心が叫びたがってるんだ。

2016年09月30日

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』をキネカ大森1で観て、とりあえず号泣ふじき★★★★,★★★★

「超平和バスターズの夏休み」2本立て

◆『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
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▲8月31日野菜の日公開だったのだ。
 野菜をアナルに突っ込んで不特定多数のオタクに公開と覚えておこう(きゃー)。

五つ星評価で【★★★★こんなの号泣必至だ】
相変わらずTV版とか見てない。鑑賞2回目であるが、ボロボロ泣いた。
なんつか人間の優しさが溢れている話なんだよ。
ハネケとかの真逆。だから好きにならざるを得ない。
メンマ可愛いな。アナルもツル子も好き。
メンマ、ピュアで不幸でそれなのに一番優しい。
アナル太陽のように輝きながら恥を晒すのが実に人間的。
達観して一歩踏み込めない感じのツル子は恐れ多いが自分に似てる。
あ、アナルのアナルに突っ込んで、ツル子のあそこをツルツルにしてえ。
って無数に言われてきたんだろうなあ。同意。
野郎は身につまされるせいか、みんなちょっとうるさく感じる
(特にポッポは物理的にうるさい)

『フランダースの犬』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は催涙ガスや生物兵器なみに俺を泣かす。これで泣けなくなったらロボトミー手術受けて成功したとか、そんな後だろう。

ジンタンの声は『聲の形』で主役の石田をやった入野自由。ごくごく普通に上手いな。


◆『心が叫びたがってるんだ。』
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▲冒頭近くJKになってからの作画は妙にリアルで怖い。

五つ星評価で【★★★★これはこれで大したもんなんだけど、一つ前(『あの花』)が大傑作すぎて損してる】
『あの花』スタッフが再結集して作った映画。二回目。一緒に見て気づいた事。
(1) 主人公か最初に聞いてる音楽が『あの花』の主題歌。
(2) バーガー屋の名前がどちらも「Wcdonald」。

PS 『身体が叫びたがってるんだ。』というエロアニメがあったら見たいな。
PS2 順の持ってる携帯電話はガラケーなので、
 LINEやってるのは違和感を感じたが、機能としては出来るらしい。
 ただ、やり出すとパケ放題とかにしておかないと凄く通信費がかかるらしい。
 今まで携帯の使用料が多かったとも思えないから
 (基本話せないのだからおそらくメールを連絡用に使うくらいだろう)、
 この費用について親との溝が更に深まったという可能性もなくはない。
 

【銭】
2016年4月から9月までの間にキネカ大森で3回使える名画座専用回数券を4月中は特典期間と言う事で2000円で購入。そのうち1回分を使って鑑賞。これでジャスト三回使いきった。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。@ぴあ映画生活
心が叫びたがってるんだ。@ぴあ映画生活
▼関連記事。
劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。1回目@死屍累々映画日記
心が叫びたがってるんだ。1回目@死屍累々映画日記

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2015年09月27日

『心が叫びたがってるんだ。』をトーホーシネマズ新宿5で観て、至極真っ当すぎる王手だふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★真面目な事を真面目に描こうとしてる所に好感を持つ】
凄く真面目で直球の話。
言葉は人を傷つける。
傷つけた過去がある為に会話でコミュニケーションが取れない少女。
少女が少しずつ、少しずつ、周囲に認知され、
彼女の会話が、劇中劇の物語として溢れだそうとする時、
話は最初に戻る。
発露の形式がどうであっても、言葉は人を傷つける可能性を常に持つ。
それが露わにされる。
だが、逆に傷つける可能性があるほど踏み込む事が出来るからこそ、
言葉は他人の心を揺さぶれる可能性も持つのだ。
メスは突き刺せば凶暴な刃物だが、用途に応じて使えば医療器具になる。
その気付きを知らせる映画。

