技パートにちょっと問題がある。
でも、基本、役者としての素人を起用したのだから、
これはそれを演出でカバーできなかった金子監督を責めるべきだろう。
清野菜名はタッパのない榮倉奈々みたいでビジュアルが一番好み。
武田梨奈は演技でもアクションでも3人を引っ張ってくんだから偉いよなあ。
伊達に修羅場の現場を数多く踏んでないよなあ。
あと、二つの世界で同一人物が入り乱れるのが、
主役の4人以外は顔の特徴などにメリハリかなく、わかりづらい。
山のようにダメ出しをしたが、それでも嫌いじゃない部分
武田梨奈の決意とボロボロ具合、大胆なホラ話とかは本当ほめてあげたい。
あと、アクションチームも多分、ようやってる。
【銭】
正規料金1300円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・少女は異世界で戦った@ぴあ映画生活
PS 主題歌のメロディーが頭から離れへん。
すいません。大いにディスります。
若い女の子の頑張りをスタッフが潰しちゃいかん。
少女たち4人が物凄く高度なアクションを頑張っているというのにボンクラなおっちゃんどもが鼻糞でもほじくってたのか、効果的にフィルムに収められていないというのが悔しくて(×3)たまらない。
アクションシーンは結構長くて、これを売りにしようという気迫が伝わってくるのだが、撮影の技術が伴っていない。アクションの撮影はプロの技術が必要で、素人に「そんなのできそうだよ」程度の思い付きで撮ってもらっては迷惑なのだ。では、どんな所がダメだったのか。
・まず、手ぶれが多い。
アクションの撮影は上手くなればなる程、カメラが安定する(私見)。
動いているもの、もしくは動きそのものを見せるには、
基準となる視点が落ち着いて定位置に収まっていないと見づらい。
と言うか、手ぶれは見てて脳が疲弊するし、効果的じゃない。
意図的な手ぶれがアクションの激しさを演出するなんてのは
効果がわかってない人の戯言に過ぎない。
勿論、超高度な演出での意図的な手ぶれもあるのだが、
それは短時間で撮りたい主体がフレーム中心に奇麗に収まってるという
条件をクリアしないと効果は得られない。
手ぶれアクションには無知か、傲慢か、誤魔化してやろう
という悪意しか感じない(勿論、深作監督みたいに稀な成功例は除く)。
・次にアングルが悪い。
角度を付けたり、かっこよく撮ろうと工夫しているのは
分からなくもないのだが、トリッキーな絵面にされると、
そもそもどういうアクションが行われているのかを観客が把握しづらい。
どんなアクションがどう行われてるかを観客に把握させた上で、
ラストの決めの部分などでザクっと効果を入れるやり方が好ましい。
・アクションしてる少女たちに寄り過ぎている。
もう少し、引きで撮らないと、アングル同様、何をやっているのか
観客にわかりづらい。近すぎて動きが見えない状態。満員電車かよ。
遊園地でやるアクションショーを四畳半のスペースに観客詰め込んで
やっても観客の満足が得られないみたいなもんだ。
アクションにはスクリーンで映される適正な大きさがある。
寄りでの少女たちの美しさを撮りたいなら、無精せず、
ロングとアップ両方を撮って必要に応じて繋げるべきだろう。
・あと寄り過ぎてるのと、少女たちそのもののアクションでの個性付けが
不明確なのが相まって、誰が誰だかわかりづらい。
最低、髪型は四人四様で分けるべきだろう。
ポニーテール、ツインテールはよしだが、ショートカットが被って混乱する。
アクション振り付けも四人四様、分けているのかもしれないが、
