2014年に公開したもしくは観た邦画

2015年09月17日

『自分の事ばかりで情けなくなるよ』をキネカ大森1で観て、前半と後半が乖離ふじき★★★

五つ星評価で【★★★前半が好きで後半が嫌い】

ロックバンド“クリープパイプ”の曲に付いたPVを再構成した映画。
『イノチミジカシコイセヨオトメ』のピンサロ嬢の普通な体温感にグッと来て、『あたしの窓』の職場で誰よりも働いてるのにヒエラルキーの低いOLに同調して同情して、『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』のマニアに対して同調したくないのにそこはかとなく分かる感じがイヤで、『傷つける』の映画っぽくとりとめがなくダラダラ仕上がっちゃったような感じが嫌い。

ピンサロ嬢 安藤聖の隠せないエロさが嬉しい。
OL山田真歩のコミュ障気味の息詰まりな感じに優しくしてやりたくなり、
オタクのツダ大東駿介にはやはり近寄りたくない。
暴れる池松壮亮からは暴れる理由を掴み取れず、
暴力に耐える家出娘、黒川芽以にはその位置で足踏みする理由が分からなかった。

黒川芽以綺麗になったなあ。子役時代を知ってるとスレンダーになったなあと思う。

クリープパイプのメロディーにグッと来たりするものの、
歌詞を初見で聞き取る事が出来なかったりなので、歌に刺される深さが浅い。


【銭】
キネカ大森名画座3回券保有の上、夜間割引で500円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
自分の事ばかりで情けなくなるよ@ぴあ映画生活

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2015年09月16日

『K MISSING KINGS』をシネマート新宿1で観て、一見さん完全遮断けふじき★★

五つ星評価で【★★TVシリーズ見た人しか分からない作り】

元になるTVアニメ未鑑賞、一見さん状態で突入。
端から一見さんを全く相手にしていない態度に驚く。
世界観とか何の説明もなしかよ。

パラレルワールドの日本、7人の王が超能力でしのぎを削ってるらしい。
「らしい」と書いたのは7人の王の戦いが『東京トライブ』
不良のケンカみたいに規模が小さいからだ。都とか県すら出る素振りがない。
駅3〜5個くらいの規模。

赤さんチーム、青さんチーム、白銀さんチームに、緑さんチームがあって
争い合っているらしいが、その辺はTVアニメ見てないから不明。
劇場版には7チーム全部出てこないし、7チームとも言わないから、
本当、池袋かどこかのカラーギャングの争いみたいだ。

ドラマ仕立てとして良くないのは、各チームの思惑と目的がハッキリしない事だ。
ただまあ、TVで活躍したかっこいい兄ちゃん達がいい見栄を切りまくる映画
という立ち位置でいいのなら、これはこれで成立するんじゃないだろうか。
お客の大半(300人弱の女子と5,6人の男子)は満足げに見えた。

野郎キャラばかりで、女性キャラは巨乳パンツ見せのバカ女か、子供。
というのも、この世界での女子は「ゆるキャラ」同等の扱い、という事だろう
(そこにいるだけで眼中にない状態)。

初見だったので、普通に話を理解しようと一生懸命スクリーンを見ていたが、180度、方向転換をして向き直って、満足げにスクリーンを見る女子面々の恍惚な表情を見ていた方がもしかしたら楽しめたかもしれない(そんな事されたら嫌だろうけど)。


【銭】
特別リバイバル興行1000円均一。
上映時間とか普通サイズの映画だからこの値段で妥当だと思う。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 K MISSING KINGS@ぴあ映画生活

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2015年04月28日

2014年邦画の言い訳

一本ずつ短評したくなったので。

01.「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標
  今まで生きてきて見たアニメの中で一番かっこいいアニメ。
02.「劇場版テレクラキャノンボール2013
  バリバリにくだらない競争の中に人生が凝縮されている。
  より道を踏み外したり、辛い事に直面した人の方が点数高いのも壺。
03.「殺人ワークショップ
  マエストロ白石晃士のエグい傑作。
  後味のちょっといい『ある優しき殺人者の記録』よりは自分的にはこっち。
04.「パズル
  頭をすっからかんにしてラストのダンスに酩酊したい。
  決して映画は理屈だけじゃないという凱歌っつか、狼煙的な傑作。
  そして夏帆ちゃんが頭から最後まで(見せてないケツまで)全て素晴らしい。
  俺も夏帆ちゃんの手首をベロンちょと舐めたい。
05.「こっぱみじん
  俺だって、こーゆーのも好きなんだってアリバイ作るために選出。
  ………いやいや、主要登場人物への愛が伝わってくる映画はいいわ。
06.「太秦ライムライト
  主人公のストイックな生き方に惹かれる。
  福本清三の妙技を堪能できる映画としても素晴らしい。
07.「滝を見に行く
  おばさんを集めるだけで面白い映画を作れるってのは凄いなあ。
08.「いっツーTHE MOVIE 2
  城定監督ウォッチャーとしては、今年はこれが一番。
  小明・ザ・グレート!
09.「マウント・ナビ
  エイリアンがチンチン剥き出しにして女を犯す映画を
  ベスト10のどこかにねじ込みたいというふじきの露悪趣味の現われ。
  好き嫌いは分かれるだろうけど、まあね、あははははははは。
10.「楽園追放
  乳や尻がぷりっぷりのアニメ絵を前面に出しながら、
  三つ四つの文化の折衝をアクションで描いたなかなか侮れない快作。

最後までとっかえるかどうか悩んだ次点群。
『小さなおうち』『白ゆき姫殺人事件』『無知の知』『るろ剣最期編』

▼関連記事。
ベスト10選出記事@死屍累々映画日記


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2015年03月14日

『舞妓はレデイ』をギンレイホールで観直して、やっぱ合わんのだなふじき★★

五つ星評価で【★★それはとても上等なお遊戯のようだから】

ちょっと喉に何かが詰まったような違和感を払拭できないので、ギンレイホールにプログラムが掛かった事もあって、もう一回観に行った。

うん、やっぱ嫌いなのは歌の部分だ。
どうして感情の発露の一形態という形で歌を歌うようにしなかったのだろう。
やはり、演技と歌が断線しててチグハグである。
前回の記事では「呼吸が可笑しい」と書いたのだが、
どうも、わざわざ演技と歌を分けているようでもある。
ここからは歌のパートです。何でそんな事をするかね。

嫌なのは、歌の部分がとても「技巧的」に作られている事だ。
「隙」がない。キッチリしすぎてて「感情的」でない。
幼稚園や小学校の「演芸会」「学芸会」の上手バージョンだ。
みんな綺麗なオベベや厚いタイツを穿いて間違いがない事を第一優先で保護者が望むお利口さんな感じで歌わされている。なんか、入学式とかの晴れ衣装を着せられでもしているかのように皆、キッチリしている。きっと、それが嫌なんだ。

何も高嶋政宏さんに『スマグラー』の時みたいに下半身紙オムツで行けとかいう訳じゃないけど、明らかに露出用に均等に貼られているような胸毛を見て、逆に大人しく感じるとか変な状態になってる(自毛だったらごめん)。

PS いちはる姉さんのやらしい水揚げを企んでいたのが岸部一徳で、
 「今度は逃がさしまへんで」とか言って濡れ場に、
 という展開をちょっと期待してしまう俺。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼関連記事。
一回目@死屍累々映画日記

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2015年03月07日

『アオハライド』をトーホーシネマズ六本木アートスクリーンで観て、凄いぞ本田翼ふじき★★★★

忘れちゃいそうだから、軽くポコポコ映画の感想潰していっちゃうぞ祭。

五つ星評価で【★★★★可愛いは力】  

観終わった後のツイッターへの呟き。

「うわあおあうあおおうおう。男も女もみんなかーいすぎる(除くベンガル)」

わははははは。もう、ベンガルが出てた事を覚えてない。
別にそこ大事じゃないし(いや多分、大事じゃないと思うよ)。

本田翼が可愛い。割と今まで本田翼には良さを感じなかったのだけど、今作に関しては死ぬほど可愛い。いや、死なないけど。
今まで本田翼の映画で見たのは『江の島プリズム』『らくご映画』『鷹の爪7(声)』の三本。基本、本田翼って「強くないし、中途半端」という個性なのだと思う。だから、それがマイナスに出るとメインキャラクターなのに真っ中心の立ち位置にいるのが似つかわしくないような場違いな薄いキャラになってしまう。今回はその「強くないし、中途半端」を「儚げな部分もあるし、自己確立されていない」に置き換えているのが本当に見事だった。そう、未完成に見える部分は取り繕おうとすると欠点に映るが、フューチャーすれば取り柄になるのだ。多分、これは撮る側がどこまで撮られる側を愛するかで見出した視点なのだと思う。三木孝浩監督はそういう掬い上げが涙を流すくらい上手い。

ぶっきらぼうな東出くんもまあいい。身体が大人だから高校生きつそうに見えるカットも幾つかあるのだけど、全体に違和感はない、ないと信じたい。メイクの腕がいいんじゃないだろうか。

本田翼とつるむ三人娘のツンツンした新川優愛とデレデレした藤本泉、どっちもかーいー。藤本泉って『小川町セレナーデ』の子だったのか。観てから二か月経ってやっと気が付いた。すげえ化け具合だ。このマンガな顔立ちにマンガな演技。藤本泉自身の腕もあるのだろうけどやっぱメイクの腕がいいんじゃないかな。

本田翼の東出くんを巡るライバルに高畑充希。鉄板のオールラウンド・プレイヤー。任せておけばどんな配置でも大丈夫。

本田翼はこの映画がピークな気がしてならないなあ。
そんな憶測をふっ飛ばしてもらいたいものです。


【銭】
トーホーシネマズの有料入場六回分ポイントを使った無料入場。

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アオハライド@ぴあ映画生活
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アオハライド@MOVIE BOYS

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(2)トラバ(1)

2015年02月19日

『紙の月』を丸の内ピカデリー3で観て、標準的な「普通にいい映画」ふじき★★★★

忘れちゃいそうだから、軽くポコポコ映画の感想潰していっちゃうぞ祭。

五つ星評価で【★★★★いい映画なんだけど、何がいい映画と問い詰められたら困る、そんないい映画】  

宮沢りえもいつの間にかいい女優になったねえ。
幸薄そうで苦手だけど、実力は認める。
あのラスト近くで小林聡美にかけるセリフにはゾクっと来た。

あんな話なのに、飽きさせずに見守ってしまうのは監督の演出力なんだろう。
ラストそこに持ってくとは思わなかった。やるなあ。

池松壮亮が最後簡単にフェイドアウトしてしまう。彼はあくまで宮沢りえを解放もしくは箍を外すキッカケに過ぎないのだろう。
石橋蓮司、近藤芳正、小林聡美、などの常識を身に纏い、宮沢りえにゆすぶりをかけようとする者の容姿はとっつきづらく、どちらかと言うとグロテスク目に描かれている。
宮沢りえにとって、御しうる、もしくは対等の位置にいる田辺誠一、大島優子、被害者(と池松壮亮)はグロテスクのフィルターなしに描かれる。彼等は宮沢りえと一緒に禁じられた楽園を作るエデンの住人なのだ。エデンの住人は干渉しあわない事によって平穏を得る。知恵の実を食べない人たち。知恵の実を食べよという蛇のような石橋蓮司、近藤芳正、小林聡美、らにより、エデンの平和は乱される。

そんな、いい映画でした。
どんなとは聞かないでください。
あまり、よく分かっていないから。


【銭】
20日は丸の内ピカデリーのファン感謝デーで1100円。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(8)トラバ(4)

2015年01月31日

『滝を見にいく』を新宿武蔵野館1で観て、それだけなのに凄い映画だふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★ビックリ】

おばちゃんを7人集めただけで面白い映画ができるなんて思いもよらなかったから、いやあ、ビックリしたわあ。基本的にこれ以上の感想は持ち合わせていない。まあ、それでいいだろ。そういう映画だよ。

【銭】
映画フアン感謝デーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
滝を見にいく@ぴあ映画生活


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(4)トラバ(6)

