橋本愛
2017年04月29日
『パークス』と『あにめたまご2017』をテアトル新宿で観て、どっちもごめんなさいふじき★★,★
同日鑑賞2本をまとめてレビュー。
◆『パークス』

▲問題の三人。
五つ星評価で【★★そこに各人各様の真摯さを感じづらい】
橋本愛、永野芽郁、染谷将太というキャスト陣目当てで見に行った。
50年前の歌を復活させるというプロジェクトを発生させてしまった三人の男女とプロジェクトの顛末。
三人にはこのプロジェクトに対して三人各様のプレッシャーがあるが、そのプレッシャーを跳ね除けて歌を作る、作った歌を歌うという行動が納得できるように描かれていなかった。いや、描かれてはいたのかもしれないが私には納得できなかった。だから失敗したのか。商品として俎板の上に乗せるのを失敗した上で伝承として復活させて語り継ぐという結論なのか。ロックじゃないよフォークだよって。
彼等三人が50年前の曲をどう復活させようとしていたのかが、その成り行きが「その場の気分」に支配されすぎていて、どうにも同調できない。それは私が若者ではなく、50年前の人間に近いからだろう。若者は自由に模倣したり、破壊したりする。そこにあまり厳格なルールは存在しない。でも、その振舞いがあまりに適当であるなら、50年前の原曲を持ちだす意味その物がなくなってしまう。せめて、その原曲が訴えたかったメッセージやエッセンスを抽出する真摯さをもうちょっと丁寧に汲んでほしかった。そうは見えなかったから。
橋本愛は自然で強く、主役として映画を支配している。
ただ、そこで演じられる主役の彼女が単に主役である事に胡坐をかいて
物語の最初と最後で何も変わってないように見えるのはおかしくはないだろうか。
何だ、そういう呪いか?
まん丸い目の永野芽郁が可愛い。橋本愛に吹きかける一陣の風。
でも、彼女には人としての重さがない。
後半メキメキ人としての重さを獲得すると橋本愛や染谷将太と繋がらなくなってしまう。
繋がらない事が正なのか否なのか分からないうちに映画の幕が閉じてしまう。
染谷将太はいつもの「軽くて若くてモテないのに女好きで『んぐー』と呻いていそうで、真面目に見えない」典型的類型的な染谷将太演技の奴だ。俺、このいつもの染谷将太が嫌い。
三人はそれぞれにそれぞれを演じているが、この三人が揃った上で爆発的に生じるような化学反応はなかった。
◆『あにめたまご2017』

▲俺が悪いのか映画が悪いのか。
五つ星評価で【★ほんまごめん。俺に体力が残ってなかった】
お上が主催している「若手アニメーター等人材育成事業」の成果発表。
役者がワークショップやって映画に出演するののアニメ版みたいな奴。
という事で、お金をかけてなかなかいい事をやっているのであるなあ、と思いつつ
そういう教育的側面はちゃんと作品にも反映されているのであろうが、
娯楽作品として見た場合、何だか平坦な感じで、
『パークス』を気を張って見ていた副作用が出たのか、全然持ちこたえられなかった。
申し訳ない。
【銭】
『パークス』:テアトル割引曜日(水曜日)に観たので1100円。
『あにめたまご2017』:番組固定料金1100円に水曜割引が付いて1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・PARKS パークス@ぴあ映画生活
・あにめたまご2017@ぴあ映画生活
◆『パークス』

▲問題の三人。
五つ星評価で【★★そこに各人各様の真摯さを感じづらい】
橋本愛、永野芽郁、染谷将太というキャスト陣目当てで見に行った。
50年前の歌を復活させるというプロジェクトを発生させてしまった三人の男女とプロジェクトの顛末。
三人にはこのプロジェクトに対して三人各様のプレッシャーがあるが、そのプレッシャーを跳ね除けて歌を作る、作った歌を歌うという行動が納得できるように描かれていなかった。いや、描かれてはいたのかもしれないが私には納得できなかった。だから失敗したのか。商品として俎板の上に乗せるのを失敗した上で伝承として復活させて語り継ぐという結論なのか。ロックじゃないよフォークだよって。
彼等三人が50年前の曲をどう復活させようとしていたのかが、その成り行きが「その場の気分」に支配されすぎていて、どうにも同調できない。それは私が若者ではなく、50年前の人間に近いからだろう。若者は自由に模倣したり、破壊したりする。そこにあまり厳格なルールは存在しない。でも、その振舞いがあまりに適当であるなら、50年前の原曲を持ちだす意味その物がなくなってしまう。せめて、その原曲が訴えたかったメッセージやエッセンスを抽出する真摯さをもうちょっと丁寧に汲んでほしかった。そうは見えなかったから。
橋本愛は自然で強く、主役として映画を支配している。
ただ、そこで演じられる主役の彼女が単に主役である事に胡坐をかいて
物語の最初と最後で何も変わってないように見えるのはおかしくはないだろうか。
何だ、そういう呪いか?
