2016年11月02日

『ほんとうにあった怖い話2016』をユーロスペース2で観て、なかなか好みふじき★★★★

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▲今回入手できなかったのチラシ裏。
 一週間限定レイトは見に行くのもキツイ。チラシもGETできひんかった。

五つ星評価で【★★★★5編からなるオムニバスだが作品毎の差がある。もう少し時間をあげたかった】
ホラー映画を見終わった後「全然怖くなかった」と言いながら帰る人がいて、若い人ほどそういう事を言いたがるように見えるのだが、出あうとゲンナリする。本当に怖くないのかもしれないし、虚勢を張っているのかもしれない。そこは分からない。だが、どっちであったとしてもそれは言ってほしくない。そんな事を近くで言われるのは不機嫌だ。牛丼屋に入って舐めるように完食しておきながら「不味かった」と言って帰る客がいたら、美味かった自分はゲンナリするだろう。それと同じようなもんだから、周りに気を使って「怖くなかった」などと自慢げ、もしくは不満げに言うのは止めてもらいたい。
大体、「怖くない」事が偉い訳ではない。怖さに対して鈍感なだけであると思ってしまう。「怖い/怖くない」は学習や見識によって範囲が広がる物なので、怖がらない事は単に製作者側と鑑賞者側のチャネル波長が合わない程度に考えてもらった方がいいと思うのだ。

私は怖かった。叫んだりはしないし、失神したりもしないけど。
「ドン」と起こるショックシーンばかりが恐怖でもないし。
って事で、みんなの為に、というより私の為に「全然怖くなかった」と言いながら帰るのは止めてほしい。
私、この監督の恐怖に対する感覚はかなり好き。
あと、出てくる女性や女の子がみんな綺麗に撮れてるのも凄く好き。

◆『赤いスカーフ』
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▲志村、後ろ状態。
五つ星評価で【★★★怖いけどショックシーンの特撮が逆効果】
見えるか見えないかの首のない女子高生の姿がとても怖い。
しっかり見せてしまうショック演出はやはり作りもの感が出る分、怖さが半減する。
川に幾つもあるスカーフは怖いが、何故、川なのかは分からない。
因縁話であるなら、そこは明確にすべきだったろう。
実際に祟られる娘の父ちゃんの不親切感が、いいカウンターパンチ。

◆『風呂』
五つ星評価で【★★★凄く途中でぶん投げちゃってる印象もあるが・・・】
怪談って必ずしも論理的じゃなくっていいので、これはこれで正解。
一つ一つの遺物が何気なく怖い。

◆『民泊サイト』
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五つ星評価で【★★★★話の転がし方と絵】
話がそう転がるのかというのと、そう閉じるのかというのとが、上手い。
幽霊譚ではあるのだが、生きている人間の民泊サイト宿泊者が
一番怖いというのも皮肉な話だ。

◆『見ている』
五つ星評価で【★★★絵の強烈さと呆気ない落ち】
女子高生って自分勝手で残酷だ。
そして、何時如何なる時でもそこにいるスーツの男の、いそうな感じが強烈。
ラストのオチはあれやっちゃうと「本当にあった怖い話」を逸脱してしまうと思う。

◆『あたらしい人』
五つ星評価で【★★★気持ち悪い話】
自分が年を取って、テクノロジーが進化してくると
こういう話に実感が感じられるようなる。
ノイローゼの延長上の話ではあるのだが、
これが実話であるとしたら、実話である事、
それが投稿されてきた事の病み具合が一番怖い。
そこまでのリアルを感じ取れなかったのだが、
そういうノイローゼにかかってる人が近くにいそうとか考えると、
メタな意味合いで一番怖いかもしれない。


【銭】
ユーロスペスース会員割引で1500円→1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版ほんとうにあった怖い話2016@ぴあ映画生活

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