2015年01月30日

『劇場版アイカツ!』をバルト9−4で観て、見事に心が微動だにせずだふじき★

五つ星評価で【★私には刺さらない】

徹頭徹尾完全無欠な感じの一見さんで観に行った。
ストーリーに大きな変換点とかがなく、
何となく物語が流れるように進んで、滞りなく終わる。
その間に、同じ顔の髪型が違う多くのキャラの見せ場があるみたいなのだけど、
こちとら一見さんなので、そういう所には一切、共感できないのだ
(共感したらオカルトだ)。

ファン・ムービーになっていて、
ファン・ムービーその物を否定する気は毛頭ないんだけど、
映画館で一見さんの目に晒される可能性を考えたら、
ファン以外をも、取り込んでやろうという貪欲さが欲しい。

でもこれで、凄く浸って楽しめる人がいるらしいから何とも奥が深い。
奥が深いかもしれないけど、その奥に踏み入る何かが
この映画からは得られなかったから、まあ、ここ止まりでいいや。

【銭】
映画フアン感謝デーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版アイカツ!@ぴあ映画生活

PS 3Dモデリングしたキャラがバーチャルステージでダンスを踊るんだけど
 (プリキュアのエンドロールみたいと言っていいのか?いけないのか?)、
 ファッションでシースルーの手袋とかを表現しているところが凄いと思った。

fjk78dead at 21:40|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2015年01月29日

『映画妖怪ウォッチ』をトーホーシネマズ六本木7で観て、ゲラゲラポーじゃないでよーとふじき★★

五つ星評価で【★★映画体裁ではないのね】

ライバルと言おうか同一商売フォーマットのポケモンが、
毎回ちゃんと映画を作ろうとしているのと対照的に
ドラマ(話)に重きを置いていない作りが、ある意味、潔い。

潔くていいのかというのが一番の問題点なのかもしれないが。

うちは単にネタ集なんですよ、という作りにしてある。
これはこれで通し抜けば一つの見識かもしれない。
主要顧客がこれで満足だというなら否定する事もないだろう。


【銭】
映画フアン感謝デーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!@ぴあ映画生活
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映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!@ノラネコの呑んで観るシネマ
▼関連記事。
映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!@死屍累々映画日記
映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!(1回目)@死屍累々映画日記
映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!(2回目)@死屍累々映画日記

PS 個人的にはこのアニメの成功で再び脚光を浴びつつある
 振付師のラッキイ池田先生にエールを贈りたい。

fjk78dead at 00:12|個別記事コメ(0)トラバ(1)

2015年01月28日

『海月姫』をトーホーシネマズ六本木で観て、迂闊だけどまあいろいろなんだよとふじき★★★

五つ星評価で【★★★とても落ち着いて見れる部分と直視したくない部分が混在】

2015年になってから初めて見た映画。
って、ダメダメじゃんて言おうか、今年もこんな感じと言おうか、
なんか人生を占うような煮え切らなさの残る映画だった(大きく出たな俺)。

そこそこ可愛い軽コメディーであるものの、幾つかイヤだったり、
そこは直してほしいよな、な部分があったりする。
まあでも、基本、こーゆーテイストは嫌いじゃないからなあ。とグズグス。

あれだ。あれだ。

片瀬那奈様がはじけてる映画はそれだけでも見る価値がある。

片瀬那奈様の役は女の武器を500%くらい使い尽くす地上げ屋の腐れマンコ。
こんな役をチャーミングかつ、コミカルかつ、下品に、
ノンストップハイテンションで演じられるなんてステキだわあ。

主役の能年玲奈より、那奈様の女郎蜘蛛みたいなカクカクした感じの方が好き。
まあ、能年玲奈ちゃんは原マンガ同様の野暮ったい感じと、
ギャップのお化粧バージョンで、適材適所でよくやってるからOKだけど。
ただ「白目」「石化」は使いすぎだろ。ここぞで使わんと威力が薄れる。
そいと「オタク=腐女子」じゃないから。冒頭からちょっとガクっと来た。
ちゃんとリサーチしようよ、脚本家さん。オタクになれとは言わんからさ。

あと、全体的な流れとして、オタクの各々の専門家故の技能が活きないってのは珍しいは珍しい。そういう部分を拾ってあげないのは対象に対する愛情が薄いのではないかと勘繰ってしまう。又、オタク女子が群れをなして抗議集会に出向き、抗議集会の味方からも阻害されるとっても痛いシーンがあるのだが、そこはリアルすぎて目を背けたい。リアルならリアルでいいが、そういう時に弱いキャラクターに言い訳を作ってあげるのが脚本の優しさだろう。

鉄道オタクに池脇千鶴。
な、なんて贅沢な。しかも、贅沢が活きていない。
いや、悪くはないが、これ誰がやってもそう変わらん。

三国志オタクに太田莉菜。
なかなか切実で泣かされるキャラなんたが、
変身前後のメリハリはもっと強烈につけた方がいい。

和物オタクに馬場園梓(アジアン)。
この人、素人だけど役者としては安定感ある。

枯れ専に篠原ともえ。
おおおお、篠原ともえも大好き。
この人けっこう的確にちゃんと細かい演技とかもするんだよね。

女装子に菅田将暉。
仕上がりいいなあ。
この仕上がりの良さが映画をいい意味でちょっとリアルにしてる。


【銭】
映画フアン感謝デーで1100円。


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海月姫@ぴあ映画生活
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海月姫@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
海月姫@映画好きパパの鑑賞日記
海月姫@ペパーミントの魔術師
海月姫@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記

PS これ、他のブログにコメント付けやすい。
 凄く雑談しやすい映画だわ。

fjk78dead at 01:35|個別記事コメ(10)トラバ(17)

2015年01月25日

『百円の恋』をテアトル新宿で観て、そら安藤サクラを激賞せずにはいらないだろふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★主演安藤サクラが頭抜けている】

演出とか脚本とか言う前に一人の主演俳優の存在感だけが際立っている特殊な作品。つまり、この映画その物が安藤サクラの今後の人生における名刺となる、そんな映画。

以前、マシューマコノヒーがアカデミー男優賞を取った『ダラス・バイヤーズクラブ』のブログ記事で、痩せる過程を見せないのなら、痩せた役者を使えばいいと、冷たく言い放った事がある。その回答がこの映画だ。主演の安藤サクラは撮影期間の二週間でキッチリ自分を追い込んで別人になって見せた。

デ・ニーロ アプローチとか(役柄で体型を変える)をそんなに信奉したりはしていない。やはり、痩せた役は痩せた役者を使い、太った役は太った役者を使えばいいと思っている。だが、その役として必要があれば、どんな事でもやる者に対しては、その努力に応じて惜しみない称賛の拍手を送ってあげたいのだ。できあがっていく安藤サクラからは目を離せない。ただ、こういう話になる事は分かっていたので、前半の体たらくに関してはちょっと長く感じてしまって、そこは残念だった。できれば、こういうのを何の情報もなしに見たいもんだ。

出来上がっていく過程の安藤サクラの肉体も凄いが
(逆に出来上がっていない安藤サクラの身体も凄いが)、
ボクサー体型に出来上がってる新井浩文の身体も凄い。
肘から手首にかけてのシャープで硬そうな身体は、ボクサーにしか見えない。

あと、ヤンキー母みたいな役をやりきってる、早織も上手い。
この人、一時期ホンワカキャラで売ってた人と考えると本当に上手い。

そして、ラスト30分で粉砕される安藤サクラの粉砕っぷりから目を離せない。
あの表情の絶望感、昂揚感、不安感、酩酊感、
全部ないまぜになった表情が素晴らしい。


【銭】
テアトルメンバー曜日割引で1000円。

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百円の恋@ぴあ映画生活
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百円の恋@映画のブログ
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fjk78dead at 00:49|個別記事コメ(8)トラバ(10)

2015年01月23日

『0.5ミリ』をテアトル新宿で観て、一本で四本立てだなふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★主演安藤サクラもそらいいけど、長尺をコントロールして乗り切りった監督安藤桃子もいいのだ】

安藤サクラが魅力的だ。
『百円の恋』の安藤サクラは容姿に限らず常に近寄りがたいが、
今作の彼女は「美女」というキーワードこそ躊躇するが、実にいい女なのだ。
ハードボイルドなのに優しさが滲む。
そう言えば、『その夜の侍』では、ハードボイルド全開すぎて
ギシギシ軋んでるような怖い役だった。

その安藤サクラの生来の「ふにゃっ」とした部分と
「キリっ」とした部分を掬い上げて、くっつけて、
ヘルパーという形に仕上げたのが今作。
ヘルパーっていい設定だ。
身体不如意となってしまった老人を「助ける」という、
女神のような存在でありながら、その行動原理は経済原則の下に成り立つ。
どちらかというと善人なのだが、地に足が着いた生活者として描く事により、
極めて身近なお友達的な存在に感じさせる。
その上で「制度上のヘルパー」を取り上げて
「物理的なヘルパー」へと追い込んだりする。
なんて事だ。「放浪の無法者のヘルパー」なんて存在、面白すぎる。
このズケズケ入り込んで許されてしまうキャラクターは、ちょっと寅さんっぽい。
いかん。二代目寅さん、安藤サクラでいい気がしてきた(そら飛躍しすぎや)。

その旅路の安藤サクラに対峙する老人に井上竜夫、坂田利夫、津川雅彦、
オマケで柄本明。
旅のきっかけを作る井上竜夫、
第一の旅の伴侶、坂田利夫、
第二の旅の伴侶、津川雅彦、
第三の旅の敵、柄本明。

映画その物をのんべんだらりと観た後、
観終わった後には思わなかったか、感想を書きながら一瞬感じるのは
坂田利夫のパートと、津川雅彦のパートはどちらも素晴らしいが、
構成としてはどちらか一つでも成り立つのではないか、という事だ。
坂田利夫のパート、津川雅彦のパートはどちらも面白いが、
安藤サクラが旅をする中で、徐々に相手と打ち溶け合って、
遂に相手にとってかけがえのない位置に登りつめるバディ映画の変形ではないか。
そして、坂田利夫、津川雅彦はそれぞれの環境こそ異なれ、
骨子としてはバディーになる事を「あがり」とするバリエーションではないか。
だとすると、殊更に長くせず、どちらか一つでもいいのではないか。
逆に考えたら、これが二つじゃなく、三つでも四つでも成り立つのではないか。

それぞれの独立性が高い。
だから、最初の井上竜夫にエールを送られて歩き出すまでを1本、
坂田利夫編をシリーズの第二作、津川雅彦編をシリーズの第三作、
柄本明編をシリーズ完結編として4本の映画として作る事も可能だろう。
坂田利夫と津川雅彦の旅はバリエーションではあるが、
複数の旅の来歴になっている事に意味がある。
何故なら、その旅のルールや安藤サクラのスキルが否定され、
新しい旅に向かわなければならないのが柄本明パートだからだ。
否定するために、二回も強調してダメ出しをする。用意周到だ。

197分、長い筈だ。4本分も映画を詰め込んでいるんだから(体感短いけど)。

基本、津川雅彦パートが終わるまではとても楽しい。
それは主人公のスキルによって、
バディーたりうる資格をバンバン勝ち取っていく展開だからだ。
一転、柄本明編はきつい。
それは主人公のスキルが通用しない相手に苦戦を強いられるからだ。
実は彼女が対峙しなければならないヘルプの相手は柄本明ではない。
そこに思いがけない展開と、
だからこそ、彼女がヘルパーとしてのスキルだけでなく、
彼女自身としてぶつかっていかなければならない完結編としての作りがある。
そして、彼女自身を語る上で、坂田利夫パート、津川雅彦パートで
獲得した資質をも貪欲に取り込んで状況にぶつからせていく。
まあ、凄い展開を考えたものだ。
但し、柄本明パートにカタルシスがあまりないのは残念なところだ。


【銭】
テアトルメンバー曜日割引で1000円。

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0.5ミリ@ノラネコの呑んで観るシネマ

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2015年01月21日

『劇場版 稲川怪談 かたりべ』を渋谷TOEI△粘僂董⊃圭疋團デリー4で観直して、結局あかんねんふじき★★(ネタバレ)

