ビー・バップ・ハイスクール

2017年01月03日

『ビー・バップ・ハイスクール』『はいからさんが通る』『19ナインティーン』を神保町シアターで観て、まあ良い良くない悪いかなふじき★★★,★★,★

特集「伝説のアイドル映画を探せ!」から各1プログラム。

◆『ビー・バップ・ハイスクール』
五つ星評価で【★★★ゆるゆるだけど見所多い】
初見。何作目から見出したかは忘れたが、この一作目は未見だった。
アクション映画の側面、男の子の生き方や友情などの青春映画の側面、
中山美穂を真ん中に据えた恋愛映画の側面、乾いた笑いのコメディー映画の側面、
これらのバランスがまだ固まらずに、テンポ悪くウロウロしてる感じ。
後期映画では恋愛映画はほぼゼロになり、
独特のヤンキー暴力コメディーが全体を覆い、
ラストに決めるべき所(意地とアクション)が集中する。
安定路線に至る前の過渡期の映画だが、仲村トオルと清水宏次朗が映画をちゃんと牽引してて、これを凡作と切って捨ててしまうのは惜しい。でも凡作の空気は濃厚。
女の子は優等生の中山美穂よりスベタな宮崎萬純の方が格段にいい。
一作目のラスボス小沢仁志は二作目以降、キャラ変わってる気がするが同一人物なのか別人なのか、よく分からない。
バックドロップが決まって「勝ったぞお」って言ったもんがちで終わったっぽいなあ。


◆『はいからさんが通る』
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▲見よ、このかーいさ。
五つ星評価で【★★ゆるゆるのコスプレドラマ】
公開当時以来の二回目。
これは原作マンガのファンだった。大ロマンスマンガに無造作に飛び込んでくるギャグがステキ。で、TVアニメにもなり、少女マンガをセルアニメに変換するのは難しいのだけどギャグ濃度をあげて頑張っていた印象。こおろぎ73が歌うOP,EDがともかく爽やか。この曲が映画では使われてないのがとても残念だった。
ナンノは主人公・紅緒のイメージにとってもあった女優なのだけど、いやまあ、ともかく大根で、免許皆伝の腕前近くなのに、振り回す剣に振り回されてるしだったりで、原作やアニメの主人公再現を考えて見てはいけない。ナンノ自身の若さや初々しさをただただ確認するのが良い。まあ、アイドルだったから忙しかったんだろうなあ。演技がどうとか言っちゃいけない。
そして阿部寛の伊集院少尉も素晴らしく棒読み。しょうがない。これがデビュー作だもの。阿部ちゃんは少女マンガっぽくないな。しかし、今はくたびれて出れば必ずどこかに欠陥を抱えているという阿部寛、デビュー作ではキラキラである。
紆余曲折の果てに大恋愛に落ちる二人が、とてもそんな風には見えないので、感情移入が出来ず、筋を追うだけの話になってしまった。

御前役の丹波哲郎は外見も似てるし、演技も悪くない。
丹波哲郎史上、周囲の人間が誰一人として彼より演技の上手い人間がいなそう、という意味でちょっと珍しい映画。


◆『19ナインティーン』
五つ星評価で【★昔見た時は何でこれを傑作と思い込んでたのか謎】
公開当時以来の二回目。
初見時は何でコレ面白いと思ったのが謎なくらいテンポが悪い。
少年隊の衣装がかっこいいのと、小沢なつきの変なストッキングに目が惹かれたのと、
タイムワープをワームホール使ってやるって言う不便さがよかったのだろうか。
ヒガシの彼女役の外人さんカタコトで、そんなに魅力ないなあというのは初見時にも思った。お宝的にはヒガシとニッキの乳首が拝める事だろう。
片山鶴太郎が役者ではなく、単なるギャグメーカーとしてぶざまな演技してるのが好感持てる。ちゅうかなぱいぱいの小沢なつきがAV女優になるとは思わなかったなあ。監督が『ゴジラ vs スペース・ゴジラ』の人だから、まあ、つまらないよなあ。


【銭】
『ビー・バップ・ハイスクール』:神保町シアター正規入場料金1200円。
『はいからさんが通る』:神保町シアター正規入場料金1200円。
『19ナインティーン』:神保町シアター正規入場料金1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ビー・バップ・ハイスクール@ぴあ映画生活
はいからさんが通る〈1987年〉@ぴあ映画生活
19ナインティーン@ぴあ映画生活

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