2016年09月12日

『スポットライト 世紀のスクープ』をギンレイホールで観て、その地味さにいたく感銘ふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★地味なんである。スタンドプレイや強引なカタルシスが用意されていない。逆にそこに誠実さを強く感じる】
もっと娯楽寄りに仕上げる舵取りもできたであろうに凄く物静かな映画になっており、それでいてテーマを外さない物に仕上がっていた事が元のスクープ同様に誠実さを感じる。最初のスクープが社会を揺さぶったように、映画が公開される事で過去の事件を告白する被害者の増加などが起き、再度、社会が揺さぶられているらしい。映画としてのカタルシスを制限してまでも、主張を貫いた映画は作品として立派だったと思う。うん、偉かったよ、映画。

マーク・ラファロっていい役者だなあ。
いつも別人としてそこにいるのに根のところでマーク・ラファロ。
激怒して緑色の大男にならずによく頑張った。
マイケル・キートンもビートルジュースの癖にいい役者だ。
自分の罪にさいなまれながらもバードマンにもならずよく頑張った。
人権派弁護士にスタンリー・トゥッチ。
ハリウッド版『シャル・ウィ・ダンス』の竹中直人の癖によく頑張った。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
スポットライト 世紀のスクープ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
スポットライト 世紀のスクープ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
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この記事へのコメント

1. Posted by ボー   2016年09月12日 06:56
スーパーヒーロー仲間として、クラーク・ケントがいればよかった。新聞社だけに。
2. Posted by クマネズミ   2016年09月12日 20:53
今晩は。
「マーク・ラファロは、音楽プロデユーサーとしてキーラ・ナイトレイとCDを作ったりしている癖に」とか、「スタンリー・トゥッチは、舞台監督としてクリスティーナ・アギレラを支えたりしている癖に」などといった使い方をしたら、「癖に」の誤用になってしまうかもしれませんね。
3. Posted by yukarin   2016年09月12日 23:12
見応えありましたね。
マイケル・キートンもバードマンにもバットマンにもならずに頑張りました!
4. Posted by ふじき78   2016年09月13日 00:01
こんちは、ボーさん。
でも、世を忍ぶ仮の姿のクラーク・ケントは中村主水同様、昼行燈キャラじゃなかったっけ?
5. Posted by ふじき78   2016年09月13日 00:09
こんちは、クマネズミさん。
マーク・ラファロ五輪のアマレスルック(フォックスキャッチャー)で取材したら怖いだろうな。
最初のは「はじまりのうた」、後のは「バーレスク」ですか。まあ、「癖に」は許してください。こういうの書かないと映画ファンを誇示できない(威張りたいんだもん)。
6. Posted by ふじき78   2016年09月13日 00:11
こんちは、yukarinさん。
あしゅら男爵みたいに半分鳥、半分蝙蝠だったら強いかもしれない(特撮的にはゲルショッカーの怪人テイストが溢れすぎてしまう)。
7. Posted by こんにちは   2016年09月20日 13:24
こんにちは。
この作品には「ジャーナリストの魂」のようなものを感じました。
実際に暴かれたカトリック教会の犯罪の数は凄まじいものだったので、ホント、よくここまで隠蔽されていたものだ、又、よくここまで暴いてくれたものだ、と思いました。
のマーク・ラファロはどの作品も素敵。
8. Posted by ここなつ   2016年09月20日 13:25
すみません、先程のコメント、名前に「こんにちは」と入れてしまいました。アホですね。
ここなつでした。お許しください。
9. Posted by ふじき78   2016年09月20日 21:50
こんちは、ここなつさん。
犯罪があまりにも日常茶飯事になってしまうと、対応方法がルーチン化してしまうんですよね。怖い怖い。

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