2017年05月23日

『お嬢さん』を下高井戸シネマで観て、たまんねーずらふじき★★★★

170486_5
▲主要四大人物

五つ星評価で【★★★★キム・テリかーいー】

裏切る事を目的に仲良くなる、という構図がイビツなのだが、
そうしないと生きていけないほど追い詰められているという事だろう。

二人の少女は意に反して仲良くなりすぎてしまう。
二人とも母親を欠損している。
母親とは子供に対して無条件に愛情を捧げてくれる存在だ。
二人とも愛に飢えていたのだ。
だから、彼女たちは飢えた愛の代わりに財産や自由を求めた。
だが、そこに「愛」が来てしまえば、その「愛」に蹂躙されない訳にはいかない。
二人はともに母であり、娘になる。
召使のキム・テリがお嬢様にされていた仕打ちに激昂して大暴れするシーンが楽しい。
あれは正に母として怒っているのだ。
そして、お嬢さんにはなれない、怒りに身を任す愚鈍な女として。

二人の少女の謀略の橋渡しになる男の詐欺師、
彼なんかとても可哀想な感じなのだが、愛を与える事なく
お嬢様の義理の親同様SEXで搾取しようとした故の結果なのだろう。

それにしても、あー面白かった。


【銭】
下高井戸シネマの招待券を850円でチケット屋でGET。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
お嬢さん@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
お嬢さん@ここなつ映画レビュー
お嬢さん@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
お嬢さん@映画的・絵画的・音楽的


トラックバックURL

この記事へのトラックバック

7. 『お嬢さん』  [ こねたみっくす ]   2017年05月29日 23:52
これは異様か、それとも異常か。いやこれもまた愛か。 さすがパク・チャヌク監督だ。アジアでは韓国でしか、しかもパク・チャヌク作品でしか撮れない美しさに加え、今回はそこに ...
6. お嬢さん・・・・・評価額1700円  [ ノラネコの呑んで観るシネマ ]   2017年05月26日 23:15
欲望の罠にかかるのは誰か。 1930年代、日本統治下の朝鮮を舞台に、”お嬢さん”の莫大な財産を巡るコンゲームが繰り広げられる。 プレイヤーは狡猾な詐欺師、薄幸の令嬢、成り上がりの富豪、訳ありの侍女。 原作は英国の作家サラ・ウォーターが、ビクトリア時代の英国
5. お嬢さん  [ あーうぃ だにぇっと ]   2017年05月24日 07:38
お嬢さん@スペースFS汐留
4. 「お嬢さん」  [ ここなつ映画レビュー ]   2017年05月23日 20:14
「オールドボーイ」のパク・チャヌク監督作品。これは観る際には要注意だ。好き嫌いがはっきり分かれるとか、単純にそういう問題ではない。この摩訶不思議なパク・チャヌクワールドにノレるかノレないか。ノレればホント記憶に残る一作となるだろう。(役者では、流石のハ・
3. お嬢さん  [ 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 ]   2017年05月23日 09:44
The Handmaiden [DVD]日本の統治下にあった1930年代の朝鮮半島。詐欺師たちに育てられた孤児の少女スッキは、伯爵と呼ばれる詐欺師から、世間から隔絶された大邸宅で暮らす日本人の富豪令 ...
2. お嬢さん  [ 映画的・絵画的・音楽的 ]   2017年05月23日 05:29
 韓国映画の『お嬢さん』をTOHOシネマズ新宿で見ました。 (1)久しぶりに韓流でもと思って映画館に行きました。  本作(注1)の舞台は、1939年の朝鮮半島(注2)。  始めの方では、雨が降る中、日本軍の兵隊が行進しており、その後を子どもたちが追いかけます。  彼...
1. 17-105「お嬢さん」(韓国)  [ CINECHANが観た映画について ]   2017年05月23日 01:39
秀でた美しさでございます  1939年の朝鮮半島。貧民街で泥棒一家に拾われ、スリの腕を磨いて育った孤児の少女スッキ。  ある日、“伯爵”と呼ばれる詐欺師にスカウトされ、彼の計画を手伝うことに。ターゲットは、支配的な叔父・上月のもとで孤独に暮らす華族の令嬢・秀子.

この記事へのコメント

1. Posted by クマネズミ   2017年05月23日 05:51
お早うございます。
本作は、テニスプレーヤーのアガシにスッキがキッスをしまくる映画かなと思ったら、そうではなくて、ミニ・照り焼き丼についての映画なのですね!?
2. Posted by ここなつ   2017年05月23日 20:17
こんにちは。
私もキム・テリは可愛かったと思います。
というか、曲者揃いのこの作品の役者の中で、あれだけできたっていうことは、彼女もやはりたいしたタマだということなのでしょう。
あのなんとなく垢抜けない感じが最後まで保てたのも良かったです。(いきなり美女に変身されたらちょっと嫌。)
3. Posted by ふじき78   2017年05月23日 23:58
こんちは、クマネズミさん。
「お嬢」が3だから、美空ひばりのクローン3体を食材にした料理の映画じゃない?
4. Posted by ふじき78   2017年05月24日 00:00
こんちは、ここなつさん。
キム・テリの顔って幼稚園児みたいで。怒ると泣きだしそうな顔なんですよね。私もキム・テリがいきなり美女になったらやだな。いきなり美女になって終わったら映画、失敗でしょ。
5. Posted by ノラネコ   2017年05月26日 23:39
この映画の翌日に観た「ホワイトリリー」の百合シーンの体位バリエーションが全く同じで、百合の描写は万国共通かああと、変なところで驚いたのであります。
ちなみに映画の出来はだいぶ違います。
6. Posted by ふじき78   2017年05月27日 01:04
こんちは、ノラネコさん。
体位は男女で四十八手あっても、それを百合に応用してスクリーン映えするものとなると限られてしまうのかもしれないですね。まあ、「ホワイトリリー」と「お嬢さん」を比べるのは酷でしょう。「ホワイトリリー」は懐古復興調映画の怪作ですからねえ(それしかないとも言える)。
大蔵映画の『悦楽交差点』がAの視点、Bの視点という構成からも似てると思います(そして必ずしも負けてない)。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字