サン・トロンの雷鳴

2014年10月04日

『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.1 サン・トロンの雷鳴』を角川シネマ新宿2で観て相変わらずやなふじき★★★

五つ星評価で【★★★だが、前作を覚えてる訳ではない】  
大変、適当を自覚しつつも前作で覚えているのは
パンツ丸見えの飛行少女のイメージくらいだ。
個別に誰が誰みたいなのはまるまる失念してる。

そんな一見さん状態でありながら、これはまずまず面白い。
イベント上映で30分1200円というのは割高だとは思うが、
30分という手狭な時間の中で、情報密度を高めながら、
舞台を局地戦に限定し、無駄に話が広がるのを防いでいる。
なかなか上手い。
これでスカートがない世界という設定でパンツバンバン見せて
野郎のオタク専用専従物みたいになってるとするのなら、ちょっと勿体ない。

気に入ったのは開発者と運用者のジレンマがよく出ていた事だ。
運用者は自分の使っているシステムが変わったりする事を望まない。
熟練熟達者になればなるほどそうだ。
例えば、マニュアル車で30年以上運転してきたドライバーが
来月から国内の車両は全てオートマ車になりますからと言われたら嫌でしょ。
こと、物が兵器であるなら使用感に命がかかるから尚更だ。
だが、それでも兵器である限り、開発は避けられない。
開発を続けて、敵兵器の機能を上回る物を作る事が近代戦の特徴の一つだからだ。
この、開発者への運用者からの不信を、
自分自身の運転に対してではなく、
戦友の運転に対しての意見として出したのが上手い。


【銭】
1200円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.1 サン・トロンの雷鳴@ぴあ映画生活
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