まん丸い目の永野芽郁が可愛い。橋本愛に吹きかける一陣の風。
でも、彼女には人としての重さがない。
後半メキメキ人としての重さを獲得すると橋本愛や染谷将太と繋がらなくなってしまう。
繋がらない事が正なのか否なのか分からないうちに映画の幕が閉じてしまう。
染谷将太はいつもの「軽くて若くてモテないのに女好きで『んぐー』と呻いていそうで、真面目に見えない」典型的類型的な染谷将太演技の奴だ。俺、このいつもの染谷将太が嫌い。
三人はそれぞれにそれぞれを演じているが、この三人が揃った上で爆発的に生じるような化学反応はなかった。
◆『あにめたまご2017』

▲俺が悪いのか映画が悪いのか。
五つ星評価で【★ほんまごめん。俺に体力が残ってなかった】
お上が主催している「若手アニメーター等人材育成事業」の成果発表。
役者がワークショップやって映画に出演するののアニメ版みたいな奴。
という事で、お金をかけてなかなかいい事をやっているのであるなあ、と思いつつ
そういう教育的側面はちゃんと作品にも反映されているのであろうが、
娯楽作品として見た場合、何だか平坦な感じで、
『パークス』を気を張って見ていた副作用が出たのか、全然持ちこたえられなかった。
申し訳ない。
【銭】
『パークス』:テアトル割引曜日(水曜日)に観たので1100円。
『あにめたまご2017』:番組固定料金1100円に水曜割引が付いて1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・PARKS パークス@ぴあ映画生活
・あにめたまご2017@ぴあ映画生活
2016年02月13日
『残穢 住んではいけない部屋』を丸の内ピカデリー1で観て、心霊実話テイストの到達点だふじき★★★★(ネタバレ的)
五つ星評価で【★★★★この年になって心霊実話テイストで長編映画を見れるなんて思いもしなかった。内部に『呪怨』を取りこもうとしている攻撃的な内容が凄い】
原作未読。
稲垣吾郎の「ほん怖」の前身、ジャパンホームビデオが出していたオリジナルビデオシリーズで「ほんとにあった怖い話」という作品群があり、「心霊実話テイスト」と呼ばれたその作品群は日本映画界が作ったホラーの中で、今でも最も怖い映像群であると断言できる。何が怖いって、物語が解決しないのである。見終わった後の地続き感が果てしなく怖い。例えば、『リング』を観て貞子が怖くても、『呪怨』を観て俊雄が怖くても、キャラ化されたそいつらは、現実世界にまで侵食してきたりはしない。『ほんとにあった怖い話』の無名の幽霊たちは映画を観終わって、その無名の霊と同じ類の霊がすぐ後ろから現われてもおかしくない、そういうリアルな恐怖感を持ったものだったのだ。
今回の『残穢』の構造はこの心霊実話テイストをベースに据えている。怪奇現象は人間に解決などできない。人間はその怪奇現象から遠ざかるか距離感を測ってやり過ごすしかないのだ。そして、もう一つ執拗に作り込まれているのは
・幽霊がいました。
・幽霊と人間は交渉できない。
・人間の生活が壊れだす。
という単純パターンでは長編映画にならないので、大きな原悪のような「呪い」があり、それが時代を越えて少しずつ呪いを累積させていく流れを見せるダイナミズム。これは『呪怨』の屋敷が担っていた役柄に近い。『呪怨』は屋敷がそれを身に付けたのは最初の惨劇ただ一つとしたが、『残穢』は積み重なる連鎖がどんどんそれを強固にしていった事を説得力を持って見せた。
いいね、いいね。ゾクゾクする。
この話を語るために背景に徹する「私」竹内結子の無気力にも見える大人感もいいし、
一緒に謎を解明する相棒になる「久保さん」橋本愛の普通感もいい(※)。
※ 109シネマズ特報の橋本愛のお仕着せ衣装は忘れてあげたい。
この核の二人が凄く安定していて、
周囲、佐々木倉之助、坂口健太郎、山下容莉枝の情報収集能力で
どんどん怖い話が論理的に広がっていくところが今までになく面白い。
そして、最終的に「逃げ場がない」事を肯定して終わるのも堂々としている。
キャストの話で言うと、日本にはまだまだ怖い顔の人たちがいっぱいいるなあと思わされた。頭のおかしくなってしまうお婆さんとか物凄く怖い顔でしょ。呪いで引越ししてしまう燐家の住人や、橋本愛の部屋の元の住人、強行に及ぶ母親、暗闇に顔だけ浮かぶ座敷牢の男。みんな一人一人実にちゃんとした演技で怖い。