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★その理屈に恐怖は着いてこない】  

一回目は最低と思ったが、
評価してる人もいたので、再度見直してみた。
意外にちゃんと作ってる部分なども確認できたか、でも、好きではない。

観てない人はスルーしてください。

これが怖くないのは基本設定が恐怖に結び付きづらいからだ。
意思を持った怪談が出演者を襲う。
私は「意思を持った怪談」という物を見た事がないし、聞いた事もない。
未知の存在である。
未知の存在が恐怖たりえる事もある。
ただ、未知でありさえすれば何でも恐怖という訳でもないのだ。
「意思を持った怪談」が恐ろしいなら
「意思を持った連立方程式」だって怖いだろう。
正解を解こうとすると死に至る連立方程式。
人はあまりにもありえそうにない物に対して恐怖を抱く事ができない。
仮に「意思を持った連立方程式」に対して恐怖を抱かせたいのなら、
絡め手を使って説得力を持たせ「あまりにもありえない」という条件を
一度、外してやらなければならない。
例えば、人類を人類たらしめた聖書の神による戒律は
その原聖書が全て数字の暗号で記載されており、
神を表す聖なる数字の解を得ようとする者には、
生物としてのリミッターが用意されており急死する、みたいな、
謎を明らかになるプロセスを用意してやる
(「恐怖」というよりは「SF」化するな)。

この映画にはこの努力が欠けている。
普通に信じる事の出来ない「意思を持った怪談」が、
どういう力で、どういう人間に対して、
どれくらいの危害を加えようとするのかも分からないし、
そもそも、その「意思を持った怪談」と、
それを牽引する「稲川淳二」との関係性や、優劣関係も明確ではない。
難しいのは、そういう事象を論理的に全て規定してしまう事が、
恐怖を弱める状態を引き起こす事になる例も多いのだ。
恐怖は原初的な感情であり、論理的な理屈ではない。
逆に、恐怖を克服するために、論理的な理屈を組み立てる事すらある。
論理的な理屈により、恐怖の正体が明確になるなら、
恐怖はその力を1減じるのだ。
それでも綱渡りではあるが、「意思を持った怪談」が
被害者に与える災厄のルールくらいの提示は必要だ。

怖がる者達に、やみくもにずっと叫ばせても意味がない。
叫ぶだけの理由を元に叫ばせるべきなのだ。

「意思を持った怪談」なんていう、
嘘っぽいものをメインに引っ張ってきたのが、そもそもの失敗だろう。

稲川淳二に怪談を語らせ、
語らせる中で、特定の条件が揃った時のみ、
稲川淳二の怪談が異界との橋渡しになる。
その際、稲川淳二はトランス状態になって意識がなくなる。

程度の設定で、よかっただろう。

とは言え、稲川淳二が善人的な仮面を脱ぎ棄てて、激昂する場面は見物。



【銭】
チケット屋で1000円と850円で前売券GET。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 稲川怪談 かたりべ@ぴあ映画生活

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2015年01月20日

日本インターネット映画大賞・日本映画2014年分の投票記事だ、ふじき

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『 日本映画用投票テンプレート』

【作品賞】(3本以上10本まで)
  「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」7 点
  「劇場版テレクラキャノンボール2013」6 点
  「殺人ワークショップ」5 点
  「パズル」4 点
  「こっぱみじん」3 点
  「太秦ライムライト」 1 点
  「滝を見に行く」1 点
  「いっツーTHE MOVIE 2」1 点
  「マウント・ナビ」1 点
  「楽園追放」1 点
【コメント】
 次元よかったなあ。パズルのエンドロールも至高。
 アベレージが高い映画より一芸に秀でた映画の方が好きだな。


-----------------------------------------------------------------

【監督賞】              作品名
   [白石晃士       ] (「ある優しき殺人者の記録 」)
【コメント】
 何というプロジェクト完遂能力。同監督の映画はどれを見ても何か与えられる物がある

【主演男優賞】
   [福本清三       ] (「太秦ライムライト    」)
【コメント】
  人生の一本だものなあ・・・。この技術が一本の映画として残った事には大きな価値がある。

【主演女優賞】
   [安藤サクラ      ] (「百円の恋        」)
【コメント】
 今年はこの豪腕を避けては通れない。

【助演男優賞】
   [神木隆之介      ] (「神様の言うとおり    」)
【コメント】
 るろ剣も良かったが、こういうのも出来るって潜在能力の高さをあっけなく示したこっちで。

【助演女優賞】
   [太田莉菜       ] (「パトレイバーN.G.第五章 」)
【コメント】
 パトレイバーN.G.を一人で牽引している。作品としてのN.G.には期待していないが、太田莉菜のカットは全て素晴らしいと言って大丈夫な感じの安定感が凄い

【ニューフェイスブレイク賞】
   [坂ノ上朝美      ] (「おやじ男優Z      」)
【コメント】
 しまった。彼女しかいないよ

【音楽賞】
  「パズル
【コメント】
 あのエンドロールだけ90分くらいリピートして見て聞いていたい。

-----------------------------------------------------------------

【私が選ぶ○×賞】
   [[ひみつ           ] (「ひみつ        」)
  「ひみつ           」
【コメント】
 ひみつ

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ベスト10作品コメント@死屍累々映画日記

fjk78dead at 10:45|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2015年01月19日

『グレイトフルデッド』をミラノ3で観て、殺し合いながら哲学するのだなふじき★★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★★かけがえのない物は何か】
  
新文芸坐で若い笹野高史(『必殺4』)を観たので、その揺り返しで今度は思いっきり爺の笹野高史である。うんまあ、やっぱ、爺の方が落ち着くのう。と言いながら、今までにない役柄じゃないかな、これは。普通、笹野高史を対象にストーキングをかけたりするなんて考えを抱いたりはしない。って事でアイデアが斬新。

そのアイデアを映像化する際のスマートじゃない部分(例えばストーカー瀧内公美の可愛らしいけど野暮ったかったりいきなり原色で派手服だったりのリアルな不統一さ)が邪魔に感じる。

いや、瀧内公美はいい。
榮倉奈々と成海璃子を足して2で割った上に、
漁船の網から搾り取った生臭さエキスをバケツ2杯被せたみたいだ。
とても変な役なのに振り切ってて、目を引きつけられる。

彼女が求めてやまないのは、彼女と同じ愛されない孤独な人間。
みんな集まって孤独を癒そうというのではなく、
孤独こそが人間の本質という証拠を欲している。
それは彼女の幼少期、宗教さえも彼女を見捨てたというトラウマから来ている。
その宗教の代わりに彼女の心を落ち着かせたある物を
宗教がまた、奪いにやってくる。これはたまらん。
あらゆる正義から蹂躙され続けてきた彼女には、
それが正しくなかろうが、戦いを挑むしか道が残されていないのだ。

何気に軽い笑いの映画だと思ったら、深い愛と絶望を描いた映画。

あ、あとカラテカの矢部太郎が変でよい。


【銭】
映画フアン感謝デーに鑑賞したので1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
グレイトフルデッド@ぴあ映画生活

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2015年01月18日

『殺人ワークショップ』をUPLINK Xで観て、冒涜に酔い酔いふじき★★★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★★★白石晃士にまた震えろ】  

『ある優しき殺人者の記録』以上にテイストとしてはヤバい作品。
でも、そういうのを目を覆うようにしながら隙間から見るのが
映画マニアの醍醐味よお(本当か?)。

この映画内での殺人の価値観は次のような物だ。

人はあまりに人の尊厳を踏みにじられる行動を取られた場合、
相手を殺してしまう、事も許される。
そして、その延長として、覚悟さえあれば、
前向きにどんどん人を殺していい。
いや、人を殺さない方がおかしい。
何故、あなたは人を殺していないのか。

もう、この価値観の設定がぶち切れている。
面白くてたまらない。
そして、この自分とかけ離れている筈の価値観が、
映画を見ていると自分に侵食してくる、楽しさったらない。

『殺人ワークショップ』という作品は、
映像俳優コースの実習作品として作られているので、
巨星のように映画の中心に君臨する狂人・宇野祥平以外は
だいたい素人の役者さんで撮られている。

その素人の役者さんの日常が、明らかにこの映画によって
侵食されているだろうとしか思えない、
凄みのある映像はやっぱり必見だと思う。


【銭】
一般1600円の興行だったが、『ある優しき殺人者の記録』の半券割引で200円安い1400円で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
殺人ワークショップ@ぴあ映画生活

fjk78dead at 19:05|個別記事コメ(4)トラバ(3)

2015年01月17日

『おとぎ話みたい』をテアトル新宿で観て、何故手放しで高評価できないのかふじき★★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★★自分を考える】  

可愛い女の子が自分を育んでくれた環境とぶつかり傷つきながらも
一つの個性へと羽ばたいていく様子を描く(でいいのかな)。

絶賛の声が高く響き渡る中、私はなんとなくピンとこない。
そんなに響かない。映画は立派な出来栄えだ。
なら、相性が良くないということだろう。
この物語の少女は正しい存在だ。
だが、正しい存在であるために、
逡巡しながらも他者とぶつかり他者を叩きのめしてしまう事も辞さない。
私はこういう独立独歩の人間にあまり共感を抱かないのだ。
日々、生きていくために様々な調整を行う「社会人」としては、
その清廉な青い正しさが、彼女自身のアイデンティティであるにしても、
その正しさに痛みが付きまとっていても、構えて見てしまう。

折れて、仲間を傷つけなくて済むなら、折れればいいじゃん。


【銭】
テアトルメンバーの曜日割引で1000円。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 01:04|個別記事コメ(0)トラバ(0)

『シャンティデイズ』をシネマート新宿1で観て、モヤモヤどんどんふじき★★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★★驚愕のラスト】  

門脇麦を確認しに行った。
うぜえ田舎者役。
うぜい。
うぜい。
私、『いなかっぺ大将』の風大左衛門とか
田舎者に胡坐をかいてデリカシーのない奴が嫌いなのだ。
麦ちゃんは日本人的であまりかっこ良くないボディーも含め、適役でした。

その田舎者と対をなすヨガ・インストラクター役に道端ジェシカ、
見事な生活感のなさと、日本人離れしたかっけーボディーがこれも適役。

二人の間にすーっと入り込んでるゲイのバーテンダー役に村上淳。
どんな役、投げてもこなす安定感が凄いな。

ラストいきなり逸脱して映画じゃなくなってしまうのが、
私はいい意味で凄いと思った。
いい意味じゃなく凄いと思った人も多い。それはそれでよく分かる。

ラスト地平線の果てまで広がるヨガのダンサーに
イスカンダルの遥か彼方まで続く墓標を連想してたりした私。


【銭】
チケット屋で額面1200円の前売券を500円でGET。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2015年01月16日

『色道四十八手たからぶね』他をユーロスペースで観て、良かったり悪かったりふじき

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

渡辺護監督作品特集

◆『色道四十八手たからぶね』
五つ星評価で【★★★愛田奈々が凄いは凄い】  

二組の夫婦(岡田智宏と愛田奈々,なかみつせいじと佐々木真由子)
岡田智宏は、なかみつせいじの甥。
愛田奈々となかみつせいじは出来ている。
その事を知った岡田智宏と佐々木真由子の復讐の方法とは……。

化け物ぶりを隠そうともせずに暴れ狂う愛田奈々に息を呑む一本。
愛田奈々が倫理的には正しくない筈であるのに、
動物的だったり「女」だったりする上で、ありうる存在であるのは
極めて『ゴーンガール』的と言っていいかもしれないと今、唐突に思い付いた。

なかみつせいじは盤石に安定。
故渡辺護監督から引き継いだ井川耕一郎の演出はとても手堅い。


◆『喪服の未亡人ほしいの…』
五つ星評価で【★★★面白かった筈だ】 

2か月前に観た映画なのに忘れかけてる。間に100本くらい観てるからだ。それでも指の間から観れなかった映画が漏れてくる。映画の上映本数が多すぎるなあ。独裁者か何かが台頭して1年に日本国内で上映できる新作映画は洋邦含めて200本までですとか、法律決めてくれたりしないかなあ。

