『ラスト・コーション』『ヒトラーの贋札』新橋文化心霊チラシ

2008年09月22日

『TOKYO!』シネマライズ渋谷BF

何故、洋画で東京が描かれると、必ず、渋谷と銀座が出てくるのか?

ミシェル・ゴンドリー『インテリア・デザイン』 ミシェル・ゴンドリーは割と苦手だけど、藤谷文子がとってもいい。物理的に全てが満たされたものの、前進する意欲が乏しく、仲間うちで共有する時間が濃密に描かれている、これって何だか80年代っぽい。

レオス・カラックス『メルド』 カラックスも苦手だけど、大した長さじゃないから、まあどうにか。冒頭ゴジラのテーマが流れる通り、大事件に翻弄される世間が描かれていて、それって何だか60年代っぽい。

ポン・ジュノ『シェイキング東京』 このオムニバスの目当ては「ポン酢の」監督と藤谷文子。やっぱいいよ、ポン酢は。香川照之も蒼井優もOK。そして街角に人が全然いない光景、これはみんなが実は願ってやまない事が実現されてしまった光景に他ならず、極めて今日的な(2000年代っぽい)感性で撮られていると思う。
銀座や渋谷ではない、この電線がいっぱい露出している市街地が実際に住んでいる自分の東京の実像に近い。映像の端っこだけどちゃんとコンビニも写ってるし。

観た人だけ分かるコメント:乱歩の文子だったら俺だって欲しいやい!

fjk78dead at 00:51│コメ(0)トラバ(0)映画 

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