私、幽霊・亡霊・地縛霊の類を実際に信じる人なのだが、その幽霊のパーソナリティー(人格)は信じない。幽霊とは過去にあった人格の記録や一念が何かの拍子に現世に残った物だと思っている。だから、彼等との意思疎通は出来ない。映画の中で、首吊り夫人のビジュアルのイメージが何人何か所かで拡散していき、それを「穢れに触れた」からと言っているが、同じ建物内で同じビジュアルが映るのはよいとしよう。以前、その建物に暮らしていた人が追体験で他所で同じ霊体験を追体験してしまうのもその事象を内部に取り込んでしまったのなら、なくもないだろう。ただ、追体験した人が自殺した場所で、後の住人が元のイメージの霊を見るのは無理があると思う。その一点だけが相容れない。
【銭】
松竹系の前回入場割引使用により1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・残穢〈ざんえ〉−住んではいけない部屋−@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・残穢〈ざんえ〉−住んではいけない部屋−@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・残穢〈ざんえ〉−住んではいけない部屋−@Akira's VOICE
・残穢〈ざんえ〉−住んではいけない部屋−@ここなつ映画レビュー
・残穢〈ざんえ〉−住んではいけない部屋−@だらだら無気力ブログ
原作未読。
稲垣吾郎の「ほん怖」の前身、ジャパンホームビデオが出していたオリジナルビデオシリーズで「ほんとにあった怖い話」という作品群があり、「心霊実話テイスト」と呼ばれたその作品群は日本映画界が作ったホラーの中で、今でも最も怖い映像群であると断言できる。何が怖いって、物語が解決しないのである。見終わった後の地続き感が果てしなく怖い。例えば、『リング』を観て貞子が怖くても、『呪怨』を観て俊雄が怖くても、キャラ化されたそいつらは、現実世界にまで侵食してきたりはしない。『ほんとにあった怖い話』の無名の幽霊たちは映画を観終わって、その無名の霊と同じ類の霊がすぐ後ろから現われてもおかしくない、そういうリアルな恐怖感を持ったものだったのだ。
今回の『残穢』の構造はこの心霊実話テイストをベースに据えている。怪奇現象は人間に解決などできない。人間はその怪奇現象から遠ざかるか距離感を測ってやり過ごすしかないのだ。そして、もう一つ執拗に作り込まれているのは
・幽霊がいました。
・幽霊と人間は交渉できない。
・人間の生活が壊れだす。
という単純パターンでは長編映画にならないので、大きな原悪のような「呪い」があり、それが時代を越えて少しずつ呪いを累積させていく流れを見せるダイナミズム。これは『呪怨』の屋敷が担っていた役柄に近い。『呪怨』は屋敷がそれを身に付けたのは最初の惨劇ただ一つとしたが、『残穢』は積み重なる連鎖がどんどんそれを強固にしていった事を説得力を持って見せた。
いいね、いいね。ゾクゾクする。
この話を語るために背景に徹する「私」竹内結子の無気力にも見える大人感もいいし、
一緒に謎を解明する相棒になる「久保さん」橋本愛の普通感もいい(※)。
※ 109シネマズ特報の橋本愛のお仕着せ衣装は忘れてあげたい。
この核の二人が凄く安定していて、
周囲、佐々木倉之助、坂口健太郎、山下容莉枝の情報収集能力で
どんどん怖い話が論理的に広がっていくところが今までになく面白い。
そして、最終的に「逃げ場がない」事を肯定して終わるのも堂々としている。
キャストの話で言うと、日本にはまだまだ怖い顔の人たちがいっぱいいるなあと思わされた。頭のおかしくなってしまうお婆さんとか物凄く怖い顔でしょ。呪いで引越ししてしまう燐家の住人や、橋本愛の部屋の元の住人、強行に及ぶ母親、暗闇に顔だけ浮かぶ座敷牢の男。みんな一人一人実にちゃんとした演技で怖い。
私、幽霊・亡霊・地縛霊の類を実際に信じる人なのだが、その幽霊のパーソナリティー(人格)は信じない。幽霊とは過去にあった人格の記録や一念が何かの拍子に現世に残った物だと思っている。だから、彼等との意思疎通は出来ない。映画の中で、首吊り夫人のビジュアルのイメージが何人何か所かで拡散していき、それを「穢れに触れた」からと言っているが、同じ建物内で同じビジュアルが映るのはよいとしよう。以前、その建物に暮らしていた人が追体験で他所で同じ霊体験を追体験してしまうのもその事象を内部に取り込んでしまったのなら、なくもないだろう。ただ、追体験した人が自殺した場所で、後の住人が元のイメージの霊を見るのは無理があると思う。その一点だけが相容れない。
【銭】