クッキリと違いが分からない。
全員ソードアクションではなく、剣、槍、ナイフ二刀流、手鉤みたいな形で
分ければよかったのに。
・テンポを出すためか、カット割りが細かすぎるところがあった。
ごくごく単純に目が追い付かない。 元から条件が悪くて
アクションが見づらいのと相乗効果を上げてダメになってる。
こんなにバンバン、ダメな点を素人観客にあげられてはダメだろう。
物語は大雑把に嘘っぽいし、アラを探せばいっぱい探せるけど、
実はそのアラを飲み込んで嫌いじゃないと断言できる。
大きなハッタリと大きな悪巧みは、好感が持てる。
そして、あの武田梨奈の泣き顔と怒りのないまぜの表情にグっとくる。
女の子はそれぞれ可愛いが、一人一人の演技で見せる映画ではないので、
大きく時間が割かれてるアクションシーンでの差別化が上手く行ってないのが、
カウンターパンチのようにダメ側に効いてしまっている。
キャラとしては加弥乃のポワンとした感じがいい意味で突出してる。
花井瑠美と清野菜名はペアで一人扱い。
花井瑠美は演技パートにちょっと問題がある。
でも、基本、役者としての素人を起用したのだから、
これはそれを演出でカバーできなかった金子監督を責めるべきだろう。
清野菜名はタッパのない榮倉奈々みたいでビジュアルが一番好み。
武田梨奈は演技でもアクションでも3人を引っ張ってくんだから偉いよなあ。
伊達に修羅場の現場を数多く踏んでないよなあ。
あと、二つの世界で同一人物が入り乱れるのが、
主役の4人以外は顔の特徴などにメリハリかなく、わかりづらい。
山のようにダメ出しをしたが、それでも嫌いじゃない部分
武田梨奈の決意とボロボロ具合、大胆なホラ話とかは本当ほめてあげたい。
あと、アクションチームも多分、ようやってる。
【銭】
正規料金1300円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・少女は異世界で戦った@ぴあ映画生活
PS 主題歌のメロディーが頭から離れへん。
2014年06月22日
『祖谷物語 おくのひと』をユーロスペース2で観て・・・ふじき★★★
五つ星評価で【★★★活劇だったら】
ハイキックの武田梨奈と、
『たそがれ清兵衛』で人外の魔剣をものしたように見えた田中泯と、
『さよなら渓谷』のレイプ魔大西信満がぶつかり合う。
寒村の舞台には謎の外人と、
使い魔、式神を思わせるソフト案山子が跳梁跋扈する。
こ、こんな伝記アクション映画向けなキャスティングなのに、
そうか、そうか、そんな風に撮るのか。
個人的には武田梨奈と田中泯の一騎打ちと
襲い掛かってくる無数の式神案山子との戦い、
それと、大西信満に襲われる武田梨奈は見たかったは見たかった。
武田梨奈、撮ってる側が愛情込めてるからか、
アクションなしでもちゃんと成立してる。
めんこくて、とてもいい娘だ。
田中泯も大西信満も誠実に役に取り込んでいる。
後半、武田梨奈が都会に出る所からが
話が大きくうねるところだが、バランスから行ったら
この前の部分が長すぎる。
田舎と都会を対比するにしては都会が短すぎて
どうにも「都会も付けておきましたから」感が漂ってしまう。
都会の場面全体を制御するクールな青の色は綺麗で好き。
映画全体3時間弱で、
ちゃんとそれに見合ったものを映画から与えてもらったとは思うが、
見ている観客が私も含めて老体が多かったから、
もちっと短くしてもらった方がみんな楽だよ(あー人のせいにしてしまった)。
興行もあまり長いとかけづらいし。
いや、興行の事を言うなら武田梨奈の脱ぎを!
