meiji「でかポポロン シューアイス」『魔法先生ネギま』『ハヤテのごとく』を新宿バルト9−8で観て、一見さんに優しくないなふじき☆☆,☆☆

2011年10月01日

『世界侵略:ロサンゼルス決戦』を渋谷シネパレス2で観て、こいつはネタバレちゃうあれだろふじき☆☆☆(ネタバレ)

五つ星評価で【☆☆☆こういう単刀直入に単純明快なホラ話は楽しい】


宇宙人が攻めてきたが海兵隊は負けないぞ、
という「本気か、筋肉バカ」みたいな映画なんだけど、
海兵隊も伊達に筋肉で物事を考えてきた訳ではないらしく、
なかなか楽しめる代物に仕上がってました。

なんか、爆発が派手でいいね。
大川興業の「花火」を思わせる爆発ぶり。

そして、ポスター、チラシの図案になってる女の子。
秘かにパンチラだ。
なんていい映画だ。

もとい、アーロン・エッカートって好きなんだ。
なんか変な顔でしょ。
笑顔が親しみやすいのに目が狂人っぽい。
バランスの悪い顔が今回は精いっぱい効いた。
どんなに能力があって、どんなに全体に献身的であっても、
爬虫類のような顔だと評価されない、
実はこれが裏テーマだという気がする。

ミシェル・ロドリゲスは相変わらずかっけー。
「この美貌で生き抜いてきたと思う?」
そういう戦場で股を開くキュート目な姉さんもちょっと見たいな。
何かの拍子に恐怖で失禁して泣き出してしまった姉さんとか観れたら
最上級で萌えるかもしれない。

あと民間人でインド人っぽい男とその息子という組み合わせが
出てくるんだけど、その親父がどこか渡辺二郎に似てる。

あ、一つだけ苦言。
カメラ下手。
ぶれすぎ。
何故、あんな手振れするか。
アクションとかならともかく、普通の何でもないシーンでも常に手振れ。
ラリってんのかよ。
カメラ置けよ。固定しろよ。三脚買う金がないとか言わせんぞ。


################################################################
ここからネタバレだ
################################################################

えーと、まず、敵歩兵。
実写ヤマトのアナライザーみたいだ。
ぱくったんか。
ない話ではなさそうだけど、どうなんかね。


あ、私自身はこの映画、割と楽しめたのですが、
ツイッターの上での評価は半々。

えー、なんでえ? という謎をツイッターにぶつけたら
二つ回答をもらいました。

(1) SF目当てで行ったら、戦争アクション寄りだった。
(2) 一小隊の場当たり的な行動で、いつの間にか全てが解決している部分
  一日で事態が解決してしまう敵の弱さ

なるほど。
(1)、確かにワクワクするようなSF設定がないんですよね。
何だか、理由は分からないんだけど、
物凄く強いモンゴル人がアメリカ湾岸を急襲して
アメリカ全土がコテンパンにされてる、というのと状況変わらん。
逆にSF設定を捨てて、軍隊物に傾倒したからこそ、
嘘でもリアルだったのかもしれない。

(2)、すげえご都合主義展開は確かに多かった。
まあ、でも、それはそれでいいんじゃないの。
リアルな展開が必ずしも面白いとは限らんから。
あと、敵は時間が経つにつれて弱くなったね。
全員、蔭腹でも切ってたのかな。

私はこの辺りのデメリットを差し引いても面白かった。
つまり、物語の整合性を楽しむ観客には敬遠され、
アトラクションのように体験性を重視する観客には受け入れられた、
という事じゃないだろうか。


【銭】
渋谷シネパレスは木曜メンズデーで1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
世界侵略:ロサンゼルス決戦@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
世界侵略:ロサンゼルス決戦@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
世界侵略:ロサンゼルス決戦@LOVE Cinemas調布
世界侵略:ロサンゼルス決戦@新・映画鑑賞★日記
世界侵略:ロサンゼルス決戦@逃走と闘争の道程

