オルガ・キュリレンコ

2015年02月14日

『スパイ・レジェンド』をUCT6で観て、おもろいやんふじき★★★

五つ星評価で【★★★詰め込み過ぎではあるけど余計なものは観客側が排除すればよし】  
引退したスパイが事件に巻き込まれる。
この映画の世界観では「引退できている」という時点で凄腕だ。
それくらいポンポン簡単にスパイが死んでいく。
効率悪いからゾンビをスパイにした方がいいくらい死ぬ。
身元不明者の死体や、不審な爆発、火災などが頻発しても、
本来の諜報活動(軍事支援に近い)に支障を来さないように
世界が整備されている。そういう世界なのだろう。

ピアース・ブロスナンに『誰よりも狙われた男』みたいなスパイを求めてはいないし、『ジョーカー・ゲーム』みたいに殺さない事に命を賭けすぎても困るので、スパイを描く筆致(タッチ)としては実にデットボールギリギリの内角に放り込んできてストライク取ったみたいなベスト・コントロールに見える、ってか、元々スパイ映画のスパイってこういう筆致(タッチ)で、現実の方が乖離していったのか。

亀梨君が10人殺さずにいる間に、ピアース・ブロスナンは100人殺す。
危ねえじゃん、そんな奴を野放しにしてたら。
若いスパイとラブラブしてた姉ちゃんとかトバッチリもいいところだ。

そんな殺人鬼もどきのスパイを取り巻く事件は更に過酷で、
謎が謎を呼び、新展開のつるべ撃ちになるので、
ストーリー上は全く退屈しなかった。
ちょっと脳が追い付かないくらいだ
(くらいじゃなくて少し追いつかなかった)。

主人公の古巣CIA内部でも、一切誰もが誰もを信用できず、
各人がその技量の元、孤立している。それ、組織としてよくないよね。
このCIAのメンツが皆、いいキャラ立ちしてる。

主人公を事件に誘ったベテラン(伊東四朗っぽい)、彼から仕事を受けつつ、彼を監視する女補佐官、監督統制しきれないで米国に帰されるトップ上司、主人公が育てた殺人兵器の部下。あと、CIAではないが、フリーランスの女殺人鬼のいかにも洗練されたビジュアルにしびれた。女殺人鬼はかくあるべしという、そんなビジュアルだ(ただ退陣があっけなくて残念だった)。

いやあ、なかなか堪能した。
もう三日経ったら忘れそうだけど、娯楽映画はそれでいいのだ。


【銭】
この映画専用のUCT会員割引メールが来て、それを使用して1000円。

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スパイ・レジェンド@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
スパイ・レジェンド@徒然なるままに

PS すっぱいレジェンドだったらやだな。

fjk78dead at 10:05|個別記事コメ(6)トラバ(7)

2013年06月14日

『オブリビオン』を新宿ミラノ座1で観て、ノストラダムスの大予言的に頭パンク中ふじき★★★(ネタバレ)

五つ星評価で【★★★SFだなあ】


ネタバレ前提で書いてきます。

と言いながら、正しいんだか、正しくないんだか、
世迷言を適当に飛ばしながら書いてきます。


・登場人物が妙に少ない。
基本、地表をうろついてる男ジャック・ハーパー、ことトム。
それをバックアップする家庭的な女ビク、ことアンドレア・ライズブロー。
真実を知っている市井の賢者らしき男ビーチ、ことモーガン・フリーマン。
ジャックの夢に現れ、現実化した謎の女ジュリア、ことオルガ・キュリレンコ。
あと、得体のしれない対立存在として「テット」と「スカヴ」。

適当にイメージ遊びしてみると
ジャックはアメリカ人の俗称。なるほど世界をパトロールしている。
ビクはビクトリア、英国王室的な名前。アメリカの母体っつか、母ちゃんか。
ジュリアはジュリアス・シーザー。ローマ皇帝。
ローマ皇帝から見たらアメリカもイギリスも蛮族の末裔に過ぎない。
ビーチは「ビーチク」だと、モーガン・フリーマンが可哀想なので「浜辺」。
ジャックの「ハーパー」→「ハーバー(港)」と相性がいい。

物語になぞらえて構成し直してみると
イギリスの庇護下、勢力を大きく広げ、
港湾建築をベースに地球を統治監視するアメリカは
港のない浜辺にいる賢者の手引きで、
かっての統治者ローマ帝国と出会い真実を知る。

間違えてはいない(笑)。

スカヴはスカベンジャー(ゴミを漁り生活する者)ズバリ。
テットが分からない。テクノロジー・ターミナル(技術端子)あたりか?
あくまで人為的な機構システムであり、人間とは似て非なる者っぽい。
それはアメリカの諸悪の根源ロビイスト活動みたいな物かもしれない。
システムがある事によって経済団体が国を動かし、
経済団体の収益のために世界のあり方その物を悪く変えてしまう。

となると、水の簒奪と言うのも、経済としての水ビジネスが
富める国(アメリカのみではない)が貧しい国から治水技術で
金を巻き上げる構造を揶揄しているのかもしれない。

実はとても現実に近い物語だったりなんかしたりして。

トムは世界のもっとも高い所(と自分で思っている所)でもっとも高貴なる者を
手中に入れるが、土星の衛星タイタンに行く旅の途中に母親を選択して、
恋人を手放してしまう。
土星はサターン=クロノス(長老神→死の神)、
その衛星タイタンはティターン(神によって滅ぼされた巨人)

まるで最古の文明メソポタミアのある場所イラクを尋ね、
そこにいる巨人に容赦ない一撃を食らわそうとでもしているかのようだ。

こういうこじつけがいくらでも出来るからおもろい。


49と52についても。
49と52を足すと100を超えて101になるから
半人前のクローンを足して一人前以上かなあとか思ってたんですが、

「アメリカ 49」でググると「49」はアメリカ人のラッキーナンバーらしい。
で、アメリカの49番目の州はアラスカ州。
50番目はハワイ。
51番目は日本と言われてる。
じゃあ52番目は?
アラブじゃないの?
アラスカは資源がいっぱい出る場所だけど、石油産出はピークを越えたらしい。
アメリカは自分の子供を育むために49と同じ資質を持つ52が必要だ。

わはははははは。

合う合う辻褄。

だが、油断してはならない。52は一人で彼女の生活に立ち寄った訳ではない。
彼女についてるお付きこそ、おそらく次のロビイ団体に違いない。



【銭】
ミラノ座の当日券がダフ屋で980円で売ってたから買ったよ。

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HK オブリビオン@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記

PS オルガ・キュリレンコ、オセロ中島に似てる事に気づいてしまって、
 なんか観てて興奮できなくなってしまった。
PS2 ヴィクの方が好きだなあ。
 頭が硬いところも何だか可愛いじゃん。
PS3 トムとモーガン・フリーマンの薄い本はよ
PS4 百式さんがバブルシップを金玉型って言うんです。
 それをツイッターで『フレッシュ・ゴードン』かって突っ込まれたりするんです。
 トムちん、あの『フレッシュ・ゴードン』のマヌケな格好を着せたら
 割と似合うかもなあ。
 女優陣はとりあえずチンコロボにやられろ。

▼兄弟記事
オブリビオンもう一発@死屍累々映画日記


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