エイミー・アダムス
2013年09月17日
『マン・オブ・スティール』をシネ・リーブル池袋2で観て、そうか、ザック、君かふじき★★
五つ星評価で【★★ザックとは相性悪い】
そうか、そういやあ、ザック・スナイダーだった。
ザック・スナイダーの絵作りの情熱には敬意を表しつつ、
あまり相性はよくない。
凄い絵や映像を作るけど、最高到達点に達した後、
テンションがピークのまんまで、同じ事を繰り返して疲れさせる。
『300』『ウォッチメン』『エンジェル・ウォーズ』と
残念なことに興奮もあるけど、いつも退屈を一緒に連れてくる。
ザックってそういう奴だ。
今回も同様だった。
そんな中、ラッセル・クロウとケヴィン・コスナーは親父力を磨き、ダイアン・レインは母ちゃんになり、ローレンス・フィッシュバーンは単に丸くなった。新星スーパーマン、ヘンリー・カビルも含めて、パンツなしスーツになってからよりも人間時代のエピソードの方が面白い。
そして、あのパンツなしスーツはいかん。
プロデューサーのミスター同性愛者クリストファー・ノーランのお勧めなのかもしれないが、いやあ、かっこよくないでしょ。大体、あれがかっこいいなら映画の宣伝ビジュアルにスーパーマンの全身写真を使うよね。みんなかっこ悪いと思ってるんだよね。パート2でパンツ穿かすとか長期構想があるのかな。
パンツの話の後で恐縮だが、エイミー・アダムスのロイス・レーンもちょっと意外な配役だった。ロイス・レーンはマッチョのスーパーマンと対比させるためか、エリート・眼鏡のハイミスで細くてクール、レディース・スーツに高いヒールってのが従来のイメージだったのだけど、狸顔のエイミー・アダムスでそんなイメージ一掃。キャリアよりもフレンドリーになった。「恋人」というより「仲間」のイメージの方が多少、強く感じるのはクリストファー・ノーランの中性目線が影響してるのかもしれない。何よ何よスーパーマンに女なんかいらないのよ、みたいな。
そう言えば『ムービー43』でロイス・レーンを演じたのは絶世の美女ユマ・サーマンだ。ユマ様は『Gガール 破壊的な彼女』で善玉Gガール、『バットマン&ロビン Mrフリーズの逆襲』で悪玉ポイズン・アイビーを演じているが、この女の固まりユマ様が今回のスーパーマンにロイス・レーン役で出てたら、きっとロイス・レーンはクリプトン科学によって、スーパーマン最強の敵に改造されてしまうような目にあってしまうに違いない。何となくそんなイメージで性的な女性をこの映画は嫌っている気がする。
あ、いわゆるドラゴンボール格闘はよかった。
【銭】
毎月15日はシネ・リーブルデーなので1000円で鑑賞したのだ。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・マン・オブ・スティール@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・マン・オブ・スティール@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・マン・オブ・スティール@ノラ猫の呑んで観るシネマ
・マン・オブ・スティール@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
・マン・オブ・スティール@徒然なるままに
そうか、そういやあ、ザック・スナイダーだった。
ザック・スナイダーの絵作りの情熱には敬意を表しつつ、
あまり相性はよくない。
凄い絵や映像を作るけど、最高到達点に達した後、
テンションがピークのまんまで、同じ事を繰り返して疲れさせる。
『300』『ウォッチメン』『エンジェル・ウォーズ』と
残念なことに興奮もあるけど、いつも退屈を一緒に連れてくる。
ザックってそういう奴だ。
今回も同様だった。
そんな中、ラッセル・クロウとケヴィン・コスナーは親父力を磨き、ダイアン・レインは母ちゃんになり、ローレンス・フィッシュバーンは単に丸くなった。新星スーパーマン、ヘンリー・カビルも含めて、パンツなしスーツになってからよりも人間時代のエピソードの方が面白い。
そして、あのパンツなしスーツはいかん。
プロデューサーのミスター同性愛者クリストファー・ノーランのお勧めなのかもしれないが、いやあ、かっこよくないでしょ。大体、あれがかっこいいなら映画の宣伝ビジュアルにスーパーマンの全身写真を使うよね。みんなかっこ悪いと思ってるんだよね。パート2でパンツ穿かすとか長期構想があるのかな。
パンツの話の後で恐縮だが、エイミー・アダムスのロイス・レーンもちょっと意外な配役だった。ロイス・レーンはマッチョのスーパーマンと対比させるためか、エリート・眼鏡のハイミスで細くてクール、レディース・スーツに高いヒールってのが従来のイメージだったのだけど、狸顔のエイミー・アダムスでそんなイメージ一掃。キャリアよりもフレンドリーになった。「恋人」というより「仲間」のイメージの方が多少、強く感じるのはクリストファー・ノーランの中性目線が影響してるのかもしれない。何よ何よスーパーマンに女なんかいらないのよ、みたいな。
そう言えば『ムービー43』でロイス・レーンを演じたのは絶世の美女ユマ・サーマンだ。ユマ様は『Gガール 破壊的な彼女』で善玉Gガール、『バットマン&ロビン Mrフリーズの逆襲』で悪玉ポイズン・アイビーを演じているが、この女の固まりユマ様が今回のスーパーマンにロイス・レーン役で出てたら、きっとロイス・レーンはクリプトン科学によって、スーパーマン最強の敵に改造されてしまうような目にあってしまうに違いない。何となくそんなイメージで性的な女性をこの映画は嫌っている気がする。
