下元史朗

2014年07月06日

新橋ロマンで池島ゆたかと清水大敬で20140704-20140710

◆『変態夫婦の過激愛』
旧題『過激!!変態夫婦』
五つ星評価で【★★★★絡み合った糸がほつれない感じが悪くない】

池島ゆたか、清水大敬主演、 三沢亜也 橋本杏子 海音寺まりな、山本竜二 出演
細山智明 監督、1988年のピンク映画。ピンク大賞4位

男優三人と女優三人のいろいろあるけど
そこそこ生きてる感がおかしくも愛おしい。

池島ゆたかは妻に逃げられて、元部下の経営するラブホで生活してる。
清水大敬は池島ゆたかの同僚で、池島の逃げた妻は清水の妹とレズ同居してる。
実は池島はバイで元部下の山本竜二と出来ている。
清水大敬の妻は先物取引に失敗し夫に秘密で風俗勤務をしている。
性欲の強いバイの池島は風俗で清水の妻と会う。二人は最高に身体が合う。
清水大敬の妹が家出して池島の妻は清水に相談する。
清水大敬は池島の妻の手料理が自分の妻の手料理より美味しくてしょうがない。

なんて情報量が多いピンク映画だ。

池島ゆたかは身も心もだらしない感じ。
ピンク映画で男が男にフェラチオされる場面とかを
映して、それを観客全員が見てるのだから客観視すると笑える。

清水大敬の武士のような泰然自若っぷりもおかしい。
人間すべからく清水大敬のように生きたいものである(ソープ遊びも含めて)。

清水妻の三沢亜也はエロ枠、池島妻の橋本杏子は美人枠、
清水妹の海音寺まりなはカワイコ枠と言った感じ。

風俗店のマスコットボーイ(バニーガール姿で店頭に立つ)が、
全く無関係なんだけど、綾野剛に似てる。

 
◆『若妻 しとやかな卑猥』
五つ星評価で【★★★佐野和弘はロマンチストだなあ】

岸 加奈子主演、佐野和宏出演。 
佐野和宏監督、脚本、1990年のピンク映画。

EDの夫に昔の彼女を抱いてくれと頼まれる落ちぶれた脚本家の佐野。
自堕落な生活に堕ちていく中、夫は佐野が撮った彼女の8ミリが見たいという。

映画の中で8ミリフィルムが出てくると、もうベタベタに甘い。
これはクラシックカメラでもクラシックギターとかにも通じるのだが、
適えられなかった強烈な夢のメタファーを具現化する絶好のピースなのだ。
でも、それは皆もう分かってしまってるので、
よっぽど自信があるか、人からの視線に無頓着じゃないと今は使わない。
佐野和宏のはもちろん自信があっての事だろう。うん、良い。
でも、美しく撮れてる事が逆に恥ずかしくもある。

佐野和宏と岸加奈子がケンカしたり、岸加奈子が絶叫したりのシーン、
ピンク映画だからアフレコなんだよなと気づいた途端、絶句した。
凄い演技力だよ、岸加奈子。

佐野の前座みたいな位置づけの間男に荒木太郎。若い。
20年前の映画だが、今では老人役なんかもこなすのに本当に青年の役だ。
若いって事は、いろいろ隠して、それなりに美しい気すらする。
爆笑問題太田に似てる気もするから「美しい」は錯覚だと思うが。


◆『緊縛 鞭と縄』
五つ星評価で【★★まあ、下元史朗は好きよ】

下元史朗主演、 竹村祐佳 麻生うさぎ 伊藤清美出演 
北川 徹監督、1984年のピンク映画。

横領犯の下元史朗が逃げ込んだ先は、禁断の館。
逃げても逃げてもセックスから逃げられない。
そのセックスは幽閉してる側の作家の創作意欲の糧だ。
設定がちょっと逆転した『ミザリー』っぽい。


【銭】
新橋ロマン、ネット割引で100円引いて1200円。

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2014年03月16日

新橋ロマンで渡辺護追悼特集で全作品グーグーふじき20140314-20140320

寝た。寝た。寝不足ちょっと取り戻した。映画の神様、ごめんなさい。


◆『変態(秘)産婦人科』

五つ星評価で【★★大杉 漣初主演作品……って一般映画であったよな。きっと、この主演映画は黒歴史扱いなんだろうなあ】

大杉 漣主演、高原リカ(看護婦) 日野繭子(学生) 港まゆみ(妻)出演。
渡辺 護監督、1980年のピンク映画。

産婦人科医の大杉漣があっちこっちでやりたい放題みたいな映画。
大杉漣の演技の不変さに驚く。そんな器用な役者じゃないんだな。
そう言えば、大杉漣とは思えないような演技って
『変態家族 兄貴の嫁さん』の笠智衆もどきくらいしか見た覚えがない。