松竹系の前回入場割引使用により1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・残穢〈ざんえ〉−住んではいけない部屋−@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・残穢〈ざんえ〉−住んではいけない部屋−@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
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・残穢〈ざんえ〉−住んではいけない部屋−@ここなつ映画レビュー
・残穢〈ざんえ〉−住んではいけない部屋−@だらだら無気力ブログ
2015年02月24日
『ワンダフルワールドエンド』を新宿武蔵野館1で観て、そこにある肉感ふじき★★★
五つ星評価で【★★★意外と怪作】
橋本愛がブレイクしないモデルを演じる。
必死に努力をし、一定のファンもいるが、
ぶっちゃけ「知られざる存在」だ。
誰もがネットを使って自らを「ここにいる」と発信できる現在、
彼女の悩みはネットに介在する発信者大多数の悩みと言っていいだろう。
役の上とは言え、橋本愛ですら売れないんだから切ない。
橋本愛は元々キツメの顔で大人びているのだが、
この映画では「精いっぱい可愛く自己演出してるキャラ」を演じている。
無理なくそういう自己演出が成立して見れるのは実際、美形だからだろう。
反面、本当に大人の身体になりつつある橋本愛にビビッドカラーの
御伽話のような私服は似あわなくなりつつある。
それはきっと橋本愛を訪ねてきた子供のファン蒼波純には似つかわしくても、
少しずつ女としての肉が染みついてきた橋本愛には
通過してしまった過去にしなければならない物なのだ。
ラスト、二人の色々な感情が渦巻きながらの邂逅は、
いきなりフアンタジックな世界に突入してしまうのだが、
キッチリした落とし前を付けずに
大きな花火を上げて終了宣言だけしたように見えた。
もう一回見直すと解釈が変わるかもしれないけど、
そこを確認する為にもう一回は見なくていいや。
【銭】
新宿武蔵野館水曜1000円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ワンダフルワールドエンド@ぴあ映画生活
橋本愛がブレイクしないモデルを演じる。
必死に努力をし、一定のファンもいるが、
ぶっちゃけ「知られざる存在」だ。
誰もがネットを使って自らを「ここにいる」と発信できる現在、
彼女の悩みはネットに介在する発信者大多数の悩みと言っていいだろう。
役の上とは言え、橋本愛ですら売れないんだから切ない。
橋本愛は元々キツメの顔で大人びているのだが、
この映画では「精いっぱい可愛く自己演出してるキャラ」を演じている。
無理なくそういう自己演出が成立して見れるのは実際、美形だからだろう。
反面、本当に大人の身体になりつつある橋本愛にビビッドカラーの
御伽話のような私服は似あわなくなりつつある。
それはきっと橋本愛を訪ねてきた子供のファン蒼波純には似つかわしくても、
少しずつ女としての肉が染みついてきた橋本愛には
通過してしまった過去にしなければならない物なのだ。
ラスト、二人の色々な感情が渦巻きながらの邂逅は、
いきなりフアンタジックな世界に突入してしまうのだが、
キッチリした落とし前を付けずに
大きな花火を上げて終了宣言だけしたように見えた。
もう一回見直すと解釈が変わるかもしれないけど、
そこを確認する為にもう一回は見なくていいや。
【銭】
新宿武蔵野館水曜1000円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ワンダフルワールドエンド@ぴあ映画生活
2014年04月30日
『大人ドロップ』をHTC渋谷3で観て、堂々とした空回りちゃうんけふじき★★
五つ星評価で【★★モヤモヤしたままモヤモヤが晴れない感じ】
何か観終わっても「はあ、そうですか」みたいに雑然としてる。
女の子じゃないから女の子の事は分からんが、
池松壮亮と前野朋哉の掛け合いの自然さと意味のなさは
とても中学生・高校生チックだ。あんな感じで何の実もないのがリアル。
そのリアルがどこかに繋がらず、効果として役立ってないのが痛い。
前野朋哉の扱いが随分だなあ。
橋本愛がそんなによく見えないなあ。
眼鏡だったり、じゃなかったり、髪型コロコロ変えたり、
名前の呼び方を統一させなかったり、
キャラクターを分かりやすく定着させようとしてなくないか?
