『ライト/オフ』を新宿シネマート1で観て、ゲラゲラ大盛り上がりふじき★★★★『西遊記 孫悟空VS白骨夫人』をシネマート新宿1で観て、白骨夫人の存在感が圧巻でそれはよいふじき★★

2016年08月31日

『時空の旅人』を角川シネマ新宿1で観て、思った以上にトンマな感じだふじき★★

五つ星評価で【★★眉村卓って映画化されると変なところが誇張されて不憫だわあ】
おそらく二回目。公開時に見てる。

感心するのは、ちゃんと萩尾望都がデザインしたキャラクターが動いている事。
多少アニメナイズされているが、ちゃんと萩尾望都の線が見て取れる。
ただ、野郎や脇のキャラはあまり萩生望都っぽく見えない。
野郎なんてどこか大友克洋チックだ。そして作画レベルは最後まで持たなかった。

物語は「スチャラカ」で、行き当たりバッタリ。
タイム・リーパーのジロウの事件発端の気持ちは伝わってこない。
このジロウのラスト近くの翻意は面白いのだが、
そもそも彼の過去に向かう真意がピンと来ないので、
何か映画の全体像がボケてしまっている。

映画の途中途中に挿入される俳句はなかなかいい味わい。
角川春樹の俳句なんだよね。

変わってしまった歴史の方が絶対、面白そうだよなあ。
あの後の信長と秀吉がどうなるのか知ってもせんないのだけど知りたい。


【銭】
チケット屋で買った1000円の前売券で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
時空の旅人@ぴあ映画生活

PS 「貴様らスパイだな!」……敵性語を使うなよ、お前!


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この記事へのコメント

1. Posted by kurukuru   2016年09月05日 22:31
随分と懐かしい作品観て来ましたね〜。
ケーブルTVで放送した時のを録画保存してるけど、
中身ほとんど忘れちゃってて、バスでタイムスリップして東京大空襲のただ中ってのは覚えてる。
主人公の女の子だけが萩尾望都で他は違うだろ!!と思ったのも覚えてるw
当時の作画はこれが限界ですよね。

物語が「スチャラカ」でも原作が眉村卓なのでまだいいんですよ。萩尾望都はキャラデザだけですから。
「11人いる!」のアニメは泣きたくなったのを覚えてるwww
2. Posted by ふじき78   2016年09月05日 23:30
こんちは、kurukuruさん。
未来人の彼とモデルの彼女は萩生望都タッチだけど、萩生望都のマンガで遊び人風とかラガーメンとかいないから、残りの男子は怪しい感じでしたね。

「11人いる!」も作られましたね。アウトラインは同じだけど、便宜的に作っただけみたいな映画だと思ったような気がする。

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『ライト/オフ』を新宿シネマート1で観て、ゲラゲラ大盛り上がりふじき★★★★『西遊記 孫悟空VS白骨夫人』をシネマート新宿1で観て、白骨夫人の存在感が圧巻でそれはよいふじき★★