2016年08月01日
『アクセル・ワールド INFINITIE ∞ BURST』をトーホーシネマズ日本橋4で観て、なべてこの世は事もなしふじき★★★

▲綺麗どころ二人。
五つ星評価で【★★★オタク濃度高いアニメ。映画のバランスが凄く変】
原作小説、TVアニメ未読未鑑賞。
チラシで「新たに紡がれるオリジナルストーリー」と書いてあるのに
前半はバリバリのTVアニメ編集版。
複雑怪奇な内容を一見さんに開設説明してくれるのはありがたいが、
この編集パートの長さはTVアニメからのファンに偉く不評っぽい。
そらそうだろう。一見さんの私でも、編集部分が長い事は分かるし、
しかも、それが必ずしも新作部分の助けになっていない。
もしかしたらCVいっぱい投入する事で
客足を増やそうみたいな考えがあるのかもしれないけど、
ラストバトルが総力戦だとしても、全員参加させないシナリオは作れただろう。
単に一つの必殺技を出すためだけに参加させられてるキャストが多すぎる。
それでは物語として正しく機能しない。
ラストバトル敵が制御している空間に辿り着くのは主人公が所属するチームの
主人公とチーム長と、赤い彼女くらいでいい。
他のメンバーを出さなければいけないなら、出す必要性のある役割を与えるべきだ。
って事でオタク濃度バリバリのアニメを楽しんだ。絵が楽しいのだオタク濃度高いと。
実生活と違う「かっけーアバター」で暴れまわる自分には憧れる。
しかしアバターを扱う実体がみんな美少女だらけで、
主人公がポッチャリ男子ってのは現実のアニメファン狙いすぎだろう。恥ずかしい。
恥ずかしさを乗り越えてきた者がより強い快楽を得られるのもまた分かるのだが。
この物語で描かれる「加速世界」の設定がよく出来ている。
現実世界とリンクした世界(ポケモンGOの対戦ゲーム版だ)で、
対戦相手と戦いながらレベルを上げていくが、
一定以上のレベルになると、敗北を重ねる事で、
ゲームから強制切断され、プレイ時の記憶を失うというペナルティがある。
そのペナルティが施行される事により、プレイヤーは仮想世界の中で確実に死ぬ。
これは強烈な設定だ。
新作部分はこの命題を借用しているが、
突き詰めてはいないので何にせよ中途半端感が高い。
【銭】
トーホーシネマズのメンバーカイントポイント6ポイント使ってロハ鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・アクセル・ワールド INFINITE∞BURST@ぴあ映画生活