彼女の見せ場が、いつもより地に足が付いた感じで普通だったのも
ブレーキをかけたように見えてしまったのかもしれない。
もう一人の女の子、小林涼子がとても可愛いく、
「大人」というキーワードに必須な存在なのに
(彼女だけ体験済のように描かれてる)
話の主軸に食い込んでこない。
というか、橋本愛と全く断線しちゃうのが不思議な感じ。
主役の四人が寄り添うようでいて、寄り添わない
ぶつかり方が、個別にチョコチョコぶつかるみたいな、
リアルかもしれないけど、そこをリアルにすると
映画としての価値をどこに置くのかがよく分からなくはならないのか?
いや、群像劇と思って見たのが間違いなのか。
徹頭徹尾、池松壮亮が中心で、
三人はその周りに近づいてくる存在でしかないのか?
じゃあ、四人が一緒にいるポスターのビジュアルは違う。
後から作られた池松壮亮と橋本愛の未来版のポスターも違うと思うけど。
お百姓さんの美波と、橋本愛の継母役、香椎由宇は
中心の四人がぼーっとした芝居をしてるので
期せずして引き立ってしまった感じ。
この池松壮亮君が『愛の渦』ではあんな事をねえ。
公開時期が一緒はしんどいな。顔は一緒だからやっぱ思い出すもの。
という事で、私は何かモヤモヤしたまんま、終わってしまいました。
どうも散文的というか、断片的にすぎる気がしてならない。
【銭】
前売券を600円引きの900円でチケット屋で購入(底値で650円ってのを後から見かけた)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・大人ドロップ@ぴあ映画生活
▼初期TBとコメントはみんな褒めてる記事に申し訳ないから今回はいいや
何か観終わっても「はあ、そうですか」みたいに雑然としてる。
女の子じゃないから女の子の事は分からんが、
池松壮亮と前野朋哉の掛け合いの自然さと意味のなさは
とても中学生・高校生チックだ。あんな感じで何の実もないのがリアル。
そのリアルがどこかに繋がらず、効果として役立ってないのが痛い。
前野朋哉の扱いが随分だなあ。
橋本愛がそんなによく見えないなあ。
眼鏡だったり、じゃなかったり、髪型コロコロ変えたり、
名前の呼び方を統一させなかったり、
キャラクターを分かりやすく定着させようとしてなくないか?
彼女の見せ場が、いつもより地に足が付いた感じで普通だったのも
ブレーキをかけたように見えてしまったのかもしれない。
もう一人の女の子、小林涼子がとても可愛いく、
「大人」というキーワードに必須な存在なのに
(彼女だけ体験済のように描かれてる)
話の主軸に食い込んでこない。
というか、橋本愛と全く断線しちゃうのが不思議な感じ。
主役の四人が寄り添うようでいて、寄り添わない
ぶつかり方が、個別にチョコチョコぶつかるみたいな、
リアルかもしれないけど、そこをリアルにすると
映画としての価値をどこに置くのかがよく分からなくはならないのか?
いや、群像劇と思って見たのが間違いなのか。
徹頭徹尾、池松壮亮が中心で、
三人はその周りに近づいてくる存在でしかないのか?