夫の遺品整理してる妻が浮気の証拠のエロテープを見つけ、復讐の為に浮気をする、というプロットでちょっと思いだす。ちゃんと映画してたなあ。でも、ラストとかの記憶は曖昧。

渡辺護監督の遺作。


◆『(秘)湯の町 夜のひとで』
五つ星評価で【★★パートカラーって今では珍しいなあ】 

ブルーフィルム撮影もの。なんか空気が『黒薔薇昇天』と被る。
脚本が大和屋竺だから観に行ったのだが、相性が良くない事を再確認。


◆『おんな地獄唄 尺八弁天』
五つ星評価で【★★これもパートカラー】 

女渡世人・弁天の加代シリーズ第二弾で、第一弾では美人だったらしい主演女優 香取環は、監督も言っている通り第二弾では醜く肥えている。刺青が引き寄せあうみたいな因縁話も今一ピンと来ず。
脚本が大和屋竺だから観に行ったのだが、相性が良くない事を再々確認。


【銭】
ユーロスペースの会員割引でどれも1200円。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2015年01月14日

『女子ーズ』を新宿武蔵野館2で観て、要望はあるよふじき★★★

五つ星評価で【★★★肯定部分も否定部分もある】

【要望】
・怪人は爆発してほしかった。
 爆発で一つの戦いが終わってスッキリするのだ。
・ヘルメットかぶって顔出しになってるのはいいけど、
 剥き出しの顔が今一よくない。特に高畑充希は残念な仕上がり。
・ブルー(高びー)とネイビー(令嬢)の出番が少ない。
 出番の件もあって割と混同しやすい。ブルー化粧きつい。

【評価点】
・全体なかなかいいボケしてる。
・女の子が可愛いのはとてもいい事だ。
・桐谷美玲かーいーなー。
 女なのに男っぽくなろうとして、でも女の子の本質も捨てられない役。
 うーん、いじらしい。
・藤井美菜はちょっと痛々しい感じに映ってしまってるけど、よし。
・高畑充希の無表情なボケっぷりは珍しい感じで良し。
・有村架純の「ど天然芝居」いいなあ。
・山本美月ってもうちょっと自分らしさが出るようになるといいのになあ。
 美人である事は分かっているのだけど、
 どの映画を見ても強烈に「山本美月」である事を強くアピールする物がない。
 それはとっても勿体ない事だ。
・「女子ーズ」って全くかっこ良くないネーミングは中々の物だと思う。
・あと、昔のアニメとか特撮ソングっぽい主題歌がグー。

チラシのロードショー日付告知が「6月7日(土)片手間で参上!」
「片手間」ってキーワードがバリバリこの映画に似あうなあ。


【銭】
映画ファン感謝デーで1100円。

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女子ーズ@ぴあ映画生活
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女子ーズ@或る日の出来事
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fjk78dead at 18:05|個別記事コメ(10)トラバ(11)

『小川町セレナーデ』を角川シネマ新宿1で観て、安田顕ゴツゴツやんけふじき★★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★★ホッコリ面白い。ラストに大きなサゲがあるといいのになあ】  

何で観たのかというと安田顕が準主役レベルで出てたからだ。
安田顕の出番が多いなら面白いに違いない。
わりと安田顕を買っているのである。
今回の安田顕はオカマの役。
チンチンない役なのだが、すげえ悪趣味にゴツゴツしてる。
まあ流石に本当にホルモン打って、男女分からんほど美しくなったら引くから
見た目で分かるくらいのカマ感の方がいいだろう(「カマ感」って新語や)

このカマの安田顕と若い時から親交が厚かったシングルマザーのスナックのママ役が須藤理彩。サバサバしすぎてると言うか、男らしいと言うか、昔からこの須藤理彩を見て一切女としてのセックスアピールを感じなかったのだが、その辺は抜かりありませんとばかりに継続されていて盤石。役としてはそっちの方が落ち着くのでいいキャスティングだろう。

須藤理彩の娘役が藤本泉。うん、この子可愛い。
又、惚れっぽいのにすぐ捨てられるってダメ女なキャラがたまらん。

この藤本泉と他女子一名が潰れかけたスナックを立て直す為に
オカマに扮して、安田顕の指導を仰ぎながら、偽オカマバーを開店する。
なかなかいかれているグーな設定で、話の落とし所もいい。
ムチャクチャ泣いたり笑ったりでもないけど、じーんクスクスで可愛い小品としてまとまってるので、大作も見飽きたので箸休めにちょっと良さげな話を身体が求めてる時にピッタリだと思いますわよ、奥さん。


【銭】
テアトル会員割引で1300円。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。

PS いか八郎って映画のいいアクセント。
PS2 ラストあの人の特別出演は、美味しい。

fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2015年01月13日

『フラッシュバックメモリーズ3D』をテアトル新宿で観て、向かないけど認める部分はあるふじき★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★ライブドキュメントの新しい試みとして】  

交通事故で短期記憶を蓄積できない
ディジュリドゥ(アフリカのでっかい笛)奏者GOMA氏のドキュメンタリー。
というよりライブフィルムに事故の事や、障害の事がポツポツ付いている構成。

3Dとライブフィルムのしっくり感に感心。
そこにいるかのように演奏される。

ディジュリドゥはメロディーを奏でるというより、
曲のベースを支える楽器なので、
割とどの曲を聞いても、大きく印象が変わらないのが退屈ポイント。
ちょっと『カムイの剣』っぽい曲だ(どれも)。


【銭】
映画ファン感謝デー+3D料金で1500円。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(0)トラバ(1)

2015年01月12日

『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を思う?』をトーホーシネマズ渋谷3で観て、ちょっと落ちたなふじき★★★

五つ星評価で【★★★記録期間を1年半にした弊害/なんかキツイ事書いてると思う】

割とこのシリーズは買っているのだが、今回は今一つの感を強くした。

根幹としての大きな事件は大組閣、大島優子の卒業、握手会での傷害事件の三つだろう。大組閣はいつも通りの意図のある揺さぶりなので、揺さぶられるメンバーはともかく、観客の私には大きなショックはない、季節の風物詩とか台風みたいなもんだろう。実はこれはかなりの大事件らしいのだが、前作で上海に一人旅立ったメンバーとか見てると、充分、ありうる展開だろうと思えなくもない。今回のが特に特別だとは私には見えなかった。それと、他の二つに対しても言える事だが、もうAKBメンバー分かってるよねとばかりに、一人一人取り上げる対象を説明する優しさが今回御座なりだった。撮影している側は距離感が近いから失念してしまうのかもしれないが、あんなウジャウジャ蠢いてる集合体は丁寧に説明すべきである。それが嫌なら価格4000円とかにあげてマニア客だけを対象に商売すればいいのだ。

二つ目の大島優子の卒業は同様のドラマを前田敦子で取り上げている。前田敦子と大島優子では全く違うと内部に詳しい人は言うのかもしれないが、あまりのめり込んでない一般人の私の目からは大きな違いを感じられなかった。大きな違いがあるならば、そう感じられるように別種のドラマとして構築できなければダメだ。そして、それができないのならこれを映画の中心に据えたのは映画としての弱さになる。まあ、私もとから大島優子をあまり好かないからってのがあるかもしれないけど。

三つめの傷害事件はインパクトのある痛々しい事件だったが、事件その物は大きな事件でも、そこから広がる波紋は予想が付く範囲内だ。このドキュメンタリーシリーズでは色々な局面におけるAKBメンバーの心の動きの活写を魅力とする訳なのだが、傷害事件は「怖い、でも、頑張る」これ以上、浮かび上がる物はない。実は話題として損な話題だった。これのみを独立してあまり大きく取り上げていないのは正解。

取材期間を1年から1年半に伸ばしたのに、特に今回の話の中に含まれなかったものがある。逆にその話題を取り上げない為に期間を長くして、他にいろいろ取り上げる話題があったので、取り上げませんでしたと言う言い訳にしたのではないかとすら思えてしまう。それは峯岸みなみのスキャンダルと坊主にしての謝罪。あれが映画の中に一切含まれていないのは意図があって含まれてない、都合が悪いから含まれていない、としか私には思えない。
要は隠しきれない大きさの「大人の事情」の露出を避けたのではないか。
そういう隠蔽をやるなら「ドキュメンタリー:記録」と名付けて作る必要はないだろう。
元より「ドキュメンタリー」以上に「プロパガンダ」であるのは承知しているが、それでも体裁として、前作までは臭い物でも映してきていたと思う。まあ、嫌なら観に来るなよって言われれば言い返せないが、ファンだけを商売にするなら、そういう商売にすればいいし、ちゃんと閉鎖性を高めればいいのだと思う。


【銭】
額面1500円の前売券を常設ダフ屋(チケット屋)で980円で購入。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?@銀幕大帝
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DOCUMENTARY of AKB48 tobe continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?@死屍累々
DOCUMENTARY OF AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る@死屍累々
DOCUMENTARY of AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?@死屍累々

fjk78dead at 22:12|個別記事コメ(2)トラバ(4)

2015年01月10日

『ホットロード』を109シネマズ木場4で観て、硬い能年さんの映画★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★表層的だった気がする………なあ】  

硬いイメージの能年さんが観れるのは貴重だし、
能年さんのキャリアとして、こういうのがあるのはいいのだけど、
映画としては今一つ納得しづらかった。
能年さんは何に対してもムチャクチャ反抗する少女役なのだが、
多分もう今ではそういう役柄その物を成り立たせるのが
物語の背景として難しくなっているのだろう。

能年さんと対になるツガイ野郎はエグザイル系らしい登坂広臣。
別にちゃんとやってる。歌いだしたり、踊り出したりしないし。

その登坂君のゾクのリーダーが鈴木亮平。
変態仮面だけど、ちゃんと服を着てる(何だつまらん)。
ちょっと前までは変態仮面で学生だったのに、
ガタイいいからってのもあるけど、もう全然大人の役である。

その鈴木亮平の恋人役がやけに綺麗な美人が出てるなと思ったら、
パトレイバーのカーシャこと太田莉菜だった。眼福眼福

話は理解できたが引き込まれなかったんだと思う。ほぼ覚えてない。


【銭】
チケ屋で700円で前売券をGET。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:26|個別記事コメ(2)トラバ(1)

2015年01月09日

『オー!ファーザー』をHTC有楽町1で観て、これは褒められない凡作でしょうふじき★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★ミステリーとして破綻あり】  

最後の最後で何だかよく分からなくなった。
ミステリーとして解決してなかったんじゃなかったっけ?

