『キートンのセブン・チャンス』をキネカ大森1で観て、キートンはほんまパンクよのうふじき★★★★『セデック・バレの真実』をシネマート六本木2(B1F大)で観て、なげーよふじき★★

2014年11月25日

『黒執事 Book of Murder 下巻』をシネリーブル池袋2で観て、感想は死して十年敵に知られぬよう隠せよふじき★★

五つ星評価で【★★話は終わったが、あまりどうのこうの言いたくない】
  
前編で推理ドラマ風に仕立てておいて、
後篇それをそのまま持続するのかというと、
そうのようでもなく、そうのようでもあり。

何と言っても
主人公のセバスチャンが死なない存在である事が観客にも分かっている上、
推理ドラマに必要な整合性に関して、ありえない行動力で無化してしまうので、
言ったもん勝ち状態で何でもありじゃんになってしまうのだ。
もともと推理ドラマにするのが無理な設定なのだ。

基本、万能であるに関わらず、セコセコ死んだふりを持続するため
行動を制約されるセバスチャンがコントちっくに馬鹿らしい(いい意味で)。
まあ、これで激怒するような客は、元々劇場に足を運んだりしないだろう。

なんかひたすらスタイルばかりが強調されるゆる〜い話は
妙に癒されモードで気持ちがいい。
世の中、こんなんでもい〜んだな、きっと。
なんで比較的ひどい話ではあるが、これはこれでこんなんでいいんだろ。

下巻の最後の方に出てくる、事件の推理にも関わる重要なキャラは
TV版のゲストキャラらしい。そんなんいきなり脈絡なく出すなよ。
サイボーグ009で、実は隠してましたけど、10人目のサイボーグがいつも黒子として随行してたんですって言い出すようなもんじゃないか、それ。必要なルールを守ってちゃんとやろうよ。ちゃんと。


【銭】
1300円均一料金。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
黒執事 Book of Murder 下巻@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
黒執事 Book of Murder 下巻@beatitude
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1. 『黒執事 Book of Murder 下巻』  [ beatitude ]   2014年11月25日 23:12
執事死す、探偵現る――。ファントムハイヴ家で起きた連続殺人事件。殺害されたセバスチャンの依頼でやってきた名探偵・ジェレミーの正体とは…!?そんな奇妙な状況を成立させるため、裏で行われていた執事による壮大な自作自演とは…!?(公式サイトより...

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