じゃあ、四人が一緒にいるポスターのビジュアルは違う。
後から作られた池松壮亮と橋本愛の未来版のポスターも違うと思うけど。
お百姓さんの美波と、橋本愛の継母役、香椎由宇は
中心の四人がぼーっとした芝居をしてるので
期せずして引き立ってしまった感じ。
この池松壮亮君が『愛の渦』ではあんな事をねえ。
公開時期が一緒はしんどいな。顔は一緒だからやっぱ思い出すもの。
という事で、私は何かモヤモヤしたまんま、終わってしまいました。
どうも散文的というか、断片的にすぎる気がしてならない。
【銭】
前売券を600円引きの900円でチケット屋で購入(底値で650円ってのを後から見かけた)。
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・大人ドロップ@ぴあ映画生活
▼初期TBとコメントはみんな褒めてる記事に申し訳ないから今回はいいや
2013年04月17日
『さよならドビュッシー』をHTC渋谷2で観て、橋本愛に涙する男ふじき★★★★(うっすらネタバレあり)
五つ星評価で【★★★★橋本愛のオロオロの凄さ】
原作は未読。
割と周りの評価が低い点も分かりつつ、それでも褒めてあげたい一本。
弱点は大きく二点。
・天才ピアニスト役を演じる清塚信也の演技が「下手」というより幅が大きすぎて、
この人、大丈夫なのかしらという気持ちにさせる。
・ミステリーとしての弱さ(こういうのに鈍い私でも気づいてしまった)。
又、事件としていろいろ論理的に整合性が合わない部分も内包している。
にも関わらず、橋本愛の素晴らしさの前に、全てを許してしまいたい。
ドラマがそのドラマツルギーの全力を行使して、橋本愛を虐めつくす。
橋本愛はただただじっと耐える。
そして、その我慢が臨界点を超えた時、彼女は一気呵成にオロオロを爆発させるのだ。
このオロオロが素晴らしい。
『ツナグ』でも橋本愛のオロオロには手ひどくやられたが、
今作でもその壮絶なオロオロに一切の手抜かりはなかった。
そう、橋本愛はオロオロが似合う女優なのだ。似合いすぎる。
多分、それは彼女のクールな外観が功を奏しているのだと思う。
どう見ても、その外観と見あって、障害や障壁など乗り越えてしまいそうに見える。
でも、人間はそんなに強くない。彼女はそれを演技で爆発させる。
怒涛と押し寄せる感情の破綻、決壊、を大胆かつ精緻な演技で展開させる。
上手いわあ。
もう、彼女が「フランケン」と自分が呼ばれてるのを聞いちゃってるとこや、
事故がもとで、抜き差しならぬ状態に追い込まれている状況などに、
キュンキュンせずにはいられない。
ラストのドビュッシーの演奏に至るまで、
彼女は極力腕から脚からその生肌を見せる事はない。
それは「フランケン」よろしく醜いツギハギを隠すためであるが、
それだけではなく、彼女の中から溢れようとする
美しく微かな「月の光(陽光ではない)」を隠そうとする行為でもあるのだ。
何という自己否定。
可哀想でたまらない。
演奏その物が人生との戦いである構造は『砂の器』を連想させたりもする。
【銭】
テアトル会員制度継続時にもらったサービス券使用。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・さよならドビュッシー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・さよならドビュッシー@映画的・絵画的・音楽的
・さよならドビュッシー@徒然なるままに
・さよならドビュッシー@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS 橋本愛は普通の役の時ってシレっと演じるだけなので、
その人が橋本愛のどの映画を見たかによって、随分、イメージが違って映ると思う。
PS2 カーチスがパジャマを着ていたという展開はどうだろう。
PS3 まち子先生のブログでもう一ネタ。
原作は未読。
割と周りの評価が低い点も分かりつつ、それでも褒めてあげたい一本。
弱点は大きく二点。
・天才ピアニスト役を演じる清塚信也の演技が「下手」というより幅が大きすぎて、
この人、大丈夫なのかしらという気持ちにさせる。
・ミステリーとしての弱さ(こういうのに鈍い私でも気づいてしまった)。
又、事件としていろいろ論理的に整合性が合わない部分も内包している。
にも関わらず、橋本愛の素晴らしさの前に、全てを許してしまいたい。
ドラマがそのドラマツルギーの全力を行使して、橋本愛を虐めつくす。
橋本愛はただただじっと耐える。
そして、その我慢が臨界点を超えた時、彼女は一気呵成にオロオロを爆発させるのだ。
このオロオロが素晴らしい。
『ツナグ』でも橋本愛のオロオロには手ひどくやられたが、
今作でもその壮絶なオロオロに一切の手抜かりはなかった。
そう、橋本愛はオロオロが似合う女優なのだ。似合いすぎる。
多分、それは彼女のクールな外観が功を奏しているのだと思う。
どう見ても、その外観と見あって、障害や障壁など乗り越えてしまいそうに見える。
でも、人間はそんなに強くない。彼女はそれを演技で爆発させる。
怒涛と押し寄せる感情の破綻、決壊、を大胆かつ精緻な演技で展開させる。
上手いわあ。