評判も悪かったのだけど、
一応、自分で見ないと分からんし、
忽那汐里も出てるし、
という理由で観に行ったら忽那汐里の出番はそう多くなかった。

岡田将生ゴツゴツしてきて学生服似あわなくなりつつあるなあ。
詰襟とかだと学生というより、何かの宗教の関係者みたいだ。

四人の父親の組み合わせはなかなかいい。
佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳。
豪華、かつ、個性がバラバラでいい布陣だ。
この布陣を決めた所で安心して映画制作が終わってしまったんじゃないだろうか。

【銭】
多分、期間限定サービスで1000円(半券にCP料金と書いてあるけど詳細忘れた)。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(2)トラバ(3)

2015年01月08日

『STAND BY ME ドラえもん』を109シネマズ木場3で観て、こげなもんかいふじき★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★泣くに泣けず笑うに笑えず】  

「いっしょに、ドラ泣きしません?」というセンスのないコピーに
泣かせるもんなら泣かせてみろと喧嘩腰で出かけたものの、
元の素材がそうそう悪くないので泣かされるかもと危惧していたにも関わらず、
杞憂に終わって安心するやら落胆するやら。

もともと、ドラえもん映画には泣ける短編がオマケに付いていた時期があり、あの落涙具合と比べると今回のはやる気を疑うレベル(全く泣けんとまでは言わんけど)。

3Dにまでする事もなかろうと2Dで鑑賞したが、キャラの質感がダッチワイフみたいで気持ち悪い。今回ののび太はしずかちゃんの方ばかり向いてる発情少年みたいになってないか? 泣ける映画を目指しながら、実は抜ける映画に寄り道してないか?(要素だけで、この映画で抜けたらおかしいけど) 人によっては、これが引き金になって原作の良風な所を思いだして泣けたりみたいな側面もあるだろうから、一概に今の出来がダメとは言いきれないのだが、残念ながら私には刺さらなかった。それだけは宣言しておこう。

あ、のび太の眉が太いようなデザイン、というよりドラえもんを除く他レギュラーのモデリングは何か今一で、作品的にはやっぱり普通にセルアニメで良かったのだと思う。商売的には大ヒットして、単価の高い3Dでボロ儲けしたから賢かったね、と思うけど(それはそれでこさかしい)。


【銭】
109シネマズ火曜メンハーズデーで1300円。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 19:05|個別記事コメ(8)トラバ(5)

2015年01月07日

『ぼんとリンちゃん』をシネマカリテ1で観て、未知の言語で紡がれる哲学叙事詩★★★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★★★哲学なんだよな、確か】  

言葉の感覚がありえないくらい素晴らしい。
「淫獣と書いて友よ」みたいな言葉感覚で哲学が唄われる眩暈感が心地よい。

考えて考えて考え抜いた果てに、そこに浮かび上がってくる、如何にして生きるか。友とは何か、自己とは何か。パッケージングが凄く手に取りづらいけど、思った以上にちゃんと青春したり哲学したりしている映画。


【銭】
シネマカリテ水曜割引で1000円。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 01:05|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2015年01月06日

『鬼灯さん家のアネキ』を新宿武蔵野館1で観て、ギャップでダメだったふじき★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★そうは言ってもビジュアルも大事】  

原作4巻のうち3巻まで読んでる。
ともかくビックリしたのが原作では一応イケメン枠でもおかしくないビジュアルの吾朗役を前野朋哉がやっている事だ。前野朋哉は演技的に間違えてないし、映画の中で殊更浮かび上がったりおかしくもない。でも、前野朋哉をキャスティングした事で、台本から伐採したエピソードも多々あると思う(前野朋哉では成立しないから)。
アネキのハルを演じる谷桃子は適役だろう。但し、主要キャラクター吾朗と三人で1セットになる水野を演じる佐藤かよと比べるとちっちゃい。逆に佐藤かよがでっかいのかもしれないが、大人のハル、子供の吾朗、子供の水野というトライアングルを成り立たせるため、水野がムチムチに発育してしまっていてはやはり違和感がある(ムチムチと言うより背丈いや水野のガタイがバレーボール選手チックにでかいのだ)。

元はストーリー性のある4コママンガで話は上手いこと掬いあげられている。
でも、どうしてもキャラに違和感を覚えてしまう。
例えば、一本の映画として違和感がなかったとしても、
デビルマンの主役・不動明を蛭子能収が演じてたりしたらイヤでしょ。
そんなイライラが残る映画だった。

なんで多分、一見さんの方がOKだろう。


【銭】
新宿武蔵野館、水曜日1000円均一。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2015年01月05日

『ルパン三世』をトーホーシネマズ六本木アートスクリーンで観て、やっちまったなふじき★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★無残な脚本】  

役者は予想以上に頑張っている。
だが、作品世界について脚本家が全く分かっていない。
勿論、それをそのまま構築した演出家も、
OKを出したプロデューサーも同様に分かっていない。

ルパン三世の魅力はアイデアと頭脳戦である。
ルパン、次元は銃を持っているし、五右衛門は斬鉄剣を常時携帯しているが、
それは単にアイテムとして付いて回る物であり、
その銃や刀で敵に物量戦を仕掛けて勝つための武器ではないのだ。
どれだけ凄い武器で、物凄い弾幕を張って、事件を勝利に導いたとしても
そんな物は全くルパン三世でも何でもない。
という訳で、北村龍平という新しい血に期待していたんだけど、
見事な期待外れに終わってしまった。

役者はルパンも次元も父つぁんも、
実にギリギリの線でアニメを引きずりすぎずに実写化を成功させている。
当初、心配されていた峰不二子=黒木メイサ(のんボイン)も
及第点でいいと思う。そもそも赤背広ルパンのおばさん不二子や、
コナンVSルパンの水商売系不二子より仕上がりはいいと思う。
五右衛門は……誰がやっても負け戦じゃないかな。


【銭】
トーホーシネマズのメンバーズカード6回分の有料入場でポイント鑑賞。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 20:10|個別記事コメ(6)トラバ(5)

『スイートプールサイド』を新宿ピカデリー10で観て、思った以上に激昂な映画だふじき★★★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★★★へへへへへへへへ】  

「青春剃毛映画」ってキャッチフレーズがイカしてる。

そりゃあ、こういうシチュエーションには憧れる。
刈谷友衣子ちゃん、雰囲気あるし。
それにしても何でよりによって「刈谷」ちゃんなのかね。
谷を刈るなんて、うああああああああああああああ。

須賀健太はやっぱ上手いなあ。『青鬼』とか変な映画にも出てるけど、ビジュアルが徐々に微妙な方向にズレていってるので、今後は個性派脇役方向に進んだ方がいいだろう。

この主役二人の心がナイーブで可愛い。
身体の発達その物がナイーブ案件じゃけん、
それに心がゆさゆさ揺さぶられる状態がたまらん。

須賀健太の兄が松田翔太、その恋人が谷村美月ってのは
何気にかなり豪華で演技派的にツウ好みなカップルだ。


【銭】
8月第一週終了予定だったので映画ファン感謝デーに行ったら満席で入れず、第二週まで伸びたので正規料金1800円払って見た。最終的にキネカ大森で上映とかもあったので、1800円は出さずとも見れたんだよ、きしょーっ。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(4)トラバ(4)

2015年01月04日

『万能鑑定士Qの事件簿 モナ・リザの瞳』をトーホーシネマズ有楽座で観て、ゆるいけどまあええやんふじき★★★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★★★まあ、綾瀬はるかが可愛いからええやん】  

どうもねその辺のトリックを本気で仕掛けるのは無理だろう感が強いのは承知の上で、綾瀬はるかが可愛いから、この映画に関しては細かい部分は全て忘れる事にして許す。理屈の上では可能だけど、そもそもそんなの実際やったらできんだろって部分はおそらく松岡圭祐の原作からしてそうなのだろう。これは未読だが基本、松岡圭祐氏の作品は基本、博学と実現性の低さにあるので。本当の所、原作をそのまま流用できないならどうにか映画特有の代わりのアイデアをひねり出すべきとも思うのだが、ミステリのメインの謎が既にあやふやなので、流石に取り外し不可能だったのだろう。ご愁傷様である。

ソフトリリースに伴ってか、綾瀬はるかと松坂桃李のロマンスが凸っと出現して事務所が否定しているが、なんかそれだったらあの『ガッチャマン』と今作で共演を果たしている初音映莉子ちゃんと松坂君のロマンスの方がリアルなのに。しゃあないな、綾瀬はるかのネームバリューの上でのトップ・デマ記事なんだろうから。

とりあえず、続編を作って、今度は綾瀬はるかにスクール水着を着せてほしいと思う。で、そのままランニングさせてくれたら、一生このシリーズに付いていく。


【銭】
トーホーシネマズデーで1100円。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 23:12|個別記事コメ(8)トラバ(5)

『思い出のマーニー』をUCT10で観て、地味でいいけど歯痒いふじき★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★実直に作っているのは分かるが、それが魅力的かどうかは又、別の話。でも、話に重きを置いてるとは思えない宮崎駿作品よりは全然好き】  

杏奈の声をやった高月彩良ちゃんが好きなんだけど、マーニーの声をやった有村架純ちゃんともども、この声をキャステイングされたことによって、パブ露出が増えたかと言うとそうでもない。もちっとちゃんと宣伝してやれよ。

病気で引きこもりがち、自分の事が嫌いなアンナが、不思議な体験から自分のルーツを知る事で一歩、社会と折り合いを持てる方向に近づく、が粗筋で、いいかな。

自分の事が嫌いって、エヴァかいな。まあ、それはいい。
やっぱり話として好きになれないのは「ふとっちょ豚」発言で、
正式な謝罪もないまま、グダグダ収束して和解したようになってしまう事です。
主人公の杏奈が大きく他者を傷つける可能性を持った言葉を
いとも衝動的に簡単に吐き出したのに、その事を乗り越えるための葛藤がない。
それは「ふとっちょ豚」さんは物語の上で脇役にすぎないし、
杏奈の人生の上においても脇役にすぎないかもしれないが、
それなら、それでいいというのか。

物語としては、理解できたし、ちゃんと落ち着く所に落ち着いていて、悪くない仕上がりだと思うのだけど、どこか大団円に仕上げるために故意に忘れられている場所がある気がする。いや、しかし、もう細かい事はよう覚えとらん。半年くらいか。感想書くのに寝かせすぎた。


【銭】
多分、ポイント6回を使って無料入場。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 21:24|個別記事コメ(6)トラバ(4)

新橋ロマン2014年雑記

感想を書いてない物を羅列列挙して一言ずつ(かなり覚えてないぞ)。

20140124-20140130 1200円
『妻たちの性体験 夫の目の前で今…』★★
『犯され志願』★★★中原俊のデビュー作。悪い印象はない。
『天使のはらわた 赤い淫画』★★★★★言わずと知れた大傑作。5〜6回は見てる。


20140131-20140206 1200円
『美肌家政婦 指責め濡らして』★★★荒木太郎監督作品なのに何も覚えていないダメな俺。
『ミスピーチ 巨乳は桃の甘み』★★★★多分、三回目かそこら。林由美香の遺作の一本。いつ見ても可愛い一本。
『女囚 いたずら性玩具』★★★脱獄囚長宗我部陽子と白黒ショーする荒木太郎(監督兼任)、見たような見ないような。


20140207-20140213 1000円夜間割引
『樹まり子 巨乳しごく』★★ふらふら女を演じる樹まり子は可愛い。AV全盛の当時、樹まり子の演技は大根との意見が流布していたが、そんなにアラは目立たない。ちゃんとアテレコもこなしてるし、問題ないんじゃないの?


20140214-20140220 1200円
『淫らな唇 痙攣』★★★編集者(カメラマン)VSマンガ家。ちゃんと出来てた筈だけど、記憶にはほとんど残っていない。
『濃厚不倫 とられた女』★★=『ビター・スイート』婚約届けと離婚届の不倫。ああ、あった。見た。
『すけべな団地妻 奔放な下半身』★★★★=『不倫団地 かなしいイロやねん』ちょっと特殊な顔立ちの速水今日子が夫と廃品回収車の若者の間で愛に揺れる、けっこうシビアな話。


20140221-20140227 1200円
『女子大生の告白 赤い誘惑者』★★
『昼下りの教室 教壇に立つ女』★★=『高校牝教師−汚された性−』仲西さやかの高校教師が可愛くて可哀想でたまらない。
『老人とラブドール 私が初潮になった時』★★★友松直之が吉沢明歩をメイドロイドの主役にして撮ったSF映画で、悪のロボと対決シーンがあるピンク映画ってこれくらいだろう。いろいろ詰まりすぎてる。


20140228-20140306 0円(5週連続有料入場でロハ)
『変態夫婦 とろける寝室』★★
『愛欲霊女 潮吹き淫魔』★★★探偵金田田耕助が潮を吹く淫霊と戦う。行き着いたアイデアだなあ。
『痴漢電車 夢指の熱い調べ』★★★田中康文の痴漢もの。


fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2015年01月03日

『好きっていいなよ』をUCT6で観て、原作への愛を感じるなふじき★★★★

初春のあまり記憶にない映画の感想をボコボコつぶしてく祭り(2014年の鑑賞作品を潰していくぞ)。

五つ星評価で【★★★★ともかくキスばっかしてるのがちょっと凄い】  
予告からして、ずっとキスばっかしていたが、本編もずっとキスばっかりしてる。
ギネス記録でも目指しているかのようだ。

可愛い川口春奈ちゃんの地味娘バージョンがなかなかうまく機能してる。
確か、1〜6巻くらい原作を読んでるので、
少女マンガキャラの現実役者への置き換えの再現度に唸らされた。
うまい。
そして、なかなか愛がこもっている。

