『西遊記 はじまりのはじまり』をトーホーシネマズ六本木3で観て、ゲラゲラふじき★★★★『楽園追放』を新宿バルト9−5、『インターステラー』をミラノ座2で観て、日米ハードSF決戦だふじき★★★★,★★★(ネタバレ気味)

2014年12月07日

『TATSUMI マンガに革命を起こした男』を角川シネマ新宿2で観て、マンガのうごめきだなふじき★★★

五つ星評価で【★★★うごめきの魅力】
  
辰巳ヨシヒロのマンガは多分、読んだ事がない。

映画は
『地獄』
『いとしのモンキー』
『男一発』
『グッドバイ』
『はいってます』
の五つの短編と、それを俯瞰するような位置の自伝マンガ『劇画漂流』で出来ている。
『地獄』『いとしのモンキー』『はいってます』『劇画漂流』の主人公が同タイプなので、話が分からなくなるほどではないが、ちょっと紛らわしい。ベースに出てくる『劇画漂流』よりは短編の語り口の上手さに惹かれる。どっちかっていうと『劇画漂流』のパートをなくして、もう少し短編を増やしてもらってもよかった。

どれも哀しい話で夢がない。
これがマンガの裏面だとしたら、表面はやはり手塚治虫だろう。
少年マンガで明朗快活な話を描き続ける。
膨大な作品を残した手塚なので、暗くて絶望的な締めで終わる話は皆無ではない。ただ、語り口がいいからなのか、どす黒い地獄でのたうち回って終わるような感覚はない。手塚は話が終わった後に幕を引き、マンガの世界と読者の世界をきっちり線引きしているかのようだ。いや、手塚に関わらず「物語」を描く作者は基本、みんな同じだろう。一部の作者だけが「物語」の枠を曖昧な物に変質させ、それを自分たちの実体験のように感じさせるのかもしれない。

「哀しみも屈辱も感動も、全て彼がマンガに持ってきた。」というのが
チラシのコピーなのだが、
一番乗りが彼であるかどうかにはあまり興味がない。
同意してくれなくてもいいのだが、この資質は松本零士にもあると思う。
それを少年マンガの土俵でやってのけた。あの人も凄い人だった。

短編の中では『地獄』と『グッドバイ』が好み。


【銭】
テアトル系の会員割引で1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
TATSUMI マンガに革命を起こした男@ぴあ映画生活


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パッションから始まる、劇画道。 劇画の創始者、辰巳ヨシヒロの自叙伝「劇画漂流」を5編の短編作品と絡めて、シンガポールのエリック・クー監督がアニメーション映画化した作品。 日本のみならず、世界のコミックに大きな影響を与え、79歳の今も作品を描き続ける辰巳ヨシ
3. TATSUMI マンガに革命を起こした男  [ ダイターンクラッシュ!! ]   2014年12月11日 20:08
2014年11月30日(日) 17:15〜 キネカ大森3 料金:1300円(TCG会員) パンフレット:未確認 知らん漫画家 『TATSUMI マンガに革命を起こした男』公式サイト 辰巳ヨシヒロという知らなかった漫画家の半生と、5編の短編。 厳しい日常を描く、基本的に救いの無い作家性
2. 「TATSUMI マンガに革命を起こした男」  [ お楽しみはココからだ〜 映画をもっと楽しむ方法 ]   2014年12月07日 01:25
2010年・シンガポール/Zhao Wei Films配給:スターサンズ 原題:Tatsumi 監督:エリック・クー原作:辰巳ヨシヒロ製作:エリック・クー、フレディ・ヨー音楽:クリストファー・クー、ク
1. 『TATSUMI マンガに革命を起こした男』 (2010)  [ 相木悟の映画評 ]   2014年12月07日 01:14
“劇画”を提唱せし、先人の軌跡に敬礼! 偉大なる先駆者の魂にふれる漫画ファン必見の一作であった。 写実的な画と映画のようなコマ割りで表現する大人向けのストーリー漫画を“劇画”と命名した漫画家、辰巳ヨシヒロ。本作は、氏の自伝的作品『劇画漂流』の一部と短編5

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『西遊記 はじまりのはじまり』をトーホーシネマズ六本木3で観て、ゲラゲラふじき★★★★『楽園追放』を新宿バルト9−5、『インターステラー』をミラノ座2で観て、日米ハードSF決戦だふじき★★★★,★★★(ネタバレ気味)