もう、彼女が「フランケン」と自分が呼ばれてるのを聞いちゃってるとこや、
事故がもとで、抜き差しならぬ状態に追い込まれている状況などに、
キュンキュンせずにはいられない。
ラストのドビュッシーの演奏に至るまで、
彼女は極力腕から脚からその生肌を見せる事はない。
それは「フランケン」よろしく醜いツギハギを隠すためであるが、
それだけではなく、彼女の中から溢れようとする
美しく微かな「月の光(陽光ではない)」を隠そうとする行為でもあるのだ。
何という自己否定。
可哀想でたまらない。
演奏その物が人生との戦いである構造は『砂の器』を連想させたりもする。
【銭】
テアトル会員制度継続時にもらったサービス券使用。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・さよならドビュッシー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・さよならドビュッシー@映画的・絵画的・音楽的
・さよならドビュッシー@徒然なるままに
・さよならドビュッシー@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS 橋本愛は普通の役の時ってシレっと演じるだけなので、
その人が橋本愛のどの映画を見たかによって、随分、イメージが違って映ると思う。
PS2 カーチスがパジャマを着ていたという展開はどうだろう。
PS3 まち子先生のブログでもう一ネタ。
2012年11月19日
『ツナグ』を109シネマズ木場4で観て、涙もろいぞ俺ふじき★★★★
五つ星評価で【★★★★泣ける映画でいいじゃん】
泣ける。
爺ちゃんになって涙腺よわくなってるからね。
ちょっとの事ですぐ泣ける。お得に泣ける。
「泣く」のはデトックスらしいからツルツルつやつやだ。
劇場側が薄い催涙ガスか何かを流してるのかもしれないけど、
何にせよ、泣かされてしまうのである。
松坂桃李は透明な感じで良い。
今回は狂言回し的な立ち位置だけど、決して他者のドラマの邪魔をしない。
樹木希林はもう見る映画見る映画ヨボヨボなんだけど、
リアル樹木希林はオセロ騒動なんか見るとシャッキリしてる。役者よのお。
まあ、実生活ヨボヨボじゃあ、ロックンロール内田裕也に耐えられないだろう。
最初のエピソード
遠藤憲一×八千草薫
八千草薫さんの清楚な和服がいいわあ。
「美しい着こなし」という美学があるんだなあ。
遠藤憲一は生まれた時から
ガラの悪いオッチャンであったとしか思えないから
この配役は鉄板。
第二のエピソード
橋本愛×大野いと
大野いとはけっこうメイクで変わるんだな。
後から名前確認して大野いとと気が付いた。
確かに顔立ちは一緒なんだけど、空気感をこれでもかと変えてる。
うんまあ『高校デビュー』ってか、
『孝行デビュー』できなかった役なんだな(ダジャレだよ、俺)。
そしてそれを迎え撃つ橋本愛の演技が凄い。
橋本愛、普通にそんなに美人とは思わないんだけど、
あの演技の憑依っぷりは凄い。
人間の一番汚い部分、そしてその汚さを自覚しながら生きていかなければいけない
十字架を背負う役を一番若い女優がグチャグチャになりながら
やってるさまから目を離せない。
この映画はこの時点で橋本愛のものに決まった。
第三のエピソード
佐藤隆太×桐谷美鈴
第二のエピソードに大部分持って行かれながらも、
脚本上、これが入ってる事で、松坂桃李のツナグとしての成長と自立が
はっきりと書かれる必要なエピソード。
佐藤隆太はいつも通りのメソメソ野郎だし、
桐谷美鈴はいつも通りのカワイコちゃんだ。
うん、カワイコちゃんだなあ。
うんうんうん、終わり良ければ全て良し。
【銭】
毎月10日の109シネマズデーで1000円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ツナグ@ぴあ映画生活
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・ツナグ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS 通常のチラシサイズがB5。それが横に4枚繋がってる形。
サイズから言うと変形B3。全てカラー。隔世の感あり。
泣ける。
爺ちゃんになって涙腺よわくなってるからね。
ちょっとの事ですぐ泣ける。お得に泣ける。
「泣く」のはデトックスらしいからツルツルつやつやだ。
劇場側が薄い催涙ガスか何かを流してるのかもしれないけど、
何にせよ、泣かされてしまうのである。
松坂桃李は透明な感じで良い。
今回は狂言回し的な立ち位置だけど、決して他者のドラマの邪魔をしない。
樹木希林はもう見る映画見る映画ヨボヨボなんだけど、
リアル樹木希林はオセロ騒動なんか見るとシャッキリしてる。役者よのお。
まあ、実生活ヨボヨボじゃあ、ロックンロール内田裕也に耐えられないだろう。
最初のエピソード
遠藤憲一×八千草薫
八千草薫さんの清楚な和服がいいわあ。
「美しい着こなし」という美学があるんだなあ。
遠藤憲一は生まれた時から
ガラの悪いオッチャンであったとしか思えないから
この配役は鉄板。
第二のエピソード
橋本愛×大野いと