(期待させて空振りすんのはいくないぞ)
【銭】
映画ファン感謝デーで1100円。流石にこれに通常料金払うのは気が引けるし、バルトの売りだったシネマチネーは1400円ってつまんない額にあがっちゃったし。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・祖谷物語 −おくのひと−@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・祖谷物語 −おくのひと−@お楽しみはココからだ
PS 外人の自然保護団体が開発阻止のためにトンネル開通を反対していたのに、
トンネル開通後はそのトンネルを使って帰っていくのが皮肉だった。
高邁な理想も簡便さには勝てない。
ハイキックの武田梨奈と、
『たそがれ清兵衛』で人外の魔剣をものしたように見えた田中泯と、
『さよなら渓谷』のレイプ魔大西信満がぶつかり合う。
寒村の舞台には謎の外人と、
使い魔、式神を思わせるソフト案山子が跳梁跋扈する。
こ、こんな伝記アクション映画向けなキャスティングなのに、
そうか、そうか、そんな風に撮るのか。
個人的には武田梨奈と田中泯の一騎打ちと
襲い掛かってくる無数の式神案山子との戦い、
それと、大西信満に襲われる武田梨奈は見たかったは見たかった。
武田梨奈、撮ってる側が愛情込めてるからか、
アクションなしでもちゃんと成立してる。
めんこくて、とてもいい娘だ。
田中泯も大西信満も誠実に役に取り込んでいる。
後半、武田梨奈が都会に出る所からが
話が大きくうねるところだが、バランスから行ったら
この前の部分が長すぎる。
田舎と都会を対比するにしては都会が短すぎて
どうにも「都会も付けておきましたから」感が漂ってしまう。
都会の場面全体を制御するクールな青の色は綺麗で好き。
映画全体3時間弱で、
ちゃんとそれに見合ったものを映画から与えてもらったとは思うが、
見ている観客が私も含めて老体が多かったから、
もちっと短くしてもらった方がみんな楽だよ(あー人のせいにしてしまった)。
興行もあまり長いとかけづらいし。
いや、興行の事を言うなら武田梨奈の脱ぎを!
(期待させて空振りすんのはいくないぞ)
【銭】
映画ファン感謝デーで1100円。流石にこれに通常料金払うのは気が引けるし、バルトの売りだったシネマチネーは1400円ってつまんない額にあがっちゃったし。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・祖谷物語 −おくのひと−@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・祖谷物語 −おくのひと−@お楽しみはココからだ
PS 外人の自然保護団体が開発阻止のためにトンネル開通を反対していたのに、
トンネル開通後はそのトンネルを使って帰っていくのが皮肉だった。
高邁な理想も簡便さには勝てない。
2014年01月29日
『ヌイグルマーZ』を新宿バルト9−6で観て、ガッツはあるが普通じゃないのでふじき★★
五つ星評価で【★★井口の気の狂ったビジュアルは吉だが、構成力の弱さは凶】
原作小説未読。
マニアの琴線に触れる部分はいっぱいあるのだけど、
一般性に欠けるので、残念ながらごくごく普通の人には進めない。
井口昇が「好きな部分」というのは、とてもよく分かる。
でも、それを羅列するだけではなく、
物語として不自然にならないように構成して一般化して
ぐうの音も出ないように叩きつけてほしかった。
「好きな人が好きな部分だけ楽しんでくれればいいよ」ではなく、
「好きだろうが嫌いだろうがノリで楽しさの法悦境に叩きこんでやる」
ぐらいになっててほしかった。
えーと、物語性が弱いのだな。
プロレスみたいに因果が宇宙を切り裂くぐらいにハッタリかました物語が欲しい。
【ダメ部分】
トンマな話なので、リアリティとか必然性は最低レベルでいいのだが、
それでも基本設定として幾つかキッチリ伝えなければいけない物が漏れている。
・何故、ゾンビなのか?
・ゾンビはどこまで敵組織の支配下にあるのか?
・ゾンビじゃない敵(マンガ読み)はゾンビとどう違うのか?
・敵幹部は何故、ゾンビじゃないのか? ゾンビに襲われないのは何故か?
・そもそも正義(ヌイグルマー)と敵(アミグルマー)は同じ出自なのに
その性能が異なるのは何故か?
