2016年10月11日

『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』をトーホーシネマズ日本橋1で観て、すんげー満腹ふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★すんげーの見たなあ。でも長かったなあ】
初見。
すんごい娯楽映画。
マカロニ・ウェスタンだからそんなに長い映画じゃないだろうと思い込んでたら
179分。2時間59分もある。でも、いっさい飽きさせないのが凄い。
これをインドに持って行って、歌と踊りをプラスしたら5時間は越える筈だ。
いや、無駄口無駄口。

英語題は『The Good, the Bad and the Ugly』

GOOD(いい人=善玉=クリント・イーストウッド)
BAD(悪い人=悪玉=リー・ヴァン・クリーフ)
UGLY(汚い奴=卑劣漢(醜い・見苦しい)=イーライ・ウォラック)

の三者が20万ドルの金貨を奪い合う。

リー・ヴァン・クリーフは女子供でも情け容赦なく善悪に関係なく欲望で殺すから「Bad」だろう。イーストウッドは「いい人」と言うより、三人の中で相対的に一番マシな人。三人とも全員地獄に落ちるのだけど、それでも一番天国寄りにいるのがイーストウッド。イーライ・ウォラックは「UGLY」。「UGLY」は汚い奴とか卑劣漢とか訳されるのだけど、ネットで「UGLYの意味」でググってみると「醜い、見苦しい、ぶかっこうな、いやな、不愉快な、おもしろくない、道徳的に不快な、下品な、邪悪な、物騒な、険悪な、不吉な、たちの悪い、やっかいな、不機嫌な、意地の悪い、敵意のある、けんか好きな」と出る。まんまこの映画の中のイーライ・ウォラックその物である。アクが強くえげつなく、下品なヨゴレ。芸人だったら出川とかエガちゃん。とことんヒドイ奴なのに憎めないキャラが映画のトーンを変えている。

この三人がくっついたり離れたりしながら軍の隠し財宝20万ドル分の金貨を奪い合う。それぞれみんな食えない野郎で、死ぬような目に会っても女子供のように泣いて自分の罪状を詫びたりしないところがクールだ。悪かろうが何だろうが、その人生を生き抜いてきた誇りが彼等を大地に強く立たせている。いや、ウォラックに誇りはないかもしれんが。

お宝にありつく手前の橋のシーンが、ならず者だからできる善行みたいな逆目で面白い。

あと、ウォラックがお宝のありかに一番乗りで到着して、嬉しさのあまり乙女走りするような演技が絶品。


【銭】
朝10時の映画祭企画料金1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
続・夕陽のガンマン/地獄の決斗@ぴあ映画生活

PS 「夕陽のガンマン」だが「夕陽」のシーンは1カットもない。
PS2 イーストウッドがのべつまくなくチビた葉巻を喫ってる。それがまた絵になる。
PS3 綺麗な姉ちゃんとか全然出る余裕がないな。しょうがないな。
 姉ちゃんが出てきても濃密な銃撃戦の中、生きていられるのが難しそうだもの。

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