2016年12月03日

『疾風ロンド』をトーホーシネマズ日本橋3で観て、その面白さは非映画的ふじき★★★

五つ星評価で【★★★目の仇にするほどつまらなくはないけど】

予告編の「空回りするハイソ」な感じの笑いが満遍無く映画本編に薄く広がっている。バカ笑いはしないけど、そこそこ飽きずに見れて、パートパート目を見張る部分もある。ただ、こういう一つ一つのネタを繋ぎ合わせて筋にしたような流れと、そこから滲み出る面白さは、極めて映画的でない。
映画の面白さって映画の話に没入できるって事だから、笑いの為に一歩引いて見る形になるこの映画は似て非なる物だ。だから、この映画は面白いけど、みんなでワイワイけち付けるようなモニターでの鑑賞の方が向いてるかもしれない。
いや、笑えるけど、我を忘れて没頭出来ちゃう映画って作れない訳はないと思うよ。

阿部寛はいつも通り。どこかダメを持ってる役。
無条件に二枚目という役のオファー来ないなあ(そういうの蹴ってるのかもしれんけど)。

大倉忠義も二枚目だが、いい意味でオーラがなく、リアル真面目な兄ちゃん風がなかなかよかった。

大島優子は好きなタイプではないので点が辛くなるが、ウェア着ると子供みたいに見えるのが良い。でも決してキスしたいとか、セックスしたいという欲望は抱かせない。なんつーか役柄的にはスノボ操るヨーダだな。

あとは濱田龍臣くんが男だけど可愛い。
榮倉奈々が男装してるみたいに異常に可愛い。
基本的にホモじゃないが(いや、基本的じゃない所でもホモじゃないが)、
大島優子と濱田龍臣くんだったら濱田龍臣くんの方が惹かれる(おいおいおい)。

柄本明の濃い演技が邪魔くさい。
昔からやってる典型的なダメ上司のベタな演技なんだけど、こういうの物凄く軽い演技をする人(東京乾電池の人なら誰でもいいや)と組み合わせないと対比として活きてこない。阿部寛も濃く重い系の演技だから、単に柄本明がリアルに能無しみたいに見えてしまう。ここはシャレで能無しやってるように見えないと辛い。

そんなところかな(と言いながら書き足しちゃったけど)。


【銭】
トーホーシネマズフリーパス・5本目(2016年11月25日〜12月24日)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
疾風ロンド@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
疾風ロンド@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

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この記事へのコメント

1. Posted by クマネズミ   2016年12月09日 07:07
お早うございます。
「笑えるけど、我を忘れて没頭出来ちゃう映画って作れない訳はない」とありますが、先般の『金メダル男』といい本作といい、邦画で“コメディ”と銘打っている作品ではなかなかそうしたものにお目にかかれません。2つの作品に共通して出演しているのはムロツヨシですから、ひょっとしたら彼の存在が邦画のコメディをおかしくしているのでしょうか(何しろ、シリアスな『ヒメアノ〜ル』にまで出演しているのですから!)?
2. Posted by ふじき78   2016年12月09日 21:50
こんちは、クマネズミさん。
ムロツヨシは『変態仮面』にも出てたけど、あれもコメディーだけどゲラゲラ笑う系じゃないしなあ〜。
阿部寛の『テルマエ・ロマエ』もゲラゲラ笑いはしないけど。なんか日本のコメディーってみんな「おかしなニュアンス映画」だよなー。三谷くらいか、それなりに毛色が違うのは。

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