ぼっち存在が周囲に認知される映画として『君に届け』『好きっていいなよ』などがある。両方とも元々少女マンガだ。少女にとってと言うより女性にとって共同体の中で自らをどう位置づけるかと言う事は、オスを狩猟に出し、複数のツガイのメス(女子供)が共生生活を送るヒトという種族で必要なもっとも原初的なルールのようなものだ。だから、少女マンガでは憧れの彼氏とラブラブになる愛情を最終的な目標としながら、それでいて、主人公が周りの友人たちと険悪にならない(なっても仲が復旧する)事を裏の目標にしているように思う。彼氏と結婚したけど、周囲の誰一人としてよい顔をせず、さげずまれながら一生を終えました、という少女マンガは成立しない。

極めて少女マンガ的な物語であるにも関わらず、
この映画では装置として「ラブホ」という性的な象徴を利用する。
「ラブホかよ!」と引いた。
共同体の中での友人ゲームをメルヘンのままにさせておいてくれないのである。
この「共同体の和を破壊するラブホというシステム」は、その設定から少女マンガでは、「入室した二人がただひたすら愛を確かめ合う場所」みたいに扱われる。後ろめたさを感じさせないよう、ラブホの入口とか出口とかがあまり描かれる事はない。いや、もともとラブホ自体ほぼ描かれないと思うんだけど。逆に少年マンガで「ラブホ」は下ネタのオチみたいな使い方で使われたりする事に違和感はない。これは「ラブホ」が少年にとってと言うより男にとって自分が傷つくことがなく異性を獲得できる御褒美ステーションだからに他ならない。

とても、少女マンガ的な文脈に現われる少年マンガ的な存在「ラブホ」。しかも、ここでの「ラブホ」は男性目線を少し集める役目を担いながらも、あくまで女性から見た「恐怖装置」として描かれる。この構造どこかで観た記憶があるなと思ったら原恵一の『カラフル』だった。あの映画の中では、更に女子高生が援助交際する場所としても使われていた。それを考えると、『心が叫びたがってるんだ。』は大人しい。少なくとも映画表面上では誰もセックスをしない。キスもしない。私が鬼畜かつこの映画の演出家だったら「こいつ、きっと叫び声もあげられないぜ」と言って主人公が廃ラブホに拉致されてとんでもない事をされてしまうだろう。でもまあ、この物語はそこが主眼ではない。ちなみに韓国映画の『ハン・ゴンジュ』はそこが主眼だと思う。「ラブホ」を出しておきながら主役の四人の男女に性的な役割を与えなかったのは、彼等4人が正しく大人になるのに失敗した子供だからだろう。野球少年は野球と言う世界に自らを隔絶した事で他者との関係も含めて子供のままだ。会話の出来ない少女はそのトラウマの開始から一切成長していない。他二名の男女は中学時代の事件が障害になり、恋に臆病だ。彼等が子供だから「ラブホ」は場所でしかない。残念なことに全くいやらしくない。逆に言えば、この物語で彼等4人がそれぞれ少しずつ成長したので、続編が出来たら彼等4人とも「ラブホ」を有効活用できるようになるかもしれない。まあ、そんな危険な道は踏まないだろうけど。

御託をいろいろ並べたが、
個人的には話せない少女のアニメートが
本当に感情表現が秀逸で、とても良かった。
「少女」として可愛いというより「幼女」みたいな動作をするのだ。
ロリコンとかとは別の次元で、一生懸命な子供を見るような視線で見れた。
まあ、リアルではもう孫みたいな年だろうけどね。

それにしても、話に突き抜けた所がなく、本当みたいな話だ。
この辺が製作スタッフ前作『あの花〜』の熱狂的なファンがこの物語を推しきれないでいる一因ではないだうか? いーんじゃない。あれはあれ、これはこれでしょ。


【銭】
トーホーシネマズフリーパス11本目。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
心が叫びたがってるんだ。@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
心が叫びたがってるんだ。@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
心が叫びたがってるんだ。@流浪の狂人ブログ
心が叫びたがってるんだ。@だらだら無気力ブログ
心が叫びたがってるんだ。@ペパーミントの魔術師

PS 主人公の名前が「じゅん」なのは『太陽にほえろ』から
 引っ張ってきてるからだったりして(歴代若手刑事の名前が基本「じゅん」)
PS2 すると何かね、身体は叫びたがってないということじゃな。
PS3 ネタ
 「トトロが喋りたがってるんだ!」
 「ぐああああああああああああ!」

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