大野いとはけっこうメイクで変わるんだな。
後から名前確認して大野いとと気が付いた。
確かに顔立ちは一緒なんだけど、空気感をこれでもかと変えてる。
うんまあ『高校デビュー』ってか、
『孝行デビュー』できなかった役なんだな(ダジャレだよ、俺)。
そしてそれを迎え撃つ橋本愛の演技が凄い。
橋本愛、普通にそんなに美人とは思わないんだけど、
あの演技の憑依っぷりは凄い。
人間の一番汚い部分、そしてその汚さを自覚しながら生きていかなければいけない
十字架を背負う役を一番若い女優がグチャグチャになりながら
やってるさまから目を離せない。
この映画はこの時点で橋本愛のものに決まった。
第三のエピソード
佐藤隆太×桐谷美鈴
第二のエピソードに大部分持って行かれながらも、
脚本上、これが入ってる事で、松坂桃李のツナグとしての成長と自立が
はっきりと書かれる必要なエピソード。
佐藤隆太はいつも通りのメソメソ野郎だし、
桐谷美鈴はいつも通りのカワイコちゃんだ。
うん、カワイコちゃんだなあ。
うんうんうん、終わり良ければ全て良し。
【銭】
毎月10日の109シネマズデーで1000円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ツナグ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・ツナグ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
PS 通常のチラシサイズがB5。それが横に4枚繋がってる形。
サイズから言うと変形B3。全てカラー。隔世の感あり。
2012年09月09日
『アナザー』をユナイテッドシネマ豊洲5で観て、僕は下司山下司男ですふじき★★
五つ星評価で【★★あのラストは肯定する】
えっ、橋本愛の『穴じゃー』
そんな、いやらしい映画がやっていたとは!
それはぜひ観に行かなくては!
と言うか、本当は『マダガスカル3』『狼こどもの雨と雪』満席に当たって、
急遽、予定を組み替え直した結果です。
橋本愛はそんなベタベタに好きなタイプではないけど、
頑張ってるな、というのはよく分かる。
世界に得体のしれない法則があり、
その法則の規定は人知では把握しきれない。
この絶望的な無力感はホラーっぽい。
ただ、その背景が説明されるまでがスムーズじゃないのが難点。
まあ、映画として全部、完備されてない方が古沢健っぽいかもしれん。
世界の規定が無慈悲に人を殺していくホラーとしてよりも、
誰が死者であるかを探りながら、疑心暗鬼に落ちていく
心理サスペンスの線を優先させた方が面白かったかもしれん。
橋本愛と加藤あいで「Wあい」じゃん。
せっかくの「Wあい」なんだから、絡みとか温泉入るとかしてほしいわあ。
あ、ちなみに主役は橋本愛じゃないです。
山崎健人って男の子、彼は普通です。悪くないけど、そんなに良くもない。
【銭】
ユナイテッドシネマの有料入場ポイント6回分で無料入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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・Another アナザー@新・映画鑑賞★日記
・Another アナザー@Akira's VOICE
PS こういう話が良かったかも。
転校生「お前はもう死んでいる」
見崎鳴「ひでぶっ!」
PS2 多分、橋本愛ちゃんと二人きりの学園生活って時点で
「恐怖でもええやん」って企画その物が成立しないのが難点。
もっと嫌な奴とペアになんないと。
でも、そんなん見たくないしなあ。
えっ、橋本愛の『穴じゃー』
そんな、いやらしい映画がやっていたとは!
それはぜひ観に行かなくては!
と言うか、本当は『マダガスカル3』『狼こどもの雨と雪』満席に当たって、
急遽、予定を組み替え直した結果です。
橋本愛はそんなベタベタに好きなタイプではないけど、
頑張ってるな、というのはよく分かる。
世界に得体のしれない法則があり、
その法則の規定は人知では把握しきれない。
この絶望的な無力感はホラーっぽい。
ただ、その背景が説明されるまでがスムーズじゃないのが難点。
まあ、映画として全部、完備されてない方が古沢健っぽいかもしれん。
世界の規定が無慈悲に人を殺していくホラーとしてよりも、
誰が死者であるかを探りながら、疑心暗鬼に落ちていく
心理サスペンスの線を優先させた方が面白かったかもしれん。
橋本愛と加藤あいで「Wあい」じゃん。
せっかくの「Wあい」なんだから、絡みとか温泉入るとかしてほしいわあ。
あ、ちなみに主役は橋本愛じゃないです。
山崎健人って男の子、彼は普通です。悪くないけど、そんなに良くもない。
【銭】
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PS こういう話が良かったかも。
転校生「お前はもう死んでいる」
見崎鳴「ひでぶっ!」
PS2 多分、橋本愛ちゃんと二人きりの学園生活って時点で
「恐怖でもええやん」って企画その物が成立しないのが難点。
もっと嫌な奴とペアになんないと。
でも、そんなん見たくないしなあ。