PS 民間人は竹槍を持って戦え
PS2 スキャット
 「その資源とは水かもしれません」
 「という事は、もしかしたら奴ら水商売!
  なるほど手口が地上げ屋っぽいぜ」
 ちゃんちゃん


fjk78dead at 01:42│コメ(11)トラバ(15)映画 

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この記事へのコメント

1. Posted by KLY   2011年10月01日 02:43
ある意味で映画らしかったかなって思いますよ。オーソドックスなエンタメ作品てこんな感じかなって。
2. Posted by fjk78dead   2011年10月01日 22:43
こんちは、KLYさん。

> ある意味で映画らしかったかなって思いますよ。
> オーソドックスなエンタメ作品てこんな感じかなって。

もーちっと、冒頭に溜め、ラストに余韻があるとねえ。
3. Posted by ナドレック   2011年10月02日 09:59
>えー、なんでえ?

 積極的にけなすことはないけれど、取り立てて褒める気もしない、というのが私の正直な感想です。
 あんまり乗れなかったのは、教本どおりに作ったけど魂がこもってない気がするからでしょうか。
 冒頭に各人物の背景を説明するのはいいんだけど、人物が多すぎるのと、名前が字幕でパッと出るだけなので、誰が誰やら覚えきれず、主人公が誰かも判らないうちにドンドン死んじゃって、なんだかなぁ、と思いました。
 結婚を間近に控えていることや、精神疾患で療養中であることが、ストーリーに活きる間もなくドンドン死ぬ。
 せめて主人公は感情移入の対象であってほしいのに、敵兵の解剖でグロ担当だし。
 ヘリから降りちゃうあたりでようやく「男だねぇ」と好感を持ちました(女もいるけど)。

 最後に、「海兵隊は君たちを待っている!」なんてフレーズをかましてくれたら、『スターシップ・トゥルーパーズ』のように皮肉が効いたと思うのですが、そういう映画じゃないからなぁ。
4. Posted by yukarin   2011年10月02日 17:46
確かにSFよりも戦争映画!という感じでしたね。
それは人間側から描いてるからだろうし、とにかくハデで面白かったですけどね。
5. Posted by fjk78dead   2011年10月02日 21:07
こんちは、ナドレックさん、yukarinさん。

うーん、アトラクション型は複雑な作りだと命取りになる可能性もありますし。結婚、童貞はなくても良かったですね。カートに乗る時に頭カラッポだと、より効力発揮する映画でしたね。
6. Posted by ミッドナイト・蘭   2011年10月02日 23:09
4 私、この映画、面白くてね。
違う人を連れて、もう一度観に行くチャンスを窺っています^^
でも、昨日も今日も、仕事が終わったのが、午後九時で、でも、午後9:50の回があるんだけど、それでも間に合わない^^;
とびきりの美少女も出てくるし^^
7. Posted by fjk78dead   2011年10月02日 23:37
こんちは、ミッドナイト・蘭さん。

うーん、本当に温度差がある映画だ。
女の子可愛いっすよね。何か獣医さんの姪っ子2人いたのに、1人しか思い出せない。
8. Posted by バラサ☆バラサ   2011年10月06日 17:12
「アルマゲドン」や「インデペンデンスデイ」が好きな私には、非の打ち所の無い傑作です。

ロマンスが無かったですけど。尻顎男とゲス美の?
9. Posted by fjk78dead   2011年10月07日 00:00
> ロマンスが無かったですけど。尻顎男とゲス美の?

そこまで書いたら、書き過ぎでしょ。
10. Posted by のりのり   2011年10月08日 20:31
要するに、日本語タイトルが駄目なんでしょうね。

B級っぽいタイトルというか。

それを言っちゃあ、おしめぇだぁ
11. Posted by fjk78dead   2011年10月08日 22:28
こんちは、のりのりさん。

まあ、でも内容が分かるいいタイトルだと思いますよ。

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