天使が消えた街

2016年02月23日

『ナイトクローラー』『天使が消えた街』をキネカ大森1で観て、ギレンホールは楽し、ブリュールはつまらんふじき★★★★,★★

「過激化するマスメディアの妄想」2本立て

◆『ナイトクローラー』
五つ星評価で【★★★★ジェイク・ギレンホールが面白くて目が離せない】
何だろう。
ジェイク・ギレンホールの全く正義のカケラもないクソ主人公から目が離せない。
普通「ピカレスク(悪漢)」物だと、主人公は社会正義には反してしまうが、
彼の中には彼独自の正義の価値基準が存在するという作られ方をするのだが、
これはそういうセオリーが全く通用しない。
ただ単にギレンホールはゲスな俗物であり、金の為なら躊躇なく人の命を捨てる。
多分、今までにない主人公ではないかと思う。
そんなでありながら、ギレンホールから目を背けたくならないのは、
ギレンホール自身が「欲」を「システム」のようにとらえ、
その「欲」に溺れ、享受してるような人格がそこにないからだろう。
どんなに儲けても、儲ける事が目的なだけで、その儲けに溺れる事がない。
人間としての圧倒的な欠落が、この主人公への注目を駆り立てている。
また、その人ならざる主人公を演じるギレンホールが瞬き一つもせず、
カメラのようでいいのである。

ちなみに、『マイ・インターン』でアン・ハサウェイは
瞬きをしない人は信用できないと言ってたので、ギレンホールは失格である。
『マイ・インターン』で、のし上がっていくギレンホール見たいなあ(笑)。


◆『天使が消えた街』
五つ星評価で【★★こんなん褒めたらあかん】
マイケル・ウィンターボトムの中途半端ムービー。
やっぱり誰がやったやらないの立場をはっきりした物語の方が面白いと思う。
そこを明かさなくても、現状を捉えるだけで映画は出来る、って
そりゃマイケル・ウィンターボトムを今更、まな板の上に乗っけて
断頭しようとする気合いの入ったマス・メディァもいないであろうが、
それにしても、映画の中の主役の監督は、イタリアの事件を取材に来て、
イタリアの女とSEXし、それで飽き足らずドラッグに手を出し、
バッドトリップに落ち、夢と現実が分からなくなる。

とりあえず仕事で関係する女と
関係を結んでしまう島耕作テイストのウィンターボトムがやだなあ。


【銭】
キネカ大森3回使える名画座専用回数券を使って、1000円で鑑賞(新シーズンで3回分3000円也を購入/シーズン切替特典で500円で鑑賞できる優待券を貰う→今回はその500円鑑賞犬を使って500円で鑑賞)。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ナイトクローラー@ぴあ映画生活
天使が消えた街@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ナイトクローラー@銀幕大帝
ナイトクローラー@或る日の出来事

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