リリーのすべて

2016年09月09日

『キャロル』『リリーのすべて』をギンレイホールで観て、ふむふむふむふむふじき★★★,★★★

同性愛映画二本立て。

◆『キャロル』
167863_1
▲ケイト・ブランシェットに秘かに「おらはこう見えても筋金入りの鉄ちゃん」と遠回しに告白するシーン。

五つ星評価で【★★★二人の出会いはクリスマス商戦のデパート。クリスマス・キャロルってダジャレかよ!】
ブランシェット(※)とルーニー・マーラーの映画。
あまり大きなビックリとかもなく、話の進み方は退屈だけど
強者弱者のパラメータ(どちらがどちらに依存しているか)を
考えながら見ると面白いかもしれない。

タイムズの編集部だか何だかが男女問わず異常に眼鏡率が高い眼鏡部屋なのがおかしい。ナーズ部署って事だろうか。デパートのオモチャ売り場は一般顧客との折衝も含めて頭でっかちのナーズは排斥されそう。ただ、この映画のルーニー・マーラーが鉄ちゃんで隠れナーズなもんだから、彼女には新しい職場の方が向くかもしれない。

まあ、何にしてもルーニー・マーラーの息使いや、
ケイト・ブランシェットの孤高さは見ておいて損はない感じ。

※ ツイッターで「ベッキンゼール」と間違えた。
 だって、「ケイト・B」までは一緒なんだもん。
 ケイト・ブッシュと間違えなかっただけ褒めてほしい。


◆『リリーのすべて』
169073_4
▲ずっと心の中に秘めていた欲望を解放させようと
近づいてくる聖書の蛇のようなアリシア・ヴィキャンデル、という風に見えなくもない。

五つ星評価で【★★★エディ・レッドメインは達者だけど、ただ不幸になる人のドラマを見るのは苦痛】
リリー・フランキーの伝記映画(嘘)。
でも、このタイトルはいい。
原題は『THE DANISH GIRL』。直訳すると『デンマーク女子』
伝わらん、これじゃ映画がどう考えても伝わらん。
苦悩する主体はエディ・レッドメインだが、
妻のアリシア・ヴィキャンデルも同じくらい苦悩する。
アカデミー賞を貰ったエディ・レッドメインの評価が高いが、
受けて立つ演技の妻役アリシア・ヴィキャンデルも上手い。
この人はこの後に『エクス・マキナ』でブレイクする。
強い女子専用女優かいな。
エディ・レッドメインが分別のある年配のゲイで、
アリシア・ヴィキャンデルが跳び跳ねるようなストレートの乙女という
バランスがとても良い。

リリーに近づく同性愛の男という役柄でベン・ウィショー(007のQ)が出てるが、何とはなしにダメ男の空気を濃密に放っていて、日本だったら池松壮亮だなと思った。

PS この物語を歌を絡めながら解説すると(何で?)
 小林旭の「夢の中」という曲の
 「♪男もツラい〜し、女もツラい〜、男と女はなおツ〜ラい〜」
 と言う歌詞っぽい映画。
PS2 エディー・レッドメインがレオ様をぶち切って
 アカデミー主演男優賞を獲得するには、、、、、、、、、、
 二人の暴漢にボコボコにされるシーンの後、
 突如乱入した野生のクマに襲われ、、、、、、、、
 女装のまま馬の体内で一夜を過ごすなどのシーン追加が必要。

【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
キャロル@ぴあ映画生活
リリーのすべて@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
キャロル@映画的・絵画的・音楽的
キャロル@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
リリーのすべて@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
リリーのすべて@ノルウェー暮らし・イン・原宿
リリーのすべて@ペパーミントの魔術師

fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(8)トラバ(8)