『義兄弟』をシネマート六本木シアター2で観て、かなり満足な男ふじき☆☆☆☆共通テーマ「今年の漢字1文字選んでください」に投げやりふじき

2010年12月12日

『ネットビジネスの終わり』山本一郎、PHP研究所を読書する男ふじき

あるべき経済構造の模索から、
ネットビジネス、アニメビジネスなどの隆盛を論じる一冊。

もっと小学生に分かるように書いてくれればいいのになあ、
と思いつつもお客は小学生じゃないから、これでいいのだろう。
でも、小学生に分かるように書いてくれればいいのになあ。

小学生に分かるような概略に挑戦。

1. 日本の商売が儲かってウハウハになる為には外国に売りつけないとダメ。
 だって日本の中だけだと売れる量が知れてるんだもん。
2.外国で売る為に、一つ一つの会社がチマチマいい物を作ってもダメ。
 昔は「いい物を作ってれば必ず売れるんだ」で済んだけど、
 今は「いい物を作っても、いっぱい売らないと、その市場に生き残れない」んだもん。
3.物をいっぱい作って生き残れるようにする為に、
 一つ一つの会社でチマチマやってちゃダメ。
 会社の垣根を取っ払って、みんなでお金を集めて一斉にいかないと
 よその国のより多く集まったお金の力に負けてしまうから。

これが総論。
次、各論。

めであ編
1.新聞屋さんはつらい。出版屋さん(本を作る人)も辛い。
 それは新聞屋さんも出版屋さんもお金を使って色々な記事を作るのに
 同じような記事がネットで無料でばら撒かれるから。
2.ネットから、ちゃんと割に合ったお金を回収できなきゃダメじゃん。
 でも、それは今となっては無料が多すぎて難しいよ。
3.新聞屋さんと出版屋さんは政治家に
 「知る権利って大事じゃん。今、ちゃんとしなくっちゃヤバイよ」と働きかけて
 ネットから正しいお金が回収できるように命令を作って貰えばいいよ。

あにめ・げーむ編
1.あにめ産業もげーむ産業もよくないよ。
 それは作るのにお金がかかるのに高く売れないからだよ。
 必死にいっぱい絵を書いてあにめを作るより
 バラエティでトーク番組つくった方が安いじゃん。
 商品化して荒稼ぎしたくても、あにめ会社はお金を持ってないから
 荒稼ぎの仲間に入れてもらえないんだよ。
 あにめもげーむもビッグタイトルは売れるけど、
 飽きられちゃいそうでやばい感あるよ。
2.外国に持っていけばウハウハじゃんって言っても
 実際はそんなに売れてないし、お金をかけずに
 よくない物がいっぱい作られてもダメなんだよ。
3.あと、あにめで大ヒットより、実写映画で大ヒットの方が
 きちっと儲かってるよ。

こんなかな。
こんなだと思う。
ニュアンス違ってたらごめん。

アニメ編は正論も多いけど乱暴だなと思う部分もある。
多分、深夜に粗製濫造されるOVAもどきアニメ(ベンチャーアニメだな)
がメインの話題の対象とされていて、
ビッグタイトル(ジブリとか)についても別に論じられている。
一番伝統的な子供が観る朝アニメについては語られていない。
朝アニメが一番安定しているのだから、ここは語らんといかんのではないか? 
「キラータイトル」と言って別記している記述もあるけど、
『セーラームーン』とかだって最初からキラータイトルだった訳ではないんだから、
そんなベンチャーばっか語らんでも。

ベンチャーに関しても、『エヴァンゲリオン』や『グレンラガン』みたいなケースもあるし(純粋なベンチャーではないが、かなり近い位置にいる)、

『サマーウォーズ』と『クローズZERO(実写)』を比較して、
利益に関して30倍のコスト差と言われても、それはそうだねとしか言えない。
各産業、コストがかかる物もあれば、かからない物もある。
コストがかかる物全てがもう全然ダメだというのは警鐘としては大雑把過ぎるだろう。

一応、アニメの方がロングテイル商品だし、
国外に持っていきやすいと思うし、
『サマーウォーズ』がジブリ映画のように
ビッグタイトルの第一歩として位置づけられる可能性があるなら
これ一作で語ってもしょうがない。

どうなんすかねえ。


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