2016年09月10日

『ゲッタウェイ』をトーホーシネマズ新宿8で観て、そこそこだけどアリは可愛いふじき★★★

五つ星評価で【★★★サム・ペキンパーの映画と言うより】
初見。
サム・ペキンパーの映画と言うより、
どちらかと言うと脚本のウォルター・ヒル風味の映画になっていると思う。
乾いた荒野は、油断できない「悪」だらけで、
でも身近に信用できるパートナーがいる的な部分とかが。

アリ・マッグローかーいーなー。垢抜けてない感じがかーいー。志保美悦子っぽい。
じゃあ、スティーブ・マックイーンは長渕剛か。
マックイーンは普通。どうでもいい。別に長渕剛っぽくはない。

1972年当時、反社会的な主役が逃亡の上ハッピーエンドに終わるような映画は皆無だったらしい。ちなみに『明日に向かって撃て』は1969年。似たような話を聞いた事がある。TV『必殺仕掛人』も社会的な反響が大きく、最終回は主役全員不幸な目に合う方が良いと識者に言われたみたいな話をプロデューサーが談話で語っていた。『必殺仕掛人』の最終回では誰一人不幸な目に合っていない。これは意地で合わせなかったという事。必殺仕掛人最終回が1973年4月。日本でもアメリカでも同時期に同じような事が起こっていたのは面白い。で、以後の必殺シリーズはドラマが盛り上がるので、最終回で案外スムーズに殉職させてしまうようになった。そっちの方が不謹慎だろ(基本、生死に関わらずグループが解散するのでみんな不幸にはなる/主水だけは立場上、降格くらいはあっても「不幸」と言うほど不幸にはならない)。
なので、『ゲッタウェイ』『明日に向かって撃て』みたいなラストだったら、案外規制を崩さないままもっと讃えられる名作になってたりして。逆に『明日に向かって撃て』はあのラストでないと締まりが悪い気がする。


【銭】
朝10時の映画祭企画料金1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ゲッタウェイ〈1972年〉@ぴあ映画生活

PS ラストで購入したトラックをゲッター1と見立てて、
 マックイーン自体をゲッター2と見立てる。ゲッター3はアリ・マッグロー。
 三者が合体すると無敵のゲッター・ウェイになる。つまりカーセックスはいい、
 そういう事だ(うまく落とせませんでした)。
PS2 ハロルドの事をすっかり忘れてた。
 強盗団の片割れにアッシーにされた挙句、奥さんを目の前で寝とられ、
 抵抗も出来ずに自殺するが、その自殺が相手に全く何の影響も与えない
 超絶寂しい男。この映画の中の凡人中の凡人。
 普通の人が暴力渦巻く映画の世界に紛れ込むと彼みたいになっちゃうんだろうなあ。


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