甘ロリは情報としては目にうるさい。
市道真央(響子)が残念なことに単にでかい姉ちゃんっぽく映ってて可愛くない。
ショコタン(夢子)より若く見えない。
ショコタンの演技メリハリ(前半と後半)が分かりづらい。
ショコタン前半のコンプレックスが表層にしか見えないので感情移入しづらい。
市道真央側(響子)も堂々の性格ブスすぎて、これも感情移入しづらい。
4人組の美少女が美少女に見えない。
キャスティングと言っちゃうと可哀想なんで、
キャスティングがナニであっても、その気があれば、
もう少し可愛く撮ってやれるもんだろう、と思ってあげたい。
ラスの中川翔子はコンプレックスを乗り越えた故の中川翔子なのだろうけど、
えーと、分かりづらい。
赤ん坊爺いらない。
おならいらない。
【支持部分】
ショコタンが無茶苦茶、学芸会ライクな演技をしてるけど、
全体のバランスで考えて今回はこれでいいだろ。
武田梨奈がよすぎる。
男装の麗人もかっけーが、ヌイグルマーの決めの決まること、決まること。
ヌイグルマーの時の無表情ににこやかなお面付けた感じもベスト・アクト。
僕たちの工くんが楽しそうにどうでもいい役を演じてて良かった。
猫ひろしの圧倒的なコンプレックスの説得力が極大。
(「ニャー」とか言わさなかったのも偉い……たりめーだけど)
気持ちいいよ都市破壊。
踊るゾンビは割と嫌いじゃないよ。
変身したヌイグルマーの股間のカラーリングがエロいよ。
「特撮」の音楽はメロディーとして合う。
ボーカル音が抑え目で、歌詞の聞き取りが出来なかったのはちょっと残念。
血の表現がかっこよかった『ジャンゴ』を更に一捻りしてるみたいで超かっけー。
【銭】
シネマチネー1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ヌイグルマーZ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・ヌイグルマーZ@徒然なるままに
原作小説未読。
マニアの琴線に触れる部分はいっぱいあるのだけど、
一般性に欠けるので、残念ながらごくごく普通の人には進めない。
井口昇が「好きな部分」というのは、とてもよく分かる。
でも、それを羅列するだけではなく、
物語として不自然にならないように構成して一般化して
ぐうの音も出ないように叩きつけてほしかった。
「好きな人が好きな部分だけ楽しんでくれればいいよ」ではなく、
「好きだろうが嫌いだろうがノリで楽しさの法悦境に叩きこんでやる」
ぐらいになっててほしかった。
えーと、物語性が弱いのだな。
プロレスみたいに因果が宇宙を切り裂くぐらいにハッタリかました物語が欲しい。
【ダメ部分】
トンマな話なので、リアリティとか必然性は最低レベルでいいのだが、
それでも基本設定として幾つかキッチリ伝えなければいけない物が漏れている。
・何故、ゾンビなのか?
・ゾンビはどこまで敵組織の支配下にあるのか?
・ゾンビじゃない敵(マンガ読み)はゾンビとどう違うのか?
・敵幹部は何故、ゾンビじゃないのか? ゾンビに襲われないのは何故か?
・そもそも正義(ヌイグルマー)と敵(アミグルマー)は同じ出自なのに
その性能が異なるのは何故か?