往診にジープで出かける産婦人科医はちょっとイカスな。



◆『痴漢は最高!』

五つ星評価で【★★きいたような話だ】

下元史朗主演、香川留美 秋山珠美出演。
渡辺 護監督、1983年のピンク映画。

夫婦交換もの。
今日見たというのにもうそれしか覚えてない。
一しきり夫婦交換のエピソードが終わって、
二組の夫が出勤するところで、さあこれから痴漢か、
と思ったら終わってしまった。
この時代の「痴漢」は電車内の非常識行為ではなく、
現在の「変態」に近い意味合いなのだろう。



◆『ニッポンの猥褻 好色一代記』

五つ星評価で【★★ニッポンの猥雑…日本最古のSEXはいいかもしれない】

久保新二主演、橋本杏子 石川恵美 林由美香出演。
深町 章監督、1993年のピンク映画。
新東宝30周年記念作品

主人公の生い立ちから老境までを、大震災、226、安倍貞事件、太平洋戦争なんかの歴史を巡りながら語る。
226と安倍貞事件は同じ頃なのね。
この始まりから終わりまでが『ごちそうさん』と大体一致する。
226は書いてもよさそうなもんだけど、『ごちそうさん』で阿部貞は書けんよなあ。
書けば面白いのに。

冒頭、すぐ出てくるのが林由美香。
まだ、ピンクに出て間もない頃か、ぷっくらしてて可愛い。
こんな辺りの林由美香を見る事は今となっては、あんまりない気がする。



【銭】
新橋ロマン、ネット割引で100円引いて1200円。


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2013年11月24日

『逆さ吊るし縛り縄(激しいSEX異常愛撫)』を新橋ロマンでロマンだなあふじき★★★★★

まさかの下元史朗(主演男優)三本立て!

◆『激しいSEX異常愛撫 』
旧題『逆さ吊るし縛り縄』

五つ星評価で【★★★★★大好きじゃ】

早乙女宏美 主演、
片岡修二 監督。

もう、観てる間中、楽しくてしょうがない。
これを観るのも何回目になった事か。
サドに目覚めた下元史朗の無敵具合から、
迎え撃つ早乙女宏美のヤンチャ具合まで全て猛烈に最高。

誰もが思うだろうが、あの音楽がたまらん。
スケバン登場時の「うわすげえ古いスケバン」感がたまらん。
スチャンと引っ繰り返るジミー土田がたまらん。
役者池島ゆたかのまだ余裕のある変態っぷりがたまらん。
ショートカットのちょっと贅肉ついてるJKの
喘ぎ声が内田有紀やエンクミみたいに掠れてるのがたまらん。
歌舞伎町、今では見かけなくなった薬のヒグチ、
今でもこうこうと輝く「とんかつのにいむら」看板がたまらん。
あの偉そうにしてるのに脱ぎもしないグラサン女子は何なんだろう?
早乙女宏美が戦闘服を着こむ時に見えるうなじの美しさがたまらん。
その時にかかる明菜の『飾りじゃないのよ、涙は』がマジかっけー。

そして、最後。
下元史朗に制された早乙女宏美が痛みと快楽の中で
何かを取り戻しながら何かを壊されていくような刹那感が堪らない。
まるででっかい魚を運ぶように失神した早乙女宏美を天地逆さに背負って歩く
下元史朗の鬼神ぶりもたまらん。

ああ、楽しかった。


PS 『サカサマのパテマ』と同じ日に観た。
 下元史朗ならパテマを投げ縄で補足できる。
 その後のパテマの貞操の保証は出来ないが。


◆『濡れ肌刺青を縛る』

五つ星評価で【★★★普通に映画だなあ】

花真衣 杉佳代子 山地美貴 出演、
渡辺 護 監督

復員兵の下元史朗が田舎に帰ると
かっての恋人は町のチンピラたちの慰み者になっていた。

全身に刺青背負って自分で自分をするする縛ってしまう、
見世物チックな展開の濡れ場にちょっと驚く。

しかし、お目当ての山地美貴で居眠りこいてしまったあ。
渡辺監督、真面目だなあ。



◆『谷ナオミ 縛る!』

五つ星評価で【★★谷さんの顔が怖いねん】

谷ナオミ 主演、
渡辺 護 監督

3年くらい前に同じ新橋ロマンで初見してる。
古都を舞台にした能面師の下元史朗と兄夫婦の情念劇。

何と言っても谷ナオミ。良くも悪くもアクが強い。
私はあの顔は苦手。
山海塾もどきの濃いお化粧で「処女かその次」あたりを
演じるのはやっぱり無理があるなあ。
下元史朗の還暦くらいの爺さんメイクも無理があるけど
(金がないのは分かるけど皺のメイクが落書きレベル)



【銭】
新橋ロマン、ネット割引で100円引いて1200円。
『逆さ吊るし縛り縄』だけラスト日に夜間割引でもう一回、1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
谷ナオミ 縛る!@ぴあ映画生活
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