あ、いわゆるドラゴンボール格闘はよかった。
【銭】
毎月15日はシネ・リーブルデーなので1000円で鑑賞したのだ。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・マン・オブ・スティール@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・マン・オブ・スティール@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・マン・オブ・スティール@ノラ猫の呑んで観るシネマ
・マン・オブ・スティール@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
・マン・オブ・スティール@徒然なるままに
2013年05月11日
『人生の特等席』『最終目的地』をギンレイホールで観て、イーストウッドももう本当に爺さんなんだなふじき★★★,★★
『人生の特等席』
五つ星評価で【★★★イーストウッドがどうしようもなく爺なのがいいんだか悪いんだか】
イーストウッドがこんな爺さんの役をやるようになったのだなあ。
それを認めたいような、そうでもないような。
人生の先輩の意見はちゃんと傾聴するもんだぜいって映画だけど、
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」って美学だってあるだろうに。
イーストウッドぐらいの人物だったら傾聴するに値するのがアリアリなのだが、
残念ながら世の中そうでない輩も多いに違いない。
だから、これを一般論の映画と考えてはいけない。
技術のあるスカウトがたまたまいいパターンの時、
自分の人生に逆転ホームランを打てたという美談であって、
「だから『マネーゲーム』が間違っている」にはならない。
相反はあっても排他ではない。
『マペッツ』でかなり崩れかかっていたエイミー・アダムスが
「まだまだアダムス・ファミリーとは呼ばせない」とばかりにギリギリに
可愛い感じなので、ほっとした。
◆『最終目的地』
五つ星評価で【★★真田くんとシャルロット・ゲーンズブールが同じスクリーンの上で息をしている不思議】
なんとなく退屈だった。
ただ、昔から特撮とかアクションとか、割と下に見られる映画時代が長かった真田くんが、ちっちゃい時から「おふらんす」のオシャレ映画に自然に居座るシャルロット・ゲーンズブールと同じ画面に収まってるのは何だか不思議な感触だった。近所の駄菓子屋のおばさんをヨーロッパ映画で見かけたような感じ。
なんとなく響かなかったなあ。
アンソニー・ホプキンスが真田広之の脳髄を美味しそうにスプーンで掬うシーンとかあったら、好きになれたかもしれない。
【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・人生の特等席@ぴあ映画生活
・最終目的地@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・人生の特等席@映画のブログ
五つ星評価で【★★★イーストウッドがどうしようもなく爺なのがいいんだか悪いんだか】
イーストウッドがこんな爺さんの役をやるようになったのだなあ。
それを認めたいような、そうでもないような。
人生の先輩の意見はちゃんと傾聴するもんだぜいって映画だけど、
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」って美学だってあるだろうに。
イーストウッドぐらいの人物だったら傾聴するに値するのがアリアリなのだが、
残念ながら世の中そうでない輩も多いに違いない。
だから、これを一般論の映画と考えてはいけない。
技術のあるスカウトがたまたまいいパターンの時、
自分の人生に逆転ホームランを打てたという美談であって、
「だから『マネーゲーム』が間違っている」にはならない。
相反はあっても排他ではない。
『マペッツ』でかなり崩れかかっていたエイミー・アダムスが
「まだまだアダムス・ファミリーとは呼ばせない」とばかりにギリギリに
可愛い感じなので、ほっとした。
◆『最終目的地』
五つ星評価で【★★真田くんとシャルロット・ゲーンズブールが同じスクリーンの上で息をしている不思議】
なんとなく退屈だった。
ただ、昔から特撮とかアクションとか、割と下に見られる映画時代が長かった真田くんが、ちっちゃい時から「おふらんす」のオシャレ映画に自然に居座るシャルロット・ゲーンズブールと同じ画面に収まってるのは何だか不思議な感触だった。近所の駄菓子屋のおばさんをヨーロッパ映画で見かけたような感じ。
なんとなく響かなかったなあ。
アンソニー・ホプキンスが真田広之の脳髄を美味しそうにスプーンで掬うシーンとかあったら、好きになれたかもしれない。
【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・人生の特等席@ぴあ映画生活
・最終目的地@ぴあ映画生活
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・人生の特等席@映画のブログ