『弱虫ペダルRe:ROAD』をトーホーシネマズ日本橋1で観て、絶対的に御堂筋くん推しふじき★★『荒野の1ドル銀貨』『群盗荒野を裂く』をシネマヴェーラ渋谷で観て、マカロニらしいのとらしくないのとふじき★★★★,★★★

2015年06月18日

『ラブライブ!』をトーホーシネマズ日本橋1で観て、こりゃあ荒いなふじき★★

五つ星評価で【★★極端なひどさは感じないが、キャラクターの過去を共有していない一見さんとしては、強い魅力を感じられる場所が皆無】

原型が何だか分からないのだけど、完全無欠の一見さんで鑑賞。

凄い。メインキャラ9人の髪型と髪の色以外の顔のパーツは基本全て同じ。こんなに差別化してない集団物は珍しい。いや、別にサイボーグ009くらい外形で個性化差別化しろとは言わんけど。ただ、そんな中、胸の大きい小さいがキャラでちゃんと書き分けられてるのには笑った。まあ、大事な個性ではある。それで、分かりづらいかと言えば9人もいるから一見さんとしては当然、キャラの混同をするのだが、キャラが混同した所でどうという事のない程度の話しか流れないので問題ない。逆に言えば、今回の話で9人も登場人物の必要はなく、意見を代表する3人程度に絞っても話は回るのだ。あと、声優がかなりそれぞれのキャラの色付けをしている。ありがちなルーチン演技と言ってしまえばそれまでだが、9人も主要キャラがいるからには、それくらい決まり決まったパターンに落とし込む必要があるだろう。そんな彼女たちに突出すべき(つまりラブライブならではの)キャラが一人も確認できなかったのはある意味凄い(勿論、劇場版しか見てないので、平素のプログラムではもっと一人一人の個性が生きているのかもしれないけど)。

もともと何一つ設定の説明もなく、物語を進めてしまっているので、新規客を必要としない、そういう断固とした興行形態を取っている。だから、一見さんの私が意見する事その物がこの映画自体に求められていない。うん、まあ、昔からあるファン・ムービーだ。外部の人間を入れずにファンクラブだけで公開しておけば、批判にさらされないのに。

何となく概念的に受け入れづらい物を感じるのだが、それでもガーガー寝てしまうような事もなく、最後まで「ふーん」的な視点ではある物の、映画を飽きずに見れたのだから、そんなに悪い出来ではないのではないかと思う。

NYライブの背景がピンピン変わる様子がちょっと『トゥモロー・ワールド』みたいだと思った。


【銭】
トーホーシネマズメンバーズデーで1100円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ラブライブ!The School Idol Movie@ぴあ映画生活


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海外でのライブが話の本筋かと思っていたら 3つのライブがあり、思っていたようなものでなかったのは吃驚でした。 冒頭の幼い頃の高坂穂乃果が、水たまりを飛び越すシーンは 高校になってからのシーンのイメージと 合っていて、面白い発想だと思います。
1. ラブライブ! The School Idol Movie  [ 銀幕大帝α ]   2015年12月29日 21:14
2015年 日本 99分 青春/学園/音楽 劇場公開(2015/06/13) 監督: 京極尚彦 アニメーション制作: サンライズ 声の出演: 新田恵海:高坂穂乃果 南條愛乃:絢瀬絵里 内田彩:南ことり 三森すずこ:園田海未 飯田里穂:星空凛 Pile:西木野真姫 楠田亜衣奈:東...

この記事へのコメント

1. Posted by ヒロ之   2015年12月29日 21:20
こんばんは!
コメントありがとうござました。
私も一見さんだったので、皆顔が同じに見えて困りました。
まぁでもなんとなくヲタクの人達がハマりそうなアニメだなぁというのは伝わってきましたよ。
現に私もにこちゃんにハマりましたし。
刑事ニコの方じゃないッスよ(笑)。

今年もお世話になりました。
来年も楽しい記事、面白いコメントをお願いします。
よいお年を〜。
2. Posted by ふじき78   2015年12月29日 21:45
こんちは、ヒロ之さん。
もうすっかり忘れてしまいました。
「アイドルマスター」とか「ウェイクアップ・ガールズ」とかソックリさんが多すぎる。

今年ももう暮れなんすなあ。こちらこそお世話になりました。来年も又、そちらに汚しに行きますのでよろしくお願いします。

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『弱虫ペダルRe:ROAD』をトーホーシネマズ日本橋1で観て、絶対的に御堂筋くん推しふじき★★『荒野の1ドル銀貨』『群盗荒野を裂く』をシネマヴェーラ渋谷で観て、マカロニらしいのとらしくないのとふじき★★★★,★★★