甘ロリは情報としては目にうるさい。
市道真央(響子)が残念なことに単にでかい姉ちゃんっぽく映ってて可愛くない。
ショコタン(夢子)より若く見えない。
ショコタンの演技メリハリ(前半と後半)が分かりづらい。
ショコタン前半のコンプレックスが表層にしか見えないので感情移入しづらい。
市道真央側(響子)も堂々の性格ブスすぎて、これも感情移入しづらい。
4人組の美少女が美少女に見えない。
キャスティングと言っちゃうと可哀想なんで、
キャスティングがナニであっても、その気があれば、
もう少し可愛く撮ってやれるもんだろう、と思ってあげたい。
ラスの中川翔子はコンプレックスを乗り越えた故の中川翔子なのだろうけど、
えーと、分かりづらい。
赤ん坊爺いらない。
おならいらない。
【支持部分】
ショコタンが無茶苦茶、学芸会ライクな演技をしてるけど、
全体のバランスで考えて今回はこれでいいだろ。
武田梨奈がよすぎる。
男装の麗人もかっけーが、ヌイグルマーの決めの決まること、決まること。
ヌイグルマーの時の無表情ににこやかなお面付けた感じもベスト・アクト。
僕たちの工くんが楽しそうにどうでもいい役を演じてて良かった。
猫ひろしの圧倒的なコンプレックスの説得力が極大。
(「ニャー」とか言わさなかったのも偉い……たりめーだけど)
気持ちいいよ都市破壊。
踊るゾンビは割と嫌いじゃないよ。
変身したヌイグルマーの股間のカラーリングがエロいよ。
「特撮」の音楽はメロディーとして合う。
ボーカル音が抑え目で、歌詞の聞き取りが出来なかったのはちょっと残念。
血の表現がかっこよかった『ジャンゴ』を更に一捻りしてるみたいで超かっけー。
【銭】
シネマチネー1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ヌイグルマーZ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・ヌイグルマーZ@徒然なるままに
2013年03月31日
『デッド寿司』をバウスシアター3で観て、井口と梨奈の相性はなかなか★★★
五つ星評価で【★★★井口昇は別腹】
ありがとう、バウスシアター、こんなどくだらない映画をかけてくれて。
「キャーキャー」という女女した悲鳴ではなく、
「うわあ、わあ」という子供子供したビックリ声の武田梨奈ちゃんの
リアクションが自然で愛くるしい。
その隣のお姉さん的な困り顔を見て、
井口とけっこう相性いいなあと思った。
井口だって大人だからもう誰とでもそこそこ合わせれるだろうとは思うけど、
でもやっぱり井口だからと、何となく心配させられるのは逆に井口のいい所だ。
大人でいながら、いつまでも成長しきらない男、井口昇。
でも、成長しきらない所に魅力がある。
寿司モンスターはまあ、あんなもんだろう。
寿司がモンスターになるってだけで「出落ち」だから、更に何って事はない。
ただ、寿司の交尾カットにだけはやられた。
さすが井口昇。井口は穴さえあれば、鮨とだってやれる。そんな男だ。
今回は食品だから控えたのだろうが、井口は穴さえあれば、鮨のアナルでスカトロだって撮る男だと思う。
サービス精神があって詰め込み過ぎてテンポを崩したりするので、
なんとなく井口昇の映画は70分くらいがベストな気がする。
【銭】
バウス、月曜メンズデーで1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・デッド寿司@ぴあ映画生活
ありがとう、バウスシアター、こんなどくだらない映画をかけてくれて。
「キャーキャー」という女女した悲鳴ではなく、
「うわあ、わあ」という子供子供したビックリ声の武田梨奈ちゃんの
リアクションが自然で愛くるしい。
その隣のお姉さん的な困り顔を見て、
井口とけっこう相性いいなあと思った。
井口だって大人だからもう誰とでもそこそこ合わせれるだろうとは思うけど、
でもやっぱり井口だからと、何となく心配させられるのは逆に井口のいい所だ。
大人でいながら、いつまでも成長しきらない男、井口昇。
でも、成長しきらない所に魅力がある。
寿司モンスターはまあ、あんなもんだろう。
寿司がモンスターになるってだけで「出落ち」だから、更に何って事はない。
ただ、寿司の交尾カットにだけはやられた。
さすが井口昇。井口は穴さえあれば、鮨とだってやれる。そんな男だ。
今回は食品だから控えたのだろうが、井口は穴さえあれば、鮨のアナルでスカトロだって撮る男だと思う。
サービス精神があって詰め込み過ぎてテンポを崩したりするので、
なんとなく井口昇の映画は70分くらいがベストな気がする。
【銭】
バウス、月曜メンズデーで1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・デッド寿司@ぴあ映画生活