ガメラ3
2016年07月20日
『ガメラ3 イリス覚醒』をUCT4で観て、エロいが惜しいぞふじき★★★★
▲映画見終わってから見るとバックの大群ギャオスがかっけー。
五つ星評価で【★★★★エロいところは好き。嫌いなのはイリスのデザインとED】
ファースト・ランの時にエロい所は喜んだけど、バリバリ、グッとは来なかったので、これもやっぱり今回が3回目か4回目(少なくとも2回は観てる)。
嫌いなのは大きく三点。
・イリスのデザイン。
幼生状態は生物っぽいからギリ許すが、
成長後はあまりにもギャオスからかけ離れていて、
幾何学が勝って生物っぽくなく形が分かりにくい。
あれはどちらかと言うと宇宙怪獣のフォルムだろう。
飛行形態は綺麗だが(ギャオスの方が好きだけど)立ち姿がマヌケ。
養分吸収もアイデアは面白いが、もう、それをやるならギャオス変異体ではない。
つまり、人類の天敵として設計したギャオスに打ち勝つ種としてのガメラ、
そのガメラの対抗種として新たに作成されたカウンターとしてほしかった。
では何故、伝説の刀がいるのか。
ギャオスを母体にしガメラの要素を加えた新生物はガメラのカウンターにはなるが
ギャオスを絶滅させてしまう可能性もある。
あくまで開発中の怪獣である為、前文明はその可能性をゼロにはできなかった。
なので、文明の自殺を目論む勢力はイリスによるガメラの破壊後、
イリスがを自壊できるように伝説の刀(おそらくバイオ兵器)を残した。
そんなんにしてほしかった。
そう言えばイリスって愛猫の名前だけど、
猫に「イリス」って名前はなかなか付けないよね。
ネーミングセンスが悪かったら『ガメラ対タマ』とか『ガメラ対ニャンコ先生』
になってたかもしれない。
・政府を裏から牛耳る特殊な宗教系の組織
山咲千里と手塚とおるが所属する得体のしれない団体だが、
お話上、特にいらんと思う。
手塚とおるは概念を喋らせるのに便利なキャラだからどうにか出したいところだが。
・ED
あー、ついに聞かせる系になっちゃったよー、という事で燃えない。
やっぱG1の爆風スランプが気持ち良すぎた。
クレームに反して、好きなところはエロいところ。
もう前田愛がそのままソープいって現役で働けますってくらいローション塗れだし、
「イリスあついよ」とかどの面さげていいよる的なエロセリフ吐くし、
前田愛が取り込まれるイリスのコア部分が妙に女性性器くさいし、
それを男性性器のようなガメラがこじ開けるんだから、エロさ半端ない。
助け出した前田愛は失神してるし。おいおいおい。
ちなみに中山忍は相変わらず凛としてよい。
そして今回再開してペアになる蛍雪次朗がくたびれてて良い。
二人揃ってとてもバランスの取れたいいコンビだという事がよく分かる。
理系(科学によって前進させる力)と文系(情)という組み合わせなのだな。
文系(情)がいないと、進められない障壁があるというのがよいなあ。
藤谷文子がかっけー姉さんになってて嬉しい。
前田愛と比べるとちゃんと姉さんなのね。
ガメラがやられる度にスイツチングでこれでもかと
挿し込まれる文子ちゃんのオロオロ顔が凄い効果的。
何かの色紙に彼女が「私はガメラに捨てられた女」って書いてたのには笑った。
オマケ的には仲間由紀恵がけっこう尺が長いな、と。可愛いからね。
安藤希はいらん役のような気がするけど、可愛いからな。
それと特撮すげーの。アングルとか凄すぎて分からんのもあるけど凄い。
渋谷には東急文化会館と東横のれん街がまだあった。
そんな中、爆風で吹き飛ばされる人間。
個人単位で人間を怪獣が殺している絵を直接撮ったのは
これが初めてじゃないだろうか?
前田愛(幼い頃を演じるのは妹の前田亜季)のお父さんが三田村邦彦(ビオランテ野郎)、お母さんがかとうかずこ。お父さんがそのまんま東じゃなくって良かった。前田亜季はG2にも出てた。G2での母ちゃん役はかとうかずこじゃないだろうから、これは別人役だと思う。明らかな別人をG1からG3の中で演じてるのは案外、前田亜季だけかもしれない(キッチリ調べてないから特別出演系で他にもいるかもしれない)。
まあ、何らかんら言うても面白いよ。
【銭】
1300円均一料金。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ガメラ3・邪神〈イリス〉覚醒@ぴあ映画生活
PS イリスって手足のないメフィラス星人にも似てる。
PS2 レギオンの時には協賛に「亀田製菓」が付いてて、
エンドロールで「おおっ」と思ったけとせ、今回はなかった。