主役の川口春奈・橘めいは原作の方がもっと理屈っぽくって哲学科女子みたいであるが、そこを強く再現しすぎてしまうと、勢いを削ぐので、このくらいの加減でギリ成立させるのが妥協線だろう。バイトの服とかラブリーすぎるけど、問題なし。
男主役の福士蒼汰・大和はいい感じでかっこいい。原作っぽいビジュアルだ。「宇宙きたー」とか言わないから安心(そら言わないだろ)。
男ライバルの市川知宏・海はビックリするほどの再現度だった。
女ライバルの足立梨花・愛の、女なのに兄貴気質なところ、一部病的なところも含めて上手く描けてた。ここが一番難しい人選かとも思うのだけど足立梨花の出来がすこぶるいい。
主人公の脇にいる親友系、あさみと中西はビジュアルがちょっと異なるが、これは少女マンガを現実に置き換える時、同タイプの美男美女にしない為の配慮だろうからしょうがない、というより気が利いた転換として見てあげたい。
もう一人、女ライバル、モデルのめぐみは、唯一、メンタリティがマンガと違うベクトルに変えられたキャラだが、これは時間制約でそうしたのだろう。彼女の物語まで盛り込んでたら何時までも終わらない。


【銭】
よく覚えてないけど何かのキャンペーン価格で1000円で観た。
あっ、会員権更新のサービス付加で1000円で観れたんだ、思いだした。

あまり見たことを大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 08:06|個別記事コメ(4)トラバ(7)

2015年01月01日

曽根中生5本をシネマヴェーラで観て、なるほどふじき

「追悼特集 曽根中生伝説」から3番組。

基本的に曽根中生監督とはソリが合わない事が分かった。
この人は話や登場人物の感情より、自分の絵心をドーンと出したい人なのだろう。
そういうタイプの映画はちょっと苦手。

◆『白昼の女狩り』
五つ星評価で【★★普通にゲリラな感じの映画】
冒頭、織本かおる(と思う)のおしっこ漏れちゃいそう演技が迫真。

なぎら健壱が南伸坊を銃殺するシーンって日本サブカル史的に大事だったり貴重だったりしないだろうか。南伸坊がそっと長嶋さんの物真似をやってるのも何かいい。

個人的には感情の乗らないどうでもいい映画なんだけど、
ミリタリー男が出てきて、目ぼし付けた女を犯すか殺すかやって、
最後は女の逆襲にあって殺されちゃうって実も蓋もないゲリラな映画なので、
感情が乗らない方が幸せかもしれない。


◆『スーパーGUNレディ ワニ分署』
五つ星評価で【★★内田裕也と岸田森と古尾谷雅人ってワキがステキ】
主役の横山エミーは多分、篠原とおるが描くマンガ女にそっくりなんだと思う。相棒のジャンボかおるもこんな感じのブスいキャラっぽい外観がピッタリで、実に納得の行くキャスティング。でも、横山エミーの褐色の肌はかっけーんだけど、演技はしっかり大根。何か強くてピシっとしてなければいけないのに始終フラフラしてるっぽい。そう言えばオセロの黒い方に似てる。話の中で主役の横山エミーがヤク打たれてヘロヘロになって、SEXは元より警察内部情報まで漏らす部分が痛すぎて、ヤクの怖さが強烈にアピールされる。というより、それが最後まで引きずってしまって、映画自体のスカっと感が小さい。やっぱ主役が弱いとアクション映画は締まらない。
警察上司の岸田森は出てるだけで嬉しくなる。個人的に鉄板。
銀行強盗で威勢のいいバカ悪が古尾谷雅人。がなる声が似あうんだ、この人。IQ低くて大声で怒ってる役はこの人が一番じゃないかと思う。
銀行強盗で冷静な狂犬、内田裕也がアウトローのかっこよさを撒き散らす。映画は適当なんだけど、内田裕也が出てるだけで、銀行くらい強盗するだろ、オラオラみたいな説得力が出て堪らなくいい。


◆『性盗ねずみ小僧』
五つ星評価で【★★ねずみ小僧役、五條博の丁稚時代のキモっぽさが山崎邦正っぽくてどうも好きになれない】
ラスト、パカパカパカパカという感じで終わるのは効果ではなく、尺の計算とか間違えたんちゃうんかってくらい、演出に信用おけない。
ポスターのヒジュアルは女鼠小僧だが、映画ではそういうのは皆無。


◆『性談 牡丹燈籠』
五つ星評価で【★★★仏教の呪術的ビジュアルはかっけー】
女幽霊お露役の小川節子が清純な壇蜜という感じで中々いい(大根ではない)。
お露に惚れられる浪人の長屋隣の奥さんが鈴木杏っぽい。


◆『現代娼婦考 制服の下のうずき』
五つ星評価で【★★★主役の姉ちゃんが好み。話はなんだかなー】
潤ますみの美人でヤサグレてる感じが好みだが、話が虐められて虐められて最後に一発はじき返すみたいな感じなのだが、はじき返すまでがどうにも長い。主人公が理不尽に耐える姿は耐える理由がないとどうにもきつい。


【銭】
くユーロスペース会員割引で二本で1000円×2、ラス1本夜間割引は800円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
白昼の女狩り@ぴあ映画生活
スーパーGUNレディ ワニ分署@ぴあ映画生活
性盗ねずみ小僧@ぴあ映画生活
性談 牡丹燈籠@ぴあ映画生活
現代娼婦考 制服の下のうずき@ぴあ映画生活

fjk78dead at 07:05|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2014年12月31日

『こっぱみじん』をUPLINK ROOMで観て、果てしなく可愛い群像劇ふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★「こっぱみじん」という題名通り、誰もが幸せになれないけど、それでも誰もが「ぜいぜい」情けない声を上げながら、幸せの近くにまで辿り着けそうに見えるラストは秀逸】  

主要登場人物は4人。

〇筺焚羣併偉愡辧
∋笋侶察幣林竜樹)
7擦虜約者(今村美乃)
せ笋隼笋侶擦陵墜訐(中村無何有)

,藁人持ちだが、い竜郷により、恋心がグラグラしだす。
△廊と結婚寸前だが、ある事件からの裏切りが発覚する。
い廊△鉢の破談の影響から,鯡棲里某兇襦

我妻三輪子以外は名前を知らない役者だったが、みんなよかった。

私・我妻三輪子のデレっとした蛙みたいな風貌が映画に似あっている。
基本、甘えん坊な顔なのだが、愛に関してこの甘え上手っぷりがよく機能する。
いい距離を保ち、ジャブを放つ(興味の薄れた恋人には誠実でないのは困るが)。
兄・小林竜樹の傷つきながらのいい奴っぷりも凄く伝わってくる。
ゲス女を演じながらも自分を貫く事で、自分を守る婚約者・今村美乃の
硬質だけど柔らかさも感じる美しさ。我妻三輪子は「女の子」だが、
今村美乃は「女」を演じている。その無理のなさ。
無理のなさを通さなくてはいけない辛さ。
そして幼馴染・中村無何有のゴツゴツした朴訥な、
ある意味とても恋愛に向かない顔立ちが見ていると
とても愛おしく思えてくる。

このキャラクター達が、ちゃんとそれぞれそこにいるように、
全力で描かれ演じられている事がとても良かった。

ラストシーンの私の機転とも言える宣言と行動が
ああもうたまらない。


【銭】
UPLINK 見逃した映画特集1300円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
こっぱみじん@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
こっぱみじん@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

fjk78dead at 18:45|個別記事コメ(0)トラバ(1)

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』をミラノ座で観て、堪能ふじき★★★★★

五つ星評価で【★★★★★やっぱりこれはコンテンツとして最高に面白いと思う】
  
二回目か三回目。

貞本義行のマンガも最終巻を迎えたが、実はこっちの旧劇場版映画の方がエヴァの本質に近い終わり方ではないかと思った。前回までに観た時に分からなかったのはゼーレとネルフというよりゲンドウの目的の違い。ゼーレもゲンドウもサード・インパクトを引き起こす事で人類補完計画を遂行し、人類を永遠の生命を持つ群体の単体生物として再生させる事に関しては目的は同一である。だが、ゼーレはそれが予言書に書かれたあるべき歴史であるから遂行しようとしている。その為、最も予言書に近い形での遂行を行おうとしており、ここがゲンドウと異なる。ゲンドウは初号機に入った妻ユイとの邂逅を第一の目的としており、その為に人類補完計画を利用しようとしている。なので、彼からすればサード・インパクトが起きなくても、人類が補完されなくても何ら問題がない。初号機の中でゲンドウとユイが一体になれればいいのであって、シンジの存在すら道具として以外は不要だろう。ある意味、ゲンドウの一番、目指していた姿は永遠の存在である初号機が人類とは切り離されている映画のラストに近い状態なので、やはりゼーレとは相容れない。ゲンドウ以外のネルフ職員は一部を除いて、ネルフは対使徒殲滅部隊という位置付けと思っていたであろうから、ゼーレとネルフの対立などは迷惑千万な話であろう。

最終的にシンジは人類を巻き込んだ個体生物となる事を拒否。この「拒否」する可能性に手を打てんのかよというのがゼーレのダメな部分だと思うのだが、真実のロンギヌスの槍が月面から帰ってくるのは予想外なので、サードインパクトが即、起こるとまでは想定していなかったのだろう。想定していたら、レイ、カヲル、ダミープラグなどを使って「拒否」をしないチルドレンをセットして発動したに違いない。

ラストシーンで、シンジはアスカの首を絞める。アスカはシンジに「気持ち悪い」と言う。ここで、アスカとシンジが分かりあえてセックスしてしまったとしたら、それは小さな人類補完計画が発動したのと同じ事だ。人類補完計画を起動しかけた直後のシンジには耐えられない。だから、ラストの没交渉こそがシンジにとっての「分かりあえない他者」の供給という、とてもイビツなハッピーエンドなのだ。

だから、これはこれで、とてもよくまとまっている。
ただ、普通に、人類の種としての目標・進化が、群体の単生物化とは思わないし、その状態がSEXで忘我になっている状態に近いとも思わないし、それに反対し、人類は人類のままでいましょうという対抗勢力もいないとは思わないから、あの巨大レイ登場から巨大レイの頸動脈切断に至るまでの「やっちゃった」と言われる部分が分かりづらい、と言われてしまう。あれはTVオリジナルの分からない心理描写の繰り返しにすぎない、とか言われてしまう。

そうではない。
分かりづらいながらも、ちゃんと説明はされている(気がする)。
「気がする」ってのはまた気弱だが、
こんな複雑なコンテンツに対して
断言などして責任を取ったりしたくないというのが本音だ。
でも、作品の中にどっぷり浸かりこんでた総監督の庵野にしてみれば、
これが「分からない」と言われたら茫然とした事だろう。
ここまで説明して分からないのか、と
(それを表明したかどうかは知らない)。

まあ、天才と凡人の考えの幅は違うものなあ。
という私も凡人だから、これが合っている確証もない。
いや、でも、面白いコンテンツだと思う。
心に響くかどうかは別として。
心に響かないコンテンツでも面白いという事自体が面白いんじゃないか、と。


【銭】
さよならミラノ座特別料金500円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に@ぴあ映画生活


fjk78dead at 00:51|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2014年12月28日

『寄生獣』を109シネマズ木場3で観て、咀嚼しきれない感ふじき★★★

五つ星評価で【★★★殊更に悪い訳ではないのだが、何か一つマンガのように親身になれない】
  
なんでっすかねー、と答が出てないのだが、
普通に考えて上出来に近い筈なんだけど、
やはり原作を先に読んでいる(大昔)のが阻害したのか、
ちょっと違う感を強く感じてしまった。

原作未読の一見さんが見る分には大変、楽しめるのではないかと推測する。

多分、細かい所を省略されちゃったりしたのが気になっているのだ。
原作と映画の尺の関係上、切らなくてはいけない部分は必ずある。
原作はそんなに短い物語ではない。
だから、話を切った貼ったするのは全然かまわないんだけど、
その為に原作の出来上がりの美しさが崩れてしまうのが歯痒いのだ。

もうちょっと整理してほしかった部分は思い付くままに以下の所。
・最初に同種を殺した時の新一の動揺とミギーの非動揺、
 それに相容れなさを感じる新一の感情の揺れ。
・新一がAに倒された時の傷が、土くれを溶かして慣らしたような
 強烈な傷痕になっていない。又、その後の新一の変化が不明瞭。
・犬を捨てた後の新一のパラサイト化の根拠が分かりづらい。
 および、新一が取った犬の解決方法の部分がない。
・成体となったパラサイトの能力の説明がない。
 見れば分かるという事もあるのだが、
 個々の細胞の独立と協調により、どのような形にも変化しうるというのは
 非現実的=いわゆる「まんが的」な設定だから、
 あえて文章で表現して「らしい感」を出した方がいい。

全体に、役者が演じた上での面白さはあった。
役者陣に特にケチを付けるような点はない。
でも、既定の物が手堅く料理されてきただけなので、
私の心にグサっとささらなかった。でも、平均的に悪くない。ちっ。

染谷将太の絶叫なんか本当うまいなあと思いながら、
新一のイメージとはちょっと違う。
どうしても、新一より染谷将太の方が強く出ているように感じる。

ミギーはもうちょっと感情がない故に愛らしい感じにやってほしかった。

深津絵里、不気味で上手いなあ。


【銭】
109シネマズのレイトショー割引で1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
寄生獣@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
寄生獣@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
寄生獣@映画的・絵画的・音楽的
寄生獣@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
寄生獣@ペパーミントの魔術師
寄生獣@ノルウェー暮らし・イン・原宿
寄生獣@タケヤと愉快な仲間達
▼関連記事。
寄生獣 完結編@死屍累々映画日記

PS タイトルは『寄生獣 〜はじまりのはじまり〜』でも良かった。

fjk78dead at 00:05|個別記事コメ(16)トラバ(16)

2014年12月26日

『時をかける少女』を新宿ミラノ座でこそこそ見る男ふじき★★★

五つ星評価で【★★★懐かしい】  

もう、三四回は観ているので、鑑賞に対して緊張感を保てない。
なんかウトウトしながら対峙してしまった。
でも、観には行きたいんだよねえ。

ミラノ座ラストフェスティバル。
終わるのか、なくなるのか、ミラノ座。
もったいねえ。

『時をかける少女』は今、見ると原田知世、
随分ツッケンドンな感じの演技させられてるな、とか。
「うーん、意地悪ゴロちゃん」って恥ずかしいな、とか。
負のイメージの方が強く感じてしまう。
ラストのハイヒールのカツーン、カツーンって足音はちょっとエロい。

エンドロールと予告・特報・TVスポット・リアル原田知世とかが
可愛かったのであって、この映画の中の芳山和子としての原田知世は
今、見るとそんないい風に見れないなあ(メイクが特殊)。
アイドル映画で「生理」とか言われちゃうのもどうか……と。

岸部シローが、何となくGSからの
「イケメン」な空気を残してるのは何かいい。ホッとする。


【銭】
特別料金500円。

こっそり見に行って大っぴらにしない扱い。


fjk78dead at 00:16|個別記事コメ(2)トラバ(0)

2014年12月25日

『デスフォレスト 恐怖の森』をユーロスペース2で観て、超チンケだけど嫌いになれないふじき★★★

五つ星評価で【★★★観て笑え】
  
凄い低予算のホラーで、
プロットも恐怖の森へ迷い込んだ若者が怪物に襲われるってバリ単純。
基本、被害者一行として5人の男女が出てくるのだが、
容赦ない脚本の下、誰一人として魅力ある人物に描かれていない。
何だ、修行か何かか。嫌な奴と付きあって我慢するって言う。
『青鬼』同様、フリーゲームの映画化らしい。
うん、何かそんな安い匂いがぷんぷん漂ってくる。なかなかお里は隠せない。

唾吐かれるような映画だけど、そんな中にも好きな点が二点。
まあまあまあまあ探してみるもんだ。

 ツ蠖屋のおばちゃんが凄みのあるいいオーラを出してる。
◆テ鷦鑪爐い襯リーチャーが安普請ながら、
 ちょっといいデザインと汚しをやって、見れる物に仕上がっている。
 山海塾っぽい方は『ディセント』のクリーチャーのパクリなんだろうけど、
 アレンジが巧みなので、自分はギリギリ許せる範囲。
 どこか、バイきんぐの小峠と、笹野高史に似てる。
 うん、全裸白塗りの小峠と笹野高史が近づいて来たら怖いものなあ。
 チラシにアップで載ってるクリーチャーの顔を見たら
 本当に笹野高史に似てる。どうしよう本人だったら(どうでもええわい)。
 ただ、アクション的には見た目怖いだけで、強烈な残虐描写はなし。
 もしかしたら、付きあったら優しくていい奴かもしれない(殺されるけど)。


【銭】
ユーロスペースの会員割引で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
DEATH FOREST 恐怖の森@ぴあ映画生活
▼関連記事。
デスフォレスト 恐怖の森2@死屍累々映画日記
デスフォレスト 恐怖の森4@死屍累々映画日記
デスフォレスト 恐怖の森5@死屍累々映画日記

PS 謎の場所なのに近くを車がビュンビュン通りすぎ。
 ああいうのは後からでもマスクして隠せよと思う。
 余計な出費かもしれないけど、ちゃんとやるのが礼儀だろう。
PS2 バイカーが携帯かけてたから、車載の4人の携帯も繋がる筈。
 なんかことごとく適当だなあ。
PS3 一週間限定モーニングショーという事で
 7回しか上映されないんだけど、ドンピシャで映写トラブルに遭遇。
 引きが強いな、俺。
 音声は出るものの映像が出ない状態で、
 5分くらい技師さんが手直しして復旧。
 ただ、場内告知が少し遅かったことと、
 直してる最中の場内明度をもう少し明るくしなかった事は減点。
 フィルムよりデジタルのトラブルの方が性質が悪いとは思うけど、
 観客にとってはどっちも変わらんので、キッチリ対処してほしい。
 頼むで、ほんま。

fjk78dead at 08:21|個別記事コメ(0)トラバ(0)

2014年12月24日

『超能力研究部の3人』をシネマート新宿2で観て、こら上手い事詐欺してる映画だわふじき★★★

五つ星評価で【★★★映画通じゃない人は普通にアイドル映画として、映画通の人はモキュメンタリー構造を逆手に取ったメタ映画として、いい具合に(あくまで言い具合にであって、それ以上ではない)楽しめるんじゃないだろうか?】

話の内容が、超能力研究部の3人に触れながら、
話の主題が、超能力研究部の3人にない、この構造、
なんか覚えがある。『Wの悲劇』だ。
  
乃木坂の皆さんの顔と名前は一致しない。唯一、顔の見分けが付くのは今回の映画に出ていない「生駒ちゃん」というショートカットの子だけだ。
出てくるのは3人。

・秋元真夏=緩いアイドルの立ち位置。だから、演技しごきのシーンにリアリティーがあるのだが、OKテイクがあまり上手くなったように感じないのはおでの心が汚れているからだろうか?

・生田絵梨花=努力して芝居とか一生懸命、ピアノとかも弾ける出来る系アイドル。緩い秋元真夏に慰められて、逆切れする構造は実に自然。頭で考えて、微妙に強弱を付けたような演技は「上手い」のかもしれないが、他の乃木坂二人がナチュラルな素人演技なので、バランスが悪い。周りを見ずに一人でひた走る様は醜悪な感じさえうかがわせてしまう。それもコミで演技してるのなら、この映画の中で一番損な役割を受け持ってる事になる。そして、その損な役割は本来のキャラとおそらく一致しているのだ。メタ構造やねえ。

・橋本奈々未=自然にそこにいる三人目。この人の凄くハッキリした顔立ちは好み。傍にいると気持ちいい感じがするのははっきりしてて男っぽくサバサバして見えるからだろう。

三人一緒にいると、秋元と生田が「小さめの女の子で眼鏡」というビジュアル被りがあって、分かりづらい。オカッパ、おさげと髪型を分けてはいるものの、あまり大きな差異には見えず。

キスのパートは全部あからさまにフェイクでなんだけど、楽しくてしかたない。

女の子三人割とミニ制服なのに可愛い感じがしないなあ。どっちかっていうと足の太さが目立つって言うか、制服で可愛らしさが引き立ってない。


【銭】
新聞屋系の招待券を貰う。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
超能力研究部の3人@ぴあ映画生活

fjk78dead at 22:47|個別記事コメ(2)トラバ(4)

『さよなら東京』をポレポレ東中野で観て、特に感慨もなしふじき★★

五つ星評価で【★★スタイリッシュ】
  
2003年のクリスマスから新年までをAV監督が記録する作品集「UNDERCOVER JAPAN」の一篇。他の二本は平野勝之と真喜屋力によるもの(上映作品はカンパニー松尾の物のみ)。

なんつーか、普通にカンパニー松尾のAV(と言いながら氏のAVを見た事がない)。抜ける所もあれば、抜けない所もある。ただ語り口が超スタイリッシュなので、「この監督はAVを撮る前に、フランスに行って修行してきた過去がある」とかいうデマを広めたら簡単に広まってしまいそう。

ガンダム夫と没交渉の若妻が好み。
他は、仕事の大変さを噛み締めるような事案が多くって
「御苦労様でした」と大声で言ってあげたい。


【銭】
ポレポレ東中野の十回券を使って1000円相当。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
さよなら東京@ぴあ映画生活

fjk78dead at 00:20|個別記事コメ(0)トラバ(0)

『フタバから遠く離れて第二部』をポレポレ東中野で観て、継続の強さだふじき★★★

五つ星評価で【★★★継続は力なり】
  
前作『第一部』は未鑑賞。

前作は原発災害により故郷双葉町を避難しなくてはならなくなった避難民と町役場の避難生活1年間を描いたもの(らしい)。今回はその後の3年間、元の双葉町ではないが、福島に戻るまでの話。誰もがこうなりえるという設計図のような映画である。日本は天災でも人災でも災害に会った者に対する補償は少ないし、世間の目も優しくない。皆が今の自分の生活に満足してない中、他人の生活にまで優しさを回すゆとりがないのだろう。

4年経った今でも、故郷には帰れず(故郷は汚染されたまま)、
その故郷は除染ゴミの廃棄所に指定されようとしている。
憤りが届けられる先に、事件を起こした東電はいない。

町は直接的な衝撃でも破壊されるし、
そこにいる人同士を分断しても破壊が進む。
うやむやに付け込んで更なる破壊を推し進めようとさえしている者もいる。
山ほどある正しくない事を蓄積させて作られた映画がこれである。

避難民の中心は老人と中年、たまに子供はいるが、青年は全く見かけない。
野郎はともかく、美人やカワイコちゃんがいないとどうも画面に華がなくてなあ。


【銭】
ポレポレ東中野の十回券を使って1000円相当。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
フタバから遠く離れて 第二部@ぴあ映画生活

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2014年12月23日

『ふたつの祖国、ひとつの愛』をポレポレ東中野で観て、ピンと来ないふじき★

五つ星評価で【★愛の深さとは】
  
大変、申し訳ない話だが、
若くして亡くなった韓国の国民画家と、
その彼を今でも慕う日本の未亡人の強い愛情物語は
私の頭の中を素通りしてしまった。

何故だろう。
「そういう人がいました」という話だな、としか思えなかった。
韓国伝統の泣き女(商売で号泣する人)を用意しろみたいな
ただ殴りあうためだけの意見を主張したりはしないけど、
人対人のコミュニケーションでは、人柄が黙ってでも伝わるかもしれないが、
その人を映像を通して別の人に伝わらせる為には、
殴りつけでもするかのように強調すべきところは強調すべきだと思うのだ。

そうしないと伝わらないからこそ、
政治などは「プロパガンダ」技法を使って
観衆を追い詰めるように人柄を誇示している。
その正否を問うのは別にして、
正論であっても慎ましやかに小声で話すより、
拡声機を使って耳も破れんばかりにがなってほしい(比喩だよ)。

ドキュメンタリー全般に思う事であるけど。


【銭】
ポレポレ東中野の十回券を使って1000円相当。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ふたつの祖国、ひとつの愛 〜イ・ジュンソプの妻〜@ぴあ映画生活

PS 頼むよ。おでみたいな程度の低い観客の為にさ。

fjk78dead at 01:40|個別記事コメ(0)トラバ(0)

『谷川さん、詩をひとつ作ってください。』をユーロスペース2で観て、響いたり響かなかったりふじき★★

五つ星評価で【★★82分と長くはないのだが、谷川俊太郎出演シーンは短い】
  
谷川俊太郎の詩を映像として定着させるために
映画製作者は様々な人を被写体としてインタビューし、
この人々の心に届く詩を作ってください、と谷川俊太郎に依頼した。
映画を成立させる方法としては大変クレバーである。
成立の可否は各自が観て答を出してほしい。
以下は私の回答。

試みとしては大変面白いし、最後に紡がれる谷川の詩は納得できるものなのだが(と言いつつ、詩の後半はいらない)、やはり、その被写体をカメラが追っている時間は「谷川の詩」とは切り離された時間であり、その被写体の体験などは貴重かもしれないが、必ずしも映画としての必要条件ではない。だから、彼等に強く興味を持てない観客の自分は退屈してしまった。これは「魅力的な人間だから撮影さえすればそれが観客に届く」と信じるスタッフの驕り高ぶりではないだろうか。いや、届かんよ。「魅力的な人間」というデータは届く、でも、その魅力で興味関心を維持できるほど、観客は他人に対して興味を持っていない。被写体がマック赤坂みたいな化け物であれば話は又、別だが。


【銭】
ユーロスペースの会員割引で1000円。会員の会費更新料として1400円出費。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
谷川さん、詩をひとつ作ってください。@ぴあ映画生活

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2014年12月21日

中島貞夫三本を新文芸坐で観てふむふむふじき

中島貞夫特集「遊撃の美学」から2番組。

◆『くノ一忍法』
五つ星評価で【★★★絢爛豪華に下ネタ忍法】
二回目。昔、新文芸坐で観てる。

『必殺仕置人』で素行の悪いスリをやってた野川由美子がお姫様役。
役者だなあ。ちゃんと芯の強いお姫様になるものなあ。
くノ一と争う男忍者の大木実の行動は何回見ても行き当たりばったりだと思う。


◆『くノ一化粧』
五つ星評価で【★★★露口茂の役が不憫】
初見。芦谷雁之助が女装能力で絶世の美女になれるって悪夢な設定が光るっつか濁るっつか。眼力が必殺技なのに目を潰されて、女郎のヒモに落ちぶれるエース忍者の露木茂が不憫でたまらない。


◆『セックス・ドキュメント エロスの女王』
五つ星評価で【★★エロスで興奮できない】
エロスより田中角栄とか浅間山荘とか札幌オリンピックとかの映像に目が行ってしまう。エロスの為に汗を流して頑張る姿を映されても、それが観客のエロスに繋がる訳ではない。エロスは好みが出てこないとどうもなあ。基本、みんな昭和の母ちゃん体型だから好みのタイプを見つけるまで至らないのだ。この映画の端々に現われるヌードと今の日本人の少女のヌードを見比べると、まあ、日本の女の子って可愛くなったもんだと思う。


【銭】
くノ一は二本で1300円、エロ女王は夜間割引で850円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
くノ一忍法@ぴあ映画生活
くノ一化粧@ぴあ映画生活
セックスドキュメント エロスの女王@ぴあ映画生活

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2014年12月20日

『パトレイバー THE NEXT GENERATION第六章』をUCT19で観て、これは初めて人に褒められる商品ふじき★★★★

五つ星評価で【★五つ星評価で★★★★レイバー戦に興奮、プラス1は真野ちゃんのアイドル映画テイスト】  
エピソード10とエピソード11からなる。
エピソード10は対軍用レイバー戦。
エピソード11はバカンスに出た体の真野恵里菜が輝くアイドル映画。

対軍用レイバー戦は熱い。
今回のこれが絶対とは言わんのだけど、このテイストが見たかったのだ。
実際の戦闘に入る前の謀略戦、情報戦も面白い。
高島礼子って実に「ズケズケした」いい顔してると思う。
きっとマンガだったら、謀略の為のベットシーンくらいある役だ。

ソ連のレイバーかっこいいけど、あれ、別にレイバー機能を持つ戦車であって、レイバーではないだろ。まあ、敵としてはいい。大変良い。でも、軍用と警察用を対決させるのに、あの戦い方一つだけでは説得力がない。武装した軍人に警官が一発の銃で本当に制圧できるのかという説得力をどこかで説明しなければいけない。展開のサプライズも含めて。それは何がしかのラッキーとかでもいいので。
この世界のパトレイバーは移動銃座の役割しか果たしていないなあ。レイバーって決してそういう物ではなかったと思う。

それにしてもレイバーにすっぽり収まった真野ちゃんは可愛い。
サービスカットの入浴シーンより可愛いのはどうなのか、とも思うのだが、
レイバーに収まるために生まれてきたみたいな女の子だ。
何か真野ちゃんを殺して死体をレイバーに詰め込みそうでキモいな、俺。
一晩のお泊りのドキドキ展開も今時こんなラブコメかよ感があって割といいと思う。


エピソード11は全くパトレイバーではないのだけど、
真野恵里菜と言うカワイコちゃんを使って、
こういうエピソードが一個くらいなければダメでしょう。
これはパトレイバーしてなくても許す。
後、ちっちゃい女の子とバスケットボールが異常に相性がいいのが新発見。


【銭】
特別料金1500円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章@カノンな日々
THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章@だらだら無気力ブログ
THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章@西京極紫の館
THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章@はらやんの映画徒然草

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2014年12月19日

『欲動』をシネマート六本木4(3F)で観て、私的にはダメふじき★★

五つ星評価で【★★ふじきの一方的な負け戦です】
  
とても静かな映画で、観客は話を読み解きながら、
登場人物たちへの感情移入のほころび口を見つけて考えて没入、
もしくは感覚的に没入するのだろう。

どちらにも失敗してしまったので、
ガムラン流れるインドネシアの環境映画に
大事な要素としてポコっと絡みがプラスされる、
そんな体の映画にしか見えなかった。

斉藤工くん、三津谷葉子ちゃんの絡みが見たい人はいけばいいと思う。


【銭】
新聞屋系の招待券を貰った。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
欲動@ぴあ映画生活

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2014年12月16日

『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』をトーホーシネマズ六本木1で観て、キャラはいいけど話運びが今一ふじき★★★(基本ネタバレです)

五つ星評価で【★★★ガトランティスは好きだけど】
  
蛮族と言われるガトランティスの描き方は、
オリジナルと全く違っているけど面白い。
モンゴリアンと言うか、ともかく独自の文化で、
話が通じない相手であって、芝居がかってるのはご愛嬌。
しかし、この民族もタイトルの「星巡る方舟」も、
中途半端な顔出しで、カタが付いてないので、
まだ続きがありそうにしか見えず、そういう話の作りには賛成しかねる。
2199前作を引きずっている続編としての部分はまだ許せるが、
一本の映画として、観終わった後の「観終わった感=独立度」が低いのは問題だ。んー、だって、ラストに次回の予告編が付きそうだったでしょ。なかったのがちょっと不満だったってのは観客としての自分の質が低いと思うけど。

いろいろあるけど、「ヤマッテ」って言い方はいいなあ。

みんな方舟の惑星に集まってきちゃうのは説得力がない。
三丁目とか四丁目で宇宙戦やってる訳じゃないんだから。
集まってしまうからには理由が欲しい。
みんなスタンド能力持ってて引き寄せあって集まっちゃったのか?
というか、そもそも幻想の話はあまり好きじゃないのだ。
かなり自由に何でもありにできちゃうから。
なのに、そこを活かしきってなかった気がするけど。
沢村穴に何の意味もなかったのはどうなの?
男の人が必死に穴を掘るってSEXの暗喩か?
ヤマトなラブホで7日間SEXし放題?
いや、それじゃあ、仲良くなるよなあ。
女性クルーは妙に水を供給してたけど、命の象徴っていうか、
え、愛液? いやいやいやいや。
そんな話だったらきっともっと好きだった(そらダメだろ、俺)。

調査メンバーのメンツに幻想の利かないアナライザーを入れたりしたら
話がもっと複雑に出来ていたんじゃないだうか。
アナライザーって便利な時しか出てきてない気がするな。
幻想部分が長いから、宇宙戦に時間が避けなくて
戦いが単調になってしまったのでは? という怨みもある。

ガトランティス、ガミラスともども駆逐艦が異様にヤラレキャラ化。
それは2199全体でもそうなんだけど、
あんなにポイポイ爆発する戦艦にはみんな乗りたくないだろう。
あれでは「駆逐され艦」である。

バーガーいい役だなあ。
ゲール様だったらコメディーになりつつも、
分かりあえはしないだろうなあ(笑)。
ゲール様(揉み手)と分かりあえてしまうヤマト・クルーもイヤだし。

マダムなガミラスのお姉さまがステキ。
むりむりヤマト服を着せるようなシチュエーションで
「こんな恥ずかしい服が着れるか」とか赤面させたい。

女子キャラ桐生が下着姿まで見せておきながら
なんか別に実にどうでもいい。
可愛さがなくガサツなだけみたいで、惹かれる所がない。
ガミラスの姉御より惹かれないのはともかく、
サーベラーと同等程度にしか惹かれないのは明らかに
製作陣も俺もダメだろう。

ヘアバンド男子に激昂はしないもののちょっとイライラしている自分。

ガトランティスは悪い時のジャイアン(話が通じない暴力装置)。
のび太(ひ弱なテロン)とスネ夫(そこそこうまくやってるガミラス)は
共同戦線を張って対抗だ。
最終的にしずかちゃん(アクエリアス)の出現によって
争いがなくなるという話に持って行くのではないか。
そう、意見具申いたします。

てなとこかな。


【銭】
毎月14日のトーホーシネマズデーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@ぴあ映画生活
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宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@映画のブログ
宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@西京極 紫の館
宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@だらだら無気力ブログ
宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟@はらやんの映画徒然草


fjk78dead at 09:08|個別記事コメ(2)トラバ(13)

2014年12月12日

『NARUTO ザ・ラスト』を109シネマズ木場3で観て、残念な事に支離滅裂やねふじき★★

五つ星評価で【★★悪い奴のやりたい事が支離滅裂】
  
少年時代のナルトがヒナタを助けようといじめっ子に立ち向かうシーン。
ん? デジャヴがあるな。あ、『カンフーハッスル』そっくりじゃん。

悪い奴の花嫁にさせられ、口を聞けなくされるヒナタ。
ん? デジャヴがあるな。バリバリ『カリオストロの城』やん。

という訳で、劇場版ナルトしか観てないいい加減な立ち位置の私ですが、
「最後の物語は、はじめての愛。」というコピーの
ラブコメチックなパートにはちょっと共感する物の、
いつものドンパチテイストの部分の話がムチャクチャダメ。

話が弱い。もしくは頭が弱い。
だって、ナルトの敵はマンガ代々の敵の総本山の子孫みたいなもんらしいんだけど、そいつが地球にいる人類を根絶やしにしようとする一歩前にナルトの恋人候補を浚って結婚式をあげようとするという「お前世迷言か」というのが話の主旋律なのである。ナルトとの対立軸を強くする演出的な理由以外に、この嫁さんGETに何の理由があるというの? こんなんを正気の人間が作っちゃいかんよ。

ヒナタちゃんのムチャクチャ勇気のない乙女っぷりはよかったです。

トネリという今回の悪役、強いだけの花婿野郎って立ち位置が可哀想すぎる。
そう言えば、こいつは部下が全て傀儡(人形)の一人っ子野郎なので、
全人類に対してたった一人で戦争を仕掛けた事になる。花嫁だけ要求して。
なんか悲しい奴だ。映画、観終わって全然凄い奴に見えない所も含めて。

PS 音楽が三味線と和太鼓ビンビンでかっこいいんだよね、ナルトは。


【銭】
新聞屋系の招待券を貰った。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
THE LAST -NARUTO THE MOVIE-@ぴあ映画生活

fjk78dead at 22:04|個別記事コメ(0)トラバ(3)