『ふたつの祖国、ひとつの愛』をポレポレ東中野で観て、ピンと来ないふじき★『さよなら東京』をポレポレ東中野で観て、特に感慨もなしふじき★★

2014年12月24日

『フタバから遠く離れて第二部』をポレポレ東中野で観て、継続の強さだふじき★★★

五つ星評価で【★★★継続は力なり】
  
前作『第一部』は未鑑賞。

前作は原発災害により故郷双葉町を避難しなくてはならなくなった避難民と町役場の避難生活1年間を描いたもの(らしい)。今回はその後の3年間、元の双葉町ではないが、福島に戻るまでの話。誰もがこうなりえるという設計図のような映画である。日本は天災でも人災でも災害に会った者に対する補償は少ないし、世間の目も優しくない。皆が今の自分の生活に満足してない中、他人の生活にまで優しさを回すゆとりがないのだろう。

4年経った今でも、故郷には帰れず(故郷は汚染されたまま)、
その故郷は除染ゴミの廃棄所に指定されようとしている。
憤りが届けられる先に、事件を起こした東電はいない。

町は直接的な衝撃でも破壊されるし、
そこにいる人同士を分断しても破壊が進む。
うやむやに付け込んで更なる破壊を推し進めようとさえしている者もいる。
山ほどある正しくない事を蓄積させて作られた映画がこれである。

避難民の中心は老人と中年、たまに子供はいるが、青年は全く見かけない。
野郎はともかく、美人やカワイコちゃんがいないとどうも画面に華がなくてなあ。


【銭】
ポレポレ東中野の十回券を使って1000円相当。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
フタバから遠く離れて 第二部@ぴあ映画生活

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『ふたつの祖国、ひとつの愛』をポレポレ東中野で観て、ピンと来ないふじき★『さよなら東京』をポレポレ東中野で観て、